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職務経歴書テンプレート手書き用|採用担当者が通す書き方と5つのNG

職務経歴書テンプレート手書き用|採用担当者が通す書き方と5つのNG

この記事では、職務経歴書の手書き用テンプレートの入手方法と、採用担当者が実際に見ているポイントを解説します。市販品と無料ダウンロード印刷の選び方、記入項目別の書き方と良い例・NG例、採用担当者が落とす5つのポイントまで網羅しています。

目次

手書き職務経歴書は採用担当者にどう評価されるのか

「手書きで職務経歴書を提出しても問題ないのか」という疑問を持つ人は少なくありません。結論から言うと、手書きでも採用担当者の約半数は問題としないのが実情です。ただし、職種や業種によって評価が変わるため、自分の応募先に合った判断が必要です。

採用担当者352人への調査から見える「手書き」の立ち位置

採用担当者352人への調査では、以下の結果が出ています。

採用担当者の意見割合
パソコン作成のほうが良い50.9%
どちらでも良い30.4%
手書きのほうが良い18.8%

「どちらでも良い」と「手書きのほうが良い」を合わせると49.1%。つまり採用担当者の2人に1人近くは手書き提出を問題視しないということです。ただし、IT・事務・企画系の職種では「パソコンが使えないのでは」という懸念が生まれやすく、マイナス評価につながるリスクがあります。介護・保育・接客・現場系の職種では手書きへの抵抗感が低い傾向があります。

採用担当者が手書きから読み取る2つのこと

採用担当者が手書きの職務経歴書を受け取ったとき、内容よりも先に目に入るのが文字の「様子」です。採用担当者が手書き書類から読み取るのは主に次の2点です。

採用担当者はここを見ている

  • 文字の丁寧さ:止め・はね・払いがきちんとしているか。一定の文字サイズと行間で書かれているかを確認することで、「この仕事に丁寧に向き合える人か」を判断する
  • 修正の形跡:修正テープ・修正液の使用、二重線での訂正があると「書類作成の丁寧さ」と「応募への真剣さ」の両方を疑われる。書き損じた場合は必ず最初から書き直す

手書きで職務経歴書を提出する場合は、これら2点が「内容と同じくらい重要な評価ポイント」になります。いくら職歴が充実していても、雑な文字や修正の跡がある書類は第一印象で大きく損をします。

手書き用テンプレートの入手方法と選び方

手書き用の職務経歴書テンプレートを入手する方法は大きく2通りあります。それぞれの特徴と採用担当者視点での評価を解説します。

市販の手書き用職務経歴書を使う場合

文房具店・コンビニ・通販サイトで購入できる市販の職務経歴書用紙は、価格が100〜200円程度です。必要な記入欄が印刷されているため、すぐに書き始められます。

デメリットは記入欄の構成が固定されており、職歴が多い人や、アピールしたいスキルが多い人は書き足りなくなる点です。また、書き損じた場合は同一フォーマットをもう一度購入する必要があります。

無料テンプレートをダウンロード・印刷する方法

doda・マイナビ転職・リクナビNEXTなどの転職サイトが提供している無料テンプレートをダウンロードし、A4用紙に印刷する方法です。書き間違えた場合でも同じファイルからすぐに再印刷でき、書き直しに備えて5枚以上を事前に印刷しておくことが基本です。

フォーマットの種類は自分の職歴に合ったものを選びます。

形式特徴向いている人
逆編年体式直近の職歴から書く(最も一般的)転職経験者・現役社員
編年体式古い職歴から書く新卒・第二新卒
キャリア式業務・職種ごとにまとめる多様な職歴を持つ人

採用担当者視点ではどちらを選ぶべきか

採用担当者の視点では、市販品か印刷テンプレートかの違いで合否が変わることはほとんどありません。それよりも重要なのは「自分の職歴を書き切れる十分なスペースがあるか」です。職歴が2社以上ある場合や、担当業務・実績が多い場合は印刷テンプレートを選ぶのが適切です。

なお、職務経歴書とあわせて履歴書のテンプレートも無料で入手できます。書類セットとして一緒に準備しておくと効率的です。

手書き職務経歴書の記入項目と書き方

職務経歴書に必要な記入項目と、採用担当者に刺さる書き方を項目別に解説します。

日付・氏名

日付は「作成日」ではなく「提出日(面接日または郵送日)」を記入します。郵送で送る場合は封筒に入れる当日の日付を書いてください。氏名は姓と名の間に1文字分のスペースを空けると読みやすくなります。元号・西暦のどちらを使っても構いませんが、書類全体で統一します。

職務要約(キャリアサマリー)

職務要約は採用担当者が最初に読む部分です。「どんな業界で・何年間・どんな役割を担ってきたか」を3〜5行で簡潔にまとめます。手書きで詰め込みすぎると読みにくくなるため、要点を絞って150〜200文字程度に収めてください。

良い例文

住宅設備メーカーにて8年間、法人向け営業を担当。建設・リフォーム業者への提案営業を中心に行い、担当エリアで3年連続売上目標を達成しました。後半3年間は3名のチームリーダーとして部下育成にも携わっています。

NG例

住宅メーカーで営業をしていました。具体的な年数・担当領域・実績がなく、採用担当者は「何ができる人か」を判断できない。

職務経歴(会社概要・業務内容・実績)

職務経歴は「直近の職歴から書く」逆編年体式が最も一般的です。採用担当者も読み慣れている形式のため、基本的にはこの形式を選んでください。記入する項目は以下の通りです。

  • 会社名:正式名称(「株式会社」「有限会社」を省略しない)
  • 在籍期間:○○年○月〜○○年○月(退職済みの場合は「○○年○月 退職」と明記)
  • 会社概要:業種・従業員数・事業内容などを1〜2行で記入
  • 担当業務:箇条書きで3〜5項目、数値を含めながら記入
  • 実績・成果:数字を1つ以上含める(売上達成率・改善率・対応件数など)

採用担当者はここを見ている

  • 業務内容の「具体性」:数値・固有名詞・規模感が明記されているか
  • 在籍期間の「連続性」:空白期間がある場合に補足説明があるか
  • 職歴全体の「一貫性」:現在の応募職種との接点が見えるか

保有スキル・資格

保有資格は必ず正式名称で記入します。例えば「簿記2級」ではなく「日本商工会議所主催 簿記検定試験2級 合格」が正式な書き方です。取得年月も添えることで信頼性が増します。PCスキルは「Excel(関数・ピボットテーブル使用可)」のように習熟度を具体的に添えてください。

自己PR

自己PRは「私の強みは〜です」で始めるのではなく、「具体的なエピソード → 発揮したスキル → 応募先での活かし方」の順で構成します。手書きで読みやすい量は300〜400文字が目安です。

良い例文

前職では担当エリアの顧客を120社から200社に拡大し、3年間で売上を1.8倍に伸ばしました。新規開拓では既存顧客からの紹介を仕組み化し、飛び込み訪問を半減させながら成果を出してきたのが強みです。貴社の営業職でも、既存顧客との信頼関係を軸とした継続的な売上拡大に貢献できます。

内容の組み立て方に自信がない場合は、職務経歴書の添削サービスを活用する選択肢もあります。転職エージェントによる無料添削を含め、複数の方法が存在します。

採用担当者が落とす手書き職務経歴書の5つのNG

手書きで作成した職務経歴書でも、以下の5つのポイントを守れていないと書類選考で落とされやすくなります。どれも「当然」に思えますが、実際の転職活動では意外に多くの人が見落としているポイントです。

NG① 修正テープ・修正液の使用

手書きの公式書類で修正テープや修正液を使うのは、採用業界では「マナー違反」とされています。これらを使用した書類は、書き直す手間を惜しんだとみなされ、応募への真剣さが疑われます。

NG例

修正テープを2か所使用した職務経歴書を提出。書類作成の丁寧さと応募への意欲の両方が疑われ、内容よりも先にマイナス印象を与える。

書き損じた場合は「全枚書き直し」が原則です。テンプレートは最低でも5枚以上を事前に印刷・購入しておくことを強く推奨します。

NG② 雑な文字と乱れた行間

字のうまさよりも一定の文字サイズ・行間で丁寧に書かれているかが重要です。採用担当者は文字の丁寧さから業務への姿勢を読み取ります。行間が乱れていると読みにくくなり、採用担当者が内容を把握するのに余分な時間がかかってしまいます。

鉛筆で薄く行間の目安線を引いてから書き始めると、統一された見た目に仕上がります。

NG③ 空白が多い構成

A4用紙に対して記入内容が少なく余白が大きく残っている状態は「書くべき職歴やスキルがない」という印象につながります。職歴が少ない場合でも、担当業務の詳細・使用ツール・工夫した点など、できる限り具体的に記入して空白を埋めてください。

NG④ 数値のない抽象的な職務内容

NG例

「営業担当として商品の提案を行い、顧客対応をしていました。」数値・対象・規模感がなく、採用担当者は「どの程度の実績がある人か」を判断できない。

良い例文

「法人向け通信機器の新規営業(月30件訪問)を担当。入社2年目に担当エリアで年間売上達成率120%を記録し、社内表彰を受けました。」

NG⑤ 枠が不足する市販テンプレートの無理な使用

市販の職務経歴書は記入欄が固定されており、職歴が多い人が使うと「欄が足りない」状況が起こりがちです。余白に小さな文字を詰め込んだ書類は読みにくく、採用担当者の読む意欲を削ぎます。職歴が2社以上ある場合は、A4用紙2枚構成の印刷テンプレートを選んでください。

手書きに近い感覚でサクサク作れる手書き特化のフォーマット活用事例もあります。

採用担当者が「会いたい」と思う手書き職務経歴書を作るコツ

NGポイントを回避した上で、さらに採用通過率を高めるための実践的なコツを3つ紹介します。

下書きしてから清書する

テンプレートを印刷したら、まず別の用紙(コピー紙など)に鉛筆で内容の下書きを行います。何を書くかを確定してから清書に移ることで書き直しのリスクが大幅に減ります。特に「職務要約」と「自己PR」は文章量の調整が必要なため、下書き段階で文字数を把握してから書き始めてください。

ゲルインクボールペンを使う

手書き書類に最も適した筆記用具は黒のゲルインクボールペン(0.5〜0.7mm)です。

筆記用具評価理由
黒ゲルインクボールペン(0.5〜0.7mm)推奨にじみにくく文字が鮮明に残る
黒油性ボールペン細すぎると読みにくくなりやすい
水性ボールペン不可にじむ・乾きが遅い
フリクションボールペン不可熱で消える・公式書類に不適切
万年筆不可にじみや紙への裏抜けリスクがある

A4用紙2枚以内にまとめる意識を持つ

職務経歴書はA4用紙1〜2枚が基本です。3枚以上になる場合は内容を見直し、採用担当者に伝えるべき情報を絞り込んでください。採用担当者が1枚の書類を読む時間は平均30秒以内とも言われており、簡潔にまとめられた書類の方が要点が伝わりやすいのが実情です。

手書きではなくパソコンで作成した職務経歴書で効率的に転職活動を進めたい場合は、職務経歴書の自動作成ツールを活用する選択肢もあります。

まとめ

  • 手書き職務経歴書は採用担当者の49.1%が「問題ない」と判断する。IT・事務系の職種では手書きがマイナスに働くリスクがある
  • テンプレートは市販品(100〜200円)か無料ダウンロード印刷の2通り。職歴が多い場合は印刷テンプレートが適している
  • 修正テープ・修正液の使用は厳禁。書き損じた場合は最初から書き直すために、テンプレートを多めに準備する
  • 職務内容は数値・固有名詞・規模感を含めて具体的に記入する
  • A4用紙2枚以内・黒ゲルインクボールペン・鉛筆下書き後に清書の3つが通過率を上げる基本

手書きの職務経歴書は、テンプレートの種類よりも「読みやすさ」と「職歴の具体性」が合否を分けます。書き方に迷ったときは、採用担当者の視点で「30秒で読んで理解できるか」を基準に見直してみてください。

職務経歴書テンプレート手書き用に関するよくある質問

職務経歴書は手書きとパソコン、どちらがいいですか?

採用担当者352人への調査ではパソコン作成を推奨する人が50.9%と最多ですが、「どちらでも良い」が30.4%、手書きを推奨する人が18.8%います。IT・事務・企画系ではパソコン作成が無難です。介護・接客・現場系の職種では手書きへの抵抗感が低い傾向があります。

手書き職務経歴書で書き間違えた場合はどうすればいいですか?

修正テープ・修正液の使用は不可です。書き間違えた場合は、新しいテンプレートに最初から書き直してください。書き直し回数を減らすには、まず別の用紙に鉛筆で下書きしてから清書に移ることが効果的です。テンプレートは最低5枚を事前に準備しておくことをお勧めします。

手書き職務経歴書に適したボールペンは何ですか?

黒のゲルインクボールペン(0.5〜0.7mm)が最も適しています。フリクション系ボールペンは熱で文字が消える可能性があるため公式書類には使用できません。水性ボールペンはにじみやすく、万年筆は紙の裏抜けリスクがあるため避けてください。

手書き用職務経歴書のテンプレートはどこで手に入りますか?

市販品は文房具店・コンビニ・100円ショップで100〜200円程度で購入できます。無料テンプレートはdoda・マイナビ転職・リクナビNEXTなどの転職サイトからダウンロードできます。職歴が多い場合や書き直しに備えて複数枚用意したい場合は、印刷テンプレートを活用するのが便利です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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