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「同上」の使い方|履歴書で使える欄・使えない欄と正しい書き方

「同上」の使い方|履歴書で使える欄・使えない欄と正しい書き方

この記事では、履歴書で「同上」を使ってよい欄と使ってはいけない欄、そして失礼にならない書き方のルールを記入例つきで解説します。「同上」が使えるのは住所・電話番号・メールアドレスの3か所だけで、学歴や職歴には使えません。採用担当者が実際に見ているポイントまで整理します。

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目次

履歴書の「同上」とは|「上と同じ」を示す言葉

「同上」は「どうじょう」と読み、直前に書いた内容とまったく同じであることを示す言葉です。履歴書のように同じ情報を繰り返し書く場面で、上の欄と同一だと伝えるために使います。

履歴書は記入する項目が多く、現住所と連絡先住所のように内容が重複する欄があります。そのすべてを書き写すと文字が密集して読みにくくなるため、重複部分を「同上」に置き換えて、読み手が確認しやすい書類に整えるのが本来の目的です。

「同上」を使う前に押さえる3点

  • 意味は「上の欄と同じ内容」。読み方は「どうじょう」
  • 目的は省略ではなく読みやすさへの配慮
  • 使える欄は限られており、どこでも省略できるわけではない

「同上」を使ってよいのは住所・電話番号・メールアドレスの3欄だけ

履歴書で「同上」を使えるのは、連絡先欄の住所・電話番号・メールアドレスに限られます。現住所と連絡先が完全に一致しているとき、連絡先の欄に「同上」と書けば問題ありません。これ以外の欄では原則として使いません。

「同上」の可否条件
連絡先の住所使える現住所と完全に同じとき
電話番号使える現住所欄の番号と同じとき
メールアドレス使える上の欄と同じとき
学歴・職歴使えない正式名称で毎回記入
免許・資格使えない正式名称で毎回記入

現住所と連絡先が同じなら連絡先欄に「同上」

ひとり暮らしや自宅で就職活動をしている場合、現住所と連絡先住所は同じになります。この場合は現住所を正式に書いたうえで、連絡先の住所欄に「同上」と記入します。連絡先の電話番号やメールアドレスも現住所欄と同じなら、それぞれ「同上」で構いません。

良い例

  • 現住所:〒123-4567 東京都◯◯区△△1-2-3 ◯◯マンション101号室
  • 連絡先:同上

住所欄の書き方そのものに迷う場合は、番地やマンション名まで含めた住所の正式な書き方を先に確認しておくと、「同上」のもとになる情報を正確に整えられます。

住所は違うが電話・メールが同じ場合の書き方

実家住まいで連絡先住所だけが現住所と異なる、というケースもあります。このときは住所欄には正しい連絡先住所を書き、同じ内容である電話番号やメールアドレスの欄にだけ「同上」を使います。住所が違うのに連絡先住所欄まで「同上」にすると、正しい住所が伝わりません。

NG例

連絡先住所が現住所と異なるのに、住所欄に「同上」と書いてしまう。実際の連絡先が空欄同然になり、採用担当者が連絡を取れなくなるため避けてください。

電話番号欄は3行タイプや携帯のみなど書式に迷いやすい欄です。電話番号の欄の正しい書き方もあわせて確認しておくと安心です。

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学歴・職歴・資格欄で「同上」を使ってはいけない理由

同じ学校名や会社名が続く場合でも、学歴欄・職歴欄・免許資格欄では「同上」を使いません。これらの欄は正式名称を毎回書くことが前提で、経歴を正確に伝える役割があるためです。入学と卒業、入社と退職で同じ名称が並んでも、それぞれ略さず記入します。

採用担当者はここを見ている

  • 学校名・会社名が正式名称で正確に書かれているか(「(株)」などの略称もNG)
  • 経歴に省略や曖昧さがなく、事実を確認できる状態か
  • 省略してよい欄と正式に書く欄を区別できているか

経歴欄で「同上」を使うと、正確さが求められる部分を省略した印象になり、応募書類のルールを把握していないと受け取られかねません。手間はかかっても、経歴に関わる欄は一つずつ正式名称で書き切ってください。

失礼にならない「同上」の書き方4つのルール

「同上」は使う場所さえ守れば失礼にはなりません。ただし書き方には決まりがあります。次の4つを押さえておけば、読みやすく整った履歴書になります。

1. 「〃」ではなく漢字で「同上」と書く

ノートなどで使う「〃(同じく記号)」は略式の記号で、正式なビジネス文書である履歴書にはふさわしくありません。手間でも漢字で「同上」と書くのが基本です。

2. 欄の左端に揃えて書く

横書きの履歴書は左から右へ読み進めます。「同上」を欄の中央や右に寄せると視線から外れやすいため、欄の左端に揃えて記入すると見落とされにくくなります。

3. 「同上」にふりがなは不要

ふりがな欄が上下にある住所欄でも、「同上」自体に読み仮名を振る必要はありません。「どうじょう」と一通りに読める言葉のため、ふりがな欄も「同上」または空欄で問題ありません。

4. もとになる情報は省略せず正確に書く

「同上」は上の欄をそのまま指すため、参照元の情報が不正確だと連絡先ごと誤って伝わります。マンション名を省いて部屋番号だけにする、番地を省くといった書き方は避け、参照元は完全な形で記入してから「同上」を使ってください。

NG例

現住所を「◯◯マンション101」とマンション名だけで書き、連絡先を「同上」にする。建物名や番地が欠けたまま連絡先にも引き継がれ、郵送物が届かない原因になります。

住所のふりがなをどこまで書くか迷う場合は、住所ふりがなの書き方もあわせて確認しておくと、参照元をきれいに整えられます。

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手書き・パソコン・Web履歴書での「同上」の扱いの違い

「同上」がなじむのは、同じ内容を書き写す手間がある手書きの履歴書です。一方でパソコンで作成する場合やWebの応募フォームでは、扱いが少し変わります。

作成方法「同上」の使い方
手書き住所・電話・メールが同じなら「同上」でよい
パソコン(Word・Excel)コピーで正式な内容を入れても手間は同じ。正式表記のほうが親切
Web応募フォーム入力欄ごとに正式な内容を入力。「同上」を弾く仕様もある

パソコンやWebフォームは入力の手間が手書きほど変わりません。むしろ正式な住所や番号をそのまま入力したほうが、システム上の検索や連絡でも扱いやすいため、無理に「同上」を使わず正式表記を選ぶ判断もあります。応募先の指定フォーマットがある場合は、その指示を優先してください。

採用担当者は「同上」で減点しない|見ているのは正確さと読みやすさ

「同上と書くと手抜きに見えないか」と心配する必要はありません。正しい欄で使う限り、「同上」で評価が下がることはないのが実際のところです。採用担当者が確認しているのは、省略の有無ではなく次の2点です。

採用担当者はここを見ている

  • 連絡先の情報が正確で、実際に連絡が取れる状態か
  • 省略してよい欄と正式に書く欄を、ルール通り使い分けているか

逆に言えば、全欄を几帳面に書き写しても加点にはなりません。読みやすさに配慮しつつ、経歴欄は正式名称で正確に。この使い分けができていれば、書類の細部まで気を配れる応募者だと伝わります。作成日など他の欄でも正確さは同じように見られており、履歴書の日付の書き方も同じ観点で整えておくと安心です。

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まとめ

  • 「同上」を使えるのは連絡先の住所・電話番号・メールアドレスの3欄だけ
  • 学歴・職歴・資格欄では正式名称で毎回記入し「同上」は使わない
  • 「〃」ではなく漢字で書き、左端に揃える。ふりがなは不要
  • 参照元の住所は省略せず正確に。正しく使えば減点されない

使ってよい欄と正式に書く欄を区別し、参照元を正確に整える。この2点を守れば、「同上」は履歴書を読みやすくする味方になります。

履歴書の「同上」に関するよくある質問

履歴書で「同上」を使うのは失礼ですか?

連絡先の住所・電話番号・メールアドレスなど、正しい欄で使う限り失礼にはあたりません。読みやすさへの配慮として一般的に認められています。ただし学歴・職歴欄で使うのは避けてください。

「同上」の代わりに「〃」を使ってもいいですか?

「〃」は略式の記号のため、正式な文書である履歴書には使いません。手間でも漢字で「同上」と書いてください。

現住所と連絡先が違う場合はどう書けばいいですか?

連絡先住所は正式に書き、電話番号やメールアドレスなど現住所欄と同じ項目にだけ「同上」を使います。住所が違うのに連絡先欄を「同上」にすると正しい住所が伝わらないため注意してください。

パソコンで作る履歴書でも「同上」を使えますか?

使えますが、入力の手間は手書きほど変わりません。正式な住所や番号をそのまま入力したほうがシステム上も扱いやすいため、無理に「同上」を使わない選択もあります。応募先の指定フォーマットがあればそれに従ってください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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