卒業まであと何日かは、「卒業式の日」または法律上の卒業日である「3月31日」を基準に、今日からの日数を数えれば分かります。この記事では、残り日数の数え方と卒業式の時期をまず整理し、そのうえで卒業を控えた今のうちにやっておきたい履歴書の卒業年月・卒業見込みの書き方を、採用担当者の視点から具体的な例文つきで解説します。
卒業まであと何日?残り日数の数え方と基準になる日
卒業まであと何日かを正確に数えるには、まず「どの日をゴールにするか」を決めます。基準にできる日は次の2つです。
- 卒業式の日:実際に式が行われ、卒業証書を受け取る日。多くの学校で3月に設定されます
- 3月31日(年度末):学籍上の正式な卒業日。式のあとも同日までは在籍している扱いになります
カウントダウンとして数えたいなら卒業式の日を、履歴書など書類に関わる正確さを求めるなら3月31日を基準にすると迷いません。日数は「基準日 − 今日」で計算し、今日を1日目に含めるかどうかを最初に決めておくと、数え間違いを防げます。
卒業式はいつ?学校種別の一般的な時期
卒業式の日は学校や地域によって異なりますが、例年おおよそ次の時期に行われます。正確な日付は在籍する学校の年間予定で確認してください。
| 学校種別 | 卒業式の一般的な時期 |
|---|---|
| 小学校・中学校 | 3月中旬ごろ |
| 高校 | 3月上旬〜中旬 |
| 専門学校 | 3月上旬〜中旬 |
| 大学・大学院 | 3月中旬〜下旬 |
登校日ベースなら「あと30〜40日」から数えるのが定番
教室で作るカウントダウンカレンダーのように「登校する日数」で数えたい場合は、土日祝日や学年末休み・入試休みを除いて計算します。実際に登校する日だけを数えると、3月の卒業式に対して2月初旬〜中旬あたりが「登校日であと30〜40日」の目安になり、この時期からカウントダウンを始める学校が多く見られます。
残り日数の数え方(3ステップ)
- ゴールにする日を決める(卒業式の日/3月31日)
- 今日からゴールまでを数える(登校日だけで数えるなら土日祝・長期休みを除く)
- 就活・進学など「その日までに終わらせたい準備」を残り日数に割り当てる
卒業式の日と「正式な卒業日」は違う|3月31日が基準になる理由
「卒業式が終わった日=卒業日」と思われがちですが、学籍上はそうではありません。法律上の正式な卒業日は、卒業式の日ではなく年度末の3月31日です。
学校教育法施行規則では、学年は4月1日に始まり翌年の3月31日に終わると定められています。そのため卒業式で証書を受け取ったあとも、3月31日までは在籍している扱いです。卒業式はあくまで最終登校日にあたり、学籍が満了する3月31日をもって正式に卒業となります。
この違いは、残り日数を数えるうえでも履歴書を書くうえでも押さえておきたいポイントです。とくに履歴書に卒業年月日を書くとき、なぜ3月31日が無難とされるのかは、この年度末ルールが理由になっています。

採用担当者はここを見ている
- 卒業年と入学年の間隔が学校種別と合っているか(浪人・留年の有無が読み取れる)
- 卒業年月が西暦・和暦で統一されているか
- 卒業式当日の日付など、中途半端な日付で書かれていないか
卒業を控えた今こそ|履歴書の卒業年月の書き方【例文】
卒業までの残り日数を数えている時期は、履歴書を用意し始めるちょうど良いタイミングです。学歴欄の卒業年月は、「日」まで書かず「年月」まで記入するのが基本です。西暦と和暦はどちらでもかまいませんが、書類全体でどちらかに統一します。
良い例文
2022年4月 ○○大学 経済学部 経済学科 入学
2026年3月 ○○大学 経済学部 経済学科 卒業
「2026年3月」のように年月までで十分です。学部・学科まで正式名称で書き、入学と卒業をセットで記載します。
NG例
令和8年3月10日 ○○大学 卒業(卒業式の日付)
卒業式当日の日付を書いたり、学部・学科を省いたりするのはNGです。日付を入れる欄の指定がなければ「年月」まで、和暦なら「令和8年3月」と書きます。前後の欄が西暦なのに、ここだけ和暦になる混在も避けます。
入学年と卒業年が合っているか不安なときは、生年から機械的に確認できます。西暦・和暦の変換とあわせて、入学・卒業年度を一覧で確認できる学歴早見表を使うと、年号のミスを防げます。年月の統一ルールを詳しく確認したい場合は履歴書の年月の書き方もあわせて確認してください。

まだ在学中なら「卒業見込み」と書く|新卒・就活生向け【例文】
卒業まであと何日という段階、つまりまだ卒業していない在学中に応募する場合は、学歴欄の最終行に卒業予定の年月と「卒業見込み」と書きます。「卒業」と言い切ると、すでに卒業した人と誤解されてしまいます。
良い例文
2022年4月 ○○大学 経済学部 経済学科 入学
2026年3月 ○○大学 経済学部 経済学科 卒業見込み
卒業予定の年月に「卒業見込み」を添えます。年月は実際の卒業式ではなく、卒業予定の月(多くは3月)で記載します。
NG例
2026年3月 ○○大学 経済学部 経済学科 在学中
「在学中」とだけ書くと、いつ卒業して働き始められるのかが採用担当者に伝わりません。新卒採用では入社時期の見通しが重要なため、卒業予定の年月と「卒業見込み」をセットで示します。
「卒業見込み」「卒業予定」「在学中」の違いや、書ける条件を整理したい場合は卒業見込みの書き方とNG例で詳しく確認できます。就活の学歴欄全体で落とされやすいポイントは就活の履歴書 学歴欄の書き方にまとめています。

採用担当者はここを見ている
- 卒業予定の年月から、入社できる時期が読み取れるか
- 「卒業」と「卒業見込み」を正しく使い分けられているか
- 卒業見込証明書を求められたときに提出できる状態か
卒業までの残り日数でやっておくべき応募準備
卒業まであと何日かを数えている時間は、就職・転職の準備に充てられる貴重な残り時間でもあります。卒業式や年度末を締め切りと考えると、残り日数に応じてやるべきことが見えてきます。
| 残り日数の目安 | やっておきたいこと |
|---|---|
| あと90日前後 | 応募先の情報収集、履歴書のフォーマット決め、学歴欄の年月を確定 |
| あと60日前後 | 志望動機・自己PRの下書き、卒業見込証明書の入手方法を確認 |
| あと30日前後 | 履歴書を清書、写真を撮影、応募・提出を開始 |
履歴書で時間がかかるのは、多くの人が学歴欄の年月や卒業見込みの書き方で手を止める点です。早めに新卒の履歴書 学歴の書き方で全体像をつかんでおくと、清書の段階で迷わずに済みます。

残り日数を無駄にしないコツ
- 先に学歴欄の年月を確定させる(早見表で確認すれば数分で終わる)
- 卒業見込証明書は発行に日数がかかることがあるため、早めに学校へ申請する
- 証明写真は撮り直しの時間を見込んで、締め切りの2週間前までに用意する
まとめ
- 卒業まであと何日かは、卒業式の日または法律上の卒業日(3月31日)を基準に数える
- 卒業式は3月に多いが、学籍上の正式な卒業日は年度末の3月31日
- 履歴書の卒業年月は「年月」まで、西暦・和暦は統一。在学中は「卒業見込み」と書く
- 残り日数は、履歴書と応募準備を前倒しで進める時間として使う
残り日数を数える基準日を決めたら、そのまま履歴書の学歴欄を確定させておくと、応募の直前になって慌てずに済みます。
卒業まであと何日に関するよくある質問
- 卒業まであと何日かは、どの日を基準に数えればいいですか?
-
カウントダウンとして数えるなら卒業式の日を、履歴書など書類の正確さを求めるなら学籍上の卒業日である3月31日を基準にします。用途に合わせて基準日を決め、今日からその日までを数えてください。
- 卒業式の日が卒業日ではないのですか?
-
学籍上は違います。学年は3月31日に終わると定められているため、卒業式のあとも3月31日までは在籍している扱いです。式当日は最終登校日にあたり、正式な卒業日は年度末の3月31日になります。
- 履歴書の卒業年月は3月と31日、どちらで書きますか?
-
学歴欄は「年月」まで書くのが基本のため、通常は「2026年3月」のように月まで記載します。卒業年月日を書く欄の指定がある場合は、学籍上の卒業日である3月31日を用いると無難です。西暦・和暦は書類内で統一します。
- まだ卒業していない場合、履歴書にはどう書けばいいですか?
-
在学中は学歴欄の最終行に、卒業予定の年月と「卒業見込み」を書きます。「卒業」と言い切るとすでに卒業した人と誤解され、「在学中」だけでは入社時期が伝わりません。卒業見込証明書を求められることもあるため、早めに準備しておくと安心です。


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