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ITパスポートの履歴書への書き方|正式名称と書くべき日付の正解

【無料作成ツール付き】ITパスポートの履歴書への書き方|正式名称と書くべき日付の正解

この記事では、ITパスポートを履歴書に書く際の正式名称・取得年月日の書き方・記入欄のルールを解説します。採用担当者がこの資格をどう評価するか、IT以外の職種での記載価値についても紹介します。

目次

ITパスポートは履歴書の「免許・資格欄」に書ける国家資格

ITパスポートは、経済産業省が所管する国家資格です。正式には「情報処理技術者試験」の一区分として位置づけられており、履歴書の「免許・資格欄」に正式な資格として記載できます。自動車免許や英検などと同じ扱いで、資格欄に書いて問題ありません。

「入門レベルの資格だから書かなくてもよいのでは」と感じる人もいますが、これは判断ミスです。資格欄が空欄のままよりも、国家資格が1つでも記載されている状態のほうが、採用担当者に与える印象は明らかに変わります。

ITパスポートを資格欄に書いたほうがよい人

  • IT業界未経験で転職活動中の人:学習意欲・IT関心の具体的証明になる
  • 文系出身でIT職種を目指している人:IT知識の基礎があることを書類で示せる
  • IT以外の職種に転職する人:業務でのデジタルツール活用能力をさりげなくアピールできる
  • 資格欄に書けるものが少ない人:国家資格として欄を埋めることで、真剣な就職活動姿勢を示せる

ITパスポートを履歴書に正しく書く方法【記入例あり】

①正式名称は「ITパスポート試験 合格」

履歴書への記載は、以下の形式が正しい書き方です。

免許・資格
令和○年○月ITパスポート試験 合格

正式な書き方は「ITパスポート試験 合格」の7文字(半角スペース含む)です。「試験」の後ろに全角スペースを1つ入れてから「合格」と書くのが一般的なフォーマットです。

良い例文

令和6年 10月 ITパスポート試験 合格

NG例

ITパスポート 合格 →「試験」が抜けており正式名称ではない
iパス 合格 → 略称のため不可
ITパスポート取得 →「合格」ではなく「取得」は正式な表現ではない
情報処理技術者試験(ITパスポート)合格 → 冗長で不要な表記

②取得年月日は合格証書に記載の日付

ITパスポートを受験すると、「試験当日」「合格発表日」「合格証書の日付」という3種類の日付が登場します。履歴書に書くべき日付は合格証書に記載されている日付です。

日付の種類内容履歴書への記載
試験日実際に受験した日(CBT形式)不可
合格発表日結果が公開される日(受験月翌月15日前後)不可
合格証書の日付経済産業大臣名義で記された日付◎ これを使用する

合格証書は受験月の翌々月15日前後に簡易書留で郵送されます。手元に証書がある場合は、証書に記載された年月を確認して履歴書に転記してください。

合格証書をなくした場合

合格証書は再発行できません。ただし、IPA(情報処理推進機構)に「合格証明書」を700円で申請できます。合格証明書には合格年月日が記載されているため、履歴書記載に必要な日付を確認できます。申請はIPA公式サイトのマイページから手続きが可能です。

③資格は取得した順に上から記入する

資格欄に複数の資格を記載する場合は、取得した年月が古い順に上から記入します。普通自動車運転免許など他の資格と併記する場合も、取得順を守ることが基本ルールです。

記載順の例を挙げると、以下のようになります。

  • 令和3年 6月 普通自動車第一種運転免許 取得
  • 令和5年 3月 ITパスポート試験 合格
  • 令和6年 10月 基本情報技術者試験 合格

採用担当者はここを見ている

  • 正式名称が正確に書かれているか(「ITパスポート試験」の「試験」が抜けていないか)
  • 日付が合格証書の日付と一致しているか(選考が進むと証明書類の提出を求められる場合がある)
  • 資格が取得年月順に整理されているか

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書き方でよくある3つのミスと対処法

ミス① 略称で書いてしまう

「ITパスポート」は一般に通用する通称、「iパス」はさらに略したニックネームです。どちらも履歴書の正式記載として使えません。手書き・PC作成を問わず、「ITパスポート試験 合格」という正式な表記を使うことが大前提です。

特にPCで作成する場合、変換候補に「iパス」が出ることがあります。入力の手間を省こうと略称をそのまま使ってしまうケースが多いため、最終確認時に必ず表記をチェックしてください。

ミス② 日付を試験日や合格発表日と間違える

ITパスポートはCBT(コンピュータ試験)方式のため、試験当日に仮の合否が画面表示されます。その日付を「取得日」と思い込み、履歴書に試験日を書いてしまうミスが多く見られます。

試験日と合格証書の日付は1〜2ヶ月ズレます。選考が進んで「合格証明書を提出してください」と言われた際に、日付の食い違いが判明すると不必要な説明が必要になります。合格証書が手元にあれば必ず証書の日付を確認してから記入することが基本です。

合格証書の日付確認ができない場合

  • IPA公式サイトのマイページにログインし、合格情報を確認する
  • 合格証明書(700円)を申請する(証明書に合格年月日が記載されている)

ミス③ 取得見込みの場合の書き方がわからない

試験に合格していない段階で履歴書を提出しなければならない場合は、「取得見込み」として記載できます。

取得見込みの書き方

令和○年 ○月 ITパスポート試験 合格見込み(○月受験予定)

受験予定月を括弧内に添えると、近い将来に取得する具体的な見通しがあることが伝わります。ただし、以下の点に注意が必要です。

  • 不合格だった場合は記載を削除し、採用担当者に速やかに連絡する
  • 「合格見込み」のまま入社し、実際には取得できていない状態が続くと経歴詐称に問われるリスクがある
  • 合格後は正式な表記(取得年月+「ITパスポート試験 合格」)に差し替える

採用担当者はITパスポートをどう評価するか

IT業界を目指す未経験者には「学習意欲の証明」として有効

IT業界の採用担当者がITパスポートに注目するのは、「IT知識がある」という証明としてではありません。「自発的にIT知識を身につけようとした行動の証拠」として評価します。

書類選考では候補者を短時間で判断しなければなりません。資格の有無は「この人は入社後も自分から学ぶ姿勢がある」という判断材料のひとつになります。特に文系出身でエンジニア・IT営業・ITコンサルタントなどを目指す場合、資格の有無は書類通過の選考基準に影響します。

一方で、IT職種の経験者採用では、実務経験やポートフォリオのほうが評価の中心になります。ITパスポートは「未経験者が書類選考で足切りされないための最低ライン」として機能すると理解しておくことが現実的です。

IT以外の職種でも書くべき理由

「営業職・事務職に応募するからITパスポートは関係ない」という判断は早計です。DX推進が進む現代の職場では、ITに抵抗感がない人材は職種を問わず歓迎されます。

職種ITパスポートが評価される理由
営業職SaaS製品・業務システムを扱う営業では、IT基礎知識があると顧客への説明力・提案力が評価される
事務・バックオフィス業務効率化ツールやクラウドサービスへの適応が早い人材として重宝される
企画・マーケティングデータ分析ツールや広告配信システムの基礎理解がある人材として評価されやすい
製造・物流生産管理システムやIoT導入に対応できる素地があることを示せる

資格欄に何も書かれていない状態と、国家資格が1つ記載されている状態では、採用担当者の最初の印象が変わります。書いて不利になるケースはほとんどありません。

一行で終わらせない:アピール力を高める書き方のコツ

ITパスポートを資格欄に一行記載するだけでは、アピール力として弱い側面があります。書類通過率を上げるには、職務経歴書との連動が有効です。

職務経歴書での活かし方(3パターン)

  • スキル・資格欄:「ITパスポート試験合格(令和○年)」と記載し、IT関連の業務経験・ツール活用歴と並べて示す
  • 自己PR欄:「取得後に社内業務効率化ツールの導入を提案し、チームの週次作業時間を2時間削減した」など、学習の成果を実績と結びつける
  • 継続学習の意欲提示:「現在、基本情報技術者試験の合格に向けて学習中」のように次のステップを添えることで、成長意欲が伝わる

資格欄の一行はあくまで「入口」です。採用担当者が「この人の資格について聞いてみたい」と思えるよう、職務経歴書で肉付けする構成が書類通過率を高める実践的な方法です。

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まとめ

  • ITパスポートは履歴書の「免許・資格欄」に記載できる国家資格
  • 正式名称は「ITパスポート試験 合格」。略称(iパス・ITパスポート)は不可
  • 取得年月日は合格証書に記載された日付を使用する(試験日・合格発表日は不可)
  • IT以外の職種への応募でも記載は有効。資格欄が空欄より埋まっているほうが評価されやすい
  • 職務経歴書との連動で「資格欄の一行」をアピールに育てられる

書き方の細かいルールを押さえたうえで、資格欄に正確に記載することが書類選考通過の第一歩になります。

ITパスポートの履歴書記載に関するよくある質問

合格証書をなくした場合、履歴書への記載はどうすればよいですか?

合格証書は再発行できませんが、IPA(情報処理推進機構)に「合格証明書」を700円で申請できます。合格証明書には合格年月日が記載されているため、履歴書への記載に必要な日付を確認できます。申請はIPAの公式サイト(マイページ)から手続きが可能です。

ITとまったく関係のない職種に転職する場合も、ITパスポートは記載すべきですか?

記載することをお勧めします。ITパスポートは業種を問わず「ITリテラシーがある」ことの証明になります。DXが進む現代では、事務・営業・製造業でもデジタルツールへの適応力が求められており、採用担当者にプラスの印象を与えられます。書いて不利になるケースはほとんどありません。

取得してから数年が経っているITパスポートも記載してよいですか?

記載して問題ありません。ITパスポートの合格に有効期限はなく、何年前に取得していても正式な国家資格として記載できます。取得から年数が経っている場合は、職務経歴書に「その後もIT関連の学習を継続している」「業務でITツールを活用している」といった補足を添えると、採用担当者により伝わりやすくなります。

ITパスポートと基本情報技術者試験の両方を持っている場合、どちらを先に書きますか?

取得した年月が古いほうを上に書きます。一般的にITパスポートを先に取得してから基本情報技術者試験に進むケースが多いため、ITパスポート試験を先の行に、基本情報技術者試験をその下の行に記載します。どちらが上位資格かではなく、取得順で記入するのが履歴書のルールです。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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