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履歴書 ボランティアの書き方|落とされる人の共通点と例文6選

【無料作成ツール付き】履歴書 ボランティアの書き方|落とされる人の共通点と例文6選

この記事では、履歴書へのボランティア経験の書き方を採用担当者目線で解説します。書くべきか迷っている方向けの判断基準から、課外活動欄・自己PR欄の使い分け方法、活動別6種類の例文と失敗パターンまで網羅しています。

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目次

履歴書にボランティア経験は書いていいのか

ボランティア経験があっても、すべてのケースで書くことが有効とは限りません。書き方次第では強力なアピールになりますが、内容によっては「仕事への集中度が低い人」という印象を与えるリスクもあります。

まず、自分の経験が「書くべきボランティア」かどうかを以下の3条件で確認してください。

条件具体的な内容
① 自発的な参加単位取得・授業・職場の強制参加ではなく、自ら申し込んだ活動
② 他者との協働チームで動いた、利用者・参加者と直接接した経験がある
③ 継続性がある単発よりも3ヶ月以上継続した活動が望ましい

採用担当者がボランティア欄に注目する理由

採用担当者がボランティア欄を確認するのは、職歴や学歴では見えにくい「人柄・主体性・社会意識」を把握するためです。特に新卒や職歴が浅い応募者の場合、アルバイトと並んで「仕事以外でどんな行動をとる人か」を判断する材料になります。

転職者の場合も、現職での成果だけでは伝わらない「人柄・価値観・社会との関わり方」を補足する材料として機能します。特にブランク期間中にボランティア活動をしていた場合は、期間の使い方を説明する文脈でも有効です。

逆効果になりやすいケースと避けるべき活動

以下のいずれかに該当する場合は、書き方を工夫するか、記載を見送った方が無難です。

  • 義務的に参加した単発活動(授業・職場の強制参加など)
  • 活動の成果や自分の行動を具体的に説明できないもの
  • 宗教・政治・特定思想に基づく活動(選考に影響するリスクがある)
  • 「何となく参加した」程度で、動機が語れないもの

ボランティアは履歴書のどこに書くか

ボランティア活動を書ける欄は主に3つです。自分の経験の規模と伝えたい内容に合わせて選んでください。

向いているケース
課外活動欄ボランティア活動そのものを具体的に伝えたい場合
自己PR欄ボランティアを通じたスキル・人柄を強調したい場合
趣味・特技欄活動規模が小さく、補足として紹介したい場合

課外活動欄への書き方

課外活動欄がある履歴書では、ここが最もシンプルな記載先です。活動名・期間・活動概要・得たスキルを100文字前後にまとめます。複数の活動がある場合は、最も継続期間が長く、仕事との関連性が高いものを1〜2つに絞ってください。

自己PR欄への組み込み方

自己PR欄でボランティアを使う場合は、ボランティアを「強みの根拠」として位置づけます。「強み(結論)→根拠となるボランティアのエピソード→仕事での活かし方」の順で書くのが基本です。ボランティアを主語にするのではなく、あくまで「自分のスキルや人柄を証明する材料」として使うことがポイントです。

職歴欄に書いてはいけない理由

職歴欄は、報酬が発生する雇用関係のもとで働いた経験を記載する欄です。ボランティアは無償の奉仕活動であるため、職歴欄への記載は「履歴書のルールを理解していない」と判断されるリスクがあります。

どうしても職歴欄近くに入れたい場合は、課外活動欄・自己PR欄に移すか、「職歴欄の末尾に補足として1行添える」形にとどめるのが正解です。

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採用担当者が評価する書き方の4ステップ

採用担当者はここを見ている

  • 「なぜこの活動を選んだか」の動機:人柄・価値観を把握するため
  • 「何を・どう行動したか」の具体性:主体性・行動力を確認するため
  • 「その経験が仕事でどう活きるか」の再現性:採用後の貢献イメージを描くため

採用担当者が見たいのは「ボランティアをしている人かどうか」ではありません。活動を通じてどう考え、どう動いた人かという行動パターンです。以下の4ステップに沿って書くと、読まれる文章になります。

Step1|活動名・期間・役割を1文で書く

「どこで何をしたか」を最初の1文で明示します。活動名はできるだけ固有名(施設名・団体名)を使い、期間は「2023年4月〜2024年3月(1年間)」のように継続期間も添えます。役割(リーダー・サポーター・企画担当など)があれば合わせて記載すると差がつきます。

Step2|参加した動機を具体的に書く

「興味があったから」「役に立ちたかった」という抽象的な動機では、採用担当者の記憶に残りません。きっかけとなった出来事・気づき・問題意識を具体的に書きます。「○○をきっかけに、自分の行動で変えられることがあると考えた」というように、思考プロセスまで踏み込むと差別化につながります。

Step3|具体的な行動とエピソードを入れる

活動の中で「自分が具体的に何をしたか」「どんな課題に直面し、どう対処したか」を書きます。「参加しました」「活動しました」で終わる文章は、採用担当者に「プロセスを言語化できない人」という印象を与えます。

良い例文

月1回の地域清掃活動でサブリーダーを担当(2023年4月〜現在)。高齢の参加者が作業しづらいエリア割り当てを見直し、年齢・体力に応じた役割分担を提案・実施しました。参加者の完了エリアが従来比1.5倍に増えた経験から、チームのパフォーマンスを引き出す動き方を学びました。

NG例

地域の清掃活動に参加しました。何をしたかが曖昧で、自分の行動・工夫・成果がまったく伝わっていません。「参加した事実」の報告で終わっている典型例です。

Step4|得た学びと仕事への再現性で締める

活動から得たスキルや価値観の変化を書き、最後に「この経験を仕事でどう活かすか」を1〜2文で締めます。ここが「採用担当者が採用を前向きに検討したくなる」最後の一押しです。

「コミュニケーション能力が身につきました」のような抽象表現は避け、「○○の状況で○○の対応を行い、○○につながった。この経験を貴社の○○業務でも発揮します」という具体的な形に変えることが大切です。

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活動別ボランティア例文6選【良い例・NG例付き】

自分の活動に近いパターンを参考に、Step1〜4の流れで書き直してみてください。良い例とNG例を並べることで、何が問題かも具体的に理解できます。

介護・福祉施設でのボランティア

良い例文

介護施設での余暇活動サポートを1年半継続(2023年1月〜2024年6月)。月2回のレクリエーション企画・運営を担当し、参加率が低かったカラオケ企画を昭和歌謡中心に変更。参加者が8名から14名に増えました。利用者の背景を把握して動く姿勢は、顧客接点のある業務でも直接応用できると考えています。

NG例

介護施設でボランティアを行いました。お年寄りとの交流を通じて思いやりの心が育まれました。「育まれました」という受け身の表現では、自分が何をしたかが伝わりません。仕事への再現性もゼロです。

環境・清掃・地域活動ボランティア

良い例文

大学2年次より地域の河川清掃活動に継続参加(2022年4月〜現在)。参加者15名のサブリーダーとして進行を担当し、高齢の参加者が動きやすいよう作業エリアの割り振り改善を提案・実施しました。「全員が動ける現場をつくる」この経験を、職場でのチーム運営にも活かしていきます。

NG例

地域の清掃活動に参加しています。環境問題に関心があり、積極的に取り組んでいます。「関心がある」「積極的」は誰でも書ける表現です。自分の行動・成果が一切書かれていません。

災害支援・復興ボランティア

良い例文

被災地でのがれき撤去・仮設住宅清掃ボランティアに10日間参加(2024年1月)。作業が停滞した場面で住民ヒアリングを提案し優先箇所を特定、翌日以降の作業エリアを3倍に拡大できました。組織が動けないとき外部として判断する経験は、企業の変革推進でも活かせます。

NG例

震災ボランティアに参加しました。つらい状況の中でも諦めずに頑張りました。感情の報告だけで「何をしたか」「どう役立てたか」がわかりません。困難の中での行動こそが採用担当者の関心事です。

子ども向け学習支援ボランティア

良い例文

学習支援ボランティアとして中学生5名の個別指導を週1回担当(2023年6月〜2024年3月)。理解が遅れていた生徒に図解説明を取り入れたところ、定期テストの平均点が12点向上しました。「伝え方を相手に合わせる」この経験を、接客・営業業務でのコミュニケーションに応用します。

NG例

子どもの学習支援に取り組みました。子どもと関わるのが好きで、積極的に参加しました。「好き」「積極的」は動機の感想でしかありません。指導の工夫・結果・再現性がまったく書かれていません。

海外・国際ボランティア

良い例文

フィリピン農村部での教育支援ボランティアに3週間参加(2023年8月)。言語の壁がある中、ジェスチャーと視覚教材を活用して授業を担当しました。文化的背景が異なる相手への「わかりやすさへの工夫」は、外国人スタッフや海外取引先とのコミュニケーションでも直接活かせます。

NG例

海外でボランティアをしました。日本とは違う環境で多くのことを学びました。「多くのことを学びました」は何も言っていないのと同じです。どんな環境で、何を学び、どう活かすかを書かないと評価されません。

ブランク期間中のボランティア(転職者向け)

転職でブランク期間がある場合、その期間にボランティア活動をしていたなら積極的に書くことをおすすめします。「仕事をしていない期間」を「何もしていない期間」に見せないための有効な材料です。

良い例文

退職後の2024年3月〜8月、NPO法人の運営サポートとして月2回の資料作成・会計補助を担当。100万円規模の助成金申請書類の作成を主担当として行い、採択を達成しました。業務外で培った文書作成・交渉スキルを、入社後の提案書作成や折衝業務に即活用できます。

採用担当者はここを見ている

  • ブランク期間中に何かに取り組んでいたかどうか(能動性の確認)
  • ボランティアの内容が応募職種と関連しているか(スキルの転用可能性)
  • 書き方の文章力・論理構成(思考力のバロメーター)
質問に答えるだけ!スマホで3分、履歴書ができる|サクレキ(面接受けのいい職務経歴書も作れる)
◆個人情報の利用目的(一部抜粋)
・職業紹介、就職・転職に関する情報提供およびこれらに関連するサービスの提供
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まとめ

  • 書くべきボランティアの条件は「自発的・他者との協働・継続性」の3つ
  • 記載欄は課外活動欄・自己PR欄・趣味特技欄のいずれか。職歴欄は絶対NG
  • 書き方は「活動名・期間→動機→行動・エピソード→学びと再現性」の4ステップ
  • NG例の共通点は「事実の報告だけで行動・成果・再現性がない」こと
  • 転職者のブランク期間中のボランティアは、空白を埋める有効な材料になる

履歴書のボランティア欄は「書くか書かないか」より「どう書くか」で差がつきます。採用担当者に「仕事に活かせる人だ」と思わせる文章を、今日の書類から試してみてください。

履歴書のボランティア書き方に関するよくある質問

ボランティア活動は職歴欄に書いていいですか?

書いてはいけません。職歴欄は報酬が発生した雇用関係の経験を記載する欄です。ボランティアは無償の奉仕活動であるため、課外活動欄・自己PR欄・趣味特技欄のいずれかに記載してください。職歴欄に書くと「履歴書のルールを理解していない」と判断されるリスクがあります。

1回きりの単発ボランティアは書かない方がいいですか?

原則として、継続性のある活動の方が評価されやすいです。ただし、単発であっても「自分の具体的な行動・工夫・学びが語れる」ものであれば記載できます。「参加した事実だけ」しか書けない単発ボランティアは、記載を見送るか、課外活動欄に1〜2行でさらりと添える程度にとどめるのが無難です。

課外活動欄がない履歴書の場合、ボランティアはどこに書けばいいですか?

自己PR欄か趣味・特技欄に書いてください。自己PR欄を使う場合は、ボランティアを「強みの根拠エピソード」として位置づけ、「強み→エピソード(ボランティア)→仕事への活かし方」の順で書きます。趣味・特技欄の場合は、活動名と簡単な概要を1〜2行で添える形にします。

複数のボランティア活動がある場合、すべて書いた方がいいですか?

すべて書く必要はありません。欄のスペースと内容の質を考慮して、最も継続期間が長く、応募企業との関連性が高いものを1〜2つに絞ってください。多数列挙するより、1つのエピソードを深く書く方が採用担当者には伝わります。

宗教系の活動でもボランティアとして書けますか?

書くことは可能ですが、避けることをおすすめします。宗教・政治・特定思想に関連する活動は、採用担当者の価値観や企業の方針によっては選考に影響するリスクがあります。同様の活動内容(地域支援・食料配布・高齢者支援など)が他のボランティアでも経験できる場合は、そちらを優先して記載するのが無難です。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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