この記事では、栄養士免許を履歴書の資格欄に書く際の正式名称・取得年月日の記載方法・取得見込みの表記パターンを解説します。管理栄養士との書き分け方や、採用担当者が実際に確認するNG例・複数資格を持つ場合の順番まで、書類選考の前に確認しておきたいポイントをまとめます。
栄養士免許の資格欄への正しい書き方
履歴書の免許・資格欄は、採用担当者が書類選考の最初に確認する箇所です。採用要件として栄養士免許を設けている施設(病院・給食委託会社・保育園など)では、この欄を確認するだけで書類通過の基準を満たしているかどうかを判断します。
正式名称は「栄養士免許 取得」
栄養士免許を資格欄に記載する際は、「栄養士免許 取得」と書くのが正しい形式です。栄養士免許は栄養士法に基づいて都道府県知事が交付する国家資格(免許)であり、「免許」という表記が法的に正確な呼称です。
「資格」「資格証」「証」という言葉に置き換えると、フードコーディネーターや食生活アドバイザーなどの民間資格と区別がつきません。採用担当者が「国家免許を保有しているかどうか」を即座に判断できなくなるため、正式名称のとおりに書くことが重要です。
良い例
令和〇年〇月 栄養士免許 取得
NG例
令和〇年〇月 栄養士資格 取得
令和〇年〇月 栄養士証 取得
令和〇年〇月 栄養士 取得
取得年月日は免許証の「交付年月日」を記入する
取得年月日の欄には、手元の栄養士免許証に記載されている「交付年月日」を記入します。養成施設の卒業後、都道府県知事に申請してから免許証が届くまでには通常1〜2ヶ月かかります。免許証を手元に置いて確認してから記入してください。
元号か西暦かは、履歴書の学歴・職歴欄と統一するのが原則です。「令和」と「2024年」を混在させると、採用担当者が確認の手間を感じます。書類全体で表記を揃えてください。
採用担当者はここを見ている
- 「栄養士免許」という正式名称で記載されているか(「栄養士資格」「栄養士」との混同が多い)
- 取得年月が年・月ともに記載されているか(年のみの記載は情報不足とみなされる場合がある)
- 学歴・職歴欄と元号/西暦が統一されているか
完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツール
「サクレキ」質問に答えるだけで、選考書類がカンタンに完成
- 自己PR・志望動機も例文付きで安心
- スマホからでもOK。たった3分で履歴書・職務経歴書が完成
- 自動フォーマットで書き間違いゼロ
\ 完全無料・簡単3分で完成! /
無料で履歴書・職務経歴書を作成する →状況別の書き方:こんなときはどう書く?
卒業前の就職活動中で、まだ免許が手元にない場合
栄養士免許は養成施設(専門学校・大学の栄養士養成課程)を卒業した後、都道府県知事に申請して取得します。在学中の就職活動ではまだ免許が取得できていないため、「取得見込み」という表記を使います。
良い例
令和〇年〇月 栄養士免許 取得見込み(卒業・申請予定の年月を記入)
NG例
令和〇年〇月 栄養士免許 取得予定(「取得予定」は就職後に取得を目指す資格に使う表現)
令和〇年〇月 栄養士免許 取得(まだ取得していないのに「取得」と書くのは虚偽記載になる)
「取得見込み」と「取得予定」は意味が異なります。「取得見込み」は「卒業すれば確実に取得できる」という状況に使います。栄養士のように養成施設修了が直接取得につながる場合に適した表現です。
卒業・申請済みだが、免許証がまだ届いていない場合
養成施設を卒業し都道府県窓口に申請済みでも、免許証が手元に届くまでには1〜2ヶ月程度かかります。このタイミングで書類提出が必要になった場合は、取得済みであることを明確にした上で申請中であることを添えます。
良い例
令和〇年〇月 栄養士免許 取得(免許証交付待ち)
面接の機会があれば「現在申請中で、○月頃には免許証が届く予定です」と口頭で補足することで、採用担当者が抱く不安を払拭できます。
管理栄養士免許も取得している場合
管理栄養士免許を取得済みであれば、栄養士免許は省略するのが一般的です。管理栄養士は栄養士法上、栄養士免許の上位資格に位置づけられており、管理栄養士免許があれば栄養士業務もすべて行えます。下位資格を重複して記載すると、採用担当者が「資格欄の書き方を理解していない」と感じる場合があります。
| 保有している免許 | 資格欄の書き方 |
|---|---|
| 栄養士免許のみ | 栄養士免許 取得 |
| 管理栄養士免許を取得済み | 管理栄養士免許 取得のみ記載(栄養士免許は省略可) |
| 両方持っており記載スペースに余裕がある | 管理栄養士免許 → 栄養士免許の順で記載(可) |
医療・福祉系の他の国家資格でも、上位・下位の関係がある場合は同様の考え方が適用されます。臨床検査技師の国家資格を履歴書に書く方法も、国家資格の記載ルールを確認する参考になります。

採用担当者が実際に落とすNG例と正しい書き方
採用担当者が資格欄で確認するのは正確な表記と取得日だけではありません。栄養士免許の記載でよく見られる3つのNG例を取り上げます。いずれも「細かいことが雑」という印象を与えるリスクがある書き方です。
NG例①:「栄養士資格 取得」と書く
NG例
令和〇年〇月 栄養士資格 取得
「栄養士免許」は栄養士法に基づく国家資格(免許)です。「栄養士資格」と書くと、フードコーディネーターや食生活アドバイザーのような民間資格との区別がつかなくなります。採用担当者が国家免許の保有を確認するために余計な手間をかけることになり、書類の印象が薄れます。
正しい書き方
令和〇年〇月 栄養士免許 取得
NG例②:「栄養士免許 合格」と書く
NG例
令和〇年〇月 栄養士免許 合格
栄養士は国家試験が存在しない資格です(管理栄養士には国家試験があります)。栄養士免許は養成施設の課程を修了し申請すれば取得できるため、「合格」という言葉は使いません。検定試験のある資格と混同しないよう注意してください。
正しい書き方
令和〇年〇月 栄養士免許 取得
NG例③:取得年を記入したが月が抜けている
NG例
令和〇年 栄養士免許 取得(月の記載が抜けている)
免許・資格欄は「年月」を記入するのが基本です。学歴・職歴欄と同じく年と月を揃えてください。取得月が曖昧だと「免許証を確認せずに書いた」という印象につながります。特に転職活動中の方は、免許証を手元に置いて正確な交付年月を確認してから記入してください。
正しい書き方
令和〇年〇月 栄養士免許 取得
完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツール
「サクレキ」質問に答えるだけで、選考書類がカンタンに完成
- 自己PR・志望動機も例文付きで安心
- スマホからでもOK。たった3分で履歴書・職務経歴書が完成
- 自動フォーマットで書き間違いゼロ
\ 完全無料・簡単3分で完成! /
無料で履歴書・職務経歴書を作成する →複数の資格・免許を持っている場合の書き方
栄養士として就職・転職活動をしている方の多くは、栄養士免許以外にも複数の資格を保有しています。資格欄に何をどの順番で書くかにも一定のルールがあります。
記載順序は「上位の国家資格から」が原則
複数の資格を持っている場合は、国家資格(免許・資格)を先に、その後に公的資格・民間資格の順で記載するのが基本です。同じカテゴリー内では取得日が古いものから記載します。
| 種別 | 具体例 | 記載順 |
|---|---|---|
| 国家資格(上位) | 管理栄養士免許 | ① 最優先で記載 |
| 国家資格 | 栄養士免許、食品衛生管理者 | ② 取得日が古い順に記載 |
| 公的資格・民間資格 | 食育インストラクター、フードコーディネーター | ③ 就職先との関連性が高いものを優先 |
食育インストラクターなど栄養士関連の民間資格は書けるか
食育インストラクターや食生活アドバイザー、フードコーディネーターなどの民間資格も、応募先の業務内容と関連性があれば資格欄に記載できます。保育園・学校給食・地域の栄養指導など食育が主業務になる施設では、これらの資格が採用担当者の目に留まることがあります。
食品衛生に関わる職場への応募では、食品衛生責任者の保有も評価される場合があります。食品衛生責任者の正しい書き方についてはこちらの解説記事も参考にしてください。
食育インストラクターの正式名称やグレード別の記載例については、食育インストラクターの書き方で詳しく解説しています。

資格欄以外で採用担当者に響く書き方
資格欄に正確な記載をすることは書類選考の前提条件です。採用担当者が「この人に面接で会いたい」と判断するかどうかは、志望動機と自己PRで栄養士としての経験・意欲をどう伝えるかにかかっています。
志望動機での活かし方(採用担当者の視点)
志望動機に「栄養士として働きたい」とだけ書いても、採用担当者には差が伝わりません。採用担当者が確認したいのは、「なぜこの施設で栄養士として働きたいのか」という理由の具体性です。
採用担当者が評価する志望動機の要素
- 施設の対象者・理念・特徴と、自分が栄養士として実現したいことが一致している点
- 実習・前職で学んだ具体的な内容との接続(「〇〇で学んだ△△を活かして…」)
- 管理栄養士・食育インストラクターなど追加資格を現場でどう活かすか
病院・クリニック・医療法人への応募では、施設の特性に合わせた志望動機が求められます。医療法人の志望動機の書き方と例文も参考にしてください。

自己PRで専門性をアピールする方法
「栄養士免許を持っています」という事実は、自己PRの材料ではありません。採用担当者が「この人が来てくれたら現場が助かる」と感じるのは、資格の保有よりも「その資格を使って何を達成したか・できるか」です。
- 経験者の場合:「栄養士として〇年間○○施設に勤務し、○名の患者・利用者の食事管理を担当。個別対応の献立作成を通じて…」のように実績を数値で示す
- 新卒・未経験の場合:養成校での実習経験と学んだ内容、現場でどう活かすかを具体的に説明する
完全無料の履歴書・職務経歴書作成ツール
「サクレキ」質問に答えるだけで、選考書類がカンタンに完成
- 自己PR・志望動機も例文付きで安心
- スマホからでもOK。たった3分で履歴書・職務経歴書が完成
- 自動フォーマットで書き間違いゼロ
\ 完全無料・簡単3分で完成! /
無料で履歴書・職務経歴書を作成する →まとめ
- 資格欄の正式名称は「栄養士免許 取得」。「栄養士資格」「栄養士証」などは不正確な表記
- 取得年月日は免許証の「交付年月日」を記入し、年・月の両方を省略しない
- 免許証未着の場合は「取得(免許証交付待ち)」、在学中・卒業前は「取得見込み」を使う
- 管理栄養士免許を持っていれば栄養士免許は省略が一般的。両方書く場合は管理栄養士を先に
- 複数資格がある場合は国家資格を先に、民間資格は就職先との関連性が高いものを優先
採用担当者が資格欄を確認する時間はわずかです。正確な名称と取得日を揃えることが、書類選考を確実に通過するための第一歩です。提出前に免許証を手元に置き、記載内容を再確認してください。
栄養士免許の履歴書に関するよくある質問
- 栄養士免許の履歴書への正式な書き方は?
-
「令和〇年〇月 栄養士免許 取得」が正しい形式です。「栄養士資格」「栄養士証」などは正式名称ではないため使用しないようにしてください。取得年月日は手元の免許証に記載されている交付年月日を記入します。
- 免許証がまだ届いていない場合はどう書けばよいですか?
-
卒業・申請済みで免許証の交付を待っている場合は「令和〇年〇月 栄養士免許 取得(免許証交付待ち)」と補記するのが適切です。在学中で卒業前の場合は「取得見込み」を使います。「取得予定」は就職後に取得を目指す際に使う表現なので、栄養士免許には使いません。
- 管理栄養士免許を持っている場合、栄養士免許も書く必要がありますか?
-
管理栄養士免許を取得済みであれば、栄養士免許は省略するのが一般的です。管理栄養士は栄養士免許の上位資格であり、管理栄養士免許があれば栄養士業務もすべて行えます。スペースに余裕がある場合は両方書いても問題ありませんが、その場合は管理栄養士免許を先に記載してください。
- 栄養士免許の取得日は免許証のどこを見ればわかりますか?
-
栄養士免許証の表面に記載されている「交付年月日」が取得日です。この日付を履歴書に記入してください。元号か西暦かは履歴書の学歴・職歴欄と統一します。免許証が手元にない場合は、交付した都道府県の窓口に問い合わせることで確認できます。


コメント