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介護職 履歴書 本人希望記入欄の書き方|採用に響く例文と注意点

介護職 履歴書 本人希望記入欄の書き方|採用に響く例文と注意点

この記事では、介護職の転職で履歴書の本人希望記入欄に何を書くかを、採用担当者が実際に確認するポイントから解説します。希望条件がない場合の書き方から、夜勤・シフト・入社可能日など状況別の例文5パターンまでまとめました。

目次

介護職の履歴書「本人希望記入欄」の役割

本人希望記入欄は、採用担当者が書類選考で「入社後のミスマッチを防ぐ」ために必ず目を通す欄です。志望動機や自己PRとは目的が異なり、入社条件に関わる事実確認の欄として機能しています。

たとえば、施設側が夜勤ありのフルタイムを想定して採用を進めたにもかかわらず、入社後に「夜勤はできません」と判明するケースが現場では繰り返されています。こうした入職後の早期離職を防ぐために、採用担当者はこの欄を丁寧に確認します。

採用担当者はこの欄で3つのことを確認している

採用担当者はここを見ている

  • 入社後の条件ミスマッチがないか:夜勤不可・特定曜日の休み希望など、シフト体制と合うかどうかを最初に確認する
  • 選考中の連絡手段:日中に電話が繋がりにくい応募者は、ここに記載がないと選考が止まるリスクがある
  • 募集条件との整合性:「常勤正職員の求人」に「週3日勤務希望」のように、そもそも雇用形態がずれていないか

逆に言えば、この3点以外の情報はこの欄には不要です。採用担当者は短時間で多くの書類を見るため、欄の目的に合わない記述はノイズになります。

本人希望記入欄に書いていいこと・書いてはいけないこと

書いてもいいこと(OK)

以下の4つは、採用担当者が書かれていると助かる内容です。ただし条件を書く場合は理由を一言添えることが大前提です。

書いてよい内容書き方のポイント
入社可能日の目安在職中なら「○年○月以降入職可能」と具体的に記載する
連絡が取りにくい時間帯「平日10〜17時は電話に出られません」等、選考をスムーズにする情報を明示
勤務条件(1つに絞り理由を添える)「子育て中のため夜勤は難しい状況です」のように背景を1行で補足
希望の職種・サービス種別複数施設展開の法人に応募する際、勤務を希望する事業所種別を明記

書いてはいけないこと(NG)

次の4つは、採用担当者に「書類の使い方を理解していない」または「条件の多い応募者」という印象を与えるリスクがあります。

  • 給与・待遇面の希望(「月給25万円以上希望」「賞与4ヶ月以上希望」等)
  • 条件の羅列(「夜勤なし、残業なし、土日休み希望」のように複数の制約を並べる)
  • 自己PRや志望動機の転用(欄の目的が異なるため、採用担当者の混乱を招く)
  • 空欄・「特になし」(どちらも「書類が未完成」と受け取られる可能性がある)

特に「条件の羅列」は介護業界の転職でも目立つNGパターンです。介護現場は慢性的な人手不足のため柔軟な採用が多いですが、それでも制約を複数並べた書類は「入職後に問題が起きそう」と判断されやすいのが実態です。

希望条件が特にない場合の書き方

書くことが特にない場合は、以下の定番の一文を記入します。空欄や「特になし」とは違い、積極的に施設の規定に従う姿勢を示す表現として採用担当者に好印象を与えられます。

希望なし・条件なしの場合の例文

貴施設の規定に従います。

ただし注意点があります。パートやアルバイトで応募する場合、「貴施設の規定に従います」と書くと施設側がフルタイム・夜勤ありを前提にするケースがあります。非常勤・パート希望なら、必ず勤務可能な曜日と時間帯を具体的に記載するようにしてください。

勤務時間の希望を本人希望欄に書く際の詳しいルールは、以下の記事も参考にしてください。

状況別|介護職の本人希望記入欄 例文5パターン

介護職の転職でよく見られる5つの状況ごとに、採用担当者に通じやすい例文を紹介します。そのままコピーするのではなく、自分の状況に合わせて理由の部分を具体化することが大切です。

①希望条件がない場合(基本形)

正社員・常勤フルタイムで特に勤務条件の制約がない場合は、以下の形が基本です。シンプルですが、採用担当者への礼意と柔軟性を同時に示せます。

例文

貴施設の規定に従います。

②入社可能日を伝えたい場合

在職中で退職日が決まっている場合、入社可能日を明記することで施設側がシフト調整を進めやすくなります。入社可能日が未定の場合は「相談可能」と書くだけで十分です。

良い例文

現職の退職予定日は○年○月末のため、○月○日以降であれば入職可能です。それ以前については相談に応じます。

NG例

入社日は○月以降でないと無理です。「無理」「できません」のような断定的な表現は交渉の余地がない印象を与えます。

入社可能日の書き方について詳しくは、以下の記事もあわせて確認してください。

③夜勤・シフトに希望がある場合

介護職では夜勤の有無がシフト調整に直結します。採用担当者は「夜勤希望なし」自体を珍しい条件とは見ていません。問題になるのは理由なく制約だけ書くことです。理由を一行添えるだけで、誠実さと柔軟性の両方を伝えられます。

良い例文(夜勤なし希望)

子育て中のため夜勤は難しい状況ですが、日勤帯であれば土日・祝日含め柔軟に対応可能です。貴施設のご状況に合わせてご相談できればと思います。

NG例

夜勤なし希望。残業も基本なしで。理由なく複数の制約を書くと「条件が多い人材」と判断されます。

④パート・アルバイトで勤務日時を指定したい場合

パートやアルバイトでの応募では、勤務可能な曜日と時間帯を具体的に書くことで選考がスムーズになります。「貴施設の規定に従います」だけでは、施設側がどこにシフトを組めばよいかわからないためです。

例文(パート応募)

週4〜5日、9時〜17時の勤務を希望します。曜日は貴施設のご都合に合わせて調整可能です。

パート履歴書の本人希望欄について詳しくは以下も参照してください。

⑤育児・家庭の事情がある場合

介護現場では、育児・介護・通院などの事情を抱えた職員は珍しくありません。施設側もそのような事情に理解がある場合が多く、正直に一行書いておくほうがミスマッチを防ぎやすいのです。

例文(育児事情あり)

子どもの送迎があるため17時30分以降の勤務が難しい状況です。それ以外の条件については貴施設の規定に従います。

例文(通院あり)

月1回の通院があるため月初の火曜日に半日休暇をお願いする可能性があります。その他は貴施設の規定に従います。

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採用担当者が実際に困る「NG例」と改善策

ここでは採用担当者が書類を見て「選考を進めにくい」と感じる具体的なパターンを紹介します。自分の書き方と照らし合わせてください。

NG例①:給与希望を書いてしまう

NG例

月給25万円以上希望。夜勤手当込みで。本人希望欄への給与記載は「報酬目的で施設を選んでいる」という印象を採用担当者に与えます。

給与面の交渉は内定後・面接の段階で行うのが基本です。書類選考の段階で書くと、内容を確認する前に不利な印象を作ることになります。

NG例②:条件を複数書き並べる

NG例

夜勤なし、残業なし、土日休み希望、通勤30分以内、身体介護は少なめで。条件の数が多いほど「入職後に問題が起きそう」という印象が強まります。

伝えるべき条件は1つに絞るのが鉄則です。複数ある場合は「最も優先する条件だけ書き、理由を添える」ことで採用担当者の理解を得やすくなります。

NG例③:自己PRを書いてしまう

NG例

利用者様の立場に寄り添った丁寧なケアを提供したいと思っております。長年の経験を活かして貢献します。本人希望欄に自己PRを書くと「履歴書の使い方を理解していない」と判断されます。

自己PRは自己PR欄に書くものです。採用担当者は各欄を目的に応じて読み分けているため、欄の目的に合わない内容は読み飛ばされるか、マイナス評価になります。

NG例④:空欄にする・「特になし」と書く

NG例

(空欄)または「特になし」と記入する。空欄は「書類が未完成」「この欄を確認していない」という印象を採用担当者に与えます。

希望条件が本当にない場合でも「貴施設の規定に従います」と記入することで、採用担当者への礼意と意欲を示せます。

本人希望欄全般の書き方は、履歴書の本人希望欄の書き方と入社可能日の例文でも詳しく解説しています。

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まとめ

  • 本人希望記入欄は採用担当者が「ミスマッチ防止・選考中の連絡確認・条件の整合性確認」のために必ず確認する欄
  • 希望条件がない場合は「貴施設の規定に従います」が基本。パート応募は勤務日時を具体的に書く
  • 条件を書く場合は「1つに絞る+理由を一言添える」が鉄則
  • 給与希望・条件の羅列・自己PRの転用・空欄の4つは採用担当者に悪印象を与えるため必ず避ける

本人希望記入欄は短い欄ですが、書き方ひとつで採用担当者の印象が変わります。「絶対条件は1つ・理由を添えて・あとは施設に委ねる」というスタンスが最も通りやすい書き方です。

介護職の履歴書「本人希望記入欄」に関するよくある質問

本人希望記入欄を空欄にしてもいいですか?

避けてください。空欄は「書類が未完成」「この欄を見ていない」という印象を採用担当者に与えます。希望条件がない場合も「貴施設の規定に従います」と一行記入するのが基本マナーです。

「夜勤なし希望」と書くと採用に不利になりますか?

書き方によります。「夜勤なし希望」とだけ書くと条件が強い印象になりますが、「子育て中のため夜勤は難しい状況です。日勤帯であれば土日含め柔軟に対応できます」のように理由と代替案を添えると、採用担当者が配置を検討しやすくなります。

入社可能日がまだ決まっていない場合はどう書きますか?

「現在在職中のため、入職時期はご相談させてください」または「早ければ○月から入職可能ですが、時期についてはご相談させてください」のように書くと採用担当者が選考を進めやすくなります。未定だからといって空欄にするのは避けましょう。

扶養内で働きたい場合は本人希望欄に書いていいですか?

書いて問題ありません。「配偶者の扶養範囲内での勤務を希望します(年収106万円・130万円の壁に応じてご相談できます)」のように具体的な上限を示すと採用担当者が把握しやすくなります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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