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デザイナーの志望動機|採用担当者が落とすNG例と通る例文8選

デザイナーの志望動機|採用担当者が落とすNG例と通る例文8選

この記事では、デザイナーの志望動機を書く際に採用担当者が実際にチェックしている3つのポイントと、書類選考で落とされるNG例を解説します。グラフィックデザイナー・Webデザイナー・UI/UXデザイナー・インハウスデザイナー・新卒など状況別の例文8選も合わせて紹介するので、自分のケースに当てはめながら読んでください。

目次

デザイナーの志望動機で採用担当者が実際に確認していること

ポートフォリオがあっても志望動機を丁寧に書くべき理由

デザイナーの採用選考では、多くの応募者がポートフォリオを提出します。しかし採用担当者がポートフォリオから読み取れるのは「このデザイナーに技術があるか」という事実だけです。「なぜこの会社で働きたいのか」という理由は、志望動機を読むまでわかりません。

どれだけ優れたポートフォリオを持っていても、志望動機に「デザインが好きだから」しか書かれていない応募者は、採用担当者から「誰でも書けるありきたりな内容」と判断されます。採用担当者が求めているのは、自社のブランドやデザイン哲学への具体的な共感と、入社後に活躍するイメージが持てる人材です。ポートフォリオと志望動機を組み合わせて初めて、採用担当者は「この人を採用したい」と判断します。

採用担当者が30秒で判断する3つのポイント

書類選考では、採用担当者が1通の志望動機を読む時間は30秒程度です。この30秒でチェックされているのは以下の3点です。

採用担当者はここを見ている

  • なぜこの会社か:企業選択の理由が具体的か。どこにでも当てはまる内容になっていないか
  • スキル・経験との一致:自分の経験が応募職種にどう結びつくかを説明できているか
  • 入社後のビジョン:「スキルアップしたい」で終わらず、入社後に何をするかが具体的か

「なぜこの会社か」という点は特に重視されます。採用担当者は何百通もの志望動機を読んでいるため、どの会社にも当てはまる内容は「志望度が低い」と見なされます。

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書類選考で落とされるデザイナー志望動機のNG例3パターン

NG①「デザインが好きだから」で終わる志望動機

デザインへの情熱を伝えようとして「デザインが好きで、ずっとデザイナーを目指してきました」と書くだけでは、採用担当者の目には止まりません。「好きな人は他にも大勢いる」としか読めないからです。

NG例

「私はデザインが好きで、学生時代から独学でスキルを身につけてきました。御社のデザインに感銘を受け、ぜひデザイナーとして活躍したいと思い志望しました。」→企業名を変えれば別の会社にも送れる内容。採用担当者には「なぜ弊社か」が伝わらない

熱意は必要ですが、熱意だけでは選考を通過しません。「デザインが好き」という事実の先に「なぜこの会社か」「何ができるか」を続けることが、採用担当者に刺さる志望動機の最低条件です。

NG②どの会社にも使い回せる内容

「御社のデザインスタイルに感銘を受けました」という文章は、一見好印象に見えます。しかし企業名を入れ替えれば別の会社にも送れる内容は、採用担当者にすぐ見抜かれます。

採用担当者が「本当に自社に来たいのか」を判断する材料は「具体性」です。企業の特定のキャンペーンビジュアルや、過去に手掛けた作品、デザイン哲学への言及がなければ使い回しと判断されます。まず応募企業のWebサイト・SNS・実績ページを丁寧に調べ、「この企業ならでは」の要素を1つ見つけることから始めてください。

NG③ポートフォリオと志望動機が噛み合っていない

「UXデザインへの関心が高く、ユーザー体験を大切にしたいと考えています」と志望動機に書きながら、ポートフォリオがビジュアル中心の静止画グラフィックばかりだと、採用担当者は混乱します。

志望動機で語るビジョンとポートフォリオの実績が乖離していると「言っていることと実際の経験が一致していない」と見なされます。志望動機を書く前に、ポートフォリオの内容と志望動機のビジョンが一致しているか必ず確認してください。方向性が異なる場合は、志望動機でその経緯と転換の理由を説明することが有効です。

採用担当者に刺さるデザイナー志望動機の書き方3ステップ

ステップ1:「なぜこの会社か」を1行で言語化する

志望動機全体の中で採用担当者が最も注目する部分は「なぜこの会社か」という理由です。この理由を1〜2行で具体的に書けるかどうかが、選考通過の分岐点になります。

採用担当者はここを見ている

  • 企業の具体的な作品・ブランドへの言及があるか
  • 「〇〇のキャンペーンビジュアル」「△△のUIデザイン」のように固有の内容があるか
  • 「デザイン力が高い」「センスが良い」という抽象的な言葉だけで済ませていないか

企業研究が浅いと「御社のデザインに魅力を感じ」としか書けません。採用企業のWebサイト・実績・SNSを丁寧に確認し、自分が具体的に共感した1点を言語化することが出発点です。

ステップ2:自分のバックグラウンドをデザインに結びつける

デザイナーへの転職では、前職の経験をデザイン業務に結びつけることが差別化の鍵です。採用担当者は未経験者に対して「デザインへの本気度」と「前職で培ったスキルの応用可能性」の両方を見ています。

前職デザインへの結びつけ方
営業職顧客との対話で培った「相手に伝わるか」の視点
マーケティングデータから訴求ポイントを導く分析力
サービス業・接客顧客が何を見て反応するかの現場感覚
エンジニア実装可能なデザインへの理解・開発フローの知識

「デザインが好きで転職を決意した」とだけ書くより、前職の経験をデザインに具体的に結びつけることで、採用担当者は「この人の経験は弊社で活かせる」と感じます。

ステップ3:入社後の具体的な行動イメージを示す

「御社でスキルアップしたい」という書き方では、採用担当者に「この人は何をしてくれるのか」が伝わりません。入社後に「何をするか」を具体的に書くことで、採用担当者が活躍イメージを持ちやすくなります。

良い例

「入社後の1年間は御社のUI設計プロセスを実務で吸収しながら、前職のカスタマーサポートで培った顧客視点を活かし、ユーザーの離脱ポイントを視覚的に改善する提案ができるようになることを目指しています。」

「最初の〇ヶ月は〜を吸収し、その後〜に貢献したい」という時系列のビジョンを示すと、採用担当者はより具体的な入社後のイメージが持てます。

職種・状況別のデザイナー志望動機例文8選

以下の例文は、職種と状況に応じてポイントが異なります。自分のケースに近いものを参考に、企業名・具体的な作品名・自分の実績を置き換えて使用してください。

グラフィックデザイナー(経験者転職)

良い例文

現職では3年間、飲食・小売業界を中心にブランドロゴや販促ツールのデザインを担当してきました。様々な企業のビジュアルアイデンティティ構築に携わる中で、御社が手掛けるナショナルブランドのグラフィックスケールで挑戦したいという気持ちが強くなりました。特に御社の〇〇キャンペーンのビジュアルで見せたカラーシステムの一貫性に、ブランドへの真摯なアプローチを感じ志望しました。入社後はブランドガイドラインの管理まで担えるグラフィックデザイナーを目指します。

採用担当者はここを見ている

  • 転職理由がポジティブ(より大きな挑戦・スキルアップ)になっている
  • 企業の具体的な作品・案件への言及がある
  • 入社後の成長ビジョンが明確

グラフィックデザイナー(他業種からの未経験転職)

良い例文

前職では5年間、商品企画として商品パッケージやPOPの制作ディレクションを担当しました。印刷会社やデザイン会社との折衝を重ねる中で自分の手でビジュアルを作りたいという気持ちが強くなり、2年前からIllustrator・Photoshopを独学で習得してまいりました。御社のパッケージデザインはブランド統一感の高さが評価されており、商品企画での「売れるデザイン」への感覚と制作スキルを組み合わせて貢献できると確信しています。

未経験転職で重要なのは、「なぜ今の職種からデザイナーに転じるのか」という必然性を前職の経験で裏付けることです。学習の具体性(ツール名・学習期間)も加えると採用担当者への説得力が増します。

Webデザイナー(経験者転職)

良い例文

Web制作会社でUIデザイン・コーディングを4年間担当し、ECサイトを中心に年間10〜15件のリニューアル案件に携わってきました。複数案件を並行して進める中でビジネス要件とユーザビリティを両立した設計力が身につき、コンバージョン改善の視点を持ったデザインを強みとしています。御社のBtoC向けサービスはシンプルながら直感的な操作性が高く評価されており、デザインとフロントエンドの境界を越えた提案ができるWebデザイナーとして貢献します。

Webデザイナー(未経験・スクール後)

良い例文

前職ではWebマーケティング職として広告バナーのABテスト・効果分析を担当しており、デザインの訴求力が数値に直結することを実感してきました。その経験からデザイナーを志し、〇〇スクールでHTML・CSS・Figmaを8ヶ月間学び、現在はポートフォリオとしてECサイトのUIリデザインを5件制作しています。御社ではデータを活用したデザイン改善サイクルを実践していると伺っており、分析視点を持ったWebデザイナーとして貢献できると考えています。

スクールで学んでいる段階の応募者がよく使う「勉強中です」という表現は、採用担当者に「まだ準備ができていない」と受け取られます。「〇〇スクールで〇ヶ月学び、現在ポートフォリオを〇件制作」のように具体的な数字を示すと、本気度と進捗が伝わります。

UI/UXデザイナー(経験者)

良い例文

現職ではスタートアップのスマホアプリにおけるUI設計・ユーザーテスト設計を2年間担当してきました。週次でユーザーインタビューを実施し、リリース後6ヶ月間でアプリ離脱率を18%改善した実績があります。御社の〇〇サービスは実際のユーザーとして日常的に利用しており、オンボーディングフローの完成度の高さに設計の哲学を感じています。成長フェーズにあるプロダクトでより大きなユーザー課題に向き合えると考え志望しました。

採用担当者はここを見ている

  • 改善率・件数など数字で成果を示している
  • 実際の製品ユーザーとして体験した上での具体的な言及があるか
  • 「デザインしたい」ではなく「課題を解決したい」という視点になっているか

インハウスデザイナー(制作会社からの転職)

良い例文

制作会社でグラフィック・Webデザインを5年間担当し、年間30社以上のブランド案件に携わってきました。多様なクライアントと向き合う中で、自社ブランドを一貫して育てるデザインに携わりたいという気持ちが強くなりました。御社は10年以上にわたり同一のブランドスタイルを継続的に発展させており、短期プロジェクトの繰り返しではなくブランドの成長を長期的に見届けられる仕事ができると感じています。インハウスとして自社ブランドの担い手を目指します。

制作会社からインハウスへの転職では「なぜインハウスなのか」という理由が重視されます。「長期的にブランドを育てたい」というポジティブな動機を具体的に語ることが採用担当者への説得力につながります。

インハウスデザイナーへの転職では、志望動機と合わせて職務経歴書の準備も欠かせません。デザイン実績を案件名・担当領域・成果の形でまとめておくと書類選考全体の完成度が上がります。

インハウスデザイナー(未経験・他職種から)

良い例文

前職では販売職として3年間、店頭ディスプレイの提案と販促物のレイアウト作成を担当してきました。顧客が店舗でどのビジュアルに反応するかを現場で観察し続ける中でデザインへの関心が高まり、社内のフライヤーやSNS投稿画像のデザインを自主的に引き受けてきました。御社のインハウスチームでは現場感覚のある人材を求めていると伺い、接客現場で培った顧客視点を活かせると確信しています。

デザイナー(新卒)

良い例文

大学でビジュアルコミュニケーションを専攻し、卒業制作では地域活性化をテーマにしたブランドアイデンティティの設計に取り組みました。調査・コンセプト設計・ビジュアライズまで一貫して担当した経験から、デザインは課題解決のツールであるという考え方が根付いています。御社はプロダクトデザインと社会課題の接点を重視されており、このプロセス思考を実務の場で発展させたいと考え志望しました。

新卒の志望動機では、卒業制作や学内プロジェクトでの「プロセスの経験」を具体的に語ることが有効です。実績の規模よりも、思考のプロセスが評価される傾向があります。

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まとめ

  • ポートフォリオだけでは「なぜこの会社か」は伝わらない。志望動機で企業選択の具体的な理由を必ず書く
  • 「デザインが好き」「御社のデザインに感銘を受けた」だけでは、使い回しのNG例と判断される
  • 前職・バックグラウンドとデザインを結びつけたストーリーを作ると採用担当者に刺さる
  • 入社後の具体的な行動イメージ(「最初の〇ヶ月は〜」)を示すと通過率が上がる

志望動機は採用担当者への最初の「自己紹介」です。ポートフォリオで技術を示し、志望動機で「この会社でしか実現できないこと」を言語化することで、書類選考を通過する確率が高まります。

デザイナーの志望動機は履歴書に何文字程度書けばいいですか?

150〜300文字が目安です。文字数を埋めることより「なぜこの会社か」「自分のスキルとのマッチ」「入社後のビジョン」の3点をコンパクトにまとめることを優先してください。職務経歴書には別途300〜500字程度の志望動機欄を設けることも多く、こちらで詳細を補足する方法が有効です。

ポートフォリオのURLを志望動機に記載してもいいですか?

記載することを強くおすすめします。採用担当者は書類一式でデザイナーを評価するため、ポートフォリオURLを志望動機や職務経歴書に記載することで書類選考がスムーズに進みます。URLは有効期限付きのリンクではなく常時アクセスできるページを使用し、採用担当者がすぐに確認できる状態にしておいてください。

スクールで学んでいる段階でも、志望動機にデザインの勉強中と書いていいですか?

積極的に書くべきです。スクールでの学習は「本気でデザイナーを目指している」という根拠になります。ただし「勉強中です」とだけ書くのではなく、「〇〇スクールでFigma・HTML・CSSを8ヶ月学び、現在ポートフォリオをECサイトのUIリデザイン3件制作中」のように具体的な内容・期間・制作物を示すと採用担当者の印象が大きく変わります。

参考:インテリアコーディネーター志望動機|「好き」だけで落ちるNGとコツ

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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