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webデザイナー未経験の職務経歴書|採用担当者が通す書き方と例文

webデザイナー未経験の職務経歴書|採用担当者が通す書き方と例文

この記事では、実務経験ゼロのwebデザイナー転職希望者が、採用担当者に刺さる職務経歴書を書くための具体的な方法を解説します。各項目の書き方と例文、採用担当者が30秒で見るチェックポイント、やりがちなNG例まで、書類選考を通過するための情報をまとめています。

目次

webデザイナーの採用担当者が職務経歴書に求める「本当のもの」

「書くことがない」と感じるのは当然です。実務経験がないのだから、業務実績を書けないのは当たり前です。ただ、採用担当者が職務経歴書に求めているのは、業務実績だけではありません

実務経験より採用担当者が重視する2つの情報

未経験採用の書類選考では、採用担当者は主に「なぜwebデザイナーなのか」と「どのくらい本気で準備してきたか」の2点を確認しています。実務経歴が薄い分、この2点で差がつきます。

採用担当者が未経験者の職務経歴書で確認すること

  • 転職理由の論理的な一貫性:「なぜ今の仕事を辞めてwebデザイナーになるのか」が採用担当者に納得できるか
  • 学習の具体性と継続性:「いつから、何を、どのくらい学んだか」が数字で伝わるか
  • 前職のスキルが業務に活かせるか:コミュニケーション力・業界知識・ディレクション経験など
  • 即戦力への道筋が見えるか:スキルレベルから「研修後にどんな仕事を任せられるか」がイメージできるか

「実務経験がない」ことは変えられません。でも「なぜwebデザイナーか」と「どれだけ準備したか」は、書き方次第で採用担当者の印象を大きく変えられます。

ポートフォリオ・履歴書・職務経歴書、3つの書類の役割分担

3種類の書類を同時に準備していると、何をどこに書けばいいか混乱しがちです。役割の違いを理解しておくと、職務経歴書に書くべき内容が自然と絞られてきます。

書類主な役割採用担当者が確認すること
履歴書基本情報の証明学歴・資格・志望動機のトーン
職務経歴書「なぜ」を伝える転職理由・スキル・学習歴・人物像
ポートフォリオ「何ができるか」を見せるデザインスキル・センス・思考プロセス

職務経歴書は「デザイナーとして採用する理由を採用担当者に納得させる書類」です。デザインの腕前を見せる場所ではなく、それはポートフォリオの役割です。この分担を理解するだけで、職務経歴書に何を書けばいいかが見えてきます。

未経験webデザイナーの職務経歴書 各項目の書き方

職務経歴書の基本的な項目は「職務要約・職務経歴・スキル欄・学習歴・自己PR」です。未経験者の場合、それぞれに特有の書き方のコツがあります。

職務要約:「未経験者」ではなく「〇〇業界出身者」として書く

職務要約は採用担当者が最初に読む箇所です。ここで「未経験者ですが…」と入ってしまうと、第一印象が防御的になります。

正しいアプローチは、前職での経験を「デザイン業務に接続できるスキル」として冒頭に持ってくることです。未経験であることは事実なので隠す必要はありませんが、第一声に使う言葉ではありません。

NG例

「Webデザイナーとしての実務経験はございませんが、〇〇年間営業職として勤務してきました。デザインに興味があり、スクールで学習中です。」

良い例文

「IT系メーカーで3年間、製品の営業・プレゼン資料制作を担当。顧客の課題を視覚的に伝える提案書を年間50件以上作成してきました。この経験を活かしてwebデザイナーへの転職を目指し、〇〇スクールにて6ヶ月間デザインとHTML/CSSを習得。現在は3作品のポートフォリオを公開中です。」

同じ「未経験者」でも、書き方で採用担当者の受け取り方が変わります。職務要約の目的は「この人に会ってみたい」と思わせることです。

職務経歴:前職の業務×デザインへの接続が通過率を分ける

実務経験がないため、職務経歴欄には前職の業務内容を書くことになります。ここで多くの未経験者がやりがちなのが「現職の業務をただ箇条書きする」だけの書き方です。

採用担当者が見たいのは「その経験がwebデザイン業務でどう活きるか」という接続の論理です。前職の説明は最小限に抑え、デザイン業務への橋渡しを意識して書きましょう。

採用担当者はここを見ている

  • 前職の業務説明が「デザイン業務に活かせるスキル」と紐づいているか
  • 数字・固有名詞・具体例が含まれているか(「資料作成」ではなく「月20件のプレゼン資料作成」)
  • 「転職後にどう活かすか」まで言及されているか

スキル欄:ツール名+レベル感を必ず明記する

スキル欄は採用担当者が「この人に任せられる業務レベル」を判断する箇所です。多くの未経験者がここで損をしています。

NG例

「Photoshop / Illustrator / Figma / HTML / CSS(いずれも使用経験あり)」

採用担当者は「使用経験あり」という表記では業務に使えるレベルかどうかを判断できません。ツール名だけを並べた記載は、「何もわかりません」と書いているのと同じです。

良い例文

  • Figma:バナー・LP(ランディングページ)のデザインが一人で行えるレベル。自主制作でLP3件を制作
  • Photoshop:画像補正・バナー制作・切り抜き処理が可能。スクールで60時間以上使用
  • HTML/CSS:静的サイトのコーディングが可能。レスポンシブ対応の経験あり
  • WordPress:テーマカスタマイズと投稿管理が可能。自己サイト1件の運用経験あり

「何ができるか」を具体的に書くと、採用担当者が「研修後にこの人にLPのデザインを任せられる」という具体的なイメージを持てるようになります。

学習歴:スクール・独学の経験を「実績」として数値化する

未経験者が見落としがちなのが学習歴の扱いです。「スクールに通いました」「独学で勉強しました」という記載では採用担当者に伝わりません。学習経験は「何を・どのくらい・どんな成果を出したか」の3点セットで書く必要があります。

学習形態書くべき情報記載例
スクール受講スクール名・受講期間・カリキュラム内容・卒業制作〇〇スクールにて6ヶ月受講。PhotoshopとFigmaによるUI/UXデザインを習得。卒業制作としてECサイトのUI設計を担当
独学使用教材・学習時間・制作した作品数・公開先URLUdemyの〇〇コース修了(〇〇時間)。HTML/CSS・JavaScriptを学習。個人制作サイト2件をGitHub Pagesで公開中

特にスクールを卒業している場合、卒業制作が「実績」の一つになります。制作したものの規模・担当範囲・使用ツールを具体的に書くことで、ポートフォリオとも連動した説得力が生まれます。

自己PR:採用担当者が「会いたい」と思う構成とは

自己PRは「自分の強みを並べる欄」ではなく、「前職のスキル × 学習への姿勢 × 入社後の貢献イメージ」を3段構成で伝える欄です。

自己PRの3段構成(採用担当者が読みたい流れ)

  • ①前職で培ったスキルの具体化:「〇〇の経験で〇〇力が身についた」を数字や具体例で
  • ②なぜwebデザイナーに転身するのかの論理:前職経験 → デザインへの気づき → 学習開始の流れ
  • ③入社後に貢献できる具体的なイメージ:「前職の業界知識を活かして〇〇の案件に貢献できる」など

自己PRで最も印象が悪いのは「Webデザインが好きで、デザイナーとして活躍したいと思いました」という抽象的な文章です。採用担当者は毎日同じような文章を読んでいます。「なぜあなたが、なぜこの会社で、何ができるのか」を具体的に書くことが通過のカギです。

前職の経験別|webデザイナー職務経歴書の例文集

職務経歴書で前職の経験をどう「デザイン業務への接続」として書くかは、前職の職種によって変わります。ここでは職種別の書き方と例文を紹介します。

営業・接客経験者の場合

営業・接客経験者がwebデザイナーに転職する場合、最大のアピールポイントは「ユーザー視点の理解」です。顧客と直接接してきた経験は、UX(ユーザー体験)を重視するデザイン会社にとって非常に価値があります。

例文(職務要約部分)

「不動産会社にて3年間、住宅営業として年間40件超の顧客対応を担当。顧客の潜在ニーズを引き出す提案の中で、”見せ方”と”伝わり方”に強い関心を持つようになりました。〇〇スクールでwebデザインを学び、UI設計のロジックと制作スキルを習得。入社後は営業経験で得たユーザー理解をデザインに反映させたいと考えています。」

採用担当者が営業経験者に特に期待するのは「クライアントコミュニケーション力」と「数字への意識」です。デザイン業務ではクライアントとの打ち合わせや要件定義が発生するため、接客経験はむしろ強みになります。

事務・バックオフィス経験者の場合

事務・バックオフィス経験者の強みは「正確性・細部への注意・ツール習熟」です。Officeツールを長年使ってきた経験は、デザインツールへの適応力の高さを裏付けます。

例文(職務要約部分)

「医療機器メーカーで5年間、営業事務として見積書・提案資料・各種レポートの作成を担当。Excelでのデータ管理とWordでの文書デザインを通じて、”読みやすいレイアウト”に強い関心を持つようになりました。独学でFigmaとHTML/CSSを習得し、3ヶ月でポートフォリオサイトを公開。入社後はデータ整理と資料制作の経験を活かした丁寧な制作進行を実現できると考えています。」

教育・医療など専門職経験者の場合

教育・医療・福祉などの専門職からwebデザイナーへの転職は、一見距離があるように見えますが、「特定のユーザー層(子ども・患者・高齢者など)への深い理解」が強力な差別化ポイントになります。

例文(職務要約部分)

「小学校教員として4年間、授業教材の制作・学級通信のデザインを担当。わかりやすく伝える資料づくりに強い関心を持ち、〇〇スクールでwebデザインを学びました。教育現場での”伝わるビジュアル”への感覚と、FigmaおよびHTML/CSSのスキルを組み合わせ、教育系・子ども向けサービスのUI設計に貢献できると考えています。」

特定の業界への深い理解を持つwebデザイナーは希少です。前職の業界が応募企業のターゲットユーザーと重なる場合、未経験のハンデを大幅に補えます。

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採用担当者が30秒で確認する5つのチェックポイント

採用担当者が職務経歴書を最初に見る時間は、平均30秒〜1分程度とされています。この短時間で何を判断しているかを理解しておくと、優先的に充実させるべき箇所が明確になります。

採用担当者が最初の30秒で見る5つの箇所

  • ① ポートフォリオURLの記載有無:URLが書いてあれば「準備できている人」、なければ「作品がない人」と即判断される。完成しているページが1つでもあれば必ずURLを記載する
  • ② スキル欄の具体性:ツール名だけか、レベル感まで書いてあるかで、本気度の伝わり方が変わる
  • ③ 学習歴のボリュームと時系列:「いつから学習を始めたか」が明記されているか。学習開始から現在まで継続しているかどうかも確認される
  • ④ 志望動機の論理的一貫性:「前職の経験 → 転身のきっかけ → 学習 → 応募」という流れが自然かどうか
  • ⑤ 全体のレイアウト・読みやすさ:webデザイナー志望者として、書類そのものにもセンスと丁寧さが求められる

⑤の「職務経歴書のレイアウト」は見落とされがちです。デザイナー志望者の書類がフォントも余白もバラバラだと、採用担当者は「デザインへの意識が薄い」と感じます。WordやGoogleドキュメントで作成する場合でも、フォントの統一・余白のバランス・見出しのメリハリには気を配りましょう。

未経験者がやりがちな職務経歴書のNG5選

採用担当者が職務経歴書を見て「書類選考通過は難しい」と判断するパターンには、明確な共通点があります。以下の5つは特に注意が必要です。

NG1:スキル欄が「使用経験あり」で終わっている

ツール名と「使用経験あり」だけでは採用担当者はレベル感を把握できません。「何をどのくらい作れるか」を必ず明記してください。

NG2:「Webデザイナーになりたいと思いました」で終わる志望動機

「なぜなりたいのか」の背景と「なぜ今なのか」の説明がない志望動機は、採用担当者に本気度が伝わりません。前職でのきっかけエピソードを1つ加えるだけで説得力が大きく変わります。

NG3:現職の業務説明が長すぎる

前職の業務内容を詳しく書くことは悪くありませんが、デザイン業務との接続なしに2〜3ページにわたると「転職の軸が定まっていない」と判断されます。前職の説明はA4半ページ以内に収め、残りの紙面はスキル・学習歴・ポートフォリオ情報に使いましょう。

NG4:ポートフォリオが「制作中」になっている

職務経歴書にポートフォリオURLを記載することは必須ですが、リンク先が「準備中」「Coming Soon」になっているのは最悪の状態です。完成している作品が1点だけでも、必ず公開してから応募しましょう。

NG5:書類とポートフォリオの内容が矛盾している

「Figmaが使えます」と書いているのにポートフォリオにFigmaで作った作品がない、「レスポンシブ対応のコーディングができます」と書いているのにポートフォリオサイトがスマートフォンで崩れている——こうした矛盾は採用担当者に即見抜かれます。

職務経歴書を書き終えたら、必ずポートフォリオとの整合性を確認してください。書類でアピールしたスキルは、ポートフォリオで証明できる状態にしておくことが原則です。

一人で書類を仕上げることに不安がある場合は、職務経歴書の添削サービスの利用も有効な選択肢です。未経験転職では特に「第三者の目」で書類をチェックしてもらうことが書類通過率の向上につながります。

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まとめ

  • 未経験のwebデザイナー転職では、職務経歴書は「実務経験のない言い訳」ではなく「採用担当者を納得させる根拠の書類」として書く
  • 職務要約は「〇〇業界出身者として」から始め、未経験であることを冒頭に出さない
  • スキル欄はツール名+レベル感+制作実績の3点セットで書く
  • 学習歴は「何を・どのくらい・どんな成果を出したか」を数値化して記載する
  • ポートフォリオとの整合性を必ず確認し、書いたことはポートフォリオで証明できる状態にしておく

書き上げた後に内容チェックの手間を省きたい場合は、職務経歴書の自動作成ツールで効率よく作成してから添削に回すやり方も有効です。

webデザイナー職務経歴書(未経験)に関するよくある質問

実務経験ゼロでも職務経歴書を書く意味はありますか?

あります。採用担当者は職務経歴書を通じて「なぜwebデザイナーに転職するのか」と「学習の具体的な内容」を確認します。実務経験がなくても、前職スキルとの接続や学習歴を丁寧に書くことで、書類選考の通過率は大きく変わります。

ポートフォリオがまだ完成していない場合、応募しても大丈夫ですか?

完成してから応募するのが原則です。「制作中」のURLを載せると採用担当者の信頼を損ないます。1作品でも完成したらポートフォリオとして公開し、URLを職務経歴書に記載してから応募しましょう。作品の量より、見られた時に完成している状態かどうかが重要です。

独学とスクールでは、職務経歴書の書き方に違いはありますか?

書き方の基本は同じですが、伝えるべき内容が異なります。スクールの場合は「スクール名・受講期間・カリキュラム・卒業制作の概要」を明記します。独学の場合は「使用教材・学習時間の目安・制作した作品数」を具体的に書くことで、採用担当者がスキルレベルを判断しやすくなります。

職務経歴書は何枚にまとめればいいですか?

未経験者の場合はA4用紙1〜2枚が適切です。前職の業務説明に多くの紙面を使わず、スキル欄・学習歴・自己PRを充実させることを優先してください。3枚以上になる場合は前職の業務説明を簡潔にまとめ直しましょう。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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