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履歴書を書き間違えた場合|採用担当者が見る訂正の正解とNG

履歴書を書き間違えた場合|採用担当者が見る訂正の正解とNG

この記事では、履歴書を書き間違えた場合の正しい対処法を採用担当者の視点でまとめます。書き直すべきか二重線で直していいのかの判断基準、修正テープが使えない理由、提出した後に気づいたときの連絡方法まで、手が止まっている状況をその場で解決できる内容です。

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目次

履歴書を書き間違えた場合、最初にやるべきこと

清書した履歴書で書き間違いに気づいたとき、最初に判断すべきは「提出前か、提出後か」です。まだ手元にあるなら、原則は新しい用紙に書き直すこと。修正テープや二重線に手を伸ばす前に、この一点だけは押さえてください。

厚生労働省が公表している「履歴書の作成の基本」でも、書き間違えたときは修正液・修正テープ・二重線・訂正印による修正を避け、最初から書き直すことが望ましいとされています。履歴書は自分を売り込む最初の書類であり、修正跡のない一枚が基本形です。

  1. 提出前で時間がある → 迷わず書き直す
  2. 提出前だが時間がない → 二重線と訂正印で直す(1箇所まで)
  3. 提出した後に気づいた → 速やかに応募先へ連絡する

採用担当者はここを見ている

  • 修正跡そのものより「どの欄を間違えたか」で印象が変わる
  • 修正グッズだらけの書類は「準備の時間を取らなかった人」に見える
  • 訂正の作法を守れているかで、社会人としての基礎力を推し量る

「1文字のミスで書き直すのは大げさでは」と感じるかもしれません。判断の分かれ目は後半で欄ごとに整理しますが、まずは書き直せる状況なら書き直すのが最も安全という前提を持っておいてください。書き間違い全般の対処と致命度の基準は、履歴書を間違えたときの対処法とやばいミスの基準でも詳しく解説しています。

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修正テープ・修正液・消せるボールペンがNGな理由

「一箇所だけだから修正テープで」と考えがちですが、履歴書ではこれらの手段はすべて避けるべきです。理由は、後から誰でも書き換えられる状態になり、書類としての信頼性が崩れるからです。

使ってしまいがちな手段避けるべき理由
修正テープ・修正液改ざんが可能になり、本人の訂正か第三者の訂正か区別できない
消せるボールペン(フリクション等)熱で文字が消える。郵送やコピーの熱で内容が飛ぶ恐れがある
砂消しゴム・カッターで削る紙面が傷み、いかにも「消した跡」が残って印象が悪い
上から塗りつぶす・重ね書き読みにくく、雑な作業に見えて評価を下げる

とくに見落とされがちなのが消せるボールペンです。書きやすさから普段使いしている人は多いものの、フリクションインクは摩擦熱や高温で消える仕組みのため、提出書類には使えません。履歴書は黒のボールペンか万年筆で書くのが基本です。

NG例

志望動機の一文字を間違え、修正テープで消して上から書き直した。修正跡が改ざんを疑わせ、内容以前に「詰めが甘い人」という印象を与えてしまう。急いでいても、この直し方だけは選ばないでください。

やむを得ないときの二重線と訂正印の正しい直し方

面接当日で書き直す用紙がない、提出期限が迫っているなど、どうしても書き直せないときに限り、二重線と訂正印での訂正が認められています。これは正式書類で唯一許される訂正方法ですが、作法を外すと逆効果になります。

  1. 間違えた箇所に定規で真横に二重線を引く
  2. 二重線に重なるように訂正印を押す
  3. 間違えた箇所のすぐ上か横に、正しい内容を書く
  4. 訂正は履歴書全体で1箇所までにとどめる

訂正印は種類を間違えると、それだけでマナー違反と見なされます。使ってよい印鑑とNGの印鑑を整理しておきます。

訂正印の種類可否
認印・6mm程度の小さな訂正印使用できる(名字が入った通常の印鑑)
シャチハタ(インク浸透印)NG。正式書類では認められない
実印・銀行印NG。用途が異なり、押す場面ではない

良い例

年号を「令和6年」と書き間違えた箇所に定規で二重線を引き、線に重ねて認印を押し、すぐ上に「令和7年」と書いた。訂正はこの1箇所のみ。作法どおりに直っているため、書き直せなかった事情があると自然に伝わる。

NG例

二重線だけ引いて訂正印を押していない、あるいは訂正が3箇所以上ある。訂正印なしの二重線は「勝手に消しただけ」に見え、多すぎる訂正は書き直すべき状態だったことを露呈します。

二重線での訂正が本当に許されるのか、採用担当者がどう受け止めるかは履歴書の二重線訂正はNG?正しい直し方でさらに掘り下げています。

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どの欄のミスは書き直し必須か|採用担当者が落とす箇所

「基本は書き直し」と言われても、時間がないときにすべてを書き直すのは現実的でない場面もあります。そこで実務の判断軸になるのが、間違えた欄が採用担当者にとってどれだけ重い意味を持つかです。同じ一文字でも、欄によって致命度はまったく異なります。

間違えた箇所対応の目安
氏名・応募企業名・電話番号・メールアドレス書き直し必須。連絡や本人確認に直結し、誤りは信用を大きく損なう
日付・住所・生年月日書き直し推奨。事実情報の誤りは経歴の正確さそのものを疑わせる
志望動機・自己PRの軽微な誤字時間がなければ二重線と訂正印も可。ただし1箇所まで

とくに応募先の企業名や担当者名の間違いは、他社の使い回しを疑われるため、二重線での訂正では済ませず必ず書き直してください。ここを軽視すると、内容がどれだけ良くても第一印象で不利になります。

採用担当者はここを見ている

  • 企業名・氏名のミスは「志望度が低い」「確認していない」の証拠と受け取る
  • 数字(日付・生年月日)の誤りは、経歴詐称の意図がなくても正確性を疑われる
  • 本文中の軽微な誤字は、全体の丁寧さと合わせて総合的に判断する

誤字が実際に合否へどう響くのか、職種による影響度の差は履歴書の誤字は即不採用?採用担当者が明かす影響で確認できます。

履歴書を提出した後に書き間違いに気づいた場合

投函した後やメールで送った後にミスに気づくと焦りますが、隠すよりも先に連絡するほうが結果的に印象は良くなります。誤りを放置して面接で指摘されるより、自分から伝えて再提出を申し出るほうが誠実さが伝わるからです。

  1. 気づいた時点で、なるべく早く電話またはメールで連絡する
  2. どの欄をどう間違えたか、正しい内容を簡潔に伝える
  3. 再提出が必要かどうか、担当者の指示を仰ぐ

電話で伝える場合の例

「お世話になっております。◯月◯日に履歴書を郵送いたしました△△と申します。提出後に、生年月日の年を書き間違えていたことに気づきご連絡いたしました。正しくは◯◯年でございます。再提出が必要でしたら、ご指示いただけますでしょうか。」

メールで伝える場合の例

件名:応募書類の訂正のお願い(氏名)
本文:先日提出いたしました履歴書につきまして、住所の番地に誤りがございました。正しくは「◯◯◯」です。お手数ですが訂正のうえご確認いただけますと幸いです。差し替えが必要な場合は、修正した履歴書を改めてお送りいたします。

連絡の際は言い訳を並べず、事実と正しい情報、再提出の意思の3点だけを短く伝えるのがコツです。丁寧な一報が、かえって「対応が誠実な人」という評価につながることもあります。

書き間違いを繰り返さない下書きのコツ

そもそも書き間違いを減らせば、書き直しの手間も訂正の悩みもなくなります。清書でミスが出る人は、いきなり本番用紙に書き始めていることがほとんどです。下書きを一手間はさむだけで、失敗は大きく減らせます。

  • 薄い鉛筆で下書きし、ボールペンでなぞってから消しゴムをかける
  • パソコンで文章を作り、文字数と改行位置を確定させてから清書する
  • 提出まで時間の余裕をつくり、書き直せる予備の用紙を用意しておく
  • 固有名詞(企業名・氏名・日付)は書く前に一度声に出して確認する

手書きの指定がなければ、パソコンで作成してしまうのも有効な選択です。修正が何度でもきき、書き間違いという概念自体がなくなります。パソコンで履歴書を作成する方法では、採用担当者が見る書式のポイントまで解説しています。

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まとめ

  • 書き間違えたら、提出前なら書き直すのが原則。修正テープ・修正液・消せるボールペンは使わない
  • どうしても書き直せないときだけ、二重線と認印での訂正を1箇所まで許容する
  • 企業名・氏名・日付など重要な欄のミスは、時間がなくても書き直す
  • 提出後に気づいたら、隠さず速やかに電話かメールで連絡し指示を仰ぐ

書き間違いは誰にでも起こります。分かれ目は、その後の直し方に作法が守れているかどうかです。書き直せるなら書き直し、直せないなら正しい手順で。この判断ができれば、一箇所のミスで評価を落とすことはありません。

履歴書の書き間違えに関するよくある質問

履歴書を書き間違えた場合、修正テープは絶対に使えませんか?

使わないのが原則です。修正テープや修正液は後から誰でも書き換えられる状態になり、書類としての信頼性が下がります。書き間違えたときは新しい用紙に書き直し、どうしても間に合わないときだけ二重線と訂正印で直してください。

二重線と訂正印で直した履歴書は、選考で不利になりますか?

作法どおりに1箇所だけ訂正されていれば、大きな減点にはなりにくいです。ただし訂正が複数あると「書き直す時間を取らなかった」と見られます。訂正は1箇所までにとどめ、それ以上ある場合は書き直すのが安全です。

消せるボールペンで書いてしまいました。書き直すべきですか?

書き直してください。フリクションなどの消せるボールペンは熱で文字が消えるため、郵送やコピーの際に内容が飛ぶ恐れがあります。履歴書は黒のボールペンか万年筆で書き直すのが基本です。

提出した後に書き間違いに気づきました。連絡しないほうがいいですか?

連絡したほうが良いです。誤りを放置して面接で指摘されるより、自分から伝えて再提出を申し出るほうが誠実さが伝わります。電話かメールで、間違えた箇所・正しい内容・再提出の意思の3点を簡潔に伝えましょう。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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