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就活の履歴書 学歴欄の書き方|採用担当者が見る落とし穴7選

就活の履歴書 学歴欄の書き方|採用担当者が見る落とし穴7選

この記事では、就活の履歴書における学歴欄の書き方を採用担当者の視点で解説します。どこから記入するか・正式名称の使い方・年号の統一ルールなど6つの基本から、浪人・留年・休学・中退・編入のケース別例文まで紹介します。

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目次

就活の履歴書 学歴欄はどこから・いつから書くのか

履歴書の学歴欄は、中学校卒業から記入するのが原則です。「高校から書けばいいのでは」と考える就活生は多いですが、正式なルールとして中学卒業(または高校入学)から書き始めます。

採用担当者は学歴欄を通じて「経歴に空白や矛盾がないか」を確認しています。中学卒業という起点がないと、学歴の連続性を担保できないためです。「小学校から書く必要はあるか」という疑問もよく出ますが、小学校の記載は不要です。

採用担当者はここを見ている

  • 中学校卒業から書き始めているか(高校からだけでは経歴の起点が不明確)
  • 学歴の時系列に空白がないか(浪人・留年・休学がある場合は年度のズレが生じる)
  • 入学・卒業年度が実際の年度と一致しているか

採用担当者が必ずチェックする学歴欄の6つの基本ルール

①「学歴」と見出しを1行で書く

学歴欄の最初の行には、行の中央に「学歴」と書きます。この見出し行に学校名は書きません。2行目から「〇〇中学校 卒業」のように時系列で記入していきます。

記入例(見出し〜最初の2行)

(1行目)     学歴
(2行目)2019年3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
(3行目)2019年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学

②中学校卒業から時系列で記入する

入学と卒業(または修了・退学)を1行ずつ記入します。時系列の順番で書くことが大原則です。「入学」→「卒業」の順番が崩れると、採用担当者が年度を確認する際に混乱します。

記入内容書き方の例
中学校卒業2019年3月 〇〇市立〇〇中学校 卒業
高等学校入学2019年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学
高等学校卒業2022年3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
大学入学2022年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
大学(在学中)2026年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

③学校名・学部・学科は正式名称で書く

採用担当者がすぐに気づくミスは、学校名の略称使用です。日常会話では「高校」と言うのが自然ですが、履歴書では略称は使いません。

  • 「高校」→ 正しくは「高等学校
  • 「〇〇大」「〇〇工大」→ 学校の正式名称をフルで書く
  • 学部・学科・専攻・コース名も省略せず正式名称で記載する
  • 「国立」「公立」「私立」の記載は通常不要(書いても問題はない)

NG例

2019年4月 〇〇高校 入学
「高校」は略称のためNG。採用担当者はこの1点だけで雑な人という印象を持つ。

良い例

2019年4月 〇〇県立〇〇高等学校 入学

④西暦か和暦か、全体で統一する

年号は西暦・和暦のどちらを使っても構いませんが、履歴書全体で必ず統一します。「中学校は2019年(西暦)、高校は令和元年(和暦)」のように混在するのは絶対に避けてください。

採用担当者は書類を見た瞬間に年号の混在を目視で確認します。混在があると「細かいことに注意を払えない人」という印象につながります。令和・平成の年号変換に迷う場合は、履歴書の元年・令和の書き方ガイドも参照してください。

⑤最後の行は「卒業見込み」で締める

就活生が在学中の場合、学歴欄の最後の行に「卒業見込み」と記載します。大学院は「修了見込み」が正しい表現です。「在学中」という書き方は採用担当者に卒業の意思が伝わらないためNGです。

状況記載する言葉例文
大学(4年制)在学中卒業見込み2026年3月 〇〇大学〇〇学部 卒業見込み
大学院(修士)在学中修了見込み2026年3月 〇〇大学大学院〇〇研究科 修了見込み
短期大学在学中卒業見込み2025年3月 〇〇短期大学〇〇学科 卒業見込み
専門学校在学中卒業見込み2025年3月 〇〇専門学校〇〇科 卒業見込み

⑥年度の計算ミスを確認する

就活生が最も多くミスを犯す箇所が年度の計算です。浪人・留年・休学がある場合、標準的な入学・卒業年度から1年以上ずれることがあります。記入した年度が実際の入学・卒業年度と一致しているか、必ず確認してください。

標準的な年度は、記事後半の「入学・卒業年度の早見表」で確認できます。浪人・留年を加算した年度が合っているかを照合してから記入することを推奨します。

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採用担当者が一発で落とすNG例と改善ポイント

書類選考で学歴欄のミスを見抜かれて落ちる就活生には、共通のパターンがあります。採用担当者が実際に確認しているNGポイントを整理します。

採用担当者が学歴欄で見つけるNG7選

  • 「高校」「工大」「医大」など略称を使っている
  • 学部・学科名を省略している(例:「経済学部」だけで学科を書かない)
  • 西暦と和暦が混在している
  • 年度の計算ミスがある(浪人・留年した分が反映されていない)
  • 在学中なのに「卒業見込み」を書き忘れ「入学」で終わっている
  • 「学歴」の見出し行がなく、いきなり学校名から始まっている
  • 修正液・修正テープの跡がある(手書きの場合は書き直しが必要)

これらのミスは、採用担当者が学歴欄を確認する数秒の間に目に入ります。1つでもミスがあると「他の書類も雑に書かれているのでは」という印象を与え、本文の内容が読まれないまま選考が終わるケースがあります。

PC作成の場合は提出前に必ず印刷して目視確認してください。画面上では気づかない誤字が、印刷すると目に入ることがあります。

【ケース別】就活生が迷いやすい学歴の書き方

浪人した場合

浪人期間は学歴欄には記載しません。高校卒業年度の翌年に大学入学と書けば、採用担当者には浪人したことが自動的に伝わります。「予備校に通っていた」という事実を別途書く必要はありません。

浪人1年の場合の記入例

2022年3月 〇〇県立〇〇高等学校 卒業
2023年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2027年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

面接で浪人の理由を聞かれることはありますが、履歴書の学歴欄に「浪人」という言葉を書く必要はありません。高校卒業から大学入学まで1年ずれているという事実だけを正直に記入してください。

留年した場合

留年した場合も同様に、実際の卒業(見込み)年度をそのまま記入します。本来4年で卒業するところを5年かかるなら、入学から5年後の年度に「卒業見込み」と書きます。

留年1年の場合の記入例(2022年入学・2027年卒業見込み)

2022年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2027年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

留年の事実を履歴書に「留年」とわざわざ書く必要はありません。ただし、入学年度と卒業年度から計算すると留年が明らかになるため、隠すことはできません。面接で理由を聞かれることを想定し、正直かつ前向きに答えられる準備をしておく方が重要です。

休学・留学した場合

休学期間や留学期間は、学歴欄に記載することができます。記載は義務ではありませんが、入学から卒業まで年数が伸びる場合は記載することで採用担当者が年数のズレを理解しやすくなります。

休学・留学を記載する場合の例

2022年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2024年4月 同大学 休学(海外留学のため)
2025年4月 同大学 復学
2027年3月 同大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

「海外留学のため」と理由を添えると、採用担当者への説明が明確になります。病気療養など個人的な理由での休学の場合は「一身上の理由により休学」と書くか、記載しない選択も可能です。

大学を中退した場合

大学中退は「退学」と記載します。「中退」という表現でも問題はありませんが、正式な表現は「退学」です。中退の事実を隠すことは学歴詐称に該当する可能性があるため、記載を省くことはできません。

大学中退の記入例

2022年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 入学
2024年3月 同大学 退学(一身上の都合により)

採用担当者は中退の事実より、その後の行動や中退した理由の説明に注目しています。面接で「なぜ中退したのか」「中退後に何をしていたのか」を前向きに語れる準備をすることが、書類選考通過後の面接に直結します。

編入・転入した場合

大学編入や高校転入の場合は、転入・編入の事実をそのまま記載します。「3年次編入」の場合は、入学した学年を明記すると採用担当者が理解しやすくなります。

大学編入の記入例

2022年4月 〇〇短期大学〇〇学科 入学
2024年3月 〇〇短期大学〇〇学科 卒業
2024年4月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 3年次編入学
2026年3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科 卒業見込み

「転学」「転入学」「編入学」は意味が異なります。在籍していた学校(学生課・教務課)に問い合わせれば、成績証明書の記載と一致した正式な表現を教えてもらえます。

専門学校・短期大学の場合

専門学校の場合、正式名称に「専門学校」という言葉が含まれているか確認が必要です。「〇〇学院」「〇〇スクール」のように名称に「専門学校」が入らないケースもあります。卒業証書や在学証明書で正式名称を必ず確認してください。

専門学校・短期大学の記入例

【専門学校(2年制)の場合】
2023年4月 〇〇専門学校 〇〇科 入学
2025年3月 〇〇専門学校 〇〇科 卒業見込み

【短期大学の場合】
2024年4月 〇〇短期大学 〇〇学科 入学
2026年3月 〇〇短期大学 〇〇学科 卒業見込み

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就活生向け 入学・卒業年度の早見表(2025〜2027年卒対応)

浪人・留年がない場合の標準的な入学・卒業年度を、卒業予定年別に一覧にしました。記入前に自分の年度と照合してください。浪人や留年がある場合は、標準年度に加算した年度が正しい記入年度になります。

▼ 2025年卒(2003年4月〜2004年3月生まれ・浪人なし)

学校入学(西暦/和暦)卒業(西暦/和暦)
中学校2015年4月(平成27年)2018年3月(平成30年)
高等学校2018年4月(平成30年)2021年3月(令和3年)
大学(4年制)2021年4月(令和3年)2025年3月(令和7年)
大学院(修士2年)2023年4月(令和5年)2025年3月(令和7年)修了

▼ 2026年卒(2004年4月〜2005年3月生まれ・浪人なし)

学校入学(西暦/和暦)卒業(西暦/和暦)
中学校2016年4月(平成28年)2019年3月(平成31年)
高等学校2019年4月(平成31年)2022年3月(令和4年)
大学(4年制)2022年4月(令和4年)2026年3月(令和8年)見込み
大学院(修士2年)2024年4月(令和6年)2026年3月(令和8年)修了見込み

▼ 2027年卒(2005年4月〜2006年3月生まれ・浪人なし)

学校入学(西暦/和暦)卒業(西暦/和暦)
中学校2017年4月(平成29年)2020年3月(令和2年)
高等学校2020年4月(令和2年)2023年3月(令和5年)
大学(4年制)2023年4月(令和5年)2027年3月(令和9年)卒業見込み
大学院(修士2年)2025年4月(令和7年)2027年3月(令和9年)修了見込み

各生まれ年の詳細な学歴早見表(早生まれ対応)は下記の記事でも確認できます。

2003年生まれ(平成15年)の学歴早見表はこちら

2005年生まれ(平成17年)の学歴早見表はこちら

採用担当者が学歴欄で実際に見ているもの

ルール通りに書けた学歴欄は「最低限の書類マナーを守れる人」という評価を採用担当者に与えます。では、採用担当者は学歴欄の何を通じて候補者を評価しているのでしょうか。

  • 誤字・ミスのなさ:提出書類に誤字が一切ない人は、それだけで「仕事も丁寧にこなせる人」という印象を持たれます。学歴欄でのミスゼロが、採用担当者への最初の得点です
  • 経歴の一貫性と誠実さ:浪人・留年・休学・中退がある場合、その空白が説明可能かどうかを確認します。記入の仕方が透明であれば、特殊な経歴は採用の決定的な障害になりません
  • 書類全体の完成度チェックのきっかけ:学歴欄に問題がなければ、採用担当者は次に志望動機・自己PRへと進みます。逆に学歴欄でつまずくと、そこで書類選考が止まります

就活の学歴欄で差がつくのは、学校名の知名度ではありません。ルールを守り、一切ミスなく記入できているかどうかが採用担当者の第一関門です。

大学の学歴欄(学部・学科・専攻の詳細な記載方法)については、こちらの記事も参考にしてください。

参考:履歴書の大学の書き方|正式名称・中退・編入まで採用担当者視点で徹底解説

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まとめ

  • 学歴欄は中学校卒業から記入するのが原則(小学校は不要)
  • 学校名・学部・学科は必ず正式名称を使う(「高校」は「高等学校」)
  • 年号は西暦か和暦で全体を統一し、混在は絶対に避ける
  • 在学中の場合、最後の行は「卒業見込み」で締める(大学院は「修了見込み」)
  • 浪人・留年・休学・中退・編入は、実際の年度をそのまま正直に記載する
  • 採用担当者はルール遵守と誤字ゼロを最初に確認している

学歴欄は志望動機や自己PRの前に採用担当者が確認する最初の関門です。基本ルールを完全に守ることで、本来見てほしいアピールポイントに目を向けてもらえます。

就活の履歴書 学歴欄に関するよくある質問

学歴欄は中学校から書く必要がありますか?高校からでも大丈夫ですか?

正式なルールでは中学校卒業から記入します。高校入学から書く場合も大きなマナー違反とは言われませんが、採用担当者が経歴の連続性を確認しやすい点から、中学校卒業から書くことを推奨します。

浪人していた事実は履歴書の学歴欄に書かなければいけませんか?

浪人期間を「浪人」という言葉で学歴欄に書く必要はありません。高校卒業年度の翌年に大学入学と記載すれば、採用担当者には浪人していたことが自動的に伝わります。予備校名や浪人期間の詳細は記載不要です。面接で聞かれた場合に備え、浪人した理由と学んだことを簡潔に答えられるよう準備しておきましょう。

学校名を略称で書いてしまった場合、修正液で訂正しても大丈夫ですか?

手書きの履歴書では修正液・修正テープの使用は原則NGです。書き間違えた場合は、最初から書き直すことが求められます。PC作成の場合は印刷前に必ず正式名称を確認してください。採用担当者に良い印象を与えるためにも、ミスのない書類を一から作成して提出することを強く推奨します。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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