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職務経歴書 営業事務テンプレート|採用担当者が通す書き方とNG例

職務経歴書 営業事務テンプレート|採用担当者が通す書き方とNG例

この記事では、営業事務の職務経歴書の書き方を、採用担当者が実際に確認するポイントをもとに解説します。職務要約から業務内容・自己PRまで、具体的な記入例とNG例をセットで紹介します。テンプレートとして活用してください。

目次

営業事務の職務経歴書で採用担当者が最初に確認する3つのポイント

採用担当者は、職務経歴書を手に取ってから平均30秒以内に「読み進めるかどうか」を決めると言われています。その30秒で何を確認しているかというと、次の3点です。

PCスキルは「できます」より「何ができるか」が全て

営業事務の選考で、どの会社でも共通して問われるのがPCスキルです。しかし採用担当者が見ているのは「Excelが使えます」という記載ではなく、「Excelで何ができるか」の具体性です。

採用担当者はここを見ている

  • 「Excel・Word・PowerPoint使用」だけでは判断できない。VLOOKUP・ピボットテーブル・マクロなど、具体的な操作レベルが書かれているか
  • 社内システム(基幹システム・CRM等)の名称が書かれているか。具体的なツール名があるだけで即戦力の信頼度が上がる
  • 「入力作業のみ」か「集計・分析まで担当」かを区別して書いているか

業務の「数値化」が営業事務を差別化する唯一の方法

営業事務の業務は「電話対応」「書類作成」「受発注管理」など、一見どこでも似たような内容になりがちです。そのため採用担当者の目には「どの会社の営業事務とも同じ」に映ります。

差がつくのは、業務量・スピード・改善実績を数字で示せているかどうかだけです。

  • 1日あたりの受発注件数(例:1日50件の受発注処理を担当)
  • 対応した顧客・取引先の数(例:取引先150社の受注管理)
  • 作成した書類の種類と件数(例:月100件の請求書作成)
  • 担当した営業の人数(例:営業5名のバックオフィス業務を一手に担当)

「数字を出せるような実績がない」と感じる方は、後のセクションで具体的な掘り起こし方を解説します。また、実績なしの職務経歴書の書き方も参考にしてください。

採用担当者が30秒で判断する「職務要約」の書き方

職務要約(キャリアサマリー)は、職務経歴書の冒頭に書く3〜5行程度の自己紹介文です。採用担当者はここを読んで「詳しく読みたい」と感じなければ、そのまま通過しません。

職務要約に必ず含めるべき情報は「業種・経験年数・担当業務の核心・PCスキルレベル」の4点です。この4点が読み取れる3〜4文で書くことが、採用担当者の目を止める最短ルートです。

職務要約の良い例文

製造業メーカーにて営業事務として5年間勤務。受発注管理・請求書作成・見積書作成を中心に、営業担当8名のバックオフィス業務を全般的に担当しました。Excelを用いた売上集計(VLOOKUP・ピボットテーブル)や月次報告書の作成も担当し、月150件の処理を正確・迅速に対応してきました。

【テンプレートつき】営業事務の職務経歴書の書き方

ここでは各セクションの書き方を、テンプレートと例文を使って解説します。

職務要約(キャリアサマリー)

職務要約は、書類全体の「見出し」の役割を果たします。読む人が「この人の職歴を詳しく見たい」と感じるかどうかが決まる箇所です。

記載要素記載例
業種・会社規模食品卸売業・従業員200名規模
経験年数営業事務として3年間
主な担当業務受発注管理・請求書作成・社内報告書作成
数値実績月100件の受注処理・営業5名担当
強み・スキルExcel(ピボット・VLOOKUP)・基幹システムOBC奉行

職務経歴(会社情報・業務内容)

職務経歴は「会社情報」と「業務内容」の2段構成で書くのが基本です。会社情報には会社名・事業内容・従業員数・売上規模(可能な範囲で)を記載します。業務内容は箇条書きにし、各項目に業務量(件数・人数など)を付け加えます。

職務経歴 記入テンプレート

■会社情報
会社名:株式会社〇〇(業種:〇〇、従業員数:〇〇名)
在籍期間:20XX年〇月〜20XX年〇月(〇年〇か月)
雇用形態:正社員 / 契約社員 / パート

■業務内容

  • 受発注管理(1日〇件、取引先〇社)
  • 請求書・見積書の作成・送付(月〇件)
  • 社内報告書・売上集計資料の作成(Excel使用)
  • 電話・メール対応(取引先・社内営業担当との連絡調整)
  • その他:〇〇業務

■実績・工夫した点
〇〇業務を改善し、〇〇時間の削減 / ミスを月〇件から〇件に削減

「業務内容の羅列で終わってしまう」という方は、最後に「実績・工夫した点」を1〜2行加えるだけで、採用担当者の印象が大きく変わります。

生かせるスキル・資格欄

スキル欄には、PCスキルと資格を分けて記載します。「何が使えるか」だけでなく「どの程度使えるか」を添えると採用担当者に伝わりやすくなります。

カテゴリ具体的な記載例
PCスキルExcel(VLOOKUP・ピボットテーブル・グラフ作成)、Word(書類作成)、PowerPoint(資料作成)
業務システムOBC奉行(受発注)、Salesforce(顧客管理)、弥生販売
資格日商簿記3級、MOS Word・Excel(一般レベル)
その他電話応対(BtoB・社内調整)、メール対応

資格がない場合でも、使用歴のあるシステム名や具体的な操作スキルを丁寧に記載することで、PCスキルの評価は十分に得られます。

自己PR欄

自己PRは「私は〇〇な人間です」という宣言から始めるのではなく、「具体的なエピソードで始め、そこから導かれる強みを伝える」順番が効果的です。

自己PR 記入テンプレート

〇〇業務を担当する中で、〔具体的な課題〕に取り組みました。〔具体的な行動〕を行った結果、〔数値や変化で示す成果〕を実現しました。この経験から、〔強みの言語化〕という点で御社の営業活動に貢献できると考えています。

「実績がない」と思っている営業事務が数字を出す5つの方法

「自分の仕事には数字にできるような実績がない」と感じている営業事務の方は少なくありません。しかし採用担当者は、売上貢献のような大きな数字だけを求めているわけではありません。

日常業務の「量・スピード・精度・改善」を可視化するだけで、書類の説得力は大きく変わります。次の5つの視点で自分の業務を振り返ってみてください。

  • 業務量の数値化:「1日平均〇件の受発注処理」「取引先〇社の対応」など、こなした業務の量を数字にする
  • 速度・効率の数値化:「当日中に〇%の問い合わせに対応」「月末処理を3営業日で完了」など、スピード感を伝える
  • 正確性の数値化:「担当期間〇年間でミス件数ゼロ」「書類差し戻し率を〇%削減」など、精度で示す
  • 改善実績の数値化:「受発注フローのExcel整理により作業時間を月〇時間短縮」など、主体的な改善で示す
  • カバー範囲の数値化:「営業〇名担当」「部署をまたいで〇チームの書類作成を一元対応」など、守備範囲で示す

採用担当者はここを見ている

  • 数字のスケール(大きさ)より、数字を出そうとする意識があるかを見ている
  • 実績がゼロの書類より、「月50件の処理を3年間ミスなく継続」の方が信頼できる人材に見える
  • 「改善した」という経験は、ポジションや経験年数に関係なく評価される

状況別|こんな時どう書く?

「自分の状況に当てはまるテンプレートがわからない」という声に応えて、よくある4つのケース別に書き方のポイントをまとめました。

経験が短い・1年未満の場合

経験年数が短い場合、職務要約では正直に「〇か月の経験」と書いた上で、その期間に何を習得したかを前向きに書きます。

「経験が短い」ことは採用担当者もわかっているので、隠そうとするより「短期間で何を吸収し、何を自律的に対応できるようになったか」を示すことが重要です。

良い例文

入社後3か月で受発注管理・請求書作成を一人で担当できるよう習得し、在籍8か月で月80件の処理を担当しました。OJT終了後は先輩への確認なく自律的に業務を遂行できる体制を整え、クレームはゼロで推移しました。

パートやアルバイト経験しかない場合

パートやアルバイトの経験であっても、業務内容が正社員と同等であれば、職務経歴として記載して問題ありません。雇用形態は「職務経歴」欄に正直に書き、業務量・対応範囲などで正社員と変わらない働きをしていたことを示します。

良い例文

パートタイム勤務(週4日・1日6時間)として、受発注処理・請求書確認・電話対応を担当。在籍3年間で処理件数は月20件から月80件に増加し、担当範囲は正社員と同等の業務にまで広がりました。

年齢や在籍期間によっては、職種別のサンプルも参考になります。

ブランク(空白期間)がある場合

ブランクがある場合、採用担当者が懸念するのは「ブランクの長さ」ではなく「ブランク中にスキルが落ちていないか」という点です。

ブランク期間の理由(育児・介護・療養など)を職務要約か備考欄に一言書いた上で、ブランク中に行ったスキル維持・向上の活動(資格取得・勉強など)を添えると印象が変わります。たとえ資格を取っていなくても、「業務に役立つ書籍を〇冊読んで知識を維持していた」などの記述で十分です。

複数社の経験をまとめたい場合

転職回数が多い場合は、各社の経験を羅列すると読みにくくなります。職務経歴は「時系列型」か「キャリア凝縮型(スキル別)」のどちらかを状況に合わせて選択します。

形式向いているケース特徴
時系列型転職回数が2〜3社まで各社の経歴を時系列で記載。読みやすくキャリアの流れが伝わる
キャリア凝縮型転職回数が多い・複数社で同じ業務を行った業務ごとにスキルと実績をまとめる。ページ数を圧縮できる

採用担当者が落とすNG例と「差がつく」改善例

ここでは実際によく見られるNGパターンと、採用担当者が「続きを読みたい」と感じる改善例を比較します。

職務要約のNG例と改善例

NG例

営業事務として勤務しており、日々の業務を一生懸命こなしてきました。「何を・どのくらい」が全く書かれておらず、採用担当者は次を読む理由を失います。「一生懸命」という表現は採用判断の根拠にならないため、削除してください。

改善例

化学メーカーにて営業事務として4年間勤務。受発注管理・請求書作成・輸出書類(インボイス・パッキングリスト)作成を担当。営業担当6名の全バックオフィス業務を月200件超の処理量で対応。Excelを用いた顧客別売上管理も自主的に整備し、月次報告資料の作成時間を30%短縮しました。

業務内容欄のNG例と改善例

NG例

  • 電話対応
  • 書類作成
  • データ入力

業務名の羅列だけでは、採用担当者は「どの程度の業務をどのくらいこなせるのか」を判断できません。全ての応募者が同じリストを出せるため、差別化になりません。

改善例

  • 受発注管理:1日40〜60件の受注処理。OBCシステムを使用し、入力から出荷指示書発行まで一連の流れを担当
  • 書類作成:月100件の請求書・見積書作成。Excel関数(VLOOKUP・IF関数)を活用し処理時間を30%短縮
  • 電話・メール対応:取引先100社以上からの問い合わせに対応。緊急度を判断し営業担当へのエスカレーションを適切に実施

自己PRのNG例と改善例

NG例

私は縁の下の力持ちとして、チームを支えることが得意です。コミュニケーションも大切にしながら、日々の業務に取り組んでいます。具体的なエピソードがなく、どの職種のどの人でも書ける「無難な文章」になっています。採用担当者は「どこにでも出せる自己PR」と判断します。

改善例

前職では、受発注処理のフローが属人化しており、担当者不在時に業務が止まるという課題がありました。業務マニュアルを作成してチーム内で共有した結果、引き継ぎ時のミスがなくなり、月3件あったクレームがゼロになりました。「担当者がいなくても業務が止まらない仕組みを作ること」を今後も意識して取り組んでいきます。

書類作成に時間がかかる方や、自分で書いた内容が通るか不安な方には、職務経歴書の作成代行・添削サービスを活用する方法もあります。

まとめ

  • 採用担当者が最初に見るのは「PCスキルの具体性」「業務量の数値」「職務要約の情報量」の3点
  • 「実績がない」と思っている場合でも、業務量・速度・精度・改善・範囲の5つの視点で数字を掘り起こせる
  • NG例の共通点は「具体性の欠如」。業務名の羅列ではなく、量・ツール・工夫を3点セットで書く
  • 経験が短い・パート・ブランクありの状況でも、書き方の工夫で不利な要素を最小化できる

書類選考を通過するための職務経歴書作成に迷っている場合は、転職エージェントを活用することで採用担当者目線の無料添削サポートを受けることもできます。自動作成ツールの活用も選択肢の一つです。

営業事務の職務経歴書に関するよくある質問

営業事務の職務経歴書はどのくらいの文字数・ページ数が理想ですか?

A4用紙1〜2枚が基本です。経験年数が3年未満であれば1枚にまとめ、5年以上ある場合でも2枚以内に収めます。採用担当者が短時間で把握できる分量を意識し、文字を詰め込みすぎず余白を確保することが大切です。

Wordテンプレートを使って書いた職務経歴書でも採用担当者に印象が悪くなりませんか?

テンプレートの使用自体は問題ありません。採用担当者が見るのはフォームの見た目ではなく「中身の情報量と具体性」です。テンプレートを使う場合でも、業務量の数値や具体的なエピソードを盛り込むことで、他の応募者と差をつけることができます。

営業事務からの転職で、職務経歴書に書けるスキルが少ない場合はどうすればよいですか?

「業務量」「対応した取引先数」「使用ツール名」の3点を丁寧に書くだけで、スキルの少なさはカバーできます。資格がない場合でも、Excelの使用頻度と操作内容(ピボット・VLOOKUP等)を具体的に書くことでPCスキルをアピールできます。転職エージェントの無料添削を活用する方法もあります。

志望動機と自己PRは職務経歴書に書くべきですか?

職務経歴書に自己PRを記載するケースがほとんどです。志望動機は履歴書に書くことが多いですが、職務経歴書に記入欄があれば記入します。自己PRは「エピソード→行動→成果→強みの言語化」の順で書くと採用担当者に伝わりやすくなります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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