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職務経歴書のB5テンプレート|A4との違いと採用担当者が見るポイント

職務経歴書のB5テンプレート|A4との違いと採用担当者が見るポイント

この記事では、職務経歴書のB5テンプレートを入手する方法と、A4サイズとの違い・使い分けを解説します。採用担当者がサイズをどう見るか、B5で作成するときの注意点と各項目の書き方もまとめています。

目次

職務経歴書のB5テンプレートを入手する方法

職務経歴書のB5テンプレートは、WordやExcelの「ページ設定」から用紙サイズを変更して作るのが現実的です。市販・無料配布のテンプレートはA4が大半を占めており、B5専用として配布されているものはほぼありません。

WordでB5テンプレートを設定する手順

Wordを使えばB5サイズへの変更は数ステップで完了します。doda・リクナビNEXTなどの転職サービスが配布しているA4テンプレートをベースに、以下の手順でサイズを変更するのが最も効率的です。

WordでB5設定にする手順

  1. Wordを開き、「レイアウト」タブをクリック
  2. 「サイズ」ボタンをクリックし、「B5(JIS)」を選択
  3. 「余白」を「上下15mm・左右20mm」程度に設定
  4. フォントを「游明朝」または「游ゴシック」10ptに設定
  5. ヘッダーに「職務経歴書」「作成日」「氏名」を記入して完了

B5(JIS規格)のサイズは182mm×257mmです。A4(210mm×297mm)と比べて縦横ともに1〜2割ほど小さく、記載できる情報量がA4より約20〜25%少なくなります。A4テンプレートを「縮小コピー」するだけでは文字が小さくなりすぎるため、必ずWordのページ設定から作り直してください。

ExcelやPDFでB5テンプレートを利用する方法

ExcelもWordと同様に、「ページレイアウト」→「サイズ」→「B5」で用紙サイズを変更できます。印刷時に「用紙サイズ:B5」を設定し忘れると、コンビニや自宅プリンターでA4に引き伸ばして印刷されてしまうため注意が必要です。

PDFフォームを使う場合は、doda・マイナビ転職などから配布されているA4テンプレートをダウンロードしたうえで、Adobe AcrobatなどのPDF編集ツールで用紙サイズをB5に変更する方法があります。ただし、PDF変更ではレイアウトが崩れることが多いため、Wordで設定し直す方が確実です。

職務経歴書をツールで効率よく作成したい場合は、職務経歴書の自動作成ツールの利用も選択肢のひとつです。ただし、B5出力に対応しているツールは限られており、最終的にWordで調整する作業が発生するケースが多いです。

職務経歴書のサイズはA4とB5どちらを選ぶべきか

企業から指定がない場合、職務経歴書はA4サイズを選ぶのが正解です。一方、B5を選んでよいケースも明確に存在します。それぞれの理由を整理します。

職務経歴書の標準はA4サイズ

現在の転職市場において、職務経歴書のサイズはA4が事実上の標準です。企業の採用担当者が受け取る書類の大半がA4であるため、B5で提出すると書類の山の中でサイズが目立ちます。これが直ちにマイナス評価につながるわけではありませんが、管理のしやすさという点では、A4の方が企業側にとって取り扱いやすいのが実情です。

サイズ寸法(縦×横)市場での位置づけ採用担当者の扱いやすさ
A4297×210mm事実上の業界標準◎(A4ファイルにそのまま保管可能)
B5257×182mmかつての履歴書標準(現在は少数派)△(A4ファイルに収まらない・すっぽ抜けることがある)

特に職務経歴書は、自分のキャリアと実績を詳しくアピールするための書類です。B5サイズでは書ける情報量がA4の約75〜80%程度に制限されるため、経験が豊富な人ほど「書き切れない」という問題に直面します。

B5を選んでよい3つのケース

以下のいずれかに該当する場合は、B5で提出しても問題ありません。

  • 企業から「B5で提出」と明示された場合:指定がある場合は必ずそれに従います。古くからある老舗企業や一部の業界では、B5を指定するケースが今でも残っています
  • 履歴書がB5で、書類のサイズを揃えたい場合:履歴書をB5で提出する企業では、職務経歴書も同じサイズに揃えることで書類セット全体がまとまりよく見えます
  • 職歴が少なく、A4では余白が目立ちすぎる場合:社会人経験が浅くてアピールできる内容が少ない場合、A4だと余白が目立ちすぎることがあります。B5を選ぶことで見た目のバランスが取りやすくなります

採用担当者はサイズをどう見るか

採用担当者はここを見ている

  • 書類のサイズそのもので合否を決めることはほぼない
  • 指定なしでB5が届くと「なぜB5なのか」という疑問が生じることはある
  • B5で文字が詰め込みになっている・9pt以下で読みにくい書類は「読む気が失せる」と判断される
  • 指定どおりにB5で提出した場合は特に気にならない。指示に従えているという好印象になる

採用担当者がB5の職務経歴書で最も気にするのは「サイズ」ではなく「内容の読みやすさ」です。B5でも情報が整理されていて読みやすければ問題ありませんが、A4用テンプレートを縮小しただけで文字が小さくなっている書類は選考の印象に影響することがあります。

なお、履歴書のテンプレート選びについては履歴書テンプレートの選び方も参考にしてください。B5・A4両対応のテンプレートをまとめています。

B5サイズの職務経歴書を作るときの注意点

B5で職務経歴書を作成するとき、A4のテンプレートをそのまま縮小するだけでは採用担当者が読みにくい書類になります。以下の4点を必ず確認してください。

フォントサイズと行間の設定

B5サイズで職務経歴書を作る際のフォント設定の目安は次のとおりです。

箇所推奨設定注意点
本文9.5〜10pt9pt未満は読みにくいため避ける
見出し(氏名・職歴タイトル)11〜12pt視認性確保のためやや大きめに
行間(段落内スペース)1.2〜1.3倍詰めすぎると圧迫感がある
余白(上下左右)15〜20mm15mm未満は印刷が切れるリスクあり

9pt未満のフォントは、多くの採用担当者が「読みにくい」と感じる閾値です。フォントサイズを下げるよりも、書く情報を絞ってスペースを確保する方向で調整してください。

書く情報量の絞り方

B5では記載できる情報量がA4より約20〜25%少なくなります。次の優先順位で書く内容を整理してください。

  • 優先①(必ず書く):直近の職務経歴(会社名・在籍期間・役職・主要業務3〜4点)
  • 優先②(書けるなら書く):数値で示せる実績(売上○%増・コスト○万円削減など)
  • 省略可:3社以上前の職歴の詳細・業務内容の長文説明・汎用的なスキル(「コミュニケーション能力が高い」など主観的な表現)

封筒サイズとの対応

B5の職務経歴書を郵送する場合は、封筒サイズの選択にも注意が必要です。

職務経歴書のサイズ推奨封筒折り方
B5(1〜2枚)角形3号(216×277mm)折らずにそのまま入る
B5のみ(三つ折り可)長形3号(120×235mm)三つ折りで入る
B5とA4が混在角形2号(240×332mm)A4を折らずに入れる(統一推奨)

履歴書(B5)と職務経歴書(B5)を同封する場合は、角形3号の封筒に折らずに入れるのが最も印象がよい提出方法です。

1枚で収めることを目標にする

B5での作成を指定された場合、可能な限り1枚に収めることを目標にしてください。A4であれば2〜3枚が標準ですが、B5では1〜2枚が一般的な範囲です。2枚になる場合は、2枚目の余白が目立たないよう情報をバランスよく配置します。どうしても3枚以上になる場合は、A4での作成を再検討する方が賢明です。

B5の職務経歴書【各項目の書き方】

B5サイズでは各項目に割けるスペースがA4より少ないため、書き方の工夫が必要です。採用担当者が「短くてもきちんと伝わる」と感じる書き方を項目別に解説します。

職務要約は150字以内に絞る

職務要約はB5では2〜3行(150字程度)が上限です。A4用テンプレートの「200〜300字の要約」をそのまま転用すると、この1項目だけでページの3分の1近くを消費してしまいます。

良い例文(B5向け・150字以内)

食品メーカー営業として5年間、関東エリアのスーパーマーケット100社を担当。担当エリア内売上前年比128%を達成。新規開拓20社・既存深耕によるPB商品拡大が主な実績です。現在は営業推進担当として後輩育成も担当しています。(108字)

NG例(B5には長すぎる)

食品メーカーで営業として5年間勤務してきました。主に関東エリアのスーパーマーケットを中心に法人営業を担当し、商品の提案から在庫管理、棚割り交渉まで幅広く担当してまいりました。チームワークを大切にしながら、担当エリアの売上を前年比128%に引き上げることができました。また新規開拓にも積極的に取り組み……(以下続く/B5では1項目だけで紙面が埋まってしまう)

職務経歴欄は直近2社の情報を優先する

複数社の経歴がある場合、直近2社の情報を詳しく書き、それ以前は在籍期間と会社名・役職のみ記載するのがB5での定石です。採用担当者が最も注目するのは直近の職歴とそこで得たスキルであるため、情報の優先順位を明確にすることが評価につながります。

記載対象書く内容B5での文量目安
直近2社会社概要・役職・業務内容・数値実績を詳しく各5〜7行
3社目以降会社名・在籍期間・役職のみ各1〜2行

スキル・資格欄はアピール度の高いものに絞る

B5ではスキル・資格欄に割けるスペースが限られます。以下の基準で記載するものを絞ってください。

  • 書く:応募職種に直接関連する資格・スキル(業務上必須または優遇されるもの)
  • 書く:具体的なツール・システム(Excel VBA・Salesforce・AutoCADなど固有名称で記載)
  • 省略する:取得から5年以上が経過し使用実績がない資格
  • 省略する:応募職種と無関係な資格(職種によっては普通自動車免許も省略対象)

採用担当者から見たB5職務経歴書の本音

「B5の職務経歴書を受け取ったとき、採用担当者は何を思うのか」について、実務的な観点から整理します。

採用の現場では、書類のサイズで合否が決まることはありません。ただし、以下のような状況では、サイズが間接的に評価に影響することがあります。

採用担当者が気になるB5職務経歴書のポイント

  • 文字が9pt以下で読みにくい:内容は良くても「読む気が失せる」書類になる
  • A4テンプレートを縮小しただけで余白がゼロ:「テンプレートの扱いに慣れていない」という印象を与えてしまう
  • 企業指定なしでB5を提出:「なぜB5にしたのか」と疑問を持たれることはあるが、マイナス評価にはならない場合がほとんど
  • 企業指定どおりにB5で提出:採用担当者は特に気にしない。指示に従えているという好印象になる

採用担当者が書類を見る時間は平均30秒程度とも言われています。B5かA4かよりも、「最初の30秒で何を伝えられるか」の設計が書類選考の通過率を左右します。書類の完成度に不安がある場合は、転職エージェントや添削サービスを活用して、提出前に第三者の目を入れることを検討してください。

有料の添削サービスを検討している場合は、職務経歴書の有料添削サービスの比較も参考にしてください。

まとめ

  • 職務経歴書のB5テンプレートは、WordでA4テンプレートをダウンロードし「ページ設定→B5(JIS)」に変更して作成するのが最も確実
  • 企業から指定がない場合は、職務経歴書はA4サイズを選ぶのが標準。B5は企業指定・履歴書に合わせる・職歴が少ないケースで選ぶ
  • B5で作成するときは、フォント9.5〜10pt・余白15mm以上・1〜2枚に収めることを目標にする
  • 採用担当者がB5で最も気にするのはサイズではなく「文字が9pt以下で読みにくい」「A4を縮小しただけ」といった読みやすさの問題
  • B5では情報量の制約があるため、直近2社の職歴と応募職種に直結するスキルを優先して記載し、それ以前の職歴は在籍期間・役職のみに絞る

企業指定がない場合はA4サイズでの提出を基本方針としてください。それでもB5が必要な場合は、本記事で紹介した設定と書き方の工夫で、採用担当者が読みやすい書類を作れます。

職務経歴書のB5テンプレートに関するよくある質問

職務経歴書はB5でも提出していいですか?

企業から指定がない場合はA4を推奨しますが、B5で提出しても選考の合否に直接影響することはほとんどありません。ただし、A4が業界標準であるため、特別な理由(企業指定・履歴書とサイズを合わせたいなど)がない限りはA4を選んでください。

WordでB5の職務経歴書テンプレートを設定するにはどうすればいいですか?

Wordの「レイアウト」タブ→「サイズ」→「B5(JIS)」を選択し、余白を上下15mm・左右20mm程度に設定します。フォントは游明朝または游ゴシックの10pt、行間1.2〜1.3倍が読みやすい設定の目安です。A4のテンプレートをそのまま縮小するのではなく、B5専用のページ設定から作り直すことを強く推奨します。

B5の職務経歴書は何枚が適切ですか?

1〜2枚が標準的な枚数です。A4では2〜3枚が目安ですが、B5はA4より面積が小さいため1枚に収めることが望ましいです。経歴が多い場合は2枚まで許容されますが、3枚以上になる場合はA4での作成を再検討してください。

B5とA4で書類のサイズが混在しても問題ありませんか?

混在は避けるのが無難です。履歴書がB5で職務経歴書がA4、あるいはその逆のケースでは、採用担当者が書類を整理しにくくなります。可能であれば同じサイズで統一してください。企業から指定がある場合はその指示に従い、指定がない場合はA4で統一するのがシンプルな対応です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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