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職務経歴書のパソコン(Word)スキルの書き方|採用担当者が評価する例文集

職務経歴書のパソコン(Word)スキルの書き方|採用担当者が評価する例文集

この記事では、職務経歴書のパソコンスキル欄(Word・Excel)の書き方と、WordでA4形式の職務経歴書を作成する際の基本設定を解説します。採用担当者が一目で評価できる具体的な表現方法と、初級レベルでも書けるレベル別例文を紹介します。

目次

職務経歴書はWordで作成するのが基本

職務経歴書の書式に「手書き必須」というルールはありません。ただし、採用担当者の多くはパソコン(Word)作成を前提としています。修正が容易で視覚的に整理しやすく、複数社への応募でも使い回せる点が実用的だからです。

手書きかパソコンか、採用担当者の本音

一部の企業・業種(職人的な仕事、規模の小さい企業など)では手書きを好む採用担当者もいますが、転職市場全体ではパソコン作成が圧倒的なマジョリティです。手書きで「誠意を伝えたい」という意図はわかりますが、書類選考では内容が8割・見た目が2割です。

採用担当者はここを見ている

  • 文字が読みやすいか(フォント・サイズ・行間)
  • 情報が整理されているか(項目の区切り・見出しの有無)
  • 修正の痕がないか(手書きの場合は修正液のあとが目立つ)
  • PCスキルが問われる職種なのに手書きで提出していないか

手書きよりも内容の充実と視覚的な読みやすさを優先してください。パソコン作成なら修正・加筆が何度でも行え、応募先に合わせた内容調整も容易です。

Wordで作成するメリット

  • 修正・加筆が容易:応募先に合わせた内容変更が素早くできる
  • 体裁が整えやすい:表・箇条書き・太字で情報を視覚的に整理できる
  • メール添付に対応:PDFに変換してオンライン応募でも使える
  • 複数社への流用が可能:ベースファイルを保存しておけば次の応募でも再利用できる

WordでA4職務経歴書を設定する手順

WordでA4縦・2枚以内の職務経歴書を作成するには、まず基本設定を揃えることが大切です。フォントや余白がバラバラだと、内容が優れていても視覚的に雑な印象を与えます。

フォント・文字サイズ・余白の正解

設定項目推奨値補足
用紙サイズA4縦1〜2枚に収める
フォント(本文)游明朝・MS明朝・ヒラギノ明朝明朝体が基本(ゴシック体は読みづらい)
文字サイズ(本文)10.5〜11pt10pt以下は読みにくくNG
見出し文字サイズ12〜14pt・太字メリハリをつける
余白上下25mm・左右25mm狭すぎると窮屈な印象になる
行間1.5〜1.8行詰めすぎると読みにくい

フォントはWindowsなら游明朝、Macならヒラギノ明朝が標準的な選択肢です。採用担当者が不快感を覚えるのは、内容より先に「フォントが読みにくい」と感じるときです。明朝体を選ぶだけで読みやすさが格段に向上します。

フォントの詳細な選び方は履歴書のフォント選び方でも解説しています。

テンプレートを使うべきかゼロから作るべきか

初めて職務経歴書を作成する場合は、既成のWordテンプレートを使うことを強くすすめます。余白・見出し・表組みがあらかじめ設定されているため、フォーマットの整合性を保ちながら内容の作成に集中できます。

Wordテンプレートの無料入手先

  • doda:業種・職種別に110種類以上のテンプレートを提供
  • マイナビ転職:編年体・キャリア式など形式別テンプレートあり
  • リクナビNEXT:PDF・Excel・Word形式を選べる

テンプレートを選ぶ際は「編年体」か「キャリア式」かを使い分けることがポイントです。転職歴が少ない場合は時系列で書く編年体、スキルや専門性をアピールしたい場合はキャリア式(スキル要約型)が適しています。

職務経歴書にパソコンスキルを書く位置と基本ルール

職務経歴書のパソコンスキルはどこに書けばよいかは、多くの方が迷うポイントです。記載位置を間違えると、せっかくのスキルが採用担当者の目に入らない可能性があります。

PCスキルを書く場所はどこ?

職務経歴書のパソコンスキルは、「スキル・能力」欄や「保有スキル」欄に独立した見出しを設けて記載するのが基本です。

記載方法詳細
見出し「PCスキル」を設けるスキル・能力欄に「PCスキル」と独立させて記載。採用担当者の目が止まりやすい
職務経歴本文内に含める業務説明の中で「〜をExcelで管理」と自然に記載。本文への埋め込み
資格欄に補足するMOSなどの資格がある場合は資格欄にも記載

採用担当者は多数の書類を短時間で確認します。「PCスキル」という独立した見出しがあれば目が止まりやすくなります。本文中への埋め込みだけでなく、独立した見出しで目立たせることを意識してください。

採用担当者が一瞬で落とす「曖昧なPCスキル表現」

パソコンスキルの書き方でもっとも多い失敗は「曖昧な表現」です。採用担当者が書類を30秒程度でスクリーニングする際に、曖昧な表現は情報ゼロとほぼ同義です。

NG例

・Word:基本操作可能
・Excel:使用経験あり
・パソコン全般:日常業務で使用
「どの程度使えるのか」が採用担当者にまったく伝わらない表現です。

「使えます」「経験あり」という表現は採用担当者にとって判断材料になりません。具体的にどんな業務でどのように使ったのかを示すことが、書類選考突破への第一歩です。

WordスキルをPCスキル欄に書く方法と例文

Wordのスキルは「文書が作れる」だけでは不十分です。採用担当者が知りたいのは「どのような文書を、どの程度のクオリティで作成できるか」です。作った文書の種類と使った機能名をセットで書くことが伝わる書き方の基本です。

初級・中級・上級レベル別のWordスキルの書き方

良い例:初級レベル

Word:議事録・報告書などの基本的な文書作成が可能。書式設定・段落調整・ページ設定の操作経験あり。

良い例:中級レベル

Word:社内マニュアル・提案書・報告書等の作成経験3年以上。差し込み印刷・スタイル設定・目次の自動生成など中級機能の活用経験あり。

良い例:上級レベル

Word:80ページ超の技術仕様書・操作マニュアルの作成経験あり。スタイル設定・相互参照・マクロ記録を活用し、社内標準テンプレートの構築・整備を担当。

初級レベルでは「何を作ったか(文書の種類)」を、中・上級では「どの機能を使ったか(具体的な機能名)」を加えることでレベルが伝わります。

職種別のWordスキル書き方例

職種記載例
事務・総務Word:社内通知・稟議書・議事録の作成。月平均20〜30件の文書処理。差し込み印刷で取引先への一括案内状作成を担当。
営業Word:提案書・見積書・営業報告書の作成。先方提出用資料は体裁統一のためスタイル設定を活用。
医療・介護Word:患者向け説明文書・看護記録の作成補助。テンプレート管理と定期更新を担当(月次)。
製造・技術Word:工程手順書・設備管理マニュアルの作成。80ページ超の文書でも目次・相互参照機能を使い効率的に管理。

ExcelスキルをPCスキル欄に書く方法と例文

ExcelはWordよりも求められる機能のバリエーションが広く、採用担当者が最も注目するスキル項目のひとつです。「Excelが使えます」という表記では、採用担当者は何もわかりません。具体的な関数名・活用業務・成果をセットで書くことが求められます。

「Excelが使えます」がNGな理由

採用担当者が「Excelが使えます」という記述を見たとき、頭の中には「SUM関数だけか?ピボットは使えるのか?VBAは?」という疑問が浮かびます。曖昧な表現は採用担当者にとって、スキルがないのとほぼ同じ扱いになります。

NG例

Excel:日常的に使用経験あり。関数の使用が可能。
「どの関数を使えるか」が一切わかりません。採用担当者は判断できず、スキルなしと判断するリスクがあります。

Excelスキルのレベル別書き方と具体例

良い例:初級レベル

Excel:データ入力・SUM・AVERAGE等の基本関数、フィルター・並び替えの操作経験あり。日常的な集計表の作成に対応可能。

良い例:中級レベル

Excel:VLOOKUP・IF・COUNTIFS等の中級関数、ピボットテーブルを活用した売上集計・在庫管理の経験3年。条件付き書式・グラフ作成も実務で活用。

良い例:上級レベル

Excel:XLOOKUP・Power Query・VBAマクロを活用した業務自動化の経験あり。月次決算レポートの自動集計システムを構築し、業務時間を月30時間削減。

上級レベルで特に採用担当者の目が止まるのは「数値で示した実績」です。「業務時間を月30時間削減」「処理件数を1.5倍に向上」のように、Excelスキルが生んだ具体的な成果を添えると説得力が大きく増します。

職種別のExcelスキル書き方例

職種記載例
経理Excel:月次試算表・予算管理表の作成(VLOOKUP・SUMIFS・ピボットテーブル活用)。半期決算資料の集計を担当し、処理時間を従来比30%短縮。
事務・総務Excel:勤怠管理・備品在庫管理をExcelで一元管理。フィルター・条件付き書式で視認性を向上。
営業Excel:月次売上実績・達成率グラフの作成(IF・VLOOKUP活用)。営業部門20名の実績データを集計し、上長への週次報告資料を作成。
製造・物流Excel:生産計画表・原材料在庫管理をピボットテーブルで管理。月次棚卸作業をマクロで自動化し、2時間の作業を15分に短縮。

職務経歴書の作成に手間がかかる場合は、職務経歴書の自動作成ツールを活用すると、入力フォームに沿って回答するだけで書類の骨格を作れます。

採用担当者が評価するパソコンスキルの書き方3つのコツ

これまでのWord・Excel別の書き方に加えて、採用担当者の視点から「書類の印象を大きく変える3つのコツ」をまとめます。

採用担当者はここを見ている

  • ツール名と機能名が両方書かれているか:「Excel」だけでなく「VLOOKUP・ピボットテーブル」まで書くと即戦力感が伝わる
  • 業務での活用場面が書かれているか:「経理の月次集計で使用」「20名分の勤怠を管理」など場面が見える記述か
  • 数値実績があるか:スキルを使ったことで生まれた成果(時間削減・件数向上・コスト削減)が数値で示されているか

コツ① ツール名は「パソコン」ではなく「Word・Excel」と書く

「パソコン操作可能」という表現は曖昧すぎて意味をなしません。必ず「Word」「Excel」「PowerPoint」「Access」のように個別のアプリケーション名を列挙してください。

コツ② 機能・関数名を一つは添える

初級者は「SUM関数・オートフィルター」、中級者は「VLOOKUP・条件付き書式・ピボットテーブル」のように、実際に使える機能名を一つでも書くだけでレベル感が格段に明確になります。

コツ③ 「何のために使ったか」をセットで書く

採用担当者が知りたいのは「そのスキルで何をしてくれるのか」です。「売上集計のために使った」「在庫管理を効率化するために使った」という目的を添えることで、即戦力感が生まれます。

パソコンスキルが低い人・自信がない人の書き方

「Excelはほとんど触ったことがない」「Wordで文字を打つ程度しかできない」という方が、職務経歴書のPCスキル欄を空白にするのは得策ではありません。採用担当者はスキルのゼロを好みません。

「初級レベル」でも書くべき理由

初級レベルのPCスキルでも書いた方が良い理由は、「書かない=スキルなし」と判断されるからです。たとえば「Word:文書作成・書式設定の基本操作が可能」と書くだけで、業務で最低限のWordを使えることが伝わります。

採用担当者が初級レベルを問題にするのは、PCスキルが業務の最低要件を満たさない場合に限られます。事務職や経理職でもExcelをほとんど使わない職場もありますし、「育成前提」で採用する企業もあります。

初級レベルでも書けるPCスキルの目安

  • Word:メール本文・議事録・お知らせ文書などの文字入力・印刷ができる
  • Excel:データ入力・合計(SUM)・並び替え・フィルターができる
  • PowerPoint:既存テンプレートへのテキスト入力・スライドの追加ができる

採用担当者が実際にどこまで見ているか

採用担当者がPCスキルを確認する目的は主に2つです。

  • 業務に必要な最低ラインを満たしているか:「Excelで在庫管理をしてもらう予定なのに、Excelをほとんど使えないのは困る」という基準チェック
  • 即戦力かどうか:高いPCスキルがあれば、業務習得が速く、効率化提案ができると判断する

応募先の求人票に「Excelの基本操作ができる方」と書いてあれば、「SUM・フィルター・データ入力ができる」と書くだけでその要件を満たすことが伝わります。求人票のスキル要件と自分のPCスキルを照合し、「最低ラインは満たしている」ことを具体的に示すことが大切です。

書類作成に不安があれば、有料の職務経歴書添削サービスを活用して、書類のプロに内容を確認してもらう方法もあります。

まとめ

  • 職務経歴書はパソコン(Word)で作成するのが基本。フォントは明朝体・文字サイズは10.5〜11ptが標準
  • PCスキルは「使えます」「経験あり」という曖昧表現を避け、具体的なアプリ名・機能名・業務場面をセットで書く
  • WordスキルはA4文書の種類と使った機能、Excelスキルは関数名と活用業務・数値実績を記載すると採用担当者に刺さる
  • 初級レベルでもPCスキル欄を空白にするのはNG。求人票の最低要件と照合し、満たしていることを具体的に示す

職務経歴書のパソコンスキルは「何が使えるか」ではなく「どう使ったか」を書くことが採用担当者への説得力につながります。

職務経歴書のパソコン・Wordスキルに関するよくある質問

職務経歴書のパソコンスキルは必ず書かないといけませんか?

書かなくても問題ない場合もありますが、書かないと「スキルがない」と判断されるリスクがあります。初級レベルでも「Word:文書作成可能」「Excel:SUM関数・フィルター操作可能」と記載するだけで最低限のスキルを示せます。特にオフィスワーク・事務系の職種では必ず記載することを推奨します。

職務経歴書はWordとExcelどちらで作成すればよいですか?

どちらでも問題ありませんが、一般的にはWordが使われることが多いです。文章中心の職務経歴書はWordで管理しやすく、テンプレートも豊富です。一方、Excelは表形式でスキルや実績を整理したい方に向いています。企業から指定フォーマット(Excel)で提出するよう求められた場合は、その指示に従いましょう。

MOSなどのパソコン資格は職務経歴書に書いた方がいいですか?

MOS(Microsoft Office Specialist)などの資格は職務経歴書の資格欄に記載することをお勧めします。資格はスキルレベルを第三者が認定した証明となり、「Wordが使えます」という記述より客観的な信頼性があります。ただし、資格があっても実務での活用経験の方が採用担当者の評価は高い傾向があります。資格欄と並行して、PCスキル欄に具体的な業務経験も必ず記載してください。

パソコンスキルが低い場合、職務経歴書にどう書けばよいですか?

初級レベルでも正直に書くことが大切です。「Word:議事録・メール文書の作成(基本操作レベル)」「Excel:データ入力・SUM関数・フィルター操作可能」のように、実際にできることだけを具体的に書きましょう。できないことを誇張すると採用後に困るのは自分自身です。応募先の求人票に書かれているPCスキル要件を確認し、その要件と自分のスキルが一致していることを示すことが重要です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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