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パソコンスキル 履歴書の書き方|採用担当者が落とすNG例と職種別例文

パソコンスキル 履歴書の書き方|採用担当者が落とすNG例と職種別例文

この記事では、履歴書のパソコンスキル欄の書き方を採用担当者の視点から解説します。どこに書くか、採用担当者が落とすNG表現、職種・ツール別の具体的な例文、資格なしでも使える書き方まで、書類選考を通過するためのポイントをまとめます。

目次

パソコンスキルは履歴書のどこに書くのか

履歴書にパソコンスキルを記載する場所は、大きく2つに分かれます。スキルの種類によって記載欄を使い分けることが、採用担当者に内容を正確に伝える第一歩です。

免許・資格欄に書く場合

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)やITパスポートなど、正式な資格として取得している場合は免許・資格欄に記載します。資格名は正式名称で、取得年月とともに書いてください。

免許・資格欄 書き方例

令和○年○月 Microsoft Office Specialist Excel 2019 Expert 取得

特技・自己PR欄や専用欄に書く場合

資格はないが実務でExcelやWordを使っているという場合は、特技欄や自己PR欄に記載します。一部の履歴書フォーマットには「コンピュータに関する知識・経験」の欄が設けられているため、そちらを優先して活用してください。

採用担当者はここを見ている

  • パソコンスキルがどの欄に書いてあるかで、資格保有者かスキルのみかを区別している
  • 職種によって必要なスキルが異なるため、応募職種に関連するスキルをすぐ確認できる位置に書いているかを見ている
  • 特技欄に「Excelが使える」と書かれていても、どのレベルか・何に使えるかが不明な場合は判断できない

採用担当者が落とすパソコンスキルのNG表現

書類選考で落とされる履歴書には、パソコンスキルの記載に共通したパターンがあります。採用担当者の目線からすると、これらの表現は「スキルレベルが判断できない」という理由で評価されません。

NG例(採用担当者が読み飛ばす表現)

  • 「パソコン基本操作ができます」
  • 「Word、Excel、PowerPoint使用可能」
  • 「一般的なオフィスソフトが使えます」
  • 「タイピングが得意です」

これらの表現の問題点は、「どのレベルで」「何に」使えるかが一切わからない点です。「Word使用可能」と書いても、社内文書を作れるのか、差し込み印刷まで対応できるのかでは、業務での即戦力性が大きく異なります。

採用担当者が特に気にするのは「この人は自社の業務で使えるか」という一点だけです。抽象的な表現では、その判断ができません。

採用担当者に響くパソコンスキルの書き方【4つのポイント】

書類選考を通過するためには、以下の4つのポイントを押さえてください。

ポイント①:ツール名+できることを具体的に書く

ソフト名だけでなく「何ができるか」を必ずセットで記載します。

NG表現OK表現
Excelが使えるExcel:VLOOKUP・ピボットテーブルを使った売上データ集計、グラフ作成
Wordが使えるWord:社内文書・議事録・提案書の作成(差し込み印刷も対応)
PowerPointが使えるPowerPoint:営業プレゼン資料・会議用スライドの作成(アニメーション設定含む)

ポイント②:業務での活用経験を添える

「使えます」という表現より、「実務で使っていました」という文脈の方が採用担当者の信頼を得られます。前職での具体的な使用場面をひとこと添えるだけで、スキルの信頼性が格段に上がります。

良い例文(業務経験を添えた書き方)

Excel:前職(不動産会社・事務職)にて日次売上データの入力・集計・グラフ作成を担当。VLOOKUP・IF関数を活用した在庫管理表の作成経験あり。

ポイント③:レベルは「できること」で表現する

「初級」「上級」のような主観的なレベル表記は採用担当者に伝わりません。何ができるかを箇条書きや表で並べることで、レベルは自然に伝わります。

スキルレベル目安できることの例(Excel)
基本操作レベルデータ入力、SUM/AVERAGE関数、書式設定、印刷設定
実務対応レベルVLOOKUP・IF関数、ピボットテーブル、グラフ作成、フィルタ機能
上級レベルマクロ・VBA、配列関数、複雑な関数の組み合わせ、データベース操作

ポイント④:求人票に合わせて書く内容を調整する

すべてのスキルを網羅的に書く必要はありません。応募先の求人票に記載されているPCスキルの要件を確認し、それに対応するスキルを優先して記載してください。職種が変わっても同じ内容をコピーして使い回すのは避けること。採用担当者は「自社の業務に必要なスキルを理解しているか」を書類から判断しています。

職種別・パソコンスキルの書き方と例文

職種によって採用担当者が期待するパソコンスキルのレベルと内容は異なります。応募職種に合わせた表現を使うことで、書類の説得力が上がります。

事務職・一般職

事務職では、WordとExcelの実務レベルが最低限求められます。メールソフトの操作経験も書いておくと有利です。

良い例文(事務職)

Word:社内報告書・議事録・各種書類の作成(テンプレート管理・差し込み印刷対応)
Excel:日次業務データの入力・集計、VLOOKUP・IF関数の実務使用経験あり
メール:Outlookでの社内外メール対応・スケジュール管理(3年)

営業職

営業職ではExcelによる数字管理と、PowerPointを使ったプレゼン資料作成が重視されます。Web会議ツールの使用経験があれば一緒に記載すると加点要素になります。

良い例文(営業職)

Excel:顧客管理・月次売上データ集計、ピボットテーブルを使った分析資料の作成
PowerPoint:商品提案用プレゼン資料の作成(1案件あたり20〜30枚規模)
Zoom・Teams:週次チームMTGおよびオンライン商談での使用経験あり

経理・財務職

経理・財務職では、Excelの高度な機能と会計ソフトの使用経験が特に重視されます。具体的な業務内容とともに記載してください。

良い例文(経理・財務職)

Excel:月次試算表・損益計算書の作成、VLOOKUP・配列関数を用いた仕訳照合を担当。VBAマクロによる月次締め処理の自動化経験あり
会計ソフト:弥生会計・freee(実務3年以上)
Word:社内決裁文書・稟議書の作成

IT・Web・デザイン職

IT・Web・デザイン職では、一般的なOfficeスキルは当然として、専門ツールのスキルを前面に出します。使用経験のあるソフトやツールをリストアップする形が有効です。

良い例文(Webデザイン職)

Adobe Photoshop:バナー・LPのデザイン制作(3年)
Adobe Illustrator:ロゴ・印刷物デザイン(2年)
Figma:UIデザイン・プロトタイプ作成(1年)
HTML/CSS:コーディング対応(WordPress環境での実務経験あり)
Microsoft Office:Word・Excel・PowerPoint(基本操作〜実務レベル)

スキルが少ない場合(販売・接客・未経験者など)

パソコンスキルが少ない場合でも、書ける内容は必ずあります。重要なのは、「使えません」ではなく「基本操作ができます」の中身を具体的に書くことです。

良い例文(スキルが少ない場合)

Word:業務日誌・シフト表の作成(基本的な文書作成操作が可能)
Excel:日次売上データの入力・SUM関数を用いた集計作業(アルバイト経験あり)
メール:Gmailでの社内外メール対応・Googleカレンダーによるスケジュール管理

スマートフォンのみで業務をこなしていた場合でも、使用しているアプリ(Googleスプレッドシート・Chatworkなど)を書くと採用担当者の印象が上がります。

ツール別・パソコンスキルの書き方例文

使用しているツールごとに「何ができるか」の書き方を確認してください。以下の例文を参考に、自分の経験に合わせてアレンジしてください。履歴書の作成自体を効率化したい場合は、採用担当者が本音で選ぶ履歴書作成ツールも参考にしてください。

Excel(エクセル)

Excelは最も書き方が細かく見られるツールです。使用できる関数名を具体的に書くと信頼性が上がります。

レベル書き方例
基本Excel:データ入力・SUM/AVERAGE関数・表作成・印刷設定
中級Excel:VLOOKUP・IF・COUNTIF関数、ピボットテーブルを用いた売上分析
上級Excel:配列関数・VBAマクロによる業務自動化、データベース設計・管理

Word(ワード)

Wordは「何を作ったか」を書くと採用担当者に伝わりやすいツールです。

Word 書き方例

Word:議事録・社内報告書・提案書・見積書等の作成(スタイル・テンプレート管理含む)。差し込み印刷を活用した顧客向け案内文書の作成経験あり。

PowerPoint(パワーポイント)

PowerPointは「資料の規模や用途」を書くと具体性が出ます。

PowerPoint 書き方例

PowerPoint:経営報告用プレゼン資料(30〜50枚規模)・社員研修資料の作成を担当。アニメーション・図解を活用したわかりやすい資料作成が得意。

その他ツール(Zoom・Teams・メールなど)

Zoom・Teamsはいまや多くの職場で必須となっています。日常的に使用している場合は積極的に記載してください。Googleワークスペース(スプレッドシート・ドキュメント・スライド)の使用経験もアピールになります。

その他ツール 書き方例

Zoom / Microsoft Teams:オンライン会議・ウェビナーの主催・参加(ホスト操作・録画含む)
Slack:社内チャットツールとしての日常使用経験(2年以上)
Googleスプレッドシート:チーム共有の進捗管理表・在庫管理表の作成・運用

パソコン資格がある場合は必ず資格欄に書く

パソコン関連の資格を取得している場合は、特技欄ではなく免許・資格欄に正式名称で記載してください。資格は客観的なスキルの証明になるため、採用担当者の評価が上がります。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSはWordとExcelの実務スキルを証明できる国際資格です。事務職・経理職・営業事務への応募では特に評価されます。

MOS 資格欄の書き方例

令和○年○月 Microsoft Office Specialist Word 2019 取得
令和○年○月 Microsoft Office Specialist Excel 2019 Expert 取得

ITパスポート・基本情報技術者

ITパスポートや基本情報技術者試験は、IT全般の知識を証明する資格です。IT職以外(事務・営業・企画職など)でも、デジタルリテラシーの高さをアピールできます。

IT資格 資格欄の書き方例

令和○年○月 ITパスポート試験 合格
令和○年○月 基本情報技術者試験 合格

まとめ

  • パソコン資格(MOS・ITパスポート等)は免許・資格欄に、スキルのみの場合は特技欄や専用欄に記載する
  • 「Excel使用可能」「基本操作ができます」などの抽象的な表現は採用担当者に伝わらない
  • ツール名+できること(関数名・成果物・業務内容)をセットで書くことで評価が上がる
  • 職種別に必要なスキルは異なるため、求人票に合わせて記載内容を調整する
  • スキルが少ない場合でも、日常業務で使ったツールや操作内容を具体的に書けば評価につながる

パソコンスキルの書き方一つで、採用担当者の印象は大きく変わります。抽象的な表現を避け、業務での活用経験を具体的に書くことが、書類選考通過への最短ルートです。

パソコンスキルの履歴書への書き方に関するよくある質問

パソコン資格がない場合、履歴書にパソコンスキルを書かなくてもよいですか?

資格がなくても書けます。実務でExcelやWordを使った経験があれば、その内容を具体的に記載してください。「○○関数を使った集計作業」「○○の書類作成を担当」のように業務経験と結びつけることで、採用担当者に伝わる内容になります。

スマートフォンのみで仕事をしていた場合、パソコンスキルは書けませんか?

パソコン操作の経験がない場合は無理に記載する必要はありませんが、Googleスプレッドシート・Chatwork・Slackなどのクラウドツールの使用経験があれば記載できます。パソコン操作が必要な職種に応募する場合は、事前に基本操作を習得して「習得中」と書くことも選択肢の一つです。

履歴書のパソコンスキル欄はどのくらいの文量で書けばよいですか?

使用するツールが3〜5つ程度であれば、各ツールについて1〜2行(ツール名と主な業務内容)で書くのが目安です。履歴書の特技欄は記入スペースが限られるため、最も応募職種に関連するスキルを優先して記載してください。職務経歴書がある場合は、そちらで詳細を補足する形が一般的です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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