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履歴書の自動車免許の書き方|正式名称と採用担当者が見るNG例

履歴書の自動車免許の書き方|正式名称と採用担当者が見るNG例

この記事では、履歴書の免許・資格欄に自動車免許を記入する正式名称・取得年月日の書き方・AT限定の記載ルールを解説します。採用担当者が実際に確認しているNG例もあわせて紹介します。

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目次

履歴書に自動車免許は書くべきか?書いて損はない理由

「運転が必要ない仕事に応募するのに、免許を書く必要があるのか」と迷う方は少なくありません。結論から言えば、自動車免許は持っているなら原則として記載するのが正解です。

免許・資格欄は「持っている資格を記載する欄」であり、「仕事に必要な資格だけ書く欄」ではありません。記載を省略すると、採用担当者には「資格なし」と映ります。

免許が不要な仕事でも記載する3つの理由

採用担当者はここを見ている

  • 急な社用車対応に使えるか:デスクワーク職でも、急な来客対応や社用車での荷物搬送を頼まれることがある
  • 将来の職種変更・昇進への適性:営業や外回りへの異動を検討する際、免許の有無を確認する企業は多い
  • 書類の丁寧さを見ている:免許・資格欄を正確に埋める姿勢が、業務への誠実さと重ねて評価される

書かなくてよいケースと判断基準

書かなくてよい例外は、免許が完全に失効していて更新の予定もない場合のみです。失効した免許を「取得」と書くと事実と異なる記載になるため、記載しません。

免許を一度取得したが自主返納した場合、または免許証のコピー提出が求められた場合にも注意が必要です。詳細は後述の「免許が失効中の場合」で解説します。

自動車免許の正式名称一覧(免許証で確認)

免許・資格欄に書く最大のルールは、略称ではなく正式名称で記載することです。「普通免許」「普通自動車免許」は正式名称ではありません。

第一種運転免許の正式名称

一般的な乗用・業務用車両を運転するための免許が「第一種運転免許」です。現在10種類あります。

免許証の表記履歴書に書く正式名称
普通普通自動車第一種運転免許
準中型準中型自動車第一種運転免許
中型中型自動車第一種運転免許
大型大型自動車第一種運転免許
大特大型特殊自動車第一種運転免許
大自二大型自動二輪車第一種運転免許
普自二普通自動二輪車第一種運転免許
小特小型特殊自動車第一種運転免許
原付原動機付自転車第一種運転免許
牽引牽引第一種運転免許

※AT限定・5t限定・8t限定などの制限がある場合は正式名称の後ろにカッコ書きで追記します

第二種運転免許の正式名称

タクシー・バスなど旅客を有償で運送する際に必要な免許が「第二種運転免許」です。

免許証の表記履歴書に書く正式名称
普通二種普通自動車第二種運転免許
中型二種中型自動車第二種運転免許
大型二種大型自動車第二種運転免許
大特二種大型特殊自動車第二種運転免許
牽引二種牽引第二種運転免許

免許証で正式名称を確認する方法

履歴書に書く前に、必ず手元の免許証で記載内容を確認してください。確認箇所は2か所です。

  • 免許の種類(免許証下部中央付近):「普通」「準中型」など、取得している免許の種類が記載されています。この記載が正式名称のベースになります
  • 取得年月日(免許証下部左側):「二・小・原」「他」「二種」の各欄に取得年月日が記載されています。普通免許は「他」の欄で確認できます

免許証に記載の「条件等」欄に「AT車に限る」「5t限定」などと記載がある場合は、その制限も正式名称に含める必要があります。

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履歴書への記入ルールと書き方見本

基本フォーマット:取得年月+正式名称+「取得」

免許・資格欄の記入は「取得年月」「正式名称」「取得」の3点セットが基本です。

良い例文(記入例)

2020年4月 普通自動車第一種運転免許 取得

2020年4月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

2018年8月 準中型自動車第一種運転免許(5t限定) 取得

NG例

2020年4月 普通免許 取得(正式名称を使っていない)

2020年4月 普通自動車免許 取得(「第一種運転」が抜けている)

複数の免許がある場合の書き順

複数の運転免許を持っている場合は、取得年月日が古い順(昇順)に記載するのが基本ルールです。

ただし、応募職種に直結する免許がある場合は、ルール通りの順序を守りながらも本文中や自己PR欄で「〇〇免許を活かした業務経験がある」と補足する方法が有効です。免許欄だけで採用担当者へのアピール順序をコントロールしようとすると、かえって記載ルールの無知として見られるリスクがあります。

和暦・西暦の統一ルール

取得年月の表記は、履歴書全体で和暦か西暦かを統一します。学歴・職歴欄を西暦で書いているなら、免許・資格欄も西暦で統一してください。

西暦と和暦が混在している履歴書は、採用担当者に「細部への注意が低い」という印象を与えます。免許証には和暦で取得日が記載されていることが多いため、西暦に換算し直して記載する手間を省かないことが大切です。

普通自動車免許(MT・AT)の書き方について、より詳細な記載例は以下の記事で確認できます。

採用担当者が必ずチェックする「3つのNG」

免許・資格欄は一見シンプルな記入欄ですが、採用担当者が書類選考で必ず目を通す箇所の一つです。以下の3つは、他の箇所が丁寧に書けていても書類の印象を大きく下げるNG例です。

NG①「普通免許」と略して書く(正式名称省略)

「普通免許」「普通自動車免許」は、一般的な呼称であり正式名称ではありません。履歴書の書き方を知らない、あるいは丁寧さが足りないと判断されやすい記載です。

採用担当者はここを見ている

  • 正式名称を調べて書く姿勢があるか(丁寧さ・几帳面さの指標)
  • 「普通自動車第一種運転免許」と「第二種」の区別ができているか
  • AT限定・5t限定などの制限が正確に記載されているか

正式名称の記載は、書類の完成度を高める最も手軽な方法の一つです。免許証を手元に置いて記入する習慣をつけてください。

NG②AT限定を書かない(経歴詐称になる可能性)

AT限定免許を持っているのにその事実を記載しない行為は、経歴詐称と判断されるリスクがあります

たとえばトラック輸送・営業車での訪問が多い職種では、業務中に「MT車しかない」というケースが珍しくありません。AT限定の記載がなければ採用側は「MT車も運転できる」と判断して採用するため、入社後に業務ができない事態が生じます。

NG例

2021年6月 普通自動車第一種運転免許 取得

→ AT限定であることを省略しているため、採用担当者はMTも運転可と判断してしまう

良い例文

2021年6月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

AT限定の記載は、自分のスキルを正確に伝えるためのものです。「限定」という文言を書くことでマイナス評価になるわけではなく、記載しないことで後から問題が生じるリスクの方がはるかに大きいです。

NG③2017年3月改正前取得者が旧名称で書く

2017年3月11日に道路交通法が改正され「準中型免許」が新設されました。この改正によって、それ以前に取得した「普通免許」の名称が自動的に変更されています

現在の免許証に記載の名称を確認せず、かつて取得した「普通免許」という名称のまま記載してしまうと、実際の免許証と記載が一致しないことになります。

取得時期現在の正式名称(免許証記載)
2007年6月1日以前中型自動車第一種運転免許(8t限定)
2007年6月2日〜2017年3月10日準中型自動車第一種運転免許(5t限定)
2017年3月11日以降普通自動車第一種運転免許

※現在の正式名称は必ず手元の免許証で確認してください

自分の免許証の「条件等」欄に「5t限定」「8t限定」と記載があれば、その制限を含めた正式名称で記載します。「5t限定」の記載があるにもかかわらず「普通自動車第一種運転免許」とだけ書くと、5t以上の車両も運転できると採用担当者が誤解するリスクがあります。

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状況別の書き方(AT限定・準中型・取得予定・失効中)

AT限定免許を持っている場合

AT限定の記載は、正式名称の後ろに「(AT限定)」を付記します。カッコは半角ではなく全角を使うのが一般的です。

記入例

2022年3月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

AT限定を解除してMT免許を取得している場合は、解除後の正式名称「普通自動車第一種運転免許」で記載します。解除日が取得日として扱われるため、解除した年月日を書きます。

2017年3月以前に取得した普通免許の書き方

前章で解説したとおり、2017年3月10日以前に「普通免許」を取得した方の免許証は、現在「準中型(5t限定)」または「中型(8t限定)」に移行しています。

記載の手順は次のとおりです。

  • 手元の免許証を確認し、「条件等」欄に記載された制限を確認する
  • 「5t限定」なら「準中型自動車第一種運転免許(5t限定) 取得」と記載
  • 「8t限定」なら「中型自動車第一種運転免許(8t限定) 取得」と記載
  • 取得年月日は免許証の取得日(最初に免許を取った日)を記載

普通自動車免許の記載については、種類別の詳細な書き方を別記事でも確認できます。

免許取得予定(取得見込み)の場合

現在教習中・試験待ちの段階で応募する場合は「取得見込み」と記載します。この場合は取得予定年月を書きます。

記入例

2026年8月 普通自動車第一種運転免許 取得見込み

取得見込みと記載した場合は、面接時に「いつ取得予定か」を必ず聞かれます。教習所の卒業見込み時期や試験の予定日をあらかじめ答えられるよう準備しておきましょう。

また、内定後に試験に落ちるケースも想定し、「取得予定だが確実ではない」という旨を面接で正直に伝えておくと、採用後のトラブルを防げます。

免許が失効中の場合

更新を忘れて免許が失効した場合、原則として履歴書に記載しないのが正解です。「取得」と書くと現在も有効と採用担当者が判断するため、事実と異なる記載になります。

ただし、失効から3年以内であれば「失効(更新予定)」と記載し、取得予定時期を明記する方法もあります。ドライビングジョブなど免許が業務必須の場合は、面接で速やかに相談することが先決です。

なお、他の資格(損害保険募集人資格など)で有効期限が切れた場合の書き方については、以下の記事も参考になります。

損害保険募集人の履歴書の書き方|正式名称と期限切れの対処法

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まとめ

  • 自動車免許は持っているなら原則すべて記載する(免許が不要な仕事でも書く)
  • 正式名称は「普通自動車第一種運転免許」のように「自動車種別+第一種運転免許」の形式で書く
  • AT限定は必ずカッコ書きで明記する(省略は経歴詐称リスクあり)
  • 2017年3月10日以前取得者は「準中型(5t限定)」または「中型(8t限定)」に変わっているため、必ず免許証で現在の名称を確認する
  • 取得年月は免許証の取得日欄から確認し、履歴書全体で和暦・西暦を統一する

免許・資格欄の記載は、書類全体の丁寧さが伝わる箇所の一つです。手元の免許証と照合しながら、正確に記入してください。

自動車免許の書き方に関するよくある質問

自動車免許の取得日がわからない場合はどうすればよいですか?

免許証の表面左下を確認してください。「二・小・原」「他」「二種」の各欄に取得年月日が記載されています。普通自動車免許は「他」の欄が該当します。免許証が手元にない場合は、運転免許試験場や警察署で「運転免許経歴証明書」を取得することで確認できます(手数料が必要です)。

車の運転が必要ない事務職に応募する場合でも、自動車免許を履歴書に書くべきですか?

原則として書くことをおすすめします。免許を持っていれば記載するのが履歴書のルールです。記載しないと「免許なし」と判断されます。また、デスクワーク職でも急な社用車対応・将来の部署異動の際に役立つ可能性があります。ペーパードライバーであっても「普通自動車第一種運転免許 取得」と記載するだけで問題ありません。

原付免許と普通自動車免許を両方持っている場合、どちらを書けばよいですか?

両方記載するのが基本です。取得年月日が古い順に書きます。原付免許が先に取得しているなら「○年○月 原動機付自転車第一種運転免許 取得」を先に記載し、その下に普通自動車免許を書きます。ただし、記入欄のスペースが限られている場合は、応募職種に関連する免許を優先して記載します。

二輪免許は「大型自動二輪」と「普通自動二輪」のどちらに該当しますか?

免許証の条件等欄で確認できます。排気量400cc超が運転できるなら「大型自動二輪車第一種運転免許」、400cc以下なら「普通自動二輪車第一種運転免許」が正式名称です。小型限定の場合は「普通自動二輪車第一種運転免許(小型限定)」と記載します。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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