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履歴書の訂正印で受かった人は珍しくない|採用担当者が見る合否の分かれ目

履歴書の訂正印で受かった人は珍しくない|採用担当者が見る合否の分かれ目

この記事では、履歴書に訂正印を押して受かった人が実際にいるのかという疑問に、採用担当者の視点から答えます。訂正印だけで不採用になるのかという結論、二重線と訂正印の正しい押し方、書き直すべき境界線、提出後に間違いへ気づいたときの対処法までを順番に整理します。

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目次

履歴書に訂正印を押して受かった人はいる?結論と採用担当者の本音

先に結論をお伝えします。訂正印を1箇所押した程度で、それだけを理由に書類選考へ落ちることはほぼありません。訂正印のある履歴書で内定を得た人は実際に珍しくなく、応募書類の合否は職歴や志望動機、資格など「中身」で決まる部分が大きいためです。

ただし、まったく影響がないわけではありません。訂正印のない履歴書と並んだとき、採用担当者が受け取る印象は確実に変わります。実力が拮抗した応募者どうしがボーダーライン上に並んだ場面では、訂正印のある側がわずかに不利になるケースがあります。

採用担当者はここを見ている

  • 訂正印そのものより「書き直す時間をかけたか=どれだけ本気か」を推測している
  • 訂正が1箇所なら「うっかり」で済むが、複数箇所あると「仕事も雑では」と連想されやすい
  • 訂正そのものより、その直し方が正しい作法かどうかを見ている

つまり「受かるかどうか」は、訂正印を押したという事実だけでは決まりません。どう直したか、いくつ直したか、他の要素でどれだけ魅力を示せているかの総合で決まります。同じ訂正印1箇所でも、受かりやすいケースと落ちやすいケースがあります。

受かりやすいケース不利になりやすいケース
訂正が1箇所で、二重線と印が正しい作法訂正が2箇所以上あり書類全体が雑に見える
職歴・志望動機など中身の評価が高い他の応募者と評価が横並びで差がつかない
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そもそも訂正印での修正は「あり」なのか|書き直しが基本の理由

大前提として、履歴書を書き間違えたときの正解は新しい用紙に書き直すことです。訂正印はあくまで「書き直す時間がどうしても取れないとき」の次善策だと考えてください。採用担当者の多くは、第一志望の企業に訂正印のある履歴書を出すことは考えにくい、と受け止めます。

それでも訂正印での対応が現実的な場面はあります。提出期限が翌日に迫っている、手元の履歴書が最後の1枚しかない、といった状況です。こうしたときは、正しい作法で訂正すれば大きな減点は避けられます。

一方で、やってはいけない直し方があります。ここを間違えると、訂正印を使うより印象が悪くなります。

NG例(やると逆効果な直し方)

  • 修正液・修正テープで消す(公的書類では改ざんを疑われるため厳禁
  • 消せるボールペンで書く(熱で消えるため提出書類には不向き)
  • 砂消しゴムやカッターで削る(跡が残り、かえって目立つ)
  • 間違えた箇所を黒く塗りつぶして隠す(何を直したか分からず不信感につながる)

これらは「ミスを隠そうとした」と受け取られます。訂正印を正しく使うほうが、むしろ誠実で丁寧な印象を残せます。

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履歴書の訂正印の正しい押し方|これを外すと逆効果

訂正印は「押せばいい」ものではありません。使う印鑑の種類や押す位置を外すと、正式な訂正として扱われず、丁寧に直したつもりが減点対象になります。ここでは印鑑選びと具体的な手順を分けて説明します。

用意する印鑑|シャチハタは避け、本文と同じ印を使う

訂正に使う印鑑は、朱肉を使う認印か、専用の訂正印を選びます。シャチハタ(インク浸透印)は避けてください。既製の大量生産品で複製が容易なうえ、インクが時間とともに薄れるため、正式な訂正の証明には向かないとされています。

  • 履歴書の押印欄に印鑑を使っている場合は、訂正にも同じ印鑑を使う
  • 専用の訂正印は直径6mm前後の小さいものが一般的だが、認印でも問題ない
  • シャチハタ・ゴム印は使わない

二重線と訂正印の手順|横書き・縦書きで位置が変わる

手順そのものはシンプルです。間違えた文字に二重線を引き、正しい文字を書き添え、二重線の上か近くに訂正印を押します。ポイントは二重線を定規でまっすぐ引くことと、正しい文字を書く位置です。

手順横書きの場合縦書きの場合
1. 二重線間違えた文字に定規でまっすぐ二重線間違えた文字に定規でまっすぐ二重線
2. 正しい文字二重線の上側に書く二重線の右側に書く
3. 訂正印二重線の上または近くに押す二重線の上または近くに押す

良い直し方

定規で細い二重線を引き、はみ出さないよう小さめの印を1つ押す。正しい文字は読みやすい大きさで添える。訂正箇所が一目で分かり、直した内容もはっきり読める状態にする。

NG例

フリーハンドで斜めの線を何本も引く、印を訂正箇所から離れた余白に押す、元の文字が読めないほど太い線で塗りつぶす。「隠すための訂正」に見えると、直し方そのものが評価を下げます

二重線での訂正が本当に許されるのか、採用担当者がどこを見ているかは履歴書の二重線訂正はNG?採用担当者が見る正しい直し方で詳しく整理しています。

訂正印を押した履歴書で合否を分けるポイント|採用担当者はここを見る

同じ「訂正印あり」でも、受かる人と落ちる人がいます。分かれ目は主に3つです。採用担当者は訂正の跡から、その人の仕事ぶりを想像しています。

  • 訂正の数:1箇所なら「うっかり」で流せるが、3箇所4箇所と増えると「確認しない人」に見える
  • 直し方の丁寧さ:まっすぐな二重線と正しい印は「細部まで気を配れる人」の証拠になる
  • 訂正した箇所:氏名・住所・学歴など重要項目の訂正は、書き直しを選ばなかった判断まで見られる

採用担当者はここを見ている

  • 「小さなミスをどう処理したか」に、その人の仕事の丁寧さが出ると考えている
  • 訂正印があっても、職歴や志望動機に説得力があれば十分に挽回できると見ている
  • 逆に、隠そうとした跡や雑な直し方には「入社後も同じことをするのでは」と身構える

訂正印が1箇所あるだけで即不採用になるわけではありません。誤字が合否にどこまで影響するのか、その基準は履歴書の誤字は即不採用?採用担当者が明かす影響と対処法で掘り下げています。

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履歴書を間違えたまま提出してしまったときの対処法

すでに提出したあとで間違いに気づいた、あるいは印鑑が手元になく訂正できない、という場面もあります。ここで大切なのは間違いを隠さず、こちらから先に伝えることです。対応は気づいたタイミングで変わります。

気づいたタイミング取るべき対応
提出後・面接まで日数がある書き直した履歴書を用意し、連絡のうえ再提出する
面接前日・当日正しく書いた履歴書を持参し、面接冒頭で口頭訂正する
その場で印鑑がない無理に修正液で消さず、面接時に正直に伝える

面接で伝えるときは、余計な言い訳を足さず一言で済ませます。「大変申し訳ございません、提出した履歴書に一点誤りがございました」と切り出し、どこをどう直すかを口頭で伝えれば十分です。訂正箇所を書いた小さなメモを添えると、より丁寧な印象になります。

放置してはいけない間違い

氏名・学歴・職歴・資格など、事実に関わる項目の誤りは黙っていると後から経歴詐称と受け取られる恐れがあります。気づいた時点で速やかに申し出てください。ミスを自分から報告する姿勢は、むしろ誠実さとして評価されることもあります。

提出後の細かな対処法や連絡の仕方は履歴書を間違えた!採用担当者が教える対処法とやばいミスの基準履歴書を間違えたまま提出!不採用になる?採用担当者直伝の対処法でも具体的に解説しています。

次から書き間違えないための予防策

訂正印で悩まない一番の方法は、そもそも書き間違えない段取りを作ることです。難しいことはなく、準備の順番を変えるだけで書き損じは大きく減ります。

  • 下書きをしてから清書する:文字数や改行位置を先に決めておくと本番でつまずかない
  • 期限ギリギリに書かない:焦りは誤字の最大の原因。予備の用紙も1〜2枚多めに用意する
  • 使い慣れた筆記用具を使う:ペン先の太さや書き心地が合わないと字が乱れやすい
  • 迷ったらパソコンで作成する:手書き指定がなければ、修正も印刷し直しも簡単で書き損じのリスクがない

とくに書き間違いの多い日付欄は、提出日を先に確定してから記入するとミスが減ります。履歴書の日付の書き方もあわせて確認しておくと安心です。

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まとめ

  • 訂正印が1箇所ある程度では、それだけで書類選考に落ちることはほぼない
  • 採用担当者は訂正の有無より「数」と「直し方の丁寧さ」を見て仕事ぶりを推測している
  • 正しい直し方は、定規で二重線→正しい文字→本文と同じ印。修正液・シャチハタはNG
  • 提出後や印鑑がない場面では、隠さず先に申し出るのが最も評価を落とさない

訂正印は失敗ではなく、丁寧に対処すれば十分に受かる範囲の出来事です。直し方の作法を押さえ、次の1枚から書き損じない準備を整えておきましょう。

履歴書の訂正印に関するよくある質問

訂正印はどんな印鑑を使えばいいですか?

朱肉を使う認印か専用の訂正印を使います。履歴書の押印欄に印鑑を使っている場合は、訂正にも同じ印鑑を使ってください。シャチハタやゴム印は、正式な訂正として扱われないことがあるため避けます。

訂正印を押した箇所が複数あっても大丈夫ですか?

1箇所なら問題になりにくいですが、2箇所以上になると書類全体が雑な印象になり、採用担当者に「確認が甘い人」と見られやすくなります。訂正が複数になりそうなときは、訂正印で直すより新しい用紙へ書き直すほうが通過率は上がります。

パソコンで作った履歴書を印刷後に間違えたらどうすればいいですか?

データを修正して印刷し直すのが最善です。手書きと違い刷り直しの手間が小さいため、訂正印で対応する必要はありません。時間がなく再印刷できない場合のみ、手書きと同じく二重線と訂正印で直します。

訂正印を押すより新しい紙に書き直すべきですか?

時間に余裕があるなら書き直しが基本です。とくに氏名・学歴・職歴など重要項目の間違いは書き直しをおすすめします。提出期限が迫っている、用紙が最後の1枚しかないといった場合に限り、正しい作法での訂正印が現実的な選択肢になります。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
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