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履歴書の取得見込みの書き方|採用担当者が評価する記載例

【無料作成ツール付き】履歴書の取得見込みの書き方|採用担当者が評価する記載例

この記事では、履歴書の資格欄に「取得見込み」と記載する際の正しい書き方と、採用担当者が実際に確認しているポイントを解説します。「取得予定」「勉強中」との使い分け、職種別の記載例、取得できなかった場合の対処法まで網羅します。

目次

履歴書における「取得見込み」とは何か

「取得見込み」は、試験に合格済み、または合格が確実視される状態にあるが、まだ正式な資格証が発行されていない段階を指します。資格によっては合格発表から証書発行まで数週間〜数ヶ月かかるものもあり、その期間中に求職活動を行う場合に用いる表現です。

「取得見込み」「取得予定」「勉強中」の違いを整理する

この3つは似ているようで、採用担当者に伝わる意味がまったく異なります。混同して使うと「正確な情報を伝えられない人」という印象につながるため、正確に使い分ける必要があります。

表現使うべき状況採用担当者の信頼度
取得見込み試験合格済み・合格発表待ち・証書発行待ちの状態
取得予定受験日が確定しており、近日中に受験する予定がある状態
勉強中受験日はまだ未定だが、学習を始めている状態低〜中

「取得見込み」は試験合格後の状態に限定して使う言葉です。受験すらしていない段階で「取得見込み」と書くのは事実と異なります。選考後に発覚した場合、内定取り消しや信頼喪失につながるリスクがあります。

どんな状況で「取得見込み」と書けるのか

「取得見込み」を使える具体的な状況を確認しておきましょう。

  • 試験に合格し、合格証書・資格証の発行を待っている状態
  • 試験に合格したが、登録手続きの完了を待っている状態(社会福祉士・介護福祉士など)
  • 合格発表前だが、自己採点で合格基準を大きく超えており合格が確実と判断できる状態

3つ目については慎重な判断が必要です。自己採点での判断であっても不合格の可能性はゼロではないため、合格発表後に履歴書を更新できるタイミングがある場合は、発表後に記載するのが最も安全です。

取得見込みの正しい書き方と記載例

資格欄への記載は、採用担当者が情報を素早く把握できる形式でなければなりません。「どの資格を」「いつの時点で」「どんな状態にあるか」の3点を一行で伝えることを意識してください。

基本フォーマット:日付・資格名・見込みの順

履歴書の資格欄は、取得済みの資格と同様に「取得年月(または見込み年月)+資格の正式名称+取得見込み」の順で記載します。

良い記載例

2026年7月 日商簿記検定2級 取得見込み

2026年9月 TOEIC L&Rスコア800点以上 取得見込み

2026年6月 第一種衛生管理者 取得見込み

NG例

簿記資格 取得予定
→ 正式名称が抜けており、何級かも不明。採用担当者は評価のしようがありません。

英語資格 勉強中(近日取得予定)
→ 「英語資格」は正式名称ではなく、具体性がゼロ。「近日」という曖昧な表現も信頼性を下げます。

正式名称の記載は絶対条件です。「簿記」ではなく「日商簿記検定2級」、「英検」ではなく「実用英語技能検定2級」と記載します。資格名に略称が定着している場合でも、履歴書では正式名称を使用してください。

業種・職種別の記載例

志望先の業種によって、記載すべき資格の優先度は変わります。以下を参考に、志望職種に直結する資格を1〜2件に絞って記載するのが採用担当者に好印象を与えるポイントです。

業種・職種記載例
経理・会計2026年6月 日商簿記検定2級 取得見込み
IT・システム2026年8月 基本情報技術者試験 取得見込み
金融・保険2026年5月 FP技能検定3級 取得見込み
不動産2026年10月 宅地建物取引士 取得見込み
介護・福祉2026年3月 介護福祉士 取得見込み(登録申請中)
建設・施工管理2026年11月 2級建築施工管理技士 取得見込み

複数の資格がある場合の優先順位

取得済みの資格と取得見込みの資格が混在する場合、記載順序にも一定のルールがあります。

  • 取得済み資格を先に記載する(取得年月の古い順)
  • その後に取得見込みの資格を記載する
  • 複数の取得見込み資格がある場合は、取得見込み日が早いものから記載する

取得見込みの資格を複数書きすぎると「本当に取れるのか?」という疑問を招くことがあります。採用担当者に信頼感を持ってもらうためには、自信を持って取得できると判断したものを1〜2件に絞るのが賢明です。

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採用担当者が「取得見込み」欄で確認しているポイント

「取得見込み」の記載は、書き方以上に「採用担当者がその記載を信頼できるかどうか」が選考結果を左右します。多くの応募者が書いている項目だからこそ、信頼性の差が明確に出ます。

受験日が具体的かどうかが第一の判断基準

採用担当者はここを見ている

  • 受験日(または取得見込み日)が明確に記載されているか
  • 記載された時期が応募時点と整合性が取れているか
  • 資格の正式名称が正確に記載されているか
  • 志望職種と資格の関連性があるか

採用担当者が「この人は本当に取れるのか?」と判断する際、最初に見るのは受験日が具体的に記載されているかどうかです。「近日中に取得予定」という記載は、試験を申し込んでいない状態でも書けてしまうため、信頼性の低い表現と見なされます。

一方、「2026年7月 日商簿記検定2級 取得見込み」のように年月まで記載があると、「受験申込み済みで、準備が進んでいる」という印象を与えられます。面接で受験日を聞かれた際に即答できる状態であることが前提です。

職務関連性:関係ない資格は書かない方がいい理由

志望先と無関係な資格を多数並べると、「なぜこの会社に応募したのか」という動機への疑問を招くことがあります。特に転職活動では、資格欄は「自分の専門性や意欲を示す場所」として活用することが求められます。

経理職に応募するのであれば簿記の取得見込みは大きなアピールになりますが、同じ履歴書に「色彩検定の取得予定」「ビジネス実務法務検定の勉強中」が並ぶと、採用担当者の目線が散漫になります。資格欄は「量より質」。志望先の業務に直結する資格1〜2件に絞る方が、説得力のある印象を与えられます。

取得見込みで落とされやすいNG例

実際に選考で問題になりやすい書き方をまとめます。自分の履歴書に該当するものがないか確認してください。

NG例問題点
「英語資格取得予定」正式名称なし・スコアなし・時期なし。信頼性がゼロになる
受験していない段階での「取得見込み」記載事実と異なる。発覚した場合は信頼喪失、内定取り消しのリスクがある
取得見込みの資格を5件以上列挙する「本当に取れるのか」という疑念を生み、かえって信頼性が下がる
不合格後も「取得見込み」のまま提出する面接で事実確認されると取り繕いの効かない状況になる

取得見込みの資格を取得できなかった場合の対処法

「取得見込み」と記載した資格の試験に不合格だった場合、どう対処すべきかは多くの求職者が不安に感じるポイントです。段階別に整理します。

内定前・選考中に不合格がわかった場合

選考が続いている段階で合否がわかった場合、速やかに履歴書を修正して再提出を申し出るか、次の面接の場で正直に伝えるのが正しい対応です。隠したまま選考を進めることは、内定後に発覚した場合のリスクを高めるだけです。

採用担当者は「不合格になった」という事実より、「それをどう報告するか」に注目しています。正直に報告した上で「次の試験に向けて準備を続けています」と伝えられる候補者は、誠実さという観点で評価されるケースがあります。

内定承諾後・入社前に不合格がわかった場合

内定承諾後に不合格が判明した場合は、できるだけ早く採用担当者(または人事部門)に連絡します。

  • 資格が入社条件(必須要件)だった場合:内定取り消しになる可能性があります。速やかに連絡し、再受験の予定を含めた今後の対応を伝えましょう
  • 資格が入社条件ではなかった場合:多くのケースで内定への影響はありません。正直に報告し、再受験の予定を伝えることで誠実さをアピールできます

入社後に発覚した場合でも、自発的に報告したケースとそうでないケースでは会社側の受け止め方が大きく変わります。発覚を恐れて報告を先延ばしにするより、早い段階で伝える方が長期的なキャリアへの影響を最小化できます。

面接で取得見込みについて聞かれたときの答え方

「この資格はいつ取得できる見込みですか?」「現在の学習状況を教えてください」と面接で聞かれることは珍しくありません。答え方のポイントは次の3点です。

面接での答え方:3つのポイント

  • 受験日と現在の学習状況を具体的に伝える:「〇月〇日に受験予定で、現在は過去問演習を中心に週〇時間学習しています」
  • その資格が志望動機とどうつながるかを述べる:「御社の〇〇業務で活かせると考え、入社前に取得することを目指しています」
  • 万が一の場合のフォローも添える(不安がある場合):「もし今回の試験で取得できなかった場合でも、〇月の再試験での取得を予定しています」

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まとめ

  • 「取得見込み」は試験合格済みまたは合格確実の状態に限定して使う
  • 記載形式は「年月+資格の正式名称+取得見込み」が基本
  • 採用担当者が最初に確認するのは「受験日が具体的かどうか」
  • 志望職種と無関係な資格は記載せず、直結するものを1〜2件に絞る
  • 不合格になった場合は速やかに正直に報告することがリスクを最小化する

取得見込みの記載は、正しく使えば「成長意欲」と「準備の真剣さ」を採用担当者に伝える有効な手段です。書き方と使い方のルールを押さえた上で、自信を持って資格欄を仕上げてください。

取得見込みに関するよくある質問

試験を受けていない段階で「取得見込み」と書いてもいいですか?

受験していない段階での「取得見込み」の記載は避けてください。「取得見込み」は試験に合格済み、または合格が確実視される状態に使う表現です。受験日が決まっている段階であれば「取得予定」、学習を始めた段階であれば「勉強中」と記載するのが正確です。

取得見込みと書いた資格に不合格だった場合、内定は取り消されますか?

資格が入社の必須要件でなければ、多くの場合は内定に影響しません。ただし、発覚を恐れて報告しないままにすることは逆効果です。不合格がわかった時点で速やかに採用担当者に連絡し、再受験の予定を伝えることで誠実な対応として評価されるケースがほとんどです。

「取得見込み」の記載に具体的な受験日は必ず書くべきですか?

書けるのであれば書く方が信頼性が高まります。「2026年7月取得見込み」のように年月を明記することで、採用担当者に「受験申込み済みで準備が進んでいる」という印象を与えられます。合格発表が先で時期が不明な場合は「合格発表後に取得見込み」という表現も使えます。

資格取得見込みの記載は何件まで書いていいですか?

原則として1〜2件に絞ることを推奨します。多数記載すると「本当に取得できるのか」という疑念を招く可能性があります。すでに持っている資格の記載を優先した上で、志望職種に最も直結する取得見込みの資格を厳選してください。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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