この記事では、塾講師バイトの履歴書における希望職種欄の書き方を解説します。個別指導・集団指導・オンライン塾の種類別の記入例と、採用担当者が希望職種欄から何を読み取っているかのポイントもあわせて紹介します。
塾講師バイトの履歴書「希望職種」欄とは
塾講師のアルバイトに応募するとき、履歴書の「希望職種」欄を前に手が止まる方は少なくありません。「講師とだけ書けばいいのか」「空白でも問題ないのか」という疑問が出てくるのは、この欄の目的が曖昧に感じられるからです。
まず理解しておきたいのは、履歴書のフォーマットによって「希望職種」欄の扱いが異なる点です。
履歴書の種類によって記入欄の構成が異なる
市販の一般的な履歴書と厚生労働省推奨様式では、希望職種の記入方法が変わります。
| 履歴書の種類 | 希望職種の書き方 |
|---|---|
| 市販の一般用・JIS規格 | 「本人希望欄」に希望職種を含めて記入する |
| 厚生労働省推奨様式 | 「本人希望記入欄」に「希望職種:個別指導講師」と書く |
| アルバイト専用の簡易様式 | 「希望の職種」欄または「本人希望欄」に記入する |
フォーマットに「希望職種」という独立した欄があれば、そこに職種名を記入します。「本人希望欄」しかない場合は、欄の冒頭に「希望職種:〇〇」と明記してから、勤務曜日や時間帯などの条件に続けます。
希望職種欄を空白にしていいのはどんな場合か
空白が許容されるのは、求人票に職種が1種類しか記載されていない場合です。たとえば「個別指導講師のみ募集」と明示されているなら、改めて書く必要はありません。
ただし、空白にせず記入しておくほうが常に好印象です。採用担当者から見ると、空白欄は「この塾の仕事を具体的にイメージできていない」「志望度が低い」とも受け取られる可能性があります。複数の職種や指導形態がある塾、あるいは「個別指導・集団指導どちらも募集」という求人では、希望職種欄の記入は必須と考えてください。
塾の種類別|希望職種欄の書き方と例文
塾のスタイルによって、適切な希望職種の表現が変わります。応募前に求人票で「どのような指導形態か」を確認したうえで記入してください。
個別指導塾に応募する場合
個別指導塾は、生徒1〜2人を1人の講師が担当するスタイルです。希望職種には「個別指導講師」と書き、担当できる科目を括弧内に添えます。
良い例文
個別指導講師(数学・英語)
NG例
塾講師(「塾講師」とだけ書くと、個別・集団のどちらを想定しているかが採用担当者に伝わりません)
科目を添えることで、採用担当者はシフト編成がしやすくなります。得意でない科目は書かないのが原則です。採用後に「やっぱり教えられません」となると、生徒と塾の両方に迷惑がかかります。
集団指導塾・予備校に応募する場合
集団指導塾や予備校では、複数の生徒を一斉に教えます。担当する科目が明確に求められるため、希望職種には科目を必ず記入してください。
良い例文
集団指導講師(英語担当)
NG例
何科目でも可(一見柔軟に見えますが、「専門科目を持っていない」と判断されるリスクがあります)
集団指導では、声の通りや板書の見やすさも評価される場面があります。自信を持って教えられる科目を1〜2つ絞って記入しましょう。
家庭教師センター・オンライン塾に応募する場合
家庭教師やオンライン指導は、指導形態を明示することで採用担当者がマッチングしやすくなります。
良い例文
- 家庭教師(数学・理科)
- オンライン講師(英語)
- オンライン家庭教師(数学・英語・理科)
複数の指導形態を同時に募集しているセンターでは、「訪問指導・オンライン指導どちらも可」と本人希望欄に補足を加えると、マッチング候補が広がります。
バイトの履歴書を作成する際は、無料のテンプレートで各欄の記入漏れを防ぐ方法も確認しておくと安心です。

採用担当者が「希望職種」欄から何を判断しているか
塾の採用担当者は、履歴書の希望職種欄から3つのことを読み取っています。志望動機と読み合わせて判断するため、内容の一貫性も問われます。
採用担当者はここを見ている
- 応募先の塾を理解しているか:個別指導塾に「集団指導希望」と書くのは、塾のスタイルを把握していないサインです
- 何の科目を教えられるか:科目を書くと採用担当者がシフトを組みやすく、即戦力として採用されやすくなります
- 条件の強さとバランス:「〇〇のみ希望」という強い制限は、採用側の運用上の問題になることがあります
採用確率を下げるNGパターン
以下の書き方は、採用担当者が見たときに「この応募者は塾の仕事をよくわかっていない」と感じやすいパターンです。
| NGパターン | 採用担当者の見方 |
|---|---|
| 「講師」とだけ書く | 個別か集団か、何の科目かが不明。採用後のトラブルを防ぐために確認作業が発生する |
| 「何でも可」「特になし」 | 志望度の低さを示す。仕事内容への具体的なイメージが伝わらない |
| 「個別指導のみ希望」(個別・集団両方ある塾への応募時) | 柔軟性がなく、採用後に問題が起きやすいと判断される |
| 職種と勤務条件を混在させる | 「個別指導講師(週2希望)」のように職種と条件を同じ場所に書くと、情報が整理しにくくなる |
担当科目をどう書くか
1科目しか教えられない場合
教えられる科目が1つでも、正直に書いてください。科目数が少ないからといって不採用になることはほとんどありません。採用後にミスマッチが発生するほうが、生徒にとっても塾にとっても大きなダメージです。
良い例文
- 個別指導講師(数学のみ)
- 個別指導講師(英語専科)
「専科」という表現を使うと、1科目に特化した専門性があることを自然にアピールできます。たとえば数学が得意な理系の大学生であれば「数学専科」と書くことで、採用担当者に即戦力のイメージを持ってもらいやすくなります。
複数科目に対応できる場合
複数科目を担当できるなら、そのまま列挙します。最も自信のある科目を先頭に書くと、採用担当者が「強み」を把握しやすくなります。
良い例文
- 個別指導講師(数学・英語・理科)
- 個別指導講師(全科目対応可)
- 集団指導講師(英語担当・数学補助可)
「全科目対応可」は対応力の広さを示せますが、「専門科目を持っていない」と受け取られることもあります。対応科目が多い場合でも、「個別指導講師(数学・英語・理科・社会)」のように具体的に書いたほうが信頼感が出ます。
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無料で履歴書・職務経歴書を作成する →希望職種欄と本人希望欄の正しい使い分け
履歴書の欄構成によっては、「希望職種」と「本人希望欄」が別々に存在します。この2つは記入する内容の性質が異なるため、混在させないことが大切です。
| 欄の名前 | 書く内容 | 記入例 |
|---|---|---|
| 希望職種欄 | やりたい仕事の職種名 | 個別指導講師(数学・英語) |
| 本人希望欄 | 勤務曜日・時間・勤務地などの条件 | 週2〜3日希望、土曜日可、〇〇駅周辺での勤務を希望 |
希望職種欄がなく本人希望欄しかない場合は、欄の最初に「希望職種:個別指導講師(数学・英語)」と書いてから、続けて勤務条件を記入します。条件に特に希望がなければ「貴塾の規定に従います」と記入するのが一般的です。
バイト応募の履歴書では、どの職種でも各欄の記入方法に共通するルールがあります。本屋・書店バイトの志望動機の書き方と比較すると、希望欄の扱い方や本人希望欄の書き分け方が整理できます。

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無料で履歴書・職務経歴書を作成する →まとめ
- 塾講師バイトの履歴書「希望職種」欄には、指導形態(個別・集団)+担当科目を記入するのが基本
- 応募先の塾の指導スタイルを確認し、それに合った職種名を選ぶことが採用担当者への好印象につながる
- 担当できる科目は正直に書く。1科目でも問題ないが、得意でない科目は記入しない
- 「本人希望欄」しかない場合は「希望職種:〇〇」と明記してから勤務条件を続けて書く
希望職種欄は数文字のスペースですが、採用担当者にとっては「この応募者が塾の仕事を理解しているか」を確認する大切な欄です。指導形態と科目を明示して、採用後のミスマッチを防ぐ書き方を意識してください。
塾講師バイト履歴書の希望職種に関するよくある質問
- 希望職種欄に「塾講師」とだけ書いてもいいですか?
-
書かないよりはマシですが、「個別指導講師」や「集団指導講師」のように指導形態を明示するほうが好印象です。担当科目も括弧内に添えると、採用担当者のシフト編成が容易になります。
- 教えられる科目が1科目だけでも問題ありませんか?
-
問題ありません。「個別指導講師(英語専科)」のように正直に書いてください。苦手な科目を誇張して書くと採用後の指導に支障が出るため、実態に合った記入が大切です。
- 希望職種欄が空白のままでは採用に不利になりますか?
-
求人票に職種が1種類しかない場合は大きな問題にはなりませんが、空白のままでは志望度の低さを感じさせる可能性があります。記入できる欄があれば、できるかぎり埋めておくことをおすすめします。
- 希望職種欄と志望動機の内容に一貫性がないとどうなりますか?
-
採用担当者は希望職種欄と志望動機を読み合わせます。たとえば希望職種に「個別指導講師」と書きながら、志望動機で「大勢の生徒に授業したい」と書くと、応募先の塾への理解を疑われます。記入内容の一貫性は必ず確認してください。


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