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履歴書の免許欄の書き方|正式名称・AT限定・採用担当者が見るポイント

履歴書の免許欄の書き方|正式名称・AT限定・採用担当者が見るポイント

この記事では、履歴書の免許・資格欄への自動車運転免許の書き方を解説します。普通自動車免許の正式名称とAT限定の記載ルール、2017年改正による旧普通免許の扱い、複数の免許がある場合の書き順、採用担当者が実際に確認しているポイントをまとめました。

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目次

履歴書の免許欄に書くべき内容

運転免許は、業務で直接使わない職種でも履歴書の免許・資格欄に記載するのが基本です。免許欄を空欄にすると、採用担当者から「資格が何もない」と受け取られる場合があります。また、入社後に社用車の運転を依頼したとき、「申告がなかった」として信頼関係に影響するケースもあります。

業務に関係なくても運転免許を書くべき理由

「事務職だから必要ない」「営業ではないから書かなくていい」と判断して免許欄を空欄にする方がいますが、採用担当者はその判断の意図を把握できません。免許の有無は書類のどこにも明記されていなければ「なし」として選考が進みます。

採用担当者はここを見ている

  • 記載がない場合は「免許なし」として選考を進める採用担当者が多い
  • 営業・物流・介護など社用車の運転が伴う職種では、免許の有無が採用の可否に直結する
  • 事務・内勤でも、緊急時や社用車使用の可否を確認する目的で確認している

免許欄に書く前に確認する2つのこと

免許欄を記載する前に、以下の2点を運転免許証で必ず確認してください。正式名称と取得日のいずれかが間違っていると、選考時の本人確認で問題が生じることがあります。

  • 正式名称:免許証の「種類」欄に記載されている区分から正確に転記する(略称は使用しない)
  • 取得年月日:免許証左下の「取得年月日」を確認する(更新日や有効期限ではない)

普通自動車免許の正式名称と書き方

履歴書には免許の「略称」ではなく「正式名称」を記載するのが原則です。「普通免許」「普通自動車免許」は略称であり、正式には「普通自動車第一種運転免許」と書きます。

2017年3月12日以降に取得した普通免許の書き方

2017年3月12日の道路交通法改正で「準中型自動車免許」が新設されました。この改正以降に取得した普通免許は、運転できる車両の総重量の上限が3.5t未満となりましたが、正式名称は変わりません。

良い例文

令和〇年〇月 普通自動車第一種運転免許 取得

2017年3月11日以前に取得した普通免許の書き方

2017年3月11日以前に普通免許を取得した方は、現在の道路交通法上では「5t限定準中型自動車免許」として扱われます。免許証を更新した場合、裏面に「準中型車は準中型車(5t)に限る」と条件が付記されているケースがあります。

ただし、免許証の表面の種類欄表記は「普通」のままのため、履歴書には「普通自動車第一種運転免許 取得」と記載して問題ありません。物流・運送業など5t超の車両運転が発生する職種への応募では、採用担当者が旧制度を把握していないケースもあるため、必要に応じて面接で確認することをお勧めします。

AT限定の正しい書き方

AT限定の免許は、必ず「(AT限定)」を付記してください。AT限定を省略するとMT車も運転できると判断され、入社後の業務でトラブルになるリスクがあります。採用担当者が確認を怠るケースもあるため、応募者側が正確に記載することが重要です。

良い例文

令和〇年〇月 普通自動車第一種運転免許(AT限定) 取得

NG例

令和〇年〇月 普通免許(AT) 取得
NGな理由:「普通免許」は略称であり、「AT」の表記方法も正式ではない。採用担当者が正確なAT/MT区分を判断できない

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主な運転免許の正式名称一覧

履歴書で使う各免許の正式名称を一覧にまとめました。免許証の表記(略称)と異なる名称があるため、記載前に確認してください。

免許証の表記(略称)履歴書に書く正式名称備考
普通普通自動車第一種運転免許AT限定の場合は「(AT限定)」を付記
準中型準中型自動車第一種運転免許2017年3月12日以降の区分
中型中型自動車第一種運転免許
大型大型自動車第一種運転免許
普通二輪普通自動二輪車運転免許AT限定・小型限定は付記が必要
大型二輪大型自動二輪車運転免許
原付原動機付自転車運転免許
普通(第二種)普通自動車第二種運転免許タクシー・ハイヤーなど旅客輸送に必要
大型特殊大型特殊自動車運転免許
けん引けん引免許トレーラー牽引に必要

※第二種免許は旅客輸送業務に必要な免許。タクシー・バスなど旅客輸送を伴う職種への応募では必ず記載する

フォークリフトなど特殊な免許については、正式名称の確認が特に重要です。フォークリフト免許の正式名称と履歴書への記載方法は「免許取得」ではなく「修了」と書くなど、車両系免許とは異なるルールがあります。

採用担当者が免許欄でチェックしていること

AT限定の有無を最初に確認する

社用車の運転が伴う職種では、採用担当者が免許欄を見た際に最初に確認するのが「AT限定かどうか」です。MT車が必要な業務がある現場では、AT限定の免許では対応できないケースがあるためです。

AT限定の記載が漏れていると、採用担当者はMT車も運転できる前提で採用を進めます。入社後に「AT限定だった」と判明すると、配属先の変更や業務調整が発生し、採用担当者と応募者双方に余計な負担が生まれます。

採用担当者はここを見ている

  • AT限定かMTかの判断(物流・営業・介護など社用車使用職種では最優先で確認)
  • 車両の種別(普通・準中型・中型・大型)が業務要件を満たすかどうか
  • 取得年月日の記載があるか(記載漏れは書類全体の丁寧さへの印象にも影響する)

職種によって確認するポイントが変わる

採用担当者が免許欄を確認する内容は、職種によって異なります。応募先の業務内容に合わせて、自分の免許が採用条件を満たしているかを事前に確認しておくことが有効です。

職種採用担当者が確認するポイント
物流・配送車両総重量の種別(普通・準中型・中型・大型)、AT/MTの区別
営業(外勤)普通免許の有無、AT限定かどうか
介護・福祉送迎業務に対応できる普通免許の有無
タクシー・バス第二種免許の有無
事務・内勤社用車の緊急使用可否の確認(免許なしで不採用になるケースは少ない)
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複数の免許を持っている場合の書き方

複数の運転免許がある場合は、取得年月日が古いものから順に記載するのが基本ルールです。資格欄の他の資格も含め、取得した日付順に並べることで、採用担当者が経歴を把握しやすくなります。

良い例文(複数免許保有の場合)

令和2年5月 普通自動車第一種運転免許 取得
令和5年10月 大型自動車第一種運転免許 取得

業務に直結する免許と関連性の低い免許が混在する場合も、基本的には取得日順で問題ありません。応募先が特定の車種の運転経験を重視している場合は、面接の場でその免許についてアピールすることが効果的です。

免許の取得日の確認方法

取得年月日は、運転免許証の左下エリアに「取得年月日」として印字されています。更新日や有効期限と混同しやすいため、必ず「取得年月日」の欄を確認してください。初めて免許を取得したときの日付がここに記載されており、更新をしても変わりません。

  • 複数の免許が記載されている場合は、それぞれの免許ごとに取得年月日を確認する
  • 和暦・西暦はどちらでも問題ないが、履歴書全体で統一する
  • 「年月」まで記載すれば「日」は省略しても問題ない

危険物取扱者免状など、業務上必要な免許・資格の書き方は種別によって記載のルールが異なります。危険物取扱者免状の履歴書への書き方については、乙4の正式名称や例文をまとめています。

特殊なケースの書き方

免許が失効している・停止中の場合

免許が失効または停止中の場合、現時点では有効な状態にないため、履歴書への記載は控えるのが原則です。「取得したことがある」という事実は存在しますが、現在の運転可否を正確に伝えることを優先してください。

応募先で免許が必須条件でなければ空欄のままにし、面接で確認されたときに正直に状況を伝えてください。停止中の場合は停止期間終了後から通常通りの記載が可能です。失効した免許は、再取得後に改めて記載できます。

運転免許を持っていない場合の書き方

運転免許を持っていない場合は、免許・資格欄を空欄のままにするか「なし」と記載します。免許を必要としない職種への応募であれば、選考への影響はほとんどありません。

免許が必須とされる職種への応募で、現在取得に向けて動いている場合は「取得予定」として付記することも可能です。

良い例文(取得予定がある場合)

普通自動車第一種運転免許 取得予定(令和〇年〇月取得見込み)

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まとめ

  • 運転免許は業務と直接関係がなくても、履歴書の免許・資格欄に必ず記載する
  • 正式名称は「普通自動車第一種運転免許」。「普通免許」「普通自動車免許」は略称のため使用しない
  • AT限定の場合は「(AT限定)」を必ず付記する。省略するとMT車も運転できると誤解される
  • 2017年3月11日以前取得の普通免許は現在「5t限定準中型」扱いだが、履歴書には「普通自動車第一種運転免許 取得」と記載して問題ない
  • 複数の免許がある場合は取得年月日が古い順に記載する
  • 取得日は免許証の「取得年月日」欄を確認する(更新日や有効期限ではない)

免許欄の書き方を正確に押さえることで、書類選考の段階で不要な誤解を防げます。正式名称と取得日を免許証で再確認した上で記載してください。

履歴書の免許欄に関するよくある質問

普通免許しか持っていない場合、履歴書の免許欄に書いた方がよいですか?

書いた方がよいです。普通免許しかない場合でも、免許欄を空欄にすると採用担当者に「免許を持っていない」と判断される場合があります。「普通自動車第一種運転免許 取得」と正式名称で記載してください。

AT限定の免許を限定解除した場合、どのように書けばよいですか?

限定解除後は「(AT限定)」の表記を外し、「普通自動車第一種運転免許 取得」とのみ記載します。限定解除を別途記載する必要はなく、MT車も運転できる通常の普通免許として書いて問題ありません。

取得日は西暦と和暦のどちらで書けばよいですか?

どちらでも問題ありませんが、履歴書全体で表記を統一することが必要です。職歴欄や学歴欄を西暦で書いているなら免許欄も西暦に揃え、和暦で統一している場合は和暦で記載してください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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