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配偶者の扶養義務とは?高校生の履歴書の正しい書き方【記入例つき】

配偶者の扶養義務とは 高校生

この記事では、履歴書にある「配偶者の扶養義務」の意味と、高校生がどう記入すればよいかを解説します。扶養家族数・配偶者欄の正しい書き方を記入例つきで紹介し、採用担当者が実際に確認しているポイントもまとめました。

目次

配偶者の扶養義務とは

履歴書の「配偶者の扶養義務」欄は、法律用語が使われているため戸惑う方が多い項目です。まずは言葉の意味と、なぜ履歴書に記入欄があるのかを確認します。

民法が定める夫婦間の生活扶助義務

「配偶者の扶養義務」とは、民法752条に基づく夫婦が互いの生活を経済的に支え合う義務のことです。結婚している場合、配偶者(夫または妻)の年収が一定額未満であれば、もう一方が扶養する必要があります。

具体的には、配偶者の年収が130万円未満で、自分自身の勤務先の社会保険(健康保険)に加入していなければ、扶養義務は「有」に該当します。逆に、配偶者が自分で社会保険に加入しているか年収130万円以上であれば「無」となります。

配偶者の扶養義務の判定基準

  • 「有」になるケース:配偶者の年収が130万円未満で、自分の健康保険の被扶養者になっている
  • 「無」になるケース:配偶者が自分で社会保険に加入している、または年収130万円以上
  • 記入不要のケース:そもそも配偶者がいない(未婚・独身)

履歴書に扶養義務欄がある理由

企業が履歴書で扶養家族や配偶者の情報を聞くのは、入社後の社会保険や税金の手続きに必要な情報を事前に把握するためです。採用担当者が選考の合否判断に使うものではありません。

扶養家族がいれば健康保険証の発行手続きや扶養手当の計算が必要になるため、企業の人事・労務担当者にとっては入社前に知っておきたい情報です。高校生がアルバイトに応募する場合でも、この欄がある履歴書を使うことがあるため、正しい書き方を知っておく必要があります。

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高校生が履歴書の配偶者・扶養家族欄に書く内容【記入例】

高校生の場合、配偶者・扶養家族に関する欄の記入はとてもシンプルです。以下の3つの欄それぞれの書き方を確認します。

「配偶者の有無」は「無」に○をつける

配偶者とは法律上の婚姻関係にある夫または妻のことです。高校生は未婚のため、「無」に○をつけるだけで問題ありません。

配偶者の意味や学生の書き方について詳しく知りたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。

「配偶者の扶養義務」は空欄にする

配偶者がいない場合、扶養義務は発生しません。そのため、「配偶者の扶養義務」欄は空欄(未記入)のままにするのが正しい書き方です。

「無」に○をつけたくなる方もいますが、「無」は「配偶者はいるが扶養義務はない」という意味になります。配偶者自体がいないのであれば、この欄は記入の対象外です。ただし、仮に「無」に○をつけたとしても実務上は問題になりません。迷った場合は空欄にしておけば間違いはありません。

「扶養家族数(配偶者を除く)」は「0人」と書く

扶養家族数とは、自分が経済的に養っている家族の人数のことです。高校生は親に扶養されている立場であり、自分が誰かを扶養しているわけではないため「0人」と記入します。

親や兄弟の人数を書いてしまう間違いが非常に多いです。扶養家族数は「自分が養っている人の数」であり、「自分が養われている家族の数」ではない点に注意してください。

扶養家族数の数え方を詳しく知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

高校生の記入例まとめ

欄の名称高校生の記入内容
配偶者の有無「無」に○
配偶者の扶養義務空欄(未記入)
扶養家族数(配偶者を除く)0人

採用担当者はここを見ている

  • 扶養家族欄は選考の合否には影響しないが、空欄だと「書き方を調べずに提出した」と見なされることがある
  • 高校生は「0人」「無」で問題ないため、正確に記入されているかどうかだけを確認している
  • 全欄を丁寧に埋めている履歴書は、仕事への姿勢がよい印象につながる
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高校生がよく間違える扶養欄の書き方3つ

扶養欄の書き方で、高校生や学生が特に間違えやすいポイントを3つ紹介します。提出前に必ずチェックしてください。

扶養家族数に自分や親の人数を入れてしまう

最も多い間違いが、扶養家族数に「自分を含めた家族の人数」を書いてしまうケースです。たとえば、父・母・自分の3人家族であれば「3人」や「2人」と書きたくなりますが、これは誤りです。

NG例

扶養家族数(配偶者を除く):2人(父と母を記入)
「自分が養っている家族の数」を書く欄なので、親に養われている高校生は「0人」が正解です。

扶養家族数は「自分が誰かを養っている場合」にのみ人数を記入する欄です。高校生は親の扶養に入っている側なので、養っている人はいません。

配偶者の欄をすべて空白のまま出してしまう

「配偶者」や「扶養義務」の意味がわからず、配偶者に関する欄をすべて空白にしてしまう方もいます。空白のまま提出すると、採用担当者から「記入漏れ」と判断される可能性があります。

正しい対応

  • 「配偶者の有無」→ 「無」に○をつける(空欄にしない)
  • 「配偶者の扶養義務」→ 空欄のままでOK(配偶者がいないため対象外)
  • 「扶養家族数」→ 「0人」と記入する(空欄にしない)

「配偶者の有無」と「扶養家族数」は必ず記入してください。「配偶者の扶養義務」だけは、配偶者がいない場合に限り空欄で問題ありません。

「扶養義務」の意味がわからず「有」にしてしまう

「扶養義務」という言葉を「自分が親に扶養されている状態」と勘違いして、「有」に○をつけてしまう間違いもあります。

しかし、この欄で聞かれているのは「あなたが配偶者を養う義務があるか」です。配偶者がいない高校生には扶養義務は発生しないため、「有」は誤りです。記入するなら「無」、または空欄にしてください。

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厚生労働省の新様式では扶養欄が削除されている

2021年4月に厚生労働省が公表した新しい履歴書の様式例では、「配偶者の有無」「配偶者の扶養義務」「扶養家族数」の欄がすべて削除されています。これらの項目はプライバシー性が高く、採用選考に直接関係しないとの判断からです。

そのため、コンビニやネットで購入できる最新の履歴書には、そもそも扶養欄がないケースも増えています。高校生がバイトに応募する際、扶養欄のない履歴書を選べば記入で悩む必要はありません。

ただし、企業が独自の履歴書フォーマットを指定している場合や、旧様式(JIS規格準拠)の履歴書を使う場合は扶養欄が残っています。その場合は、前述の記入例に従って正しく記入してください。

扶養内で働きたい方は本人希望欄での扶養内希望の書き方も確認しておくと安心です。

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まとめ

  • 配偶者の扶養義務とは、民法に基づく「夫婦が互いに生活を支え合う義務」のこと
  • 高校生は配偶者がいないため、「配偶者の有無」は「無」、「扶養家族数」は「0人」、「配偶者の扶養義務」は空欄が正解
  • 扶養家族数に自分や親の人数を入れるのはよくある間違いなので注意
  • 厚生労働省の新様式では扶養欄自体が削除されているため、最新の履歴書なら記入不要の場合もある

扶養欄の記入で不採用になることはありません。正しく書けていれば十分なので、面接準備や志望動機の練り込みに時間を使ってください。

配偶者の扶養義務に関するよくある質問

高校生は「配偶者の扶養義務」に何と書けばいいですか?

配偶者がいない高校生は、この欄は空欄(未記入)にするのが正しい書き方です。「無」に○をつけても実務上は問題ありませんが、空欄にしておくのが最も正確な記入方法です。

扶養家族数に自分は含めますか?

含めません。扶養家族数は「自分が経済的に養っている家族の人数」を記入する欄です。高校生は親に養われている立場のため、扶養家族数は「0人」と記入してください。

扶養家族欄の記入内容で不採用になることはありますか?

扶養家族欄は入社後の社会保険や税金の手続きに使う情報であり、選考の合否には影響しません。ただし、空欄のまま提出すると「記入漏れ」と見なされ、書類作成の丁寧さを疑われる可能性はあります。

履歴書に扶養欄がない場合はどうすればいいですか?

2021年に厚生労働省が公表した新様式の履歴書には扶養欄がありません。欄がなければ記入する必要はないため、そのまま他の項目を記入して提出してください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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