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webデザイナー職務経歴書テンプレート|採用担当者が通過させる書き方

webデザイナー職務経歴書テンプレート|採用担当者が通過させる書き方

この記事では、webデザイナーの職務経歴書テンプレートの構成と各項目の書き方を解説します。採用担当者が書類選考で実際にチェックするポイントと、書類で落とされやすいNG例を具体的に紹介します。

目次

「ポートフォリオがあれば大丈夫」が通用しない理由

Webデザイナーの転職では、ポートフォリオが選考の中心になると思いがちです。しかし実際の書類選考では、採用担当者は職務経歴書を先に読み、ポートフォリオを見る価値があるかどうかを判断します。

職務経歴書の段階で「この人は自社で活躍できるか」という判断がつかなければ、ポートフォリオは最後まで確認されないこともあります。テンプレートに情報を埋めるだけでなく、採用担当者が読んで判断できる職務経歴書をつくることが書類選考通過の前提条件です。

採用担当者が職務経歴書で確認している3つのこと

採用担当者はここを見ている

  • スキルセットの適合性:Figma・Adobe XD・Photoshopなど、自社の業務に使えるツールを持っているか。ツール名だけでなく習熟度まで記載されているかで判断する
  • 業務経験の規模感:1人で制作をすべてこなしていたのか、チームで分担していたのか。年間何件程度の制作をこなしてきたかも確認対象になる
  • 再現性:同じような成果を自社でも出せそうか。数値や具体的なプロセスが記載されていないと、再現性があるかどうか判断できない

この3点が職務経歴書から読み取れない場合、ポートフォリオを開く前に候補者リストから外れることがあります。

webデザイナーの職務経歴書テンプレート(基本構成)

職務経歴書に決まった形式はありませんが、採用担当者が情報を整理しやすい以下の構成が標準的です。

項目役割文字数の目安
職務要約全体の概要を30秒で伝える200〜300文字
職務経歴関わった案件・業務の詳細を記載する各社200〜400文字
スキル一覧使用できるツール・技術を明示する箇条書きまたは表
資格・学歴保有資格・学歴を記載する必要な範囲で
自己PR強みと入社後のビジョンを伝える200〜300文字

A4用紙1〜2枚に収めるのが基本です。経験が浅い場合は1枚、複数社にわたる職務経歴がある場合は2枚を目安にしてください。3枚以上になる場合は情報を絞って圧縮します。採用担当者が1人あたりの書類を読む時間は非常に短く、長すぎる職務経歴書はかえって評価を下げる要因になります。

職務経歴書に使えるテンプレートの種類

職務経歴書のテンプレートは「編年体式」と「逆編年体式」の2種類が主流です。

  • 編年体式:古い職歴から順に記載する形式。経験が少ない場合や一貫したキャリアを見せたいときに適している
  • 逆編年体式:直近の経歴から記載する形式。採用担当者が最新の業務内容をすぐ確認できるため、転職市場では標準的

Webデザイナーの転職では逆編年体式が一般的です。直近のスキルセットや制作実績が先に目に入るため、採用担当者の判断が早くなります。なお、書類作成の手間を減らしたい場合は職務経歴書の自動作成ツールの活用も選択肢のひとつです。

職務要約の書き方|採用担当者が最初の30秒で判断する

職務要約は職務経歴書の「冒頭の一文」です。採用担当者はここを読んで、書類全体を詳しく見るかどうかを判断します。200〜300文字の中に、自分のキャリアの核心を詰め込む必要があります。

書き方の基本構造は「経験年数+担当業務の種類」→「使用ツール・スキル」→「具体的な実績・成果」の3段階です。この流れで書くことで、採用担当者が30秒で「使えるかどうか」を判断できる職務要約になります。

職務要約の良い例・NG例

良い例文

Webデザイナーとして5年間、toB向けSaaSのUI改善業務を担当。Figma・Adobe XDを使ったワイヤーフレーム作成からビジュアルデザインまで一貫して対応しました。A/Bテストによる改善施策でCVR 12%向上に貢献し、現在は社内デザインシステムの整備を主導しています。

NG例

デザイナーとして5年間、さまざまな業務を経験しました。Photoshop、Illustrator、Figmaを使えます。チームワークを大切にして丁寧に仕事をしてきました。

【このNGな理由】「さまざまな」「丁寧に」では採用担当者に何を任せられるかが伝わらない。ツール名の列挙だけでは習熟度が不明で、具体的な実績がないため印象に残らない。

良い例とNG例の最大の差は「数値と具体的な業務内容の有無」です。「5年間」という年数よりも「CVR 12%向上」「デザインシステム整備」のような具体的な実績の方が、採用担当者の目に止まります。

未経験転職の場合の職務要約

スクール卒業後や独学でWebデザイナーを目指す場合、実務経験がないため職務要約の書き方に迷う人が多くいます。この場合は、前職で培ったスキルとWebデザインへの接続を明示するのが有効です。

未経験転職の職務要約例

前職では営業職として3年間、提案資料の作成とクライアントへのプレゼンを担当。その中でデザインの力でコミュニケーションが変わることを実感し、独学でFigma・Adobe XDを習得しました。スクールで制作した5作品のポートフォリオがあります。ユーザー視点の設計力と前職のコミュニケーション経験を活かして、貴社のデザイン業務に貢献したいと考えています。

職務経歴欄の書き方|数値と「設計の理由」で差がつく

職務経歴欄は、採用担当者が「この人に自社の仕事を任せられるか」を具体的に判断する箇所です。携わった企業ごとに、以下の情報を整理して記載します。

1案件あたりの情報量の基準

記載要素書き方の例
企業・案件名○○株式会社(BtoBマーケティングSaaS)
在籍期間2022年4月〜2024年3月(2年間)
担当業務LP制作・バナー制作・UIデザイン
使用ツールFigma / Adobe Illustrator / Photoshop
制作規模年間制作件数50件超、チーム3名
成果・実績LPリニューアル後、CVR 8%→12%(+4pt)

採用担当者はここを見ている

  • 「1人で完結したのか、チームで分担したのか」を必ず確認する。チーム規模と自分の役割が書いてないと、どの業務をどこまで担当できるか判断できない
  • 「成果・実績」欄がないか曖昧な場合、同じスキルを持つ他の候補者との差がつかない
  • 業務委託・フリーランス経験も「クライアント業種・制作物の種類・件数」を記載すれば、正社員経験と同等に評価される

制作実績を数値化するコツ

「数値で表しにくい業務だった」と感じる場合でも、以下の視点で整理すると数値化できることがあります。

  • 制作件数:年間○件のLP制作、月○本のバナー制作
  • 改善率:リニューアル前後のCVR・CTR・PV数の変化(%で表記)
  • 規模感:担当クライアント数、チーム人数、プロジェクトの概算規模
  • スピード:納期遵守率、1案件の平均制作日数

数値がない場合でも「A案とB案を比較検証し、クリック率の高い方を採用した」のように設計の判断プロセスを書くと、データドリブンなデザイナーとして評価されやすくなります。

未経験・スクール制作物の書き方

実務経験がない場合でも、スクールや独学で制作した作品を職務経歴欄に記載できます。ポイントは「ただ作りました」ではなく、制作の目的・対象ユーザー・工夫した点をセットで書くことです。

スクール制作物の記載例

【制作物】飲食店向けホームページ(自主制作)

  • 目的:近隣飲食店のオンライン予約率向上を想定したLP
  • 使用ツール:Figma(ワイヤーフレーム作成)、Photoshop(画像編集)、HTML/CSS(実装)
  • こだわり:スマートフォンでの予約導線を最短3タップで完結するよう設計した

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スキル一覧の書き方|ツール名の羅列では採用担当者に伝わらない

多くの応募者が職務経歴書のスキル欄でつまずくのが、「ツール名を並べるだけ」になっていることです。採用担当者は「どのレベルで使えるか」を知りたいのに、名前だけでは判断できません。

習熟レベルの表記方法

スキル一覧は「ツール名」「習熟度」「具体的な経験」の3列で記載すると、採用担当者に正確に伝わります。

ツール習熟レベル具体的な経験
Figma実務3年以上(上級)デザインシステム構築・コンポーネント管理・開発者へのハンドオフ
Adobe Photoshop実務5年以上(上級)バナー・LP用画像加工・写真レタッチ
Adobe Illustrator実務4年(中〜上級)ロゴ・アイコン制作・印刷物デザイン
Adobe XD実務2年(中級)ワイヤーフレーム・プロトタイプ作成
HTML/CSS基礎〜中級マークアップ・レスポンシブ対応(実装は別途エンジニアに依頼)

スキル記載でよくあるNG

NG例

「Photoshop・Illustrator・InDesign・Figma・Adobe XD・Sketch・Canva・After Effects…」と羅列しているだけのケース。

【このNGな理由】採用担当者は習熟度がわからず「全部少しずつしかできないのでは」と判断しがちです。使えるツールが多すぎてどれが得意なのか見えない状態になり、採用担当者が判断に迷います。ツールは実際に業務で使ったものに絞り、習熟度を添えて記載してください。

Adobe Creative Cloudの製品は正式名称で統一し(「フォトショ」「イラレ」などの略称は使わない)、バージョンは特筆すべき場合のみ記載します。

ポートフォリオとスキル欄の連携

スキル欄の最後に「ポートフォリオURL:https://〇〇.com」を記載してください。採用担当者が職務経歴書を読みながらすぐに確認できる位置に置くことで、書類選考の通過率が上がります。

ただし、ポートフォリオは常にアクセス可能な状態を保つことが前提です。リンク切れや更新が数年前で止まっているサイトへの誘導は、逆効果になることがあります。

自己PRの書き方|「デザインが好き」を採用担当者に刺さる言葉に変える

自己PRはスキルや職歴の補完として機能する項目です。「デザインが好き」「丁寧に仕事をします」のような抽象的な言葉は採用担当者の目に止まりません。

評価される自己PRの構造は「強みの定義裏付けとなる具体的なエピソード入社後に活かせる場面」の3段階です。この流れで書くと、採用担当者が「この人を面接で会いたい」と感じる自己PRになります。

経験者向けの自己PR例文

良い例文(経験者)

UI改善業務を5年間担当するなかで、デザインの善し悪しを感覚ではなくデータで判断する習慣を身につけました。A/Bテストの設計から結果分析、次の施策への落とし込みまで一連で担当し、CVR改善に直接関与した経験が複数あります。デザインとビジネス指標の両方を視野に置いて仕事できるデザイナーとして、貴社の成長に貢献したいと考えています。

NG例

デザインが好きで、ユーザーに丁寧に向き合うことを大切にしています。チームワークも重視し、周囲と協力しながら仕事を進めることができます。御社でも活躍できるよう努力します。

【このNGな理由】「丁寧に」「チームワーク」「努力します」は他の職種・他の応募者でも使える汎用表現。Webデザイナーとしての具体的な強みが何も伝わっていない。

未経験転職の場合の自己PR例文

良い例文(未経験転職)

前職の営業職で3年間、提案資料のデザインを自ら担当し、数値改善の手応えを感じたことがきっかけでWebデザインを学び始めました。Figmaを独学で習得し、スクールでは5作品のポートフォリオを制作しました。特に「ユーザーがどこで迷うか」を考えたLP設計に注力しています。前職の顧客折衝経験とデザインスキルを組み合わせ、クライアントの意図を正確にカタチにできるデザイナーを目指しています。

職務経歴書が完成したら、プロの視点でフィードバックをもらうことも方法のひとつです。職務経歴書の有料添削サービスを活用すると、採用担当者視点での改善点を具体的に把握できます。

【状況別】webデザイナー職務経歴書の書き方ポイント

同じWebデザイナーでも、転職回数・経験の有無・働き方によって職務経歴書で押さえるべきポイントが異なります。自分の状況に合った書き方を確認してください。

経験者(転職1〜2回)の書き方

実務経験が1社以上ある場合、職務経歴欄は直近の経歴から記載します(逆編年体式)。各社での業務を詳細に記載したうえで、複数の職場を通じた「一貫したスキルの成長軸」を自己PRに盛り込むと説得力が増します。

  • 複数ツールを横断して使える点を強調する:異なる会社でも同じ品質を維持できることを具体例で示す
  • 業界・業種の幅を記載する:BtoB・BtoC・ECなど複数業界の経験がある場合は積極的に書く
  • 転職理由とキャリアの方向性を一致させる:自己PRと職務要約で「なぜ次の転職をするか」が一貫していると書類の印象が上がる

未経験からWebデザイナーを目指す場合

未経験転職では「なぜWebデザイナーなのか」の説明と「学習の具体性」が評価の分かれ目になります。

採用担当者はここを見ている

  • スクールや独学の学習期間と使用ツール(「3ヶ月でFigmaを習得」のように具体的に書く)
  • ポートフォリオの制作目的・対象ユーザー・工夫した点が明記されているか
  • 前職の経験(コミュニケーション・ロジカルシンキング・業界知識)がデザイン業務に活かせるかどうか

フリーランス・副業経験者の書き方

フリーランスや副業での制作経験がある場合、「フリーランス(業務委託)」として職務経歴欄に記載できます。クライアント名は守秘義務がある場合「BtoB向けSaaS企業(社名非公開)」のように業種・業態で代替してください。

  • クライアント業種・制作物の種類・件数・使用ツールを記載する
  • 副業で得た実績(改善率・制作件数)も正社員経験と同様に評価対象になる
  • ポートフォリオにフリーランス制作物を掲載する場合は著作権・守秘義務の確認を必ず行う

職務経歴書の作成に時間をかけられない場合や、書き方に自信がない場合は職務経歴書の代行サービスの活用も選択肢のひとつです。

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まとめ

  • 職務経歴書はポートフォリオを見てもらうための入場券。採用担当者が書類選考を通過させるかどうかを判断する最初の書類
  • 職務要約・職務経歴・スキル一覧・自己PRの各項目に、具体的な数値・ツールの習熟度・設計の判断理由を盛り込む
  • スキル欄はツール名の羅列を避け、習熟レベルと具体的な経験をセットで記載する
  • 未経験転職でも「制作の目的・対象ユーザー・工夫した点」を明記すればスクール制作物が評価対象になる
  • ポートフォリオURLはスキル欄の末尾に記載し、常にアクセス可能な状態を維持する

職務経歴書は書類選考を通過するためだけでなく、面接での話題の起点にもなります。採用担当者が「もっと詳しく聞きたい」と思う内容を盛り込んで作成してください。

webデザイナーの職務経歴書に関するよくある質問

webデザイナーの職務経歴書にポートフォリオのURLは書くべきですか?

記載することを推奨します。スキル欄の末尾または職務要約の直後にURLを記載すると、採用担当者が職務経歴書を読みながらすぐに確認できます。GitHubやBehance、個人サイトなど形式は問いませんが、常にアクセス可能な状態を維持してください。リンク切れや更新が数年前で止まっている状態は、マイナス評価につながることがあります。

未経験でwebデザイナーに転職する場合、職務経歴書に何を書けばいいですか?

スクールや独学での学習内容と制作した作品を記載してください。作品は「制作した」という事実だけでなく、「どんなユーザーに向けて」「どこにこだわって設計したか」を書くと採用担当者の評価が高まります。前職の経験(コミュニケーション・論理的思考・業界知識など)がWebデザインにどう活かせるかも自己PRに盛り込んでください。

職務経歴書に書くツールは全部書いた方がいいですか?

実際に業務(または制作)で使ったツールに絞って記載してください。使ったことがある程度のツールを大量に並べると「全部浅いのでは」と判断されるリスクがあります。得意なツールは習熟レベルと具体的な経験をセットで書き、補助的に使っているツールは「基礎レベル」と明記して記載してください。

職務経歴書はA4何枚が適切ですか?

1〜2枚が基本です。経験が浅い場合(未経験・1社目)は1枚にまとめるのが好ましく、複数社の経歴がある場合は2枚以内を目安にしてください。3枚以上になる場合は情報を精査し、採用担当者に伝えるべき内容を優先して圧縮します。採用担当者が1人あたりの書類を確認する時間は限られているため、簡潔にまとめることが評価につながります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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