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普通自動車免許(AT限定)の履歴書の書き方|正式名称と採用担当者の本音

普通自動車免許(AT限定)の履歴書の書き方|正式名称と採用担当者の本音

この記事では、AT限定の普通自動車免許を履歴書に書くときの正式名称と記入例を、採用担当者の視点から解説します。「AT限定」を省略すると、マニュアル車も運転できると誤解され、入社後のミスマッチや内定取り消しにつながることもあります。法改正で表記が変わる人の注意点や、複数免許・ペーパードライバーの書き方まで確認できます。

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目次

履歴書のAT限定免許の正式名称は「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」

AT限定の普通自動車免許を履歴書に書くときの正式名称は、普通自動車第一種運転免許(AT限定)です。運転免許証に印字されている「普通」という短い表記をそのまま写すのではなく、「第一種」「AT限定」まで含めて記載します。

記入する順番は「取得年月 → 正式名称 →(AT限定)→ 取得」です。年月は履歴書全体で西暦か和暦のどちらかに統一します。年号の統一ルールに不安がある場合は履歴書の年月の書き方もあわせて確認しておくと、資格欄だけ表記がずれる失敗を防げます。

区分免許・資格欄への記入例
AT限定(第一種)2021年5月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得
限定なし(MT)2021年5月 普通自動車第一種運転免許 取得

良い例文

2021年5月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

「普通免許」「AT限定免許」と略すのはNG

履歴書は公的な書類の一つとして扱われるため、免許名は正式名称で書くのが原則です。日常会話で使う「普通免許」「車の免許」や、AT限定を略した「AT免許」「普通自動車免許AT」といった書き方は避けてください。略称そのものより、正式名称を調べて書く姿勢があるかどうかを採用担当者は見ています。

NG例

  • 普通免許(AT)取得 … 略称でAT限定の位置も曖昧
  • AT限定免許 取得 … 正式名称ではない
  • 普通自動車運転免許 取得 …「第一種」とAT限定が抜けている

そもそもAT限定は履歴書に書くべき?「書かない」がNGな理由

「AT限定と書くと運転できない人だと思われそうで、いっそ省略したい」と考える方がいます。ネット上でも「AT限定はわざわざ書かなくてよい」という説明を見かけますが、これは条件付きの話で、鵜呑みにすると危険です。

結論として、AT限定は原則として明記します。免許欄に「普通自動車第一種運転免許」とだけ書くと、採用担当者はマニュアル車も運転できる前提で受け取ります。運転を伴う業務がある会社では、入社後に「MT車の社用車が動かせない」と発覚し、配置転換やトラブルの原因になりかねません。悪質と判断されれば内定取り消しの理由にもなり得ます。

採用担当者はここを見ている

  • AT限定を隠していないか(入社後に判明する情報を先に開示できているか)
  • 運転する車種の条件を正確に伝えられているか
  • 免許名を正式名称で書ける事務処理の正確さがあるか

「書かなくてよい」が当てはまるのは、運転業務がまったくなく、応募先も車種を問わないケースに限られます。判断に迷うなら、書いておくほうが安全です。AT限定を記載したことが不利に働く場面は、運転がメインの職種を除けばほとんどありません。

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【要注意】法改正でAT限定の正式名称が変わる人がいる

AT限定でとくに間違えやすいのが、免許を取った時期によって正式名称が変わる点です。道路交通法の改正で普通免許の区分が2度変わっており、古い時期にAT限定を取得して更新している人は、免許証の表記が「普通」ではなくなっている場合があります。

AT限定を取得した時期履歴書に書く正式名称
2017年3月12日以降普通自動車第一種運転免許(AT限定)
2007年6月2日〜2017年3月11日準中型自動車第一種運転免許(5t限定・AT限定)
2007年6月1日以前中型自動車第一種運転免許(8t限定・AT限定)

取得時期が古い方は、AT限定の前に「5t限定」「8t限定」が付くのが正解です。MTの人向けの「準中型(5t限定)」「中型(8t限定)」という表記は知っていても、AT限定と組み合わさると書き漏らす人が多いポイントです。8t限定・準中型の考え方は中型自動車免許の履歴書の書き方で詳しく整理しています。

免許証のどこを見れば正式名称がわかるか

自分がどの区分かは、運転免許証の表面で確認できます。「種類」の欄に記載された免許の名称と、「免許の条件等」の欄に書かれた「普通車はAT車に限る」といった条件を照らし合わせれば、履歴書に書くべき正式名称が特定できます。取得年月日も免許証の交付日ではなく、種類ごとの取得日を見て転記してください。運転免許証全般の書き方は履歴書の運転免許証の書き方にまとめています。

状況別・AT限定の書き方(複数免許・ペーパードライバー・取得見込み)

他の免許・資格と一緒に書くときの順番

免許・資格欄には、自動車免許を先頭に置き、あとは取得年月の古い順に並べるのが基本です。二輪や大型など複数の免許がある場合も同様に古い順で書きます。応募先の業務に直結する資格があるときは、採用担当者の目に留まりやすいよう上のほうに配置しても構いません。バイク免許を併記する際の順番はバイク免許の履歴書の書き方を参考にしてください。

免許・資格をすべて書き終えたら、行を変えて右詰めで「以上」と記入します。免許欄そのものの整え方は履歴書の免許欄の書き方で全体像を確認できます。

ペーパードライバー・取得見込みの場合

運転にブランクがあっても、免許を保有している事実は変わらないため、資格欄には通常どおり「普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得」と記載します。ペーパードライバーであることを欄内にわざわざ書く必要はありません。運転業務が想定される応募先では、面接で正直に伝えたうえで、必要なら入社までに運転講習を受ける意思を示すと印象が良くなります。

教習所に通っている段階なら「取得見込み」と書けます。卒業検定や本免許試験の予定から逆算し、「2026年8月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得見込み」のように記載します。見込みの時期が応募先の入社時期に間に合うかを確認してから書いてください。

NG例

  • 普通自動車第一種運転免許 取得(AT限定なのに限定表記を省略)
  • ペーパードライバーのため運転不可(資格欄に補足を書き込む)
  • 取得見込み(時期を書かず、いつ取れるか不明)
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AT限定だと採用で不利になる?職種別の本音

AT限定であること自体が選考でマイナスになる場面は、思っているほど多くありません。応募する職種によって重みが変わるため、自分のケースに当てはめて考えてみてください。

応募先の傾向AT限定の影響
事務・営業・接客・IT などほぼ影響なし。社用車もAT車が主流
ルート営業・訪問系で社用車を使う基本は問題なし。車種を面接で確認しておく
トラック・送迎・建機などMT運転が前提限定解除や上位免許が求められる場合あり

現在販売されている乗用車の多くはAT車で、企業の社用車もAT化が進んでいます。一般的な事務職や営業職なら、AT限定が理由で落ちることはまず考えにくいのが実情です。むしろ、MT運転が必要な求人にAT限定のまま応募し、その事実を伏せておくほうが、後で問題になります。

運転がメインの職種を志望していて限定を外したい場合は、教習所で数時間の技能教習を受ければAT限定を解除できます。解除後は資格欄に限定表記のない「普通自動車第一種運転免許」と書けます。応募先が本当にMT運転を求めているのかを見極めたうえで判断すると、無駄な費用をかけずに済みます。

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まとめ

  • 正式名称は「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」。略称や限定表記の省略はNG
  • AT限定は原則として明記する。省略するとMT可と誤解され、入社後のトラブルにつながる
  • 2017年・2007年より前に取得した人は「5t限定・AT限定」「8t限定・AT限定」になる場合がある
  • 事務・営業などではAT限定が不利になることはほぼない。MT前提の職種のみ限定解除を検討する

免許証の「種類」と「条件等」の欄を確認し、取得時期に合った正式名称を正確に書けば、AT限定でも書類選考で不安に思う必要はありません。

履歴書のAT限定免許に関するよくある質問

AT限定は履歴書に書かなくてもばれませんか?

運転業務がある会社では、社用車を運転する段階で判明します。入社前に免許証のコピー提出を求められることも多く、その時点でAT限定が分かります。あとから発覚するとトラブルになるため、最初から正式名称で明記しておくのが安全です。

「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」の(AT限定)はどこに書きますか?

免許の正式名称のすぐ後ろに、かっこ書きで「(AT限定)」と続けます。取得時期によって「(5t限定・AT限定)」のように限定条件が複数付くこともあります。最後に一マス空けて「取得」と書いて締めます。

AT限定だと事務職の選考で不利になりますか?

事務職では車の運転を業務で使う場面が少なく、AT限定が不利になることはほとんどありません。社用車を使う場合でもAT車が主流のため、正式名称を正しく書けていれば問題視されにくいです。

AT限定を解除したら履歴書の書き方は変わりますか?

限定解除の審査に合格すると、免許証の条件欄から「AT車に限る」が消えます。以降は限定表記のない「普通自動車第一種運転免許」と記載します。取得年月は元の免許取得日のままで問題ありません。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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