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コールセンター職務経歴書の事業内容欄|採用担当者が落とす書き方と例文

コールセンター職務経歴書の事業内容欄|採用担当者が落とす書き方と例文

この記事では、コールセンターの職務経歴書における「事業内容」欄の書き方を、採用担当者が実際にチェックするポイントから逆算して解説します。インバウンド・アウトバウンド別の例文と、書類選考で落とされやすいNG例も合わせて紹介します。

目次

コールセンターの職務経歴書で「事業内容」欄が採用を左右する理由

職務経歴書には「職務内容」欄と「事業内容」欄の2種類があります。前者が「自分が何をしていたか」を書く欄であるのに対し、事業内容欄は「どんな職場で働いていたか」を採用担当者に伝える欄です。

コールセンターは業種・業態が多岐にわたるため、事業内容欄の記載が薄いと採用担当者は判断に困ります。結果として、書類通過の優先度が下がることがあります。

採用担当者が事業内容欄で確認する3つのこと

採用担当者が事業内容欄を読む目的は一つです。「この人がいた職場で、どんな対応力が身についているか」を短時間で把握することです。具体的には以下の3点を確認しています。

採用担当者はここを見ている

  • 業種・顧客層:通販・金融・IT・公共など、業種によって対応する顧客の性格や難易度が異なります。採用担当者は「同業に近いか」「スキルが転用できるか」を事業内容欄で判断します
  • インハウスかアウトソーシングか:自社のコールセンター(インハウス)かBPOなどのアウトソーシングかで、業務の幅や求められるスキルが異なります。記載がないと、採用担当者は判断できません
  • 会社・センターの規模感:従業員数や席数から、組織の中での自分の立場や役割が推測されます。大規模センターと小規模センターでは、業務の専門性と汎用性のバランスが大きく異なります

「コールセンター勤務」だけでは通過しない理由

事業内容欄に「コールセンター勤務」や「電話対応業務」とだけ記載している応募者は、採用担当者から見ると情報量がゼロに等しい状態です。

採用担当者は1日に数十枚の職務経歴書を確認します。情報が不足している書類は、内容の良し悪しを判断する以前に「どんな経験をした人かが分からない」という理由で後回しにされます。コールセンター未経験の採用担当者であれば、なおさらです。

事業内容欄は「その会社・職場の名刺代わり」です。読んだ瞬間に職場の全体像が伝わる書き方が、書類選考突破の第一条件になります。

事業内容欄の基本構成と書くべき5項目

コールセンターの職務経歴書における事業内容欄には、採用担当者が必要とする情報を過不足なく盛り込む必要があります。書くべき項目は以下の5つです。

項目記載内容の例
①会社名・業種化粧品・美容関連商品の通信販売 / コールセンターアウトソーシング事業
②会社規模資本金〇〇百万円 / 従業員〇〇名 / 売上高〇〇億円(記録年月を添える)
③センター規模・席数センター席数〇〇席 / 対応スタッフ〇〇名規模
④インバウンド/アウトバウンドの別インバウンド(受電)専門 / アウトバウンド(発信)業務
⑤雇用形態正社員 / 派遣社員(〇〇派遣会社経由) / アルバイト

5項目すべてを記載するとテキストが長くなりすぎる場合は、②の会社規模か③のセンター規模のいずれかを省略しても構いません。ただし、①業種・④インバウンド/アウトバウンドの別・⑤雇用形態の3項目は省略不可です。

会社名・業種・規模感を1〜3行で伝える

事業内容欄は情報の「密度」よりも「的確さ」が重要です。3行以内に収まる量を目安に、必要な情報だけを選んで書きます。

採用担当者が事業内容欄を読む時間は5〜10秒程度です。長すぎる事業内容欄は、かえって要点が見えなくなります。書いた後に「業種・規模・雇用形態の3点が短い文章で伝わるか」を必ず確認してください。

インハウスとアウトソーシングで書き方が変わる

「どこに所属していたか」によって、事業内容欄の書き方は大きく変わります。

インハウス(自社のコールセンター)の場合は、親会社・運営会社の業種と事業内容を書きます。「〇〇社のカスタマーサポート部門に所属」といった表現が適切です。

アウトソーシング(BPO会社)の場合は、自分が在籍した会社の事業内容(=コールセンターアウトソーシングサービスの提供)を書いた上で、担当したクライアント業種や取り扱い商材を職務内容欄に記載します。事業内容欄に「担当クライアント:通信会社向け問い合わせ対応」と補足するとさらに伝わりやすくなります。

業種・業態別の事業内容の書き方と例文

コールセンターは担当する業種や対応形態によって、書き方の重点が異なります。自分の経験に近いパターンを参考にしてください。

インバウンド(受電型)コールセンターの例文

受電型のコールセンターでは、顧客からの問い合わせ・クレーム・注文受付など、対応内容の幅を事業内容欄で示しておくと採用担当者が業務を具体的にイメージしやすくなります。

良い例文(インバウンド型)

事業内容:健康・美容関連商品の通信販売(インバウンドコールセンター)
資本金:〇〇百万円 / 従業員数:〇〇名(20〇〇年〇月現在)
センター規模:100席 / 対応スタッフ80名
雇用形態:正社員

NG例

事業内容:コールセンター
業種も規模も雇用形態もすべて不明で、採用担当者は職場の全体像をつかめません。

アウトバウンド(発信型)コールセンターの例文

発信型のコールセンターでは、扱っていた商材・サービスの種類と、ターゲット顧客(法人か個人か)を明記すると業務内容が伝わりやすくなります。

良い例文(アウトバウンド型)

事業内容:光回線・固定電話サービスの個人向けアウトバウンド営業(テレマーケティング)
資本金:〇〇千万円 / 従業員数:〇〇名
雇用形態:派遣社員(〇〇派遣会社経由)

派遣社員として勤務していた場合、派遣元の会社名と派遣先の職場の業種・規模を併記するのが正式な記載方法です。採用担当者は「どの会社に派遣されていたか」よりも「どんな業種・規模のセンターで何をしていたか」を重視します。

アウトソーシング会社(BPO)の例文

コールセンターのアウトソーシング企業に正社員として勤務していた場合、事業内容欄には自社(BPO会社)の事業内容を書き、担当クライアントの業種は補足として添えます。

良い例文(BPO・アウトソーシング型)

事業内容:コールセンター・カスタマーサポートのアウトソーシングサービス
資本金:〇億円 / 従業員数:〇〇〇名 / 売上高:〇〇億円(20〇〇年〇月期)
担当クライアント:通信会社・ECサービス向けカスタマーサポート業務
雇用形態:正社員

BPO会社の場合、複数のクライアント案件を経験している方も多いです。そのような場合は、代表的な1〜2社の業種を事業内容欄に簡潔に記載し、詳細は職務内容欄で補足します。

採用担当者が落とすNG事業内容と改善例

書き方を誤ると、どれだけ実績があっても書類通過率が下がります。採用担当者が実際に目にするNGパターンと、その改善方法を紹介します。

NG①「電話対応業務」だけで終わっている

最もよく見られるNGです。「事業内容:電話対応業務」「業務内容:カスタマーサポート」のような記載は、採用担当者に何も伝えません。

NG例

事業内容:電話対応業務
業種・商材・雇用形態がすべて不明。採用担当者は「何の会社でどんな電話をしていたのか」をまったく判断できません。

改善例

事業内容:家電メーカーの製品に関するアフターサポート(インバウンド対応)
センター席数:50席 / 従業員数:〇〇名
雇用形態:正社員

NG②会社の規模感・業種が伝わらない

会社名のみ記載して事業内容を省略するケースも多く見られます。採用担当者が知名度の高い会社であれば業種は把握できますが、中小企業・無名のBPO会社の場合は伝わりません。

NG例

事業内容:〇〇株式会社にてカスタマーサポート担当
会社名だけでは業種がわからない。資本金・従業員数・センター規模の記載がないため、規模感も判断できません。

改善例

事業内容:〇〇株式会社(金融・クレジットカード会員向け問い合わせ対応、インバウンド専業センター)
従業員数:〇〇名 / センター席数:200席
雇用形態:正社員

NG③雇用形態(派遣・アルバイト)を曖昧にしている

派遣やアルバイトだった事実を曖昧にする書き方は、採用担当者に「何かを隠している」という印象を与えます。雇用形態は採用担当者が最初に確認する項目のひとつです。

派遣・アルバイトでの就業を正直に記載することは、採用評価を下げません。重要なのは雇用形態ではなく、その期間に積み上げた実績と対応力です。雇用形態を明記した上で、職務内容欄・自己PR欄で経験を丁寧にアピールする構成にします。

NG例

事業内容:〇〇コールセンターに勤務
雇用形態が記載されていない。採用担当者が「正社員?派遣?」と迷う書き方は不信感につながります。

改善例

事業内容:保険会社の契約確認・問い合わせ対応(インバウンド)
センター席数:〇〇席 / 従業員数:〇〇名
雇用形態:アルバイト(週5日フルタイム勤務)

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事業内容欄と連動させる職務内容の書き方

事業内容欄を正しく書いた後は、職務内容欄でその経験を「証明」する必要があります。事業内容欄と職務内容欄がセットで一致していると、採用担当者の信頼度が上がります。

数値で処理能力を示す

コールセンター経験者が職務内容欄で特にアピールすべき点は、処理能力の高さです。以下のような数値を積極的に記載してください。

  • 1日あたりの対応件数(例:1日平均80件対応)
  • クレーム対応件数・自己解決率(例:クレーム件数月100件、自己解決率92%)
  • アウトバウンドの成約率・アポ取得率(例:成約率月平均15%、チーム目標比120%)
  • 担当製品カテゴリ数・月間対応件数(例:担当製品カテゴリ5種、月間問い合わせ1,200件対応)

数値が記憶にない場合は、当時の同僚や上司に確認するか、「1日〇〇件程度」のように概算を記載するだけでも情報量が大きく変わります。

職務経歴書の作成に時間がかかる場合は、職務経歴書の自動作成ツールを活用して書類を効率よく整えることも一つの方法です。

コールセンタースキルを他業界に通じる言葉で表現する

コールセンター以外の職種・業界への転職を目指す場合、コールセンター経験は「電話対応の経験」ではなく「汎用的なコミュニケーション力」として表現する必要があります。

コールセンターでの実務他業界でも通じる表現
クレーム対応・苦情処理感情的な顧客への傾聴力・問題解決力
マニュアルに沿った対応業務フローの習熟・ルールベースの正確な遂行力
複数システムを同時操作マルチタスク処理能力・IT操作への適応力
後輩・新人のOJT担当チーム育成経験・指導力
KPI達成・月次目標管理数値目標に対する責任感・自己管理能力

転職先の職種・業界によって事業内容欄の書き方を変える必要はありませんが、職務内容欄と自己PR欄では上記のような言い換えを意識してください。書類の完成度に不安が残る場合は、職務経歴書の有料添削サービスに相談する方法もあります。

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まとめ

  • 事業内容欄は「職場の名刺」。採用担当者が業種・規模・雇用形態を瞬時に把握できる記載が書類通過の条件
  • インバウンドかアウトバウンドか、インハウスかアウトソーシングかを必ず明記する
  • 「電話対応業務」だけの記載は最もよくあるNG。業種・センター規模・雇用形態をセットで書く
  • 派遣・アルバイトの雇用形態は正直に記載する。重要なのは雇用形態ではなく実績
  • 事業内容欄と職務内容欄は連動させる。数値で処理能力を示し、他業界に通じる言葉でスキルを表現する

書類選考は採用担当者との最初の接点です。事業内容欄の1〜3行が、その後の選考の流れを左右します。

コールセンターの職務経歴書に関するよくある質問

職務経歴書の事業内容欄に書く情報は履歴書と同じでいいですか?

異なります。履歴書の職歴欄は「会社名・入社/退職年月」を記載するシンプルなものですが、職務経歴書の事業内容欄は「業種・センター規模・雇用形態」まで詳しく記載する欄です。履歴書よりも具体的な情報を書く必要があります。

アルバイトでのコールセンター経験も職務経歴書に書けますか?

書けます。アルバイトの経験でも、対応件数・対応期間・習得スキルが明確であれば職務経歴書に記載する価値があります。雇用形態を正直に「アルバイト」と記載した上で、週あたりの勤務時間や対応件数を補足すると採用評価につながります。

派遣勤務のコールセンター経験を書くとき、派遣先と派遣元どちらを書きますか?

職務経歴書では「派遣元の会社名(派遣先:〇〇株式会社)」のように両方を記載するのが正式です。採用担当者は派遣先の業種と規模を知りたがっているため、事業内容欄には派遣先の業種と派遣元の会社名を明記してください。

職務経歴書を自分で書くのが難しい場合はどうすればいいですか?

転職エージェントや職務経歴書の添削・代行サービスを利用する方法があります。転職エージェントは無料で書類添削を行っているところが多く、業界・職種別のアドバイスも得られます。有料添削サービスは即日対応が多く、転職エージェントに登録したくない方にも向いています。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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