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履歴書の書体おすすめ|PC・手書き別フォント選びを解説

【無料作成ツール付き】履歴書の書体おすすめ|PC・手書き別フォント選びを解説

この記事では、履歴書に使う書体・フォントの選び方を、PC作成と手書きの両方について解説します。游明朝・ヒラギノ明朝といったおすすめフォントから、採用担当者が印象を下げると判断するNGフォント、文字サイズの正解まで、書類作成の基本としてまとめています。

目次

履歴書の書体選びが書類選考に影響する理由

採用担当者が無意識に感じる「読みやすさ」の差

採用担当者は、多いときで1日に数十〜数百枚の書類を確認します。その中で「読みやすい書類」と「読みにくい書類」の差は、内容を読む前の段階から生まれています。書体・フォントはその最初の印象を左右する要素のひとつです。

適切な書体が使われている書類は視線が自然に流れ、情報が頭に入りやすくなります。フォントが統一されていない書類や読みにくいサイズで書かれた書類は、内容がよくても「雑」「丁寧さがない」という印象を与えることがあります。

採用担当者はここを見ている

  • フォントの統一感:本文・氏名欄・見出しで異なるフォントが混在していると「まとまりがない」と映る
  • 文字サイズの適切さ:小さすぎる文字は読む気を失わせ、大きすぎる文字は素人感が出る
  • フォーマルさの担保:ビジネス文書にふさわしい書体かどうかは、第一印象の「常識判断」に直結する

書体の選択ミスが生む「常識がない」という評価

書体のルールは法律や規定として明文化されているわけではありません。それゆえに「どれでもよい」と思われがちですが、ビジネスの場には「フォーマルな書体の暗黙ルール」が存在します

装飾フォントや手書き風フォント、POP体などを履歴書に使ってしまうと、採用担当者には「ビジネス文書を作り慣れていない」という印象を与えます。書体選びは内容の質と無関係に、社会人としての基本的な常識を問われる部分です。特に転職活動では、第二新卒・既卒・ブランクありなど状況を問わず、この点は共通して評価されます。

PC作成の履歴書におすすめの書体・フォント

明朝体を基本に選ぶ理由

PC作成の履歴書に使う書体は、明朝体を基本として選ぶのが正解です。明朝体は、官公庁の公式文書や法律書類、新聞など「フォーマルな印刷物」で長年使われてきた書体です。横線が細く縦線が太い構造で、長文を読むときに目が疲れにくいという特性があります。

履歴書はビジネスの場で扱われる公式書類です。その性格に最も合致するのが明朝体であり、採用担当者が「ビジネス文書として自然」と感じる書体でもあります。ゴシック体も使用可能ですが、使い方には条件があります(後述)。

Windows・Mac別のおすすめフォント一覧

PCの種類によって、標準搭載されているフォントが異なります。採用担当者のPCで文字化けしないよう、OS標準搭載のフォントから選ぶことを徹底してください。

OSおすすめ(明朝体)おすすめ(ゴシック体)
Windows游明朝(第一候補)/ MS明朝游ゴシック / メイリオ
Mac(macOS)ヒラギノ明朝 ProNヒラギノ角ゴシック

Windowsユーザーには、游明朝が第一候補です。字形が美しく、印刷時の視認性も高いため、採用担当者が紙で書類を確認する場合でも読みやすい書体です。MS明朝は旧来のOffice環境に標準搭載されており、古いバージョンのWordとの互換性を重視する場面での選択肢になります。

Macユーザーにはヒラギノ明朝 ProNが適しています。Apple製品に最適化されたフォントで、画面上でも印刷でも安定した見栄えです。WordファイルをWindowsで開く可能性がある場合は、游明朝またはMS明朝に変換してからPDF保存するのが確実です。

ゴシック体の使い方(見出しへの限定活用)

ゴシック体は横線と縦線がほぼ均一な太さで構成される書体で、視認性が高くパッと目に入りやすい特性があります。ただし、本文全体をゴシック体で統一するのは避けてください。フォーマルさが損なわれ、履歴書よりもチラシやレポートに近い印象になります。

履歴書での適切な使い方は、本文を明朝体にして、資格欄・職歴欄・志望動機欄などの欄タイトル部分のみゴシック体にする「メリハリのある使い分け」です。ただし、市販の履歴書用紙やJIS規格フォーマットをそのまま使う場合は、すべて明朝体で統一するほうがシンプルで無難です。

ゴシック体:OK・NGの境界線

  • OK:資格・職歴などの各欄タイトルをゴシック体にして、本文は明朝体(2書体以内の使い分け)
  • NG:本文全体をゴシック体にする(フォーマルさが失われる)
  • NG:3種類以上のフォントを混在させる(統一感がなく散漫な印象になる)

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手書き履歴書の書体は楷書が原則

手書きで履歴書を書く場合、「書体」とはフォントではなく文字の書き方スタイルを指します。日本語の手書き文字には楷書・行書・草書などの書きぶりがありますが、履歴書に使う書体は楷書が原則です。

行書・草書はなぜ避けるべきか

行書は楷書を崩した書き方で、書写スピードが上がる反面、読む人によっては文字が判別しにくくなります。草書はさらに崩した書き方で、一般のビジネス文書には適しません。

採用担当者がスムーズに読める書類を作ることが最優先です。自分では「丁寧な行書」と思っていても、読み手から見ると「何と書いているかわかりにくい」と感じる場合があります。履歴書は「読み手に届く文字」を書く書類であり、自分の字のうまさを見せる書類ではありません。採用担当者が判読に時間をかけなければならない書類は、それだけで評価が下がるリスクがあります。

手書き書体の選び方まとめ

  • 楷書:推奨。1文字1文字を丁寧に、はっきり書く。字に自信がなくても、丁寧な楷書は評価される
  • 行書:基本的には避ける。特に採用担当者が複数いる選考では、読みにくさがリスクになる
  • 草書:履歴書への使用は不可。判読不能になる可能性が高く、採用担当者に失礼にあたる

手書き履歴書を読みやすく見せる3つのコツ

楷書で書いていても、ペンの太さや文字サイズの使い方次第で印象は大きく変わります。「字が上手くない」という人でも、以下の3点を押さえるだけで書類の見栄えは整います。

  • ペンの太さは0.5〜0.7mmを選ぶ:0.5mmより細いと弱々しく読みにくい印象になり、0.7mmより太いと文字の細かな部分がつぶれやすい。ゲルインクまたは油性ボールペンが安定して書きやすく、にじみも少ない
  • 文字サイズを欄に合わせて均一にする:枠の大きさに対して文字が小さすぎても大きすぎても読みにくい。欄の高さの8割程度を目安にすると、スペースのバランスが取れる
  • 修正液・修正テープを使わない:書き直しが必要な場合は用紙ごと差し替える。修正液が使われた書類は採用担当者に「雑な仕上がり」と受け取られることがある。清書用にコピー用紙で下書きをしてから本番の用紙に移す方法が有効

絶対に避けるべきNGフォント・書体

採用担当者の印象を下げるフォントの特徴

書体は「何でも好きなものを使えばよい」というわけではありません。フォーマルな書類の場にそぐわない書体を使うと、内容に関わらずマイナスの印象を与えます。NGフォントの特徴を知っておくことが、書類作成ミスの防止につながります

NG例

  • 装飾フォント(ポップ体系):カジュアルすぎる。ビジネス文書に不適切で「常識がない」と判断される
  • 手書き風フォント(HGP行書体など):PCで作ったのに手書き風にする意図が伝わらず、中途半端な印象になる
  • 丸ゴシック体:可愛らしい印象になり、フォーマルさが損なわれる。履歴書のような公式書類には適さない
  • 欧文フォント(ArialやTimes New Romanなど):日本語の履歴書に英字フォントを混用すると文字のバランスが崩れ、読みにくくなる
  • 極端に細いまたは太いウェイト:Thin・Blackなど視認性が下がるウェイトは本文に不向き。Regular・Mediumを選ぶ

これらのフォントは、デザイン用やインフォーマルなコミュニケーションには有用ですが、採用書類には合いません。「少し個性を出したい」という気持ちから選択したとしても、採用担当者には「場を読めない」という評価につながるリスクがあります。

誤用しやすい「見た目が似ているNG書体」

明朝体やゴシック体の中にも、履歴書には向かないバリエーションが存在します。特に注意が必要なのが、Microsoft Officeに標準搭載されているフォントの中の「P付き」フォントです。

フォント名問題点
MS Pゴシック / MS P明朝「P」はプロポーショナルの意味。文字間隔が自動可変になるため、罫線の枠内でバランスが崩れやすい
Yu Gothic UI(游ゴシック UI)Webやシステム表示向けの設定が施されており、印刷物には向かない
UD デジタル教科書体学習・教育向けのユニバーサルデザインフォントで、ビジネス文書にはカジュアルすぎる

プロポーショナルフォント(P付き)は文字の間隔が自動調整されるため、一見すると読みやすく見えます。しかし履歴書の罫線の枠内に収めて書く場合、文字のバランスが崩れることがあります。游明朝・MS明朝(いずれもPなし)を基本として使うほうが印刷結果が安定します。

書体と文字サイズの正しい組み合わせ方

書体を正しく選んでも、サイズが不適切では読みやすさが損なわれます。書体とサイズはセットで考えることが、採用担当者に「整った書類」と感じさせる鍵です。

本文・見出し・氏名欄それぞれの目安

箇所おすすめサイズ書体
本文(各欄の記入内容)10.5〜11pt游明朝 / ヒラギノ明朝
見出し・欄タイトル11〜12pt(太字も可)游明朝 or 游ゴシック
氏名欄14〜18pt游明朝(太字推奨)

本文は10.5ptが業界標準として広く使われています。11ptでも読みやすさに問題はありませんが、記入量が多い場合には10.5ptを基準にすると枠に収まりやすくなります。

氏名欄だけは大きめに設定します。採用担当者が書類を手に取ったとき、最初に視線が向かうのが氏名欄です。14〜18ptの範囲で、枠に対して自然なバランスになるよう調整してください。

統一感が伝わる書体の使い方

書体の種類は多くても2種類(明朝体+ゴシック体)に抑え、使う箇所を事前に決めてから作成を進めるとバラつきが防げます。

採用担当者はここを見ている

  • フォントが何種類使われているか:1〜2種類が理想。3種類以上は「統一感がない」と判断される
  • 文字サイズが各欄で安定しているか:欄ごとにサイズがバラバラだと雑な印象になる
  • 太字・下線の使いすぎがないか:強調が多すぎると「どこが重要かわからない」状態になる。ポイントを絞って使う

書体・サイズ・太字の使い方をそろえるだけで、書類全体の完成度は大きく上がります。内容の質が同じであれば、見た目に統一感がある書類のほうが採用担当者に「丁寧に作られた書類」として評価される傾向があります。

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まとめ

  • PC作成の履歴書は明朝体(游明朝・ヒラギノ明朝など)を基本とし、OS標準フォントから選ぶ
  • ゴシック体は見出しのみへの限定活用にとどめ、本文全体に使うのは避ける
  • 手書き履歴書の書体は楷書が原則。行書・草書は読みにくさのリスクがあるため避ける
  • 装飾フォント・丸ゴシック・手書き風フォントは採用担当者に「常識がない」という印象を与えるため使用しない
  • 文字サイズは本文10.5〜11pt、氏名欄14〜18ptを目安に各欄で統一する
  • P付きフォント(MS P明朝・MS Pゴシック)は罫線の枠内でバランスが崩れやすいため、Pなしのフォントを使う

書体とサイズを適切に設定することは、書類の内容を採用担当者に届けるための土台です。この基本を確実に整えた上で、志望動機や職歴の内容を磨いていきましょう。

履歴書の書体に関するよくある質問

手書き履歴書に行書を使っても大丈夫ですか?

基本的には楷書で書くことをおすすめします。行書は人によって読みやすさが大きく異なり、採用担当者が判読できない文字があると、内容以前の問題として印象が下がります。楷書で丁寧に書いた書類のほうが、確実に好印象を与えます。

MacとWindowsでフォントが違う場合、どう対処すればよいですか?

WordやExcelで作成した書類をPDF形式で保存すれば、フォントが埋め込まれるため文字化けのリスクを防げます。メールで送付する場合は必ずPDF形式に変換し、フォントを埋め込んだ状態で送付してください。

履歴書の書体に明朝体とゴシック体を両方使っても問題ありませんか?

問題ありません。ただし、使い分けのルールを決めて統一することが条件です。「本文は游明朝、欄タイトルは游ゴシック」のように役割を固定し、その組み合わせを全欄で一貫させてください。フォントが3種類以上になると統一感が失われます。

MS PゴシックとMSゴシック、どちらを使えばよいですか?

履歴書にはMSゴシック(Pなし)を使うほうが適しています。「P」はプロポーショナルフォントの略で、文字の横幅が自動で変わる設定です。罫線のある履歴書フォーマットでは、Pなしのフォントのほうが文字が整って見えます。ただし、ゴシック体を使う場合も本文は明朝体を基本として、見出しの補助的な使い方にとどめることを推奨します。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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