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履歴書の家族構成の書き方【見本付き】続柄・順番を徹底解説

【無料作成ツールつき】履歴書の家族構成の書き方【見本付き】続柄・順番を徹底解説

「家族構成って、どこまで書けばいいの?」「続柄の書き方が合っているか自信がない…」

履歴書の家族構成欄は、書き方のルールがわかりにくく、多くの人が手を止めてしまう項目のひとつです。実は、続柄の表記ミスや記載順序の誤りは、採用担当者に「丁寧さが足りない」という印象を与えることがあります。この記事では、採用担当者の視点も踏まえながら、家族構成の正しい書き方を見本付きで徹底解説します。一人暮らし・別居・離婚後のケースまで網羅しているので、最後まで読めばどんな状況でも迷わず書けるようになります。

目次

履歴書の「家族構成」欄とは?書くべき範囲を確認しよう

家族構成欄は、あなたと一緒に暮らしている家族の情報を記入する欄です。まず「何を書くべきか」の範囲を正しく把握することが、書き方の第一歩になります。

「家族」として記載すべき範囲

履歴書の家族構成欄に書くのは、原則として「同居している家族」です。別の住所に住んでいる親族は、基本的に記載しません。

  • 書く:一緒に住んでいる配偶者・子ども・親・兄弟姉妹
  • 書かない:別居している親・祖父母・兄弟(ただし住民票の状況によって異なる)
  • 注意:記入欄に「扶養家族数」が含まれる場合は、別居中でも扶養している家族は含める

ただし、フォームによっては「同居・別居にかかわらず全家族を記入」と指定される場合もあります。指示が明記されている場合はそれに従ってください。

「本人」は含める?含めない?

これは多くの人が迷うポイントです。原則として、履歴書の家族構成欄に「本人(自分)」は記入しません。履歴書全体が本人の情報を示す書類だからです。

🕴 採用担当者はここを見ている

  • 「本人を含めているかどうか」よりも、記載が整然としているかを見ている
  • 「世帯主」の位置が先頭にあるか(年齢順になっていないか)を確認する
  • 続柄の表記が正式なものかどうか(口語表記は即マイナス印象)

ただし、フォームに「本人を含む」と明記されている場合は、「本人」と記入したうえで最後の行に記入するか、指示に従って対応してください。

家族構成の書き方【4つの基本ルール】

基本のルールを押さえれば、家族構成欄の書き方は難しくありません。以下の4つを守れば、採用担当者に「丁寧」「正確」という印象を与えられます。

①続柄はシンプルな正式表記で書く

続柄は「父」「母」「夫」「妻」など、公的書類で使われる正式表記を使います。「お父さん」「パパ」「旦那」などの口語表記は絶対にNGです。

❌ NG例

続柄欄に「お父さん」「旦那」「パパ」など口語表記で書いてしまう。公的書類の場合、口語表記は丁寧さの欠如と受け取られます。

✅ 良い例文

続柄欄に「父」「母」「夫」「妻」「長男」「長女」など正式な表記を使用する。

②記載順序:世帯主→年齢の高い順に書く

家族構成の記載順序は、「世帯主を先頭に、年齢が高い人から順番に書く」のが基本です。

  • 世帯主が自分の場合:配偶者→子ども(年齢順)の順に書く
  • 世帯主が親の場合:父(または母)→兄弟姉妹(年齢順)の順に書く
  • 子どもの記載:長男・二男・長女・二女のように出生順で記入

③職業欄は大まかな属性でOK

職業欄がある場合、詳細な会社名や役職まで書く必要はありません。「会社員」「自営業」「専業主婦(夫)」「大学生」「無職」など、大まかな属性で記入します。

家族の状況職業欄の書き方
会社や団体に勤めている会社員 / 公務員
自分でビジネスをしている自営業
家事専従専業主婦(夫)
学校に通っている大学生 / 高校生
仕事をしていない無職
年金受給者無職(年金受給)

④本人の書き方:「本人」と記入する

フォームに「本人を含めて記入」と指示がある場合は、最初の行に「本人」と書きます。氏名欄には名前を、続柄欄には「本人」と記入します。自分の職業は「会社員」など正式な表記で書いてください。

続柄の正しい書き方一覧【間違えやすい表記も解説】

続柄は「申請者(本人)からみた関係性」を正式表記で書きます。以下の一覧表を参考にしてください。特に「妻」「夫」を「奥さん」「旦那さん」と書いてしまうケースが多いので注意が必要です。

関係正式な続柄表記NGな口語表記(例)
結婚相手(男性)旦那、主人
結婚相手(女性)奥さん、家内
父親お父さん、パパ
母親お母さん、ママ
最初に生まれた男の子長男息子、男の子
2番目に生まれた男の子二男次男(一般的だが正式は二男)
最初に生まれた女の子長女娘、女の子
2番目に生まれた女の子二女次女(一般的だが正式は二女)
男きょうだい兄 / 弟お兄ちゃん
女きょうだい姉 / 妹お姉ちゃん
父方・母方の祖父祖父おじいちゃん
父方・母方の祖母祖母おばあちゃん

※「次男」「次女」は一般的に使われますが、公的書類では「二男」「二女」が正式表記です

【状況別】家族構成の書き方と見本

自分の状況に合わせた書き方を確認しましょう。見本を参考にそのまま当てはめて記入できます。

一人暮らし・単身の場合

一人暮らしの場合、同居している家族がいないため、家族構成欄には「なし」または空欄で問題ありません。フォームによっては「本人のみ」と記入する場合もあります。

✅ 一人暮らしの場合の記入例

家族構成欄:なし(または空欄)
同居家族欄:なし

※「本人のみ」と記入欄が指定されている場合は「本人のみ」と書く

親と同居している場合

世帯主が親(父または母)の場合、先頭に父(または母)を書き、その後に母(または他のきょうだい)を年齢順に記入します。

✅ 親と同居している場合の記入例

氏名続柄年齢職業
山田 太郎58歳会社員
山田 花子55歳専業主婦
山田 次郎22歳大学生

※自分(本人)の記入は不要。世帯主(父)を先頭に記入する。

配偶者・子どもがいる場合

自分が世帯主の場合、配偶者を先頭に書き、その後に子どもを年齢の高い順(長男→長女など)に記入します。

✅ 配偶者・子どもがいる場合の記入例(自分が世帯主)

氏名続柄年齢職業
田中 美咲30歳会社員
田中 一郎長男5歳幼稚園児
田中 花長女3歳未就学児

※自分(世帯主・本人)は記入しない。配偶者→子ども(年齢順)の順で記入。

別居している家族がいる場合

別居している家族(地方に住む親など)は、原則として家族構成欄への記載は不要です。ただし、住民票を移していない場合(住民票の住所と実際の居住地が異なる場合)は注意が必要です。

  • 住民票を移している場合:現在の住所に同居している家族のみを記入
  • 住民票を移していない場合:住民票上の世帯員(実家の家族)を記入する場合もある。フォームの指示に従う
  • 扶養している別居家族(仕送りしている親など):扶養家族欄がある場合は記入が必要

離婚後の子どもがいる場合

離婚後の家族構成は、実際の同居状況に基づいて記入します。

  • 子どもと同居している場合:「長男」「長女」など通常通りに記入
  • 子どもが元配偶者のもとにいる場合:同居していないため、原則として記入不要
  • 養育費を支払っている場合:扶養家族として扶養家族欄に記入する場合がある

プライバシーに関わる情報のため、採用担当者が家族構成で離婚歴を詮索することは、厚生労働省の「公正な採用選考」のガイドラインに反します。採用面接でこの点を深掘りされた場合は「個人的な事情のため詳細はお答えしにくい」と冷静に伝えて問題ありません。

採用担当者が「家族構成欄」を見る本当の理由【選考に影響する?】

「家族構成を書くと、子どもがいることで転勤不可と判断されるのでは?」「離婚していると不利になる?」——そんな不安を抱えている方も多いはずです。ここでは、採用担当者が家族構成欄をどのように活用しているか、正直にお伝えします。

企業が家族構成を確認する3つの目的

採用担当者が家族構成を確認する主な目的は、以下の3つです。いずれも採用の合否判定とは直接関係のない、入社後の事務手続き目的がほとんどです。

🕴 家族構成を見る3つの理由

  • ①社会保険・家族手当の手続き:配偶者・子どもの有無によって、健康保険の扶養手続きや家族手当の支給額が変わる
  • ②緊急連絡先の把握:万が一のとき、誰に連絡すべきかを事前に把握しておく
  • ③勤務条件のすり合わせ:残業・出張・転勤の可否について面談で確認するための参考情報

③については注意が必要です。「子どもがいるから採用しない」という判断は違法ですが、「残業や転勤が可能か」という確認は正当な質問です。採用面接では、家族構成を理由にした不当な選考が行われないよう、厚生労働省が明確にガイドラインを設けています。

令和3年以降、家族構成欄が消えた履歴書が増えた理由

2021年(令和3年)4月、厚生労働省が新しい履歴書の様式例を公表しました。この様式では、「配偶者」「扶養家族数」「配偶者の扶養義務」の3つの記入欄が削除されています。

削除された理由は明確で、これらの情報は「公正な採用選考を行うために必要ではなく、むしろ性別・家族状況に基づく不当な差別につながる恐れがある」と判断されたからです。

📋 新様式と旧様式の違い

  • 旧様式(JIS規格):配偶者欄・扶養家族数欄・配偶者の扶養義務欄あり
  • 新様式(令和3年〜):上記3欄が削除。通勤時間・転居を伴う転勤欄も削除
  • 現在の状況:企業が用意した履歴書フォームには欄が残っているケースもあり、両様式が混在している

企業から指定されたフォームに家族構成欄が残っていれば記入し、なければ記入不要です。自分でフォームを選ぶ場合は、新様式を使うことをおすすめします。

面接で「家族構成を教えてください」と聞かれたら

面接で家族構成を聞かれた場合、正直に答えても問題ありません。ただし、家族構成を理由にした採用拒否は違法であり、採用担当者もそれを理解したうえで聞いています。

  • 聞かれた場合:「妻と子どもが1人います」など事実を簡潔に答える
  • 深掘りが不快な場合:「プライベートな事情のため詳細はお答えしにくいですが、業務には支障ありません」と伝える
  • 残業・出張についての質問は正当:家族構成に関連して業務条件を確認する質問には、誠実に答えることが望ましい

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まとめ

家族構成の書き方まとめ

  • 記載するのは同居している家族が基本。別居家族は原則不要
  • 続柄は「父・母・夫・妻・長男・長女」など正式な表記を使う(口語表記NG)
  • 記載順序は世帯主を先頭に、年齢の高い順に書く
  • 本人(自分)は原則記入しない(フォームに指示がある場合を除く)
  • 令和3年以降、家族構成欄が削除された新様式が普及している
  • 採用担当者が家族構成を見るのは入社後の手続き目的が主で、合否に直接影響するものではない

家族構成欄は正確・丁寧に書くことが大切です。書き方に迷ったら、この記事の見本を参考にしてください。

家族構成の書き方に関するよくある質問

家族構成欄に「なし」と書いてもいいですか?

一人暮らしや独身で同居家族がいない場合は「なし」と記入して問題ありません。欄を空白のままにするより、「なし」と明記したほうが丁寧な印象を与えます。

「次男」「次女」と「二男」「二女」、どちらが正しいですか?

公的書類の正式表記は「二男」「二女」です。一般的には「次男」「次女」も広く使われていますが、履歴書などのフォーマルな書類では「二男」「二女」を使うのが正確です。

内縁の妻(事実婚)の場合、続柄はどう書けばいいですか?

法律上の婚姻関係がない場合、「内縁の妻」または「同居人」と記入するのが一般的です。フォームによっては「未届の妻」と記入する場合もあります。なお、事実婚の相手は社会保険の扶養に入れる場合もあるため、入社後に人事部門へ確認することをおすすめします。

同居している祖父母の続柄はどう書きますか?

同居している祖父母は「祖父」「祖母」と記入します。父方・母方の区別は通常不要で、シンプルに「祖父」「祖母」のみで問題ありません。

家族に無職の人がいる場合、職業欄はどう書けばいいですか?

無職の場合は「無職」と記入して問題ありません。専業主婦・主夫の場合は「専業主婦(夫)」、退職後に年金を受給している場合は「無職(年金受給)」と記入するとより丁寧です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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