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履歴書の訂正印で落ちる?採用担当者が見る本当の判断基準

履歴書の訂正印で落ちる?採用担当者が見る本当の判断基準

この記事では、履歴書の訂正印だけで本当に選考に落ちるのかを、採用担当者の視点から整理します。訂正印1か所で即不採用になることはほぼありませんが、担当者が見ているのは訂正の「中身」です。落ちる履歴書との違い、正しい直し方、書き直すべきかの判断基準、提出後に気づいたときの対応までまとめて解説します。

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目次

履歴書の訂正印で落ちることはある?結論と採用担当者の本音

先に結論をお伝えします。二重線と訂正印を使って正しく直した1か所程度の訂正であれば、それだけを理由に書類選考で落とされることはまずありません。訂正印は正式な書類でも認められた直し方であり、履歴書でも同じ扱いです。

ただし、採用担当者が受ける印象は、訂正印のある履歴書とない履歴書とで確実に変わります。応募者のスキルや経歴が拮抗している場面では、この小さな差が合否を分ける材料になることもあります。訂正印そのものが減点なのではなく、訂正の「数・場所・やり方」が担当者に与える印象で差がつくと考えてください。

採用担当者はここを見ている

  • 訂正が1か所だけか、それとも複数並んでいるか
  • 訂正された場所が氏名・日付など重要な欄ではないか
  • 二重線と訂正印という正しい作法で直されているか

つまり「訂正印を押したから落ちる」と身構える必要はありません。気にすべきは、その訂正が担当者にどう映るかです。次の章では、なぜ訂正印が印象を左右するのか、その理由を掘り下げます。書き間違い全般の許容ラインは履歴書を間違えたときの対処法とやばいミスの基準でも詳しく整理しています。

なぜ「訂正印=落ちる」と言われるのか|採用担当者が抱く3つの懸念

訂正印そのものはマナー違反ではありません。それでも「訂正印があると落ちる」という声が絶えないのは、担当者が訂正跡から応募者の内面を読み取ろうとするからです。書類は本人に会う前の唯一の判断材料であり、細部から人となりを推測します。

担当者が抱く懸念訂正跡から読み取られる内容
入社意欲が低いのでは本命の企業なら書き直すはず、という前提で見られる
仕事が雑なのでは提出書類を見直さない=業務でもミスを見落とすと連想される
書類を使い回しているのでは日付の訂正などは他社への応募書類の流用を疑われやすい

特に重いのが3つ目の「使い回し」の懸念です。志望動機や日付を後から書き換えた跡があると、「この会社は第一志望ではないのでは」という疑念に直結します。採用担当者は毎日大量の書類を見ているため、こうしたサインには敏感です。

裏を返せば、これらの懸念を抱かせない訂正であれば問題視されません。1か所を丁寧に直しただけの履歴書と、真っさらだが内容の薄い履歴書なら、担当者は迷わず前者を選びます。訂正の有無より、書類全体で伝わる誠実さのほうがはるかに重視されます。

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落ちる履歴書と問題ない履歴書の分かれ目|訂正の許容ライン

同じ「訂正印あり」でも、印象が大きく分かれるポイントがあります。判断基準は「訂正の数」「訂正した場所」「直し方」の3つです。この3点がクリアできていれば、訂正印があっても評価にほとんど響きません。

項目問題になりにくいマイナス評価になりやすい
訂正の数1か所のみ2か所以上が並ぶ
訂正した場所本文・経歴の一部氏名・生年月日・日付など重要欄
直し方二重線+訂正印修正テープ・修正液・塗りつぶし

最も避けたいのは、氏名や生年月日といった応募者の基本情報にあたる欄の訂正です。ここは書類の信頼性の土台であり、訂正跡があると「基本情報すら確認していない」という印象を与えます。重要欄を間違えた場合は、迷わず新しい用紙に書き直してください。

NG例

氏名欄の漢字を修正テープで消して上から書き直す。重要欄の訂正・修正テープの使用という二重のマイナスで、書類の信頼性そのものが疑われます。

良い例

職歴欄の入社年を1か所だけ二重線で消し、正しい年を書いて訂正印を押す。訂正がここだけなら、担当者は「見直してきちんと直した」と受け取ります。

二重線での訂正が採用担当者にどう見えているかは、二重線訂正はNG?正しい直し方でさらに具体的に解説しています。

書き直す?訂正印で済ませる?迷ったときの判断基準

原則は「書き直せるなら書き直す」です。訂正印は、あくまで書き直す時間がないときの次善策と考えてください。とはいえ、すべてを一から書き直すのが現実的でない場面もあります。以下の基準で判断すると迷いません。

  • 書き直す:氏名・生年月日・日付など重要欄のミス/訂正が2か所以上/提出まで時間に余裕がある
  • 訂正印で対応:本文・経歴欄の軽微な1か所/提出期限が迫って書き直す時間がない/予備の用紙がない緊急時

時間を理由に訂正印で済ませる場合でも、「本当に今日中でなければならないか」を一度確認してください。翌日に持参や再送が間に合うなら、書き直したほうが印象は確実に上がります。数十分の手間で合否の材料を1つ消せると考えれば、書き直す価値は十分にあります。

採用担当者はここを見ている

  • 訂正印を選んだ応募者にも「なぜ書き直さなかったか」までは問わない
  • ただし重要欄の訂正だけは「確認不足」として記憶に残りやすい
  • 面接で誠実に受け答えできれば、書類の小さな訂正は十分に挽回できる

そもそも手書きにこだわらずパソコンで作成すれば、訂正の悩み自体が消えます。手書きとパソコンのどちらが有利かは手書きかパソコンか採用担当が正直に答える記事で判断できます。

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履歴書の正しい訂正方法|二重線と訂正印の手順

訂正印で対応すると決めたら、作法を外さないことが何より大切です。やり方が正しければ、訂正印はマナー違反にはなりません。横書きの履歴書を前提に、手順を確認しましょう。

  1. 間違えた文字に、定規を使って黒のボールペンでまっすぐ二重線を引く
  2. 二重線を引いた文字の上(横書きなので上側)に、正しい文字を書く
  3. 二重線に重ねるか、そのすぐ近くに訂正印を押す

訂正印は、履歴書の押印欄に使ったものと同じ印鑑を使うのが基本です。専用の訂正印がなければ、6mm程度の小さな認印でも構いません。文字にかぶって読めなくならないよう、小さめの印を選ぶと仕上がりが整います

NG例

  • 修正テープ・修正液で消す(信頼性が疑われ、公的書類では改ざんとみなされる)
  • シャチハタで訂正印を押す(インクがにじみやすく、正式な印として認められない)
  • 砂消しゴムやカッターで削る、ぐるぐると塗りつぶす

シャチハタが避けられるのは、インクが薄れやすいうえ大量生産の既製品で複製が容易なため、正式な訂正の証明に向かないからです。朱肉を使う認印を用意しておくと安心です。

なお、日付欄を訂正する場合は使い回しを疑われやすいため、可能な限り書き直しをおすすめします。日付の正しい書き方は履歴書の日付の書き方で確認できます。

提出後に間違いに気づいたら?落ち着いて取るべき対応

すでに提出した後で誤字に気づくと焦りますが、対応次第で印象を大きく損なわずに済みます。ミスの重さによって取るべき行動が変わります。

  • 軽微な誤字の場合:慌てて連絡すると、かえってミスを目立たせることがあります。面接に進めた際に、正しい情報を口頭で補足すれば十分なケースが多いです
  • 氏名・連絡先・日付など重要情報の場合:正しく書き直した履歴書を用意し、担当者へ一報を入れて差し替えを依頼するか、面接に持参して渡します

連絡する場合は、言い訳を並べず「記載に誤りがあり、訂正した書類を改めてお送りしたい」と簡潔に伝えるのが好印象です。ミスを隠さず正す姿勢は、むしろ誠実さとして評価されることもあります。連絡先やメールアドレスの誤りは選考の連絡自体が届かなくなるため、この2つだけは気づいた時点で必ず訂正してください。

訂正印以前に「書き間違えない」ための予防策

そもそも書き間違えなければ、訂正印で悩むこともありません。手書きで作成するなら、次の3つを習慣にするだけでミスは大きく減ります。

  • 時間に余裕を持って作成する:締め切り直前の焦りが書き間違いの最大の原因です
  • 下書きしてから清書する:鉛筆で薄く下書きするか、別紙で内容を固めてから本番に書き写します
  • 予備の用紙を用意する:同じ様式をもう1枚持っておけば、間違えてもすぐ書き直せます

各項目で間違えやすいポイントをあらかじめ押さえておくと、清書の精度が上がります。項目ごとの正しい書き方と見本は履歴書の書き方を項目別に解説した記事にまとめています。

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まとめ

  • 二重線と訂正印で正しく直した1か所の訂正なら、それだけで落ちることはまずない
  • 採用担当者が見ているのは訂正の「数・場所・やり方」。重要欄や複数箇所の訂正は避ける
  • 時間があるなら書き直しが最善、緊急時は正しい作法で訂正印に対応する
  • 修正テープ・修正液・シャチハタは使わず、朱肉の認印を使う

訂正印の1つで合否が決まるわけではありません。正しい作法で直し、書類全体で誠実さを伝えることに意識を向けてください。

履歴書の訂正印は1か所なら本当に問題ありませんか?

本文や経歴欄の軽微な1か所を、二重線と訂正印で正しく直したものであれば、選考でマイナスになることはほとんどありません。ただし氏名や生年月日など重要欄の訂正は印象が悪いため、その場合は書き直しをおすすめします。

訂正印がなくて、認印しか手元にありません。使っても大丈夫ですか?

朱肉を使う認印であれば問題ありません。専用の訂正印は6mm程度と小さく訂正箇所が読みやすい利点がありますが、必須ではありません。避けたいのはシャチハタで、インクがにじみやすく正式な印として認められないため使用しないでください。

修正テープで直した履歴書は必ず落ちますか?

必ず落ちるとは限りませんが、内容の信頼性や仕事への姿勢を疑われるリスクがあり、避けるべき方法です。修正テープを使ってしまった場合は、時間が許すなら新しい用紙に書き直すのが安全です。

提出後に誤字を見つけました。連絡したほうがいいですか?

軽微な誤字なら、面接時に口頭で補足すれば足りることが多いです。一方、連絡先やメールアドレス、日付など選考に影響する情報の誤りは、正しく直した書類を用意し、担当者へ一報を入れて差し替えや持参で対応してください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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