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履歴書の現在に至る書き方|在職中・退職後・退職予定別の記入例

履歴書の現在に至る書き方|在職中・退職後・退職予定別の記入例

この記事では、履歴書の「現在に至る」の書き方を在職中・退職後・退職予定日別に解説します。「以上」との正しい組み合わせ方、スペース不足の対処法、採用担当者が実際に見ているNG例まで、記入前に確認しておくべき内容を整理します。

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目次

「現在に至る」「以上」はそれぞれどういう意味か

「現在に至る」が必要な場面と不要な場面

「現在に至る」は、職歴欄の最後に記した会社(または部署)に現在も在籍していることを示す言葉です。

転職活動中であっても、まだ退職していない段階であれば「現在に至る」を使います。一方、すでに退職している場合は「現在に至る」を使わず、退職理由(「一身上の都合により退職」など)を書いてから「以上」で締めます。

状態「現在に至る」の使用「以上」の使用
在職中(転職活動中を含む)使う「現在に至る」の1行下に右寄せで書く
退職済み(離職中)使わない退職理由の1行下に右寄せで書く

「在職中」と「現在に至る」どちらを書くべきか

「現在に至る」と「在職中」はどちらも同じ意味です。表記が違っても採用担当者への伝わり方は変わりません。

履歴書での使用例が多いのは「現在に至る」の方です。迷った場合は「現在に至る」を選ぶと無難です。

「以上」は「この先に記載する職歴はありません」という意味で、職歴欄の末尾に必ず記入します。「以上」の記載を省略するのは厳禁です。採用担当者が「まだ続く職歴があるのか」「書き漏れがあるのか」と判断しかねません。

「現在に至る」と「以上」の正しい書き方

書く位置と記入ルール(左寄せ・右寄せ)

基本の書き順は次の3ステップです。

  1. 現職(在籍中の会社・部署)について書き終えたら1行改行する
  2. 改行した行の左端に「現在に至る」と書く
  3. さらに1行改行し、右端に「以上」と書く

在職中の場合の記入例

良い例

2020年4月 株式会社○○商事 入社
2023年6月 営業部第一課 主任に昇格
現在に至る
                      以上

NG例

2020年4月 株式会社○○商事 入社
2023年6月 営業部第一課 主任に昇格
(「現在に至る」と「以上」が両方なし)
記載がないと採用担当者が「まだ続く職歴があるのか」と判断しかねません。

離職中の場合は「現在に至る」は不要

退職済みの場合は「現在に至る」を使いません。最後の職歴の下に退職理由を記入し、「以上」で締めます。

記入例(退職済みの場合)

2020年4月 株式会社○○商事 入社
2025年3月 一身上の都合により退職
                      以上

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状況別「現在に至る」の書き方パターン

退職予定日が決まっている場合

退職日が確定している場合は、「現在に至る」の後にカッコ書きで退職予定日を記入します。採用担当者が入社時期を具体的に判断できるため、選考スピードが上がることがあります。

記入例

2020年4月 株式会社○○商事 入社
現在に至る(2026年8月末退職予定)
                      以上

注意点として、「退社予定」ではなく「退職予定」が正しい表現です。「退社」は退勤(会社を出ること)を意味し、雇用関係を終了させる場合には「退職」を使います。採用担当者に正確に伝えるため「退職予定」と記入してください。

退職予定日がまだ決まっていない場合

転職活動中でも退職日が確定していない段階では、シンプルに「現在に至る」と書くだけで問題ありません。

記入例

2020年4月 株式会社○○商事 入社
現在に至る
                      以上

入社可能時期については、本人希望欄に「入社時期は相談可能です。内定後2〜3ヶ月を目安としています」と書いておくと、採用担当者が判断しやすくなります。入社可能日の書き方についてはこちらの記事も参考にしてください。

職歴が多くスペース(行)が足りない場合

職歴欄の残りスペースが1行しかない場合、「現在に至る」と「以上」を同じ行に書いて問題ありません。

1行にまとめる場合の記入例

現在に至る                以上

左端に「現在に至る」、右端に「以上」と書けば採用担当者に伝わります。スペース不足は書類選考の評価に影響しません。

複数の転職歴・部署異動がある場合

転職経験が複数ある場合でも、「現在に至る」を書くのは現在も在籍している最後の会社の直後のみです。それ以前に退職した会社には「〇年〇月 一身上の都合により退職」と書いて、次の会社へ続けます。

複数転職歴がある場合の記入例

2015年4月 株式会社△△ 入社
2018年3月 一身上の都合により退職

2018年6月 株式会社□□ 入社
2021年4月 マーケティング部へ異動(2023年4月より課長)
現在に至る
                      以上

同一会社内での部署異動が多くスペースが足りない場合、変化が小さな異動(役職変更のみ・等級変更のみ)は1行にまとめて問題ありません。

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採用担当者が指摘する「現在に至る」のNG例

採用担当者はここを見ている

  • 在職中か離職中かによって、入社可能時期の想定が変わる
  • 「現在に至る」と「以上」の有無で、書類作成の丁寧さや注意力を測ることがある
  • 退職予定日の記載有無で、選考スケジュールを組む材料にする

NG①:退職済みなのに「現在に至る」を書いてしまう

すでに退職した会社の職歴に「現在に至る」を書くのは誤りです。採用担当者は在職中と誤解し、入社可能時期の判断を誤る可能性があります。

NG例

2020年4月 株式会社○○商事 入社
現在に至る ←退職済みなのに「現在に至る」を書いている
                      以上

NG②:在職中なのに「現在に至る」を書き忘れる

在職中であるにもかかわらず「現在に至る」を省略すると、採用担当者はその会社を退職済みと誤解する可能性があります。在職中であることを明確に示すためにも、必ず記入してください。

NG例

2020年4月 株式会社○○商事 入社
2023年6月 営業部第一課 主任に昇格
                      以上
← 「現在に至る」がなく在職中なのか離職中なのか不明

NG③:「現在に至る」と「在職中」を両方書く

「現在に至る(在職中)」のように2つを併記するのは不要な重複です。どちらか一方だけ書けば十分です。

NG④:「退社予定」と書いている

退職日が決まっている場合に「退社予定」と書くのは誤りです。「退社」は退勤(会社から帰ること)を意味します。雇用関係を終了させる場合には「退職予定」が正しい表現です。

NG⑤:「以上」を書き忘れる

「以上」の記入漏れは、採用担当者に「まだ続きがあるのか」「書き忘れがあるのか」という疑問を生じさせます。スペースが足りない場合でも「現在に至る 以上」を1行にまとめて必ず記入してください。

こんなケースはどう書く?特殊な状況への対処

育児休業中・育休から復帰後の書き方

育児休業中や産休中の場合、会社への在籍事実は変わらないため「現在に至る」を使います。育休取得の事実を記載したい場合は次のように書きます。

記入例(育休中の場合)

2020年4月 株式会社○○ 入社
2024年2月 育児休業取得(2025年4月復帰)
現在に至る
                      以上

育休取得期間は職歴の空白になりません。履歴書上は「在籍中」として扱い、育休中の経緯を詳しく説明したい場合は本人希望欄や職務経歴書で補足するとよいです。空白期間の書き方については履歴書の空白期間の書き方も参考にしてください。

副業・個人事業主がある場合の書き方

本業の会社に在籍しながら副業や個人事業主としての活動がある場合、職歴欄には基本的に本業の職歴のみを記載します。副業の内容は本人希望欄または職務経歴書で補足するのが一般的です。

本業の職歴の最後には通常通り「現在に至る」と書き、「以上」で締めます。副業について詳しく書く場合の記入ルールは履歴書のダブルワーク書き方も合わせて確認してください。

学歴欄と職歴欄を分けて記入する場合

学歴欄と職歴欄がひとつにまとまっている履歴書の場合、「以上」は職歴欄の末尾に1回だけ書きます。学歴欄と職歴欄が完全に分かれているフォーマット(JIS規格など)の場合は、それぞれの末尾に「以上」を記入します。使用する履歴書のフォーマットを確認してから記入してください。

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まとめ

  • 「現在に至る」は在職中の場合のみ使い、退職済みには使わない
  • 「以上」は職歴欄の末尾に右寄せで必ず書く(省略禁止)
  • 退職予定日が決まっている場合は「現在に至る(〇年〇月退職予定)」と書く
  • スペースが足りない場合は「現在に至る 以上」を同じ行に書く
  • 育休中・副業ありの場合も、本業の最後の職歴後に「現在に至る」で締める

「現在に至る」と「以上」が正しく書かれているかどうかは、採用担当者が職歴欄で最初に確認するポイントのひとつです。今回の記入例を参考に、職歴欄を書き上げてください。

履歴書の「現在に至る」に関するよくある質問

「現在に至る」と「在職中」はどちらを書けばいいですか?

どちらを書いても問題ありません。意味は同じです。履歴書では「現在に至る」の方が一般的に使われています。迷った場合は「現在に至る」を選ぶとよいでしょう。

学歴欄にも「以上」は必要ですか?

学歴欄と職歴欄がひとつにまとまっている場合は、職歴欄の末尾に「以上」を1回書くだけで十分です。学歴欄と職歴欄が完全に分かれているフォーマットの場合は、それぞれの末尾に「以上」を記入してください。

「以上」を書き忘れた場合はどうなりますか?

「以上」の記載漏れだけで不採用になることはほとんどありません。ただし「書類作成が雑」という印象を与える可能性があります。手書きで気づいた場合は余白に書き添えるか、書き直しを検討してください。

退職予定日が決まっていない場合、採用担当者に入社時期をどう伝えればいいですか?

本人希望欄に「入社時期は応相談です。内定後2〜3ヶ月を目安としています」と記入するのが一般的です。職歴欄には「現在に至る」と書くだけで問題なく、入社時期の目安は本人希望欄で補足する形をとります。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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