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介護職の履歴書テンプレート|採用担当者が見る資格欄・志望動機の書き方

介護職の履歴書テンプレート|採用担当者が見る資格欄・志望動機の書き方

この記事では、介護職の履歴書テンプレートの選び方と、採用担当者が書類選考で確認する各欄の書き方を解説します。初任者研修・実務者研修・介護福祉士の資格欄の正式名称、状況別の志望動機例文(未経験・経験者・ブランクあり)もあわせて紹介します。

目次

介護職の履歴書に使うテンプレートの選び方

介護職の履歴書は、市販のものや厚生労働省が提供している一般的な様式で問題ありません。「介護職専用」でなければ受け付けないという施設はほぼなく、形式よりも内容の正確さと読みやすさが選考に影響します。

一般的なテンプレートで問題ない理由

厚生労働省が推奨するJIS規格の履歴書様式は、介護施設を含むすべての業種で使用できます。市販の履歴書用紙、WordやExcelのテンプレート、就職情報サイトの作成ツールのいずれも使用可能です。

ただし、資格欄の行数が少ないテンプレートは注意が必要です。介護職は初任者研修・実務者研修・介護福祉士・介護支援専門員など、複数の資格・研修修了歴を記載するケースが多く、資格欄が3〜4行以上確保されているテンプレートを選ぶと書きやすくなります。

介護系求人サイトのテンプレートを使うメリット

介護求人サイトが提供するテンプレートは、資格欄が広く設計されており、介護特有の記載項目に対応しています。無料でダウンロードできるものが多く、初めて介護職の履歴書を書く場合は活用するのも選択肢です。

テンプレート選びのポイント

  • 資格欄の行数:3行以上あるものを選ぶ
  • 志望動機欄の広さ:200文字以上書けるスペースが理想
  • 形式:手書き希望がなければWordまたはWeb作成ツールが効率的
  • 様式の種類:一般様式(JIS規格)で問題なし。「介護専用」でなくてよい

テンプレートをまだ選んでいない場合は、無料でダウンロードできる履歴書テンプレートの選び方も参考にしてください。

採用担当者が最初に確認する3つのポイント

書類選考において採用担当者が最初にチェックするのは、記事の内容より前の「第一印象」に近い部分です。どれだけ丁寧に本文を書いても、この3点で減点されると後半を読んでもらえないことがあります。

証明写真と基本情報欄の第一印象

証明写真は面接前に採用担当者が「この人物と話してみたい」と感じるかどうかの判断材料になります。撮影から3ヶ月以内のもので、清潔感のある服装・髪型が前提です。

採用担当者はここを見ている

  • 写真の撮影時期(古いと「現在の状態と違う」と判断されることがある)
  • 服装の清潔感(介護職は衛生面を重視する施設が多く、第一印象に直結する)
  • 氏名・住所・生年月日の記載ミス(誤字・脱字はその場で信用を失う)

資格欄の正確な記載(「修了」か「取得」か)

介護職の資格には「研修修了」系と「国家試験合格」系の2種類があります。この区別を誤ると、採用担当者に「資格のことをよく分かっていない」という印象を与えます。

研修系資格は「修了」、試験合格系資格は「合格」または「登録」と記載するのが正解です。「取得」という表現は正式な記載として認められていないため、使用しないようにしましょう。

採用担当者が資格欄で確認しているのは「資格の種類」だけでなく「取得・修了した時期」でもあります。資格を取ったのが10年前であれば、その間の実務経験とのギャップも見ています。資格欄には必ず年月を記載してください。

志望動機の具体性

採用担当者が志望動機を読むときに確認するのは「なぜ介護職を選んだか」と「なぜこの施設を選んだか」の2点です。どちらか一方しか書かれていない場合、面接で残りを掘り下げられます。

施設名を変えただけのコピー志望動機は、採用担当者に容易に見抜かれます。施設の理念・ケアの方針・提供するサービスの特色を踏まえた記述が、書類選考を通過するために欠かせない要素です。

介護職の履歴書 各欄の書き方

学歴・職歴欄

学歴・職歴欄の書き方は、他業種の履歴書と基本的に変わりません。ただし介護施設の種類は多様なため(特別養護老人ホーム・訪問介護事業所・通所介護施設等)、施設名とあわせて施設の種別や法人格を省略せずに記載することが求められます。

記載項目正しい書き方の例注意点
施設名社会福祉法人◯◯会 特別養護老人ホーム△△苑 入職法人名から省略せず記載する
退職一身上の都合により退職施設都合の場合は「施設の都合により退職」
雇用形態介護職員として勤務(常勤・パート等を添えると明確)職種と雇用形態が分かる表現を使う

他業種から介護職に転職する場合も、前職の職歴をすべて正確に記載します。職種・雇用形態・退職理由が明確に分かるよう、時系列で記入しましょう。

資格欄(介護資格の正式名称一覧)

介護職の履歴書で最も間違えやすいのが資格欄の記載です。資格の種類ごとに「修了」「合格」「登録」の使い分けが必要で、旧名称と現在の正式名称が異なるケースもあります。

資格・研修の種類正式な記載例注意点
介護職員初任者研修◯年◯月 介護職員初任者研修 修了「取得」はNG。旧称:ホームヘルパー2級
介護福祉士実務者研修◯年◯月 介護福祉士実務者研修 修了「取得」はNG。旧称:ホームヘルパー1級・介護職員基礎研修
介護福祉士(国家資格)◯年◯月 介護福祉士 登録登録番号の記載が求められる場合もある
介護支援専門員(ケアマネ)◯年◯月 介護支援専門員 登録更新研修修了歴も記載できる
旧ホームヘルパー2級◯年◯月 訪問介護員2級養成研修課程 修了「ホームヘルパー2級」は旧名称のため正式名称推奨
認知症介護基礎研修◯年◯月 認知症介護基礎研修 修了2021年度以降に義務化された研修

資格が複数ある場合は取得・修了が古い順に記載するのが基本です。「◯年◯月」の年月も必ず記載し、取得・修了した時期が採用担当者に分かるようにしましょう。

介護分野に隣接する福祉系資格(社会福祉士・福祉住環境コーディネーター等)の書き方については、社会福祉士の履歴書の書き方も参考にしてください。

志望動機欄

志望動機欄には「介護職を選んだ理由」と「その施設を選んだ理由」の2点を盛り込みます。文字数が限られている場合は「施設を選んだ理由」を優先すると、採用担当者への印象が強まります。

よくある失敗は「人の役に立ちたい」「高齢者が好き」という言葉だけで終わることです。採用担当者はこのような志望動機を年間数百件単位で見ており、「どう役立ちたいか」の具体的な行動イメージがない志望動機は記憶に残りません。

自己PR欄

自己PRでは、前職や日常生活で培ったスキルを介護職とどう結びつけるかを示します。未経験の場合でも「体力がある」「コミュニケーションを取ることが得意」「家族の介護経験がある」などの具体的なエピソードを添えると説得力が増します。

採用担当者はここを見ている

  • 介護の現場で活かせる具体的な経験・能力が書かれているか
  • 「〜が得意です」という宣言だけでなく、根拠になるエピソードがあるか
  • 長く続けられる動機(利用者と関係を築きたいなど)が見えるか

本人希望欄

本人希望欄は基本的に「貴社の規定に従います」と書くのが無難です。ただし夜勤不可・勤務日数に制限がある場合は、ここに明記することで面接での確認事項を減らせます。

「〜の職種を希望」と職種を絞った書き方は、施設によっては柔軟性のなさと判断されることがあります。希望がある場合でも「〜を希望しますが、貴施設の状況に応じてご相談させてください」という表現が無難です。

介護職の職業欄・希望欄に特化した書き方は介護職の履歴書「職業欄」書き方と採用担当者が注目するポイントでも確認できます。

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状況別 志望動機の例文

介護職の志望動機は、応募者の状況によって伝えるべき内容が変わります。以下の3パターンを参考に、自分の状況に合わせて書き替えてください。

未経験から介護職への転職

未経験の場合は「なぜ今の仕事を辞めて介護職を選んだか」の経緯が重要です。介護業界への関心・知識・準備状況(研修受講済みかどうか等)を盛り込むと、採用担当者の不安を減らせます。

良い例文(未経験・他業種からの転職)

前職では販売職として5年間、高齢のお客様との接客に多く携わってきました。その経験の中で高齢者の生活を直接支える仕事への関心が高まり、昨年介護職員初任者研修を修了しました。貴施設が掲げる「その人らしい生活の継続」という理念に共感し、学んだ介護技術を活かして利用者様の生活に関わる仕事がしたいと考え、応募いたしました。

NG例

人の役に立てる仕事がしたいと思い、介護職を希望しました。施設を選んだ理由が書かれておらず、「どこでもよい」という印象を与えます。「人の役に立ちたい」だけでは具体性がなく、採用担当者の記憶に残りません。

介護職から別施設への転職(経験者)

介護経験者が別施設に転職する場合は、前職での経験年数・担当業務・スキルを具体的に示したうえで、新しい施設を選んだ積極的な理由を書きます。「人間関係が嫌だった」「休みが取れなかった」といった後ろ向きな退職理由は書きません。

良い例文(経験者・別施設への転職)

特別養護老人ホームで3年間、介護福祉士として主に認知症の方のケアを担当してきました。身体介護に加え、利用者様の自立支援プログラムの立案にも参加した経験があります。今後はより在宅に近い環境でのケアを学びたいと考え、訪問介護を手掛ける貴施設に応募しました。施設ケアで培った経験を、利用者様の生活の場で直接活かしていきたいと考えています。

ブランク期間がある場合

育児・家族の介護・病気療養などでブランク期間がある場合、履歴書に空白期間があると採用担当者から確認が入ることがあります。ブランクの理由と「現在は問題ない」ことを志望動機または本人希望欄で明示しておくと、面接での説明がスムーズになります。

良い例文(ブランクあり・育児後の復帰)

出産・育児のため2年間休職していましたが、子どもの保育所入園を機に職場復帰を決めました。復帰にあたり介護福祉士実務者研修を修了し、ケアに必要な技術を改めて確認しました。週3〜4日のパート勤務から始め、業務に慣れた段階でフルタイムへの移行を希望しています。

ブランク期間の書き方全般については、履歴書の空白期間の書き方と採用担当者の本音も参考にしてください。

介護職の履歴書でやりがちなNG例と改善策

採用担当者が年間を通して確認する書類選考の失敗パターンは、いくつかの共通点に集約されます。以下のNG例を提出前のチェックリストとして活用してください。

NG例なぜ問題か改善策
「介護職員初任者研修 取得」と記載研修系は「修了」が正しく、「取得」は不正確な表現「◯年◯月 介護職員初任者研修 修了」に変更
志望動機が「人の役に立ちたい」のみ具体性がなく、どこの施設にも当てはまる内容施設名・理念・ケアの特色に言及した一文を追加
「ホームヘルパー2級」と記載制度が廃止された旧名称。現在は初任者研修が相当「訪問介護員2級養成研修課程 修了」と正式名称で記載
修正テープ・修正液を使用手書き書類への使用はマナー違反とみなされる書き間違えた場合は新しい用紙に書き直す
施設名を略記(「△△苑 入職」)法人名・施設種別が分からず経歴の確認ができない「社会福祉法人◯◯会 特別養護老人ホーム△△苑 入職」と記載

採用担当者が最も気にするのは「資格欄の記載ミス」と「施設名を変えただけの志望動機」の2点です。書類を提出する前に、必ず2回以上見直す習慣をつけましょう。

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まとめ

  • 介護職の履歴書は一般的なテンプレートで問題ない。資格欄が3行以上確保されているものを選ぶ
  • 採用担当者が最初に確認するのは「証明写真・基本情報の正確さ」「資格欄の記載方法」「志望動機の具体性」の3点
  • 研修系資格(初任者研修・実務者研修)は「修了」、国家資格(介護福祉士)は「登録」と記載する
  • 志望動機には「介護職を選んだ理由」と「この施設を選んだ理由」の2軸を盛り込む
  • 未経験・経験者・ブランクあり、それぞれの状況に合わせた書き方で採用担当者の疑問に先回りする

履歴書は採用担当者が面接前に唯一見る書類です。テンプレートの選び方より、各欄の正確な記載と施設に合わせた志望動機が書類選考の通過率を左右します。

介護職の履歴書に関するよくある質問

介護職の履歴書は手書きとパソコンどちらがよいですか?

施設から「手書き指定」がない限り、パソコン作成で問題ありません。採用担当者が重視するのは書き方の手段ではなく内容の正確さです。手書きの場合は黒のボールペンを使用し、修正テープ・修正液は使用しないことが必須です。

介護職員初任者研修は資格欄に書けますか?

書けます。「◯年◯月 介護職員初任者研修 修了」と記載してください。「取得」は正式な記載ではないため使用しないようにしましょう。現在受講中の場合は「介護職員初任者研修 修了見込み(◯年◯月予定)」と記載できます。

無資格でも介護職の履歴書を提出できますか?

提出できます。無資格・未経験を受け入れている介護施設は多く、資格欄に書くものがなくても選考に進めます。その分、志望動機・自己PR欄で「なぜ介護職を選んだか」と「どのような準備をしているか」を具体的に伝えることが採用担当者への印象を左右します。

前職で介護施設を短期間で退職した場合、職歴欄はどう書けばよいですか?

短期退職でも職歴欄に正確に記載する必要があります。「一身上の都合により退職」と記載し、志望動機や本人希望欄で改善された状況(勤務体制・通勤条件など)を示しておくと、面接での質問に先回りできます。意図的に隠すと採用後にトラブルになる場合があります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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