この記事では、履歴書写真の貼り方を、のりと両面テープの選び方から正しい貼付け手順、写真裏の記載、Word・Web履歴書での扱いまで解説します。同じ写真でも、貼り方一つで採用担当者に与える印象は変わります。剥がれ・曲がりを防ぐコツと、減点されやすいNGな貼り方もあわせて確認してください。
履歴書の写真は「貼り方」で第一印象が決まる
履歴書に貼る証明写真は、書類の中で唯一「顔」が伝わる部分です。採用担当者は書類を開いた瞬間に写真へ目が行くため、写真そのものの写りだけでなく、まっすぐ貼れているか、浮きやはみ出しがないかという「貼り方の丁寧さ」も自然と目に入ります。
本人は「中身で勝負」と思っていても、斜めに貼られた写真や剥がれかけた写真は「準備が雑」「詰めが甘い」という印象につながりかねません。貼り方は数分で整えられる部分だからこそ、ここで損をするのは避けたいところです。
採用担当者はここを見ている
- 写真が枠に対してまっすぐ貼られているか(傾きは丁寧さの判断材料になる)
- 四隅が浮いていないか、剥がれかけていないか
- 写真が新しく、本人と印象が一致しているか
貼る前に確認したい写真の基本条件
貼り方の前に、そもそも貼る写真が条件を満たしているかを確認します。サイズや撮影時期がずれていると、どれだけきれいに貼っても評価にはつながりません。
| 項目 | 基本ルール |
|---|---|
| サイズ | 縦40mm×横30mm(一般的な履歴書サイズ) |
| 撮影時期 | 3ヶ月以内が目安。半年〜数年前の写真は避ける |
| 背景・服装 | 白・青・グレー背景、スーツが基本 |
| データの有無 | 焼き増しやデータ保存があると貼り直し・追加提出に対応しやすい |
撮影時期の考え方は証明写真は何ヶ月以内が正解かを解説した記事で詳しく整理しています。古い写真がなぜ避けられるのかは履歴書の写真に5年前がNGな理由の記事もあわせて確認してください。

履歴書写真の貼り方はのり?両面テープ?どっちが正解か
貼り方で最初に迷うのが接着方法です。のり・両面テープのどちらでも失礼にはあたりませんが、仕上がりの安定感と剥がれにくさを重視するなら選び方に差が出ます。まずは主な方法を比較します。
| 接着方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| スティックのり | ピンポイントで塗れてはみ出しにくい。入手しやすい | 塗りムラがあると浮く。乾くまで数分待つ |
| 両面テープ | ふやけずまっすぐ貼りやすい。剥がれにくい | 貼り直しがしにくい。位置決めを先に行う |
| 写真用シール | 手軽で均一に貼れる | 製品によって粘着力に差がある |
結論として、郵送する履歴書なら両面テープ、その場で提出するなら塗りやすいスティックのりが扱いやすい選択です。郵送では封筒の中で湿気や圧力がかかり、のりが弱いと配送中に剥がれることがあります。剥がれて写真が同封されていない履歴書は、採用担当者から見ると「使い回し」や「準備不足」を疑われる原因になります。
NG例(この接着方法は避ける)
- 液体のり:水分で写真がふやけ、シワや波打ちの原因になる
- セロハンテープ・メンディングテープ:表から見えて雑な印象。時間が経つと変色する
- ホチキス・画鋲:写真も用紙も傷み、常識を疑われる
【手順】履歴書写真をきれいに貼る方法
接着方法を決めたら、実際の貼付け手順を確認します。共通のポイントは「貼る前に位置を決める」「一度で決める」の2つです。触りすぎると位置がずれ、指紋も残ります。
スティックのりで貼る手順
- 先に写真を枠に合わせ、傾きがないか位置を確認する
- 写真の裏全体に、四隅まで薄く均一にのりを塗る
- 枠に合わせて置き、中央から外側へ軽く押さえる
- はみ出したのりは乾く前にティッシュで軽く拭き取る
- 数分置いて完全に乾かしてから封入する
両面テープで貼る手順
- 写真の裏の四隅と中央、計5箇所に両面テープを貼る
- テープが写真からはみ出さないよう、少し内側に貼る
- 剥離紙をはがし、枠に合わせて一度で置く
- 全体を上から均一に押さえて密着させる
曲がり・浮き・はみ出しを防ぐコツ
まっすぐ貼るコツは、接着する前に位置を確定させることです。写真の角と枠の角を合わせ、上下の余白が均等になっているかを目で確認してから接着に入ります。定規や名刺の縁を枠に沿わせると、水平の目安が取りやすくなります。
仕上がりを崩さないための注意点
- 写真表面は指紋がつくため、できるだけ縁を持つ
- のりが乾く前に折り曲げたり封入したりしない
- 枠より写真が大きい場合は、直線を歪ませないよう定規とカッターで裁断する
履歴書写真の裏には何を書く?氏名・日付の書き方
写真の裏に氏名などを書くのは、万が一剥がれてしまったときに、どの応募者のものか特定できるようにするための保険です。まずは剥がれないよう貼ることが前提ですが、郵送する履歴書では書いておくと安心です。
- 書く内容:氏名(就活生は学校名も可)、撮影日
- ペン:細めの黒い油性ペン。鉛筆や水性ペンは写り込み・にじみの原因
- タイミング:貼る前に書く。貼った後だと筆圧で表面に凹凸が出る
NG例
貼った後にボールペンで強く書き込む。筆圧で写真表面に文字の跡が浮き出て、正面から見ると顔の上に線が入って見えることがあります。裏書きは必ず貼る前に、油性ペンをインクが乾く程度に軽く走らせて済ませます。
剥がれ・貼り直しのトラブル対処法
「曲がって貼ってしまった」「端が浮いてきた」というときの対処です。無理に直そうとして写真や用紙を傷めると、かえって印象が悪くなります。状況ごとに落ち着いて対応します。
| 状況 | 対処法 |
|---|---|
| 曲がって貼った | のりが乾く前ならそっと剥がして貼り直す。乾いた後は写真を焼き増し・再印刷して貼り直すのが安全 |
| 端が浮いてきた | 浮いた部分にのりを少量足して押さえる。全体が弱ければ写真ごと貼り替える |
| 写真が足りない | 予備を数枚用意しておく。データがあればコンビニ等で再印刷できる |
郵送でとくに多いのが、配送中の剥がれです。剥がれ防止には両面テープでの固定に加え、封筒の中で写真面が擦れないよう封筒の正しい入れ方や書き方まで含めて整えておくと安心です。写真は焼き増しやデータを必ず1枚分残しておきましょう。

Word・Web履歴書の写真の貼り方(データ提出)
PCで作成した履歴書やWeb応募では、写真を物理的に貼るのではなくデータで扱います。この場合も採用担当者は写真の見え方をチェックしているため、貼り付け方に注意が必要です。
- Wordの履歴書:写真枠に「画像の挿入」で証明写真データを配置し、枠に合わせてサイズと縦横比を調整する
- PDF提出:写真を挿入して見た目を整えたうえでPDFに変換する
- Web応募・アップロード:指定サイズの画像ファイルを用意し、フォームからアップロードする
採用担当者はここを見ている
- 縦横比を無視して引き伸ばし、顔がつぶれて見えないか
- 切り抜きが雑で、背景や余白が不自然に残っていないか
- 解像度が低く、印刷・表示したときに粗くなっていないか
証明写真アプリや機で取得したデータを使うと、比率を保ったまま高解像度で配置できます。データ提出時のサイズ調整やNG例は履歴書のデータ提出で写真を貼る方法の記事で具体的に解説しています。

まとめ
- 貼り方の丁寧さ(まっすぐ・浮きなし)は、採用担当者に丁寧さのシグナルとして伝わる
- 郵送は両面テープ、その場提出はスティックのりが扱いやすい。液体のり・セロテープ・ホチキスはNG
- 接着前に位置を決め、一度で貼る。裏書きは油性ペンで貼る前に済ませる
- Word・Web履歴書は縦横比と解像度を保ち、切り抜きを整える
写真の貼り方は、数分の手間で印象を底上げできる部分です。予備写真とデータを1枚分残し、剥がれや貼り直しにも慌てず対応できる状態にしておきましょう。
履歴書写真の貼り方に関するよくある質問
- 履歴書の写真はのりと両面テープどちらが良いですか?
-
どちらでも失礼にはなりません。郵送する履歴書は配送中に剥がれにくい両面テープ、その場で手渡す履歴書は塗りやすいスティックのりが扱いやすい選択です。液体のりは写真がふやけるため避けてください。
- 写真の裏には必ず名前を書く必要がありますか?
-
必須ではありませんが、剥がれたときに応募者を特定できるよう、郵送では氏名と撮影日を書いておくと安心です。細い黒の油性ペンで、貼る前に書きます。貼った後に強い筆圧で書くと表面に跡が出るため避けてください。
- 写真を曲がって貼ってしまいました。貼り直せますか?
-
のりが乾く前ならそっと剥がして貼り直せます。乾いた後や両面テープの場合は無理に剥がすと写真や用紙が傷むため、予備写真や再印刷したデータで新しく貼り直すのが安全です。写真は数枚用意しておきましょう。
- Web応募やデータ提出でも写真の貼り方は気にすべきですか?
-
気にすべきです。データの場合は縦横比を保ったままサイズを合わせ、背景や余白が不自然に残らないよう切り抜きます。引き伸ばして顔がつぶれたり、解像度が低く粗く見えたりすると、紙と同様にマイナスの印象になります。

