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履歴書に勤務時間の希望は書いていい?採用担当者が明かす本音と例文

この記事では、履歴書の本人希望欄に勤務時間の希望をどう書くかを、採用担当者の視点から解説します。育児・介護・日によって時間が変わる場合など状況別の例文と、書いても選考に不利にならない理由も紹介します。

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目次

本人希望欄に勤務時間の希望は書いてよい

本人希望欄とは何を書く欄か

本人希望欄(本人希望記入欄)は、勤務時間・勤務曜日・勤務地・入社可能日など、採用側と確認しておきたい条件を伝えるための欄です。志望動機や自己PRとは異なり、「就業条件を正確に共有する」ために設けられています。

育児・介護・健康上の理由など、応募者それぞれに事情があることを採用担当者はよく知っています。この欄の記載をもとにシフト設計や配属計画を立てるため、書ける情報は積極的に書く方が採用後のミスマッチを防ぐことができます。

採用担当者が「書いてほしい」と感じる3つの理由

「勤務時間の希望を書いたら不採用になるのでは」という不安を持つ方は少なくありません。ただ、採用担当者の実際の感覚は「書いてある方が助かる」というものです。以下の3点が、その理由です。

採用担当者はここを見ている

  • シフト計画が立てやすくなる:事前に希望時間がわかれば、採用後の業務配置を調整しやすい
  • 採用後のトラブルを防げる:「この時間は働けない」が入社後に発覚するより、選考段階で把握している方が双方にとって有益
  • 誠実な応募者として評価される:条件を正直に開示する姿勢は、採用担当者に好印象を与えることが多い

条件が合わなければ採用に至らないことはあります。しかしそれは書かなくても、入社後に問題として表面化するだけです。最初から誠実に伝えることが、長期的に働ける職場を見つける近道になります。

採用担当者が実際に気にするNG例と改善策

本人希望欄の書き方が原因で採用担当者の印象を下げてしまうケースがあります。内容の問題ではなく、伝え方の問題がほとんどです。以下の3つのパターンを確認しておきましょう。

NG①:空欄のまま提出する

NG例

(何も書かれていない空欄)

空欄は「記入漏れ」と受け取られる可能性があります。特に希望がない場合でも、「貴社の規定に従います」と一言書くだけで、条件面に問題がないことを明確に伝えられます。

改善例

勤務条件は貴社の規定に従います。

NG②:断定的・一方的な言い方になっている

NG例

「17時以降は絶対に働けません。残業も一切できません。」

事実として制約があっても、断定的な表現は「融通が利かない人」という印象を与えます。「〜のため、〜を希望しております。ご相談させてください」のように、理由と柔軟性を添えた表現に変えるだけで印象が大きく変わります。

改善例

子どもの保育園のお迎えがあるため、17時までの勤務を希望しております。状況によってはご相談させていただけますと幸いです。

NG③:理由なしで条件だけ並べる

NG例

「・勤務時間:9時〜17時 ・土日祝は出勤不可 ・残業不可」

条件自体は正当であっても、理由がないと採用担当者は「なぜ?」と疑問を持ちます。一言でよいので、理由を添えましょう。

改善例

同居の母の介護があるため、以下の条件を希望しております。勤務時間:9時〜17時、土日祝日は出勤可能です。残業についてはご相談させてください。

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状況別|勤務時間の希望の書き方と例文

よくある状況ごとに、本人希望欄の書き方と例文を紹介します。自分の状況に近いものを参考に、具体的な時間と理由をセットで伝えることがポイントです。

育児・子育てで時間が限られる場合

就学前のお子さんがいる場合、保育園・幼稚園の送り迎えや学童の時間が制約になるケースが多いです。育児を理由にした時間制約は採用担当者が日常的に見ており、書いて問題ありません。

良い例文

子どもの保育園の送り迎えがあるため、9時〜16時30分での勤務を希望しております。週3〜4日から始め、状況が落ち着いた場合は勤務日数・時間についてご相談させていただければ幸いです。

現在の希望時間+将来的な柔軟性を示すと、採用担当者が計画を立てやすくなります。育児環境は変化するため、「状況が落ち着いた場合はご相談」という一文を添えると印象が良くなります。

介護・通院など家族の事情がある場合

親の介護や自身・家族の通院など、定期的に対応が必要なスケジュールがある場合も、本人希望欄に書いて問題ありません。事前に伝えておくことで、採用後の急な欠勤・早退を防ぐことができます。

良い例文(介護)

同居の母の介護があるため、17時までの勤務を希望しております。毎週木曜日は通院の付き添いがあるため、その日のみ15時退勤を希望しています。その他はご相談させていただけますと幸いです。

良い例文(通院)

持病の定期通院が月2回(第2・第4月曜日の午前中)あるため、その日のみ午後からの勤務を希望しております。その他の日程については、貴社の規定に従います。

日によって希望時間が異なる場合

複数の事情が重なり、曜日や週によって出勤できる時間が変わる場合は、箇条書きで整理すると採用担当者が把握しやすくなります。

良い例文

子どもの習い事の送り迎えがあるため、以下の時間帯での勤務を希望しております。

  • 月・水・金:9時〜15時
  • 火・木:9時〜17時
  • 土日:勤務可能

調整が必要な場合はご相談させていただきます。

曜日ごとの条件がバラバラな場合は、理由を一行で述べてから箇条書きで整理するのが最もわかりやすい伝え方です。採用担当者は短時間で多くの書類を確認しているため、視覚的に整理された情報は高く評価されます。

副業・ダブルワーク中で本業の勤務時間が影響する場合は、職歴欄の書き方にも注意が必要です。ダブルワーク中の職歴欄の扱い方も合わせて確認しておくと安心です。

特に制約がない場合の書き方

勤務時間に特に希望がない場合は、以下のように記載します。「希望なし」と書くよりも、条件がないことを積極的に伝える表現の方が採用担当者には好印象です。

例文

勤務時間・曜日ともに、貴社の規定に従います。急な残業やシフト変更にも対応可能です。

「貴社の規定に従います」という表現は、柔軟性をアピールすると同時に、条件面での問題がないことを明確に伝えます。余裕がある場合は「急な残業にも対応可能です」など、プラスアルファの一言を添えると好印象につながります。

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採用担当者に好印象を与える書き方3つのコツ

例文を参考にしながら自分の状況に合わせて書く際、以下の3点を意識するだけで採用担当者からの印象が変わります。

コツ①:時間と理由を必ずセットで書く

「17時まで」という希望時間だけを書いても、採用担当者は「なぜ?」と感じます。理由を一言添えるだけで条件の正当性が伝わり、ネガティブな印象を避けられます。

状況理由の書き方(例)
育児子どもの保育園送迎があるため
介護同居の母の介護があるため
通院持病の定期通院があるため(月2回)
副業現在、別途業務を担っているため

コツ②:「相談可能」「調整可能」という柔軟さを添える

勤務時間の希望があっても、「この時間でないと絶対に働けない」という書き方は避けましょう。「ご相談させていただけますと幸いです」「ご相談の上で調整いたします」という一言を加えることで、採用担当者は「条件の折り合いをつけられる人」と判断します。

もちろん、医療上の理由など本当に変えられない条件については、無理に柔軟性を示す必要はありません。ただ、書き方として「相談の余地がある」ことを示す表現を使うと、採用担当者が話し合いのテーブルに着きやすくなります。

コツ③:条件は最低限に絞る

本人希望欄に多くの条件を列挙すると、採用担当者に「要求が多い」という印象を与えます。絶対に譲れない条件だけを書き、細かい希望は面接で話すのが基本です。

採用担当者はここを見ている

  • 条件が3つ以上あると、採用後の調整が難しいと判断されることがある
  • 「勤務時間」「勤務曜日」「勤務地」を同時に書くと、条件が厳しすぎると受け取られるリスクがある
  • 優先順位が高い条件のみ1〜2点に絞り、残りは面接で相談する方が柔軟な応募者として評価される
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まとめ

  • 本人希望欄に勤務時間の希望を書くことは問題ない。採用担当者は「書いてある方が助かる」と感じている
  • 空欄は避け、希望がない場合でも「貴社の規定に従います」と記載する
  • 希望時間は「理由 + 具体的な時間 + 相談可能という姿勢」の3点セットで書く
  • 日によって希望時間が変わる場合は、理由を一行書いてから箇条書きで整理する
  • 条件は優先順位の高い1〜2点に絞り、細かい希望は面接で話すのがベスト

本人希望欄は、採用担当者との最初の条件すり合わせの場です。正直に、かつ丁寧に伝えることが、長期的に働ける職場を見つける近道になります。

履歴書の勤務時間希望に関するよくある質問

勤務時間の希望を書くと不採用になりますか?

希望条件と採用側のニーズが合わない場合は不採用になることがありますが、書かなくても入社後に問題として表面化します。書き方に問題がなければ、希望を書いたこと自体が不採用の直接的な理由になることは少なく、採用担当者は「誠実な応募者」として評価します。

本人希望欄は空欄でも問題ありませんか?

空欄は「記入漏れ」と受け取られる可能性があります。特に希望がない場合でも「勤務条件は貴社の規定に従います」と記載することを推奨します。一言書くだけで、しっかり確認した上で提出したことが伝わります。

勤務時間以外に本人希望欄に書いてよいことはありますか?

希望勤務地・入社可能日・連絡が取れる時間帯なども記載できます。給与・待遇に関する交渉は、面接や内定後の交渉の場で行うのがマナーです。本人希望欄に給与希望額を書くのは避ける方が無難です。

アルバイト・パートの場合も同じ書き方でよいですか?

基本的な考え方は同じです。アルバイト・パートの場合は求人票にシフトパターンが記載されていることが多いため、「Aシフト(9時〜17時)を希望します」のように、求人票の呼称に合わせて書くとより明確に伝わります。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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