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パート用履歴書の書き方|採用担当者に響く志望動機・本人希望欄の例文

パート用履歴書の書き方|採用担当者に響く志望動機・本人希望欄の例文

この記事では、パート用の履歴書を採用担当者に好印象を持ってもらえるように仕上げる書き方をまとめます。正社員用との違い、扶養内や勤務時間の希望を本人希望欄にどう書くか、志望動機や自己PRの状況別の例文まで、そのまま使える形で紹介します。久しぶりの応募で手が止まっている方でも、順番に埋めていけば迷いません。

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目次

パート用の履歴書は正社員用と何が違う?まず押さえる基本

パート応募でも、履歴書は市販の一般的なものやパート・アルバイト用のもので問題ありません。ただし「パートだから簡単でいい」という思い込みは危険です。採用担当者はパート採用でも、書類の丁寧さから応募者の仕事ぶりを想像しています。

正社員用と大きく違うのは、本人希望欄で勤務時間や扶養の希望を伝える必要がある点です。ここを空欄にすると、採用後に「思っていた働き方と違った」というミスマッチにつながります。まずは全体の基本ルールから確認していきます。

パートでも「空欄を作らない」が鉄則

履歴書で最も避けたいのが、項目の空欄です。空欄は「記入漏れ」なのか「書くことがない」のか、採用担当者には判断できません。書く内容がない欄も、放置せず一言添えて埋めます。

  • 資格が何もない → 「特になし」と記入する
  • 希望条件が特にない → 「貴社の規定に従います」と記入する
  • 職歴が少ない → 短期やアルバイトの経験も省略せず書く

採用担当者はここを見ている

  • 空欄の多さは「志望度が低い」「事務作業が雑」というマイナス印象につながる
  • 短時間パートでも、書類をきちんと仕上げられる人は「任せて安心」と評価される

手書き・パソコン・写真・日付の基本ルール

履歴書は手書き・パソコン作成のどちらでも構いません。指定がなければ、字に自信がある方は手書き、パソコン操作をアピールしたい事務系のパートならパソコン作成、と使い分けても良いでしょう。日付は投函する日または持参する日を記入します。

項目基本ルール
写真3ヶ月以内に撮影・スーツまたは清潔感のある服装・正面から
日付提出日(郵送は投函日、持参は面接日)で統一する
押印押印欄がなければ原則不要(求められた場合のみ)
筆記具黒のボールペン。消えるペン・鉛筆は不可

写真は使い回さず、なるべく新しいものを用意します。詳しい有効期限の目安は履歴書の写真はいつまで使えるかを解説した記事も参考にしてください。なお2021年に厚生労働省が示した新しい様式例では性別欄が任意記載になり、扶養家族や通勤時間の欄は削除されています。使う様式によって欄の有無が異なる点だけ覚えておくと安心です。

【項目別】パート用履歴書の書き方

ここからは、迷いやすい項目を順番に見ていきます。特に本人希望記入欄は、パート応募の合否を左右する重要な欄です。

学歴・職歴欄|パート歴・ブランクの書き方

学歴は最終学歴の一つ前(多くの場合は高校)から書くのが一般的です。職歴には、過去のパートやアルバイトも省略せずに記載します。会社名は「株式会社」を略さず正式名称で書き、雇用形態が正社員以外の場合は「(パート)」「(アルバイト)」と併記すると親切です。

  • 職歴が多くて書ききれない:応募先に関係の深い経験を優先し、古いものはまとめる
  • ブランクがある:「一身上の都合により退職」の後に、育児や介護など理由を一言添える
  • 職歴がまったくない:「職歴なし」と記入し、家事・育児で培った経験を志望動機や自己PRで補う

ブランク期間そのものを隠す必要はありません。空白のまま放置するより、理由が分かるほうが採用担当者は安心します。過去に退職したアルバイト歴の書き方はアルバイト退職の職歴欄の書き方で具体例を確認できます。

免許・資格欄|「なし」でも空欄にしない

免許・資格欄には、応募する仕事に関係するものを優先して書きます。普通自動車免許、簿記、パソコン関連の資格などは、パート採用でもアピールになります。取得年月と正式名称で記載するのが基本です。

持っている資格が何もない場合でも、空欄にはせず「特になし」と書きます。応募先の業務に直結する資格がなくても、日常的に使っているスキル(レジ経験、パソコン入力など)は自己PR欄で伝えれば十分にカバーできます。

本人希望記入欄|扶養内・勤務時間の伝え方

パート応募でいちばん差が出るのが、この本人希望記入欄です。扶養の範囲内で働きたい、子どもの送迎で入れない時間がある、といった譲れない条件はここで具体的に伝えます。ただし条件を並べるだけだと「要望が多い人」という印象になりかねません。理由と、相談に応じる姿勢をセットにするのがコツです。

良い例文

扶養控除の範囲内での勤務を希望いたします。子どもの送迎のため、平日9時から15時までの勤務を希望しておりますが、曜日や時間帯については相談させていただけますと幸いです。

NG例

土日は必ず休みたいです。残業はできません。時給は高いほうがいいです。条件を一方的に並べるだけだと、働く意欲より要望が先に立って見え、採用をためらわせてしまいます。

希望が特にない場合は「貴社の規定に従います」と書けば問題ありません。反対に、扶養内で働きたいなら金額の目安まで書いておくと、採用後のシフト調整がスムーズになり、お互いのためになります。

採用担当者はここを見ている

  • 希望のシフトが募集内容と合っているか(週何回・何時間入れるか)
  • 条件に理由が添えられていて、相談の余地があるか
  • 「長く続けてくれそうか」を、無理のない条件設定から読み取っている
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採用担当者に響くパート志望動機の書き方と例文

志望動機は、応募者の意欲がもっとも表れる欄です。パートの場合「家が近いから」「時間が合うから」という条件面が本音であっても、それだけで終わらせると他の応募者との差がつきません。条件に、その職場を選んだ理由と貢献できることを重ねるのが基本の型です。

「家が近いから」で終わらせない志望動機の型

合格しやすい志望動機は、次の3つの要素で組み立てられています。この順番で並べるだけで、ありきたりな文章から一歩抜け出せます。

  • ①応募のきっかけ:通いやすさ・働ける時間など現実的な理由
  • ②その職場を選んだ理由:よく利用している・雰囲気に惹かれた等
  • ③貢献できること:過去の経験・人柄をどう活かすか

使い回しの志望動機は採用担当者に見抜かれます。落ちる人の典型的なパターンは志望動機の使い回しで落ちる人の共通点にまとめています。

状況別・職種別の志望動機例文

自分の状況に近い例文を土台にして、固有名詞や自分の経験に置き換えて使ってください。そのまま丸写しにせず、応募先の名前や特徴を入れるだけで説得力が変わります。

良い例文|主婦・ブランクありのスーパー

普段から利用している貴店の、スタッフの方が笑顔で対応してくださる雰囲気に惹かれて応募いたしました。子育てが一段落し、家庭と両立しながら働きたいと考えております。以前は接客業に5年間従事しており、レジ対応やお客様への声かけには自信があります。地域のお客様に気持ちよく買い物をしていただけるよう貢献したいです。

良い例文|未経験の事務パート

子どもの成長に合わせて長く働ける環境を探しており、自宅から通いやすい貴社を志望いたしました。事務職は未経験ですが、家計管理で表計算ソフトを日常的に使っており、基本的なパソコン操作には慣れております。正確さとていねいさを大切にしながら、少しずつ業務を覚えて戦力になれるよう努めてまいります。

良い例文|経験を活かす飲食店ホール

以前カフェでホールスタッフを3年間務めており、その経験を活かせる仕事を探しておりました。土日を中心に週3日程度、夕方まで勤務が可能です。混雑時にも落ち着いて動けることが強みで、お客様の様子に気を配りながらスムーズな接客を心がけてまいりました。貴店でも即戦力として貢献したいと考えております。

飲食や接客のパートを目指す方は、業種に特化した飲食店アルバイトの履歴書の書き方もあわせて読むと、志望動機の幅が広がります。

ブランク・未経験を強みに変える自己PRの書き方

自己PR欄は「特別なスキルがない」と感じて手が止まりやすい場所です。しかしパート採用で見られているのは、輝かしい実績よりも人柄と続けられそうかどうか。日常の家事や地域活動も、伝え方次第で立派なアピールになります。

ポイントは、家庭や生活で培った力を仕事で使えるスキルの言葉に翻訳することです。「主婦業」で終わらせず、具体的な行動に置き換えます。

日常の経験仕事で使えるスキルの言葉
家事・育児の両立時間管理力・段取り力
家計のやりくりコスト意識・計画性
PTA・地域活動調整力・コミュニケーション力
介護の経験気配り・臨機応変な対応力

良い例文

家事と育児を両立させる中で、限られた時間で優先順位をつけて動く習慣が身につきました。町内会の役員では、意見の異なる方々の間に入って調整する役割も経験しております。周囲と協力しながら、任された仕事をていねいにやり遂げることが得意です。

NG例

長い間専業主婦だったので、特にアピールできることはありません。よろしくお願いします。自分から可能性を狭める書き方は、意欲まで低く見えてしまいます。

ブランクを弱みだと決めつける必要はありません。主婦経験を武器にする具体的な方法は主婦のブランクを強みに変える書き方で詳しく解説しています。

いずれ正社員も視野に入れている方は、パートから正社員を目指すときの履歴書の書き方も知っておくと、将来の選択肢が広がります。

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提出前の最終チェックと封筒・郵送マナー

内容が仕上がったら、提出前にもう一度見直します。パート応募でも、封筒の書き方や提出方法まで気を配れる人は、それだけで印象が良くなります。

  • 氏名・住所・日付に誤字脱字がないか
  • 空欄のまま残っている項目がないか
  • 写真がまっすぐ貼れているか、裏に名前を書いたか
  • 本人希望欄に勤務条件が具体的に書けているか

郵送する場合は、履歴書を折らずに入れられる角形2号の封筒が基本です。表面に「履歴書在中」と赤字で書き、宛名は略さず正式名称で記載します。封筒のペンの選び方や宛名のマナーは履歴書の封筒の書き方で確認できます。

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まとめ

  • パート用でも空欄を作らず、写真・日付・押印など基本ルールを守る
  • 本人希望欄は「扶養内・勤務時間の希望+理由+相談姿勢」で伝える
  • 志望動機は「きっかけ+その職場を選んだ理由+貢献」の3要素で組み立てる
  • ブランクや未経験は、家事・地域活動をスキルの言葉に翻訳して自己PRにする

パートの履歴書は、条件と気持ちの両方を過不足なく伝えられれば十分に通過できます。手が止まっている項目から、例文を土台に一つずつ埋めていってください。

パート用履歴書に関するよくある質問

パート用の履歴書は正社員用と分ける必要がありますか?

特別に分ける必要はありません。市販の一般用やパート・アルバイト用のどちらでも応募できます。ただし本人希望欄で勤務時間や扶養の希望を伝える点が、正社員の応募とは異なります。

扶養の範囲内で働きたい場合はどこに書けばよいですか?

本人希望記入欄に「扶養控除の範囲内での勤務を希望いたします」と書きます。金額の目安や勤務できる時間帯もあわせて伝えると、採用後のシフト調整がスムーズになります。

職歴やアピールできる資格が何もありません。どうすればよいですか?

職歴がなければ「職歴なし」、資格がなければ「特になし」と記入し、空欄は避けます。そのうえで、家事・育児・地域活動で培った段取り力や気配りを自己PR欄でアピールすれば十分に補えます。

履歴書は手書きとパソコンのどちらが有利ですか?

指定がなければどちらでも構いません。字に自信があれば手書き、事務系のパートでパソコン操作を示したい場合はパソコン作成を選ぶなど、応募先に合わせて判断すると良いでしょう。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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