履歴書の趣味欄に「グルメ」や「食べ歩き」と書いても、書き方次第で十分に好印象を与えられます。採用担当者が見ているのは食べ物への興味そのものではなく、その裏にある探究心や行動力だからです。この記事では、そのまま使える例文と避けたいNGな書き方、面接で深掘りされたときの答え方まで、採用担当者の視点で解説します。
履歴書の趣味「グルメ」の書き方と例文【まず結論】
結論:グルメ・食べ歩きは書き方次第で好印象
グルメや食べ歩きは、履歴書の趣味として問題なく使えます。ギャンブルや政治・宗教のように敬遠される趣味ではなく、誰にとっても親しみやすいテーマだからです。ただし「食べることが好きです」だけで終わると、印象に残らないまま読み飛ばされてしまいます。
ポイントは、どんな食べ物を、どう楽しんでいるかを一言添えることです。お店を自分で探す、地域ごとの味を比べる、記録を続けているといった行動を書くと、あなたの人柄や仕事への姿勢まで伝わります。
そのまま使える基本例文
まずは、どんな職種でも使いやすい基本の書き方を見てください。良い例とNG例をセットで確認すると、差がはっきりわかります。
良い例文
食べ歩きが趣味で、月に2〜3回は行ったことのないお店を開拓しています。気になった店はSNSや口コミで下調べをしてから訪れ、味や雰囲気を自分なりに記録しています。
NG例
食べることが好きです。おいしいものを食べるのが趣味です。具体的な行動がなく、誰にでも当てはまる内容のため、人柄が伝わらず印象に残りません。
採用担当者はここを見ている
- 「好き」で止まらず、自分から動いている行動が書かれているか
- 下調べや記録など、仕事にも通じる習慣がにじみ出ているか
- 面接で会話が広がりそうな具体的な切り口があるか
趣味欄の書き方をもっと幅広く知りたい場合は、他の趣味の例文もまとめて確認しておくと自分に合う表現が見つかります。

「グルメ」「食べ歩き」「食べること」の使い分け
同じ食に関する趣味でも、選ぶ言葉で相手が受ける印象は変わります。応募先の雰囲気や自分のキャラクターに合わせて使い分けると、より伝わりやすくなります。
| 表現 | 与えやすい印象 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 食べ歩き | 行動的・好奇心が強い | 営業・接客など人と動く仕事 |
| グルメ | 知識やこだわりがある | 企画・専門職など探究が活きる仕事 |
| 食べること | 親しみやすいが平凡になりやすい | 具体的な補足とセットで使う |
「食べること」は幅広く使えますが、そのままでは平凡に見えます。使う場合は、後ろに具体的な行動を必ず添えてください。
採用担当者が趣味「グルメ」で見ている3つのポイント
採用担当者は、趣味欄から「どんな食べ物が好きか」を知りたいわけではありません。食との関わり方を通じて、仕事にも通じる資質があるかを読み取ろうとしています。グルメを趣味に挙げるなら、次の3点を意識して書くと評価が変わります。
①探究心・情報収集力
気になる店を自分で調べ、実際に足を運んで確かめる姿勢は、そのまま仕事の情報収集や課題解決の姿勢に重なります。「口コミを調べてから訪れる」「地域ごとの味を比べる」といった一手間が、探究心の証拠になります。
②行動力・フットワーク
「気になったら実際に行く」という行動は、フットワークの軽さを示します。とくに人と接する仕事では、自ら動いて経験を広げる姿勢が好まれます。頻度や範囲を数字で添えると、行動量が具体的に伝わります。
③会話が広がる話題性
面接では趣味が話のきっかけになります。グルメは相手も親しみやすく、共通の話題になりやすいテーマです。深掘りされても答えやすいエピソードを一つ用意しておくと、その場の会話が自然に弾みます。
状況・職種別|趣味「グルメ」の例文集
同じグルメでも、自分のスタイルや応募する職種に合わせて書き方を変えると説得力が増します。近い例文をそのまま参考にしてください。
食べ歩き・新規開拓タイプ
良い例文
休日はまだ行ったことのない街のお店を開拓する食べ歩きが趣味です。事前に口コミや地図で候補を絞り、実際の味と照らし合わせて感想を記録しています。気になったらすぐ足を運ぶ行動力には自信があります。
料理・自炊と絡めるタイプ
良い例文
外食で気に入った料理を、家で再現するのが趣味です。味を思い出しながら材料や手順を調べ、近づけるまで試作を重ねます。目標に向けて工夫を続ける過程そのものを楽しんでいます。
料理そのものを趣味・特技として書きたい場合は、特技欄の書き方も合わせて確認すると、趣味欄との役割分担が整理できます。

営業・接客・企画職に響くタイプ
良い例文
各地のご当地グルメを食べ歩くのが趣味で、旅行先では必ず地元の方におすすめの店を尋ねています。初対面の人にも気軽に話しかけて情報を引き出すのが得意で、人と接する仕事に活かせると考えています。
他の趣味でも同じように書けるか気になる場合は、ジャンル別の例文を見比べると自分の型がつかめます。読書やゲームなど、別テーマの書き方も参考になります。

趣味「グルメ」でやりがちなNGな書き方
グルメは好印象を与えやすい一方で、書き方を誤ると逆効果になります。次の4つは避けてください。
NG例
- 大食い・量の自慢:「大盛りを食べ切るのが得意」など、健康面や自制心を疑われやすい
- 高級店・散財のアピール:金銭感覚への不安につながり、逆効果になりやすい
- 「食べるのが好き」だけ:行動がなく、誰にでも当てはまり印象に残らない
- お酒中心の内容:飲み歩きが主題だと、生活習慣を心配されることがある
いずれも「食べる・飲む量やお金」に寄った書き方が原因です。量やお金ではなく、行動や工夫に焦点を当てると、同じグルメでも印象が大きく変わります。
面接で趣味「グルメ」を深掘りされたときの答え方
履歴書に書いた趣味は、面接で質問される前提で準備しておくと安心です。グルメは会話が弾みやすい反面、「ただ食べるのが好きなだけ」と受け取られると評価につながりません。答え方には型があります。
- 具体的なエピソードを1つ:印象に残っている店や出来事を短く話す
- そこから得たものを添える:行動力や情報収集など、仕事に通じる要素につなげる
- 1〜2分でまとめる:話しすぎず、相手が質問を重ねやすい長さに収める
回答例
先日、口コミの少ない小さな定食屋を思い切って訪ねたところ、想像以上の名店でした。情報が少なくても自分で確かめに行くのが好きで、この姿勢は仕事で新しい提案を試すときにも活きると考えています。
履歴書の一言と面接の回答がつながっていると、話に一貫性が生まれます。書いた内容に沿ったエピソードを、事前に一つ決めておいてください。
まとめ
- グルメ・食べ歩きは履歴書の趣味として問題なく使え、書き方次第で好印象になる
- 採用担当者は食の好みではなく、探究心・行動力・話題性を見ている
- 「好き」で止めず、下調べ・記録・開拓などの行動を具体的に添える
- 大食い・高級店・お酒中心の内容は避け、面接用のエピソードを一つ用意する
食との関わり方には、あなたらしい行動や工夫が必ず表れます。その一手間を言葉にすれば、グルメは十分に選考で武器になります。
履歴書の趣味「グルメ」に関するよくある質問
- 趣味に「グルメ」と書くのはありきたりで不利になりませんか?
-
ありきたりかどうかは言葉ではなく中身で決まります。「食べるのが好き」だけなら平凡ですが、下調べや開拓など自分の行動を添えれば、他の応募者と差がつく趣味になります。
- 「食べ歩き」と「グルメ」はどちらを書くべきですか?
-
行動的な印象を出したいなら「食べ歩き」、こだわりや知識を伝えたいなら「グルメ」が向いています。応募先の雰囲気や自分のスタイルに合わせて選んでください。
- グルメを趣味に書くと面接で必ず聞かれますか?
-
必ずではありませんが、話題にしやすいため質問される可能性は高めです。印象に残った店や出来事を一つ、仕事に通じる学びと合わせて準備しておくと安心です。


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