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履歴書テンプレートの自己PR欄の書き方|採用担当者が見る3つのポイントと例文

履歴書テンプレートの自己PR欄の書き方|採用担当者が見る3つのポイントと例文

この記事では、履歴書テンプレートの自己PR欄の書き方を解説します。採用担当者が書類選考でチェックする3つのポイント・文字数の目安・転職経験者や未経験者向けの状況別例文・落とされやすいNG例まで、テンプレートを前に手が止まっている方向けにまとめています。

目次

履歴書テンプレートの自己PR欄で採用担当者が見ていること

採用担当者が1枚の履歴書を確認する時間は30秒〜1分程度です。そのなかで自己PR欄は、志望動機と並んで最も重視される項目の一つです。

ただし採用担当者がこの欄で確認しているのは「スキルの説明」ではありません。「この人はうちの職場で活躍できるか」を判断する材料を探しています。多くの応募者がテンプレートを用意しながらも、この欄で手が止まってしまうのは「何を書けば採用担当者の目に止まるかわからない」からです。

採用担当者が自己PR欄で最初に確認する3つのポイント

採用担当者はここを見ている

  • 記入量:枠の7〜8割が埋まっているか。半分以下の記載は「真剣さが伝わらない」と受け取られやすい
  • 具体性:「強みがある」という主張を裏付けるエピソードが書かれているか。数字や具体的な状況があると判断しやすい
  • 自社との接続:その強みを応募先の職種や業務でどう活かすかが書かれているか

「コミュニケーション能力があります」「何でも頑張ります」で終わる自己PRは、上記3点をすべて外しています。採用担当者の記憶に残らないまま選考が終わるパターンです。

自己PR欄なしのテンプレートを使う前に確認すること

「自己PR欄がないテンプレートを使いたい」という方もいますが、応募の種別によって判断が変わります。

応募の種別自己PR欄なしテンプレートの可否
アルバイト・パート問題ない場合が多い
転職(正社員)自己PR欄がある様式を選ぶことを推奨
新卒就活エントリーシートと重複するため企業指定様式に従う

厚生労働省指定の履歴書様式は汎用性が高い一方で自己PR欄がないため、転職活動ではアピール欄が志望動機のみになります。転職・正社員応募では自己PR欄がある様式を選ぶか、職務経歴書で自己PRを補完するかたちが現実的です。テンプレートの選び方については無料テンプレートの選び方でも解説しています。

履歴書テンプレートの自己PR欄の文字数と構成

テンプレートの枠の大きさ別・推奨文字数の目安

自己PR欄の文字数に絶対的な正解はありませんが、枠の大きさを基準にした目安があります。枠の7〜8割を埋めるのが基本です。スカスカでも詰め込みすぎでも採用担当者の印象は悪くなります。

自己PR欄の行数推奨文字数の目安目安の理由
3〜4行100〜150字1行あたり約25字で計算
5〜6行150〜250字強み+エピソードが入る分量
7行以上250〜350字複数エピソード or 詳細な状況説明が可能

ただし文字数を優先した結果「水増し感のある内容」になるのは逆効果です。まず3要素で構成を組んでから、枠に収まるよう調整してください。

自己PRを「3要素」で組み立てる方法

自己PR欄の構成は、次の3要素を順に書くだけで採用担当者が読みやすい文章になります。

  • 強み:仕事において最も活かせる強みを1つに絞る
  • エピソード:その強みを発揮した具体的な経験(数字・成果・状況を含めると説得力が増す)
  • 貢献:その強みを応募先の職種・業務でどう活かすかの宣言

良い例文(3要素を使った基本構成)

私の強みは、課題を数字で把握して改善策に落とし込む力です(強み)。前職では顧客対応の平均処理時間が目標比20%超過していた状況で、ボトルネックとなる工程を特定し手順を見直した結果、3か月で目標値内に収めることができました(エピソード)。今後は事務職として現場の課題を数字で捉え、具体的な改善提案ができる人材として貢献したいと考えています(貢献)。

上の例文は約150字です。エピソード部分に「20%超過」「3か月」という数字が入ることで、採用担当者が成果をイメージしやすくなっています。「コミュニケーション能力があります」という主張と比べて、信頼性の差は明らかです。

【状況別】テンプレートの自己PR欄で使える例文

自己PRの書き方は応募者の状況によって変わります。強調すべきポイントが異なるため、自分の状況に近いパターンを参考にしてください。

転職経験者向け:職歴の強みをアピールする例文

転職経験者が自己PR欄で差をつけるには、職歴の中から「数字で語れるエピソード」を1つ選ぶことが最速です。売上・改善率・コスト削減・処理件数など、何らかの数字で表せる経験を探してください。職種を変える場合でも、共通して活かせる強みを前面に出すことで説得力が生まれます。

良い例文(転職経験者・営業職から事務職へ)

前職の営業職では、月次報告書の作成を担当しながら受注データの分析も並行して行ってきました。チーム全体の提案資料を統一フォーマット化したことで、報告書作成時間を1人あたり月3時間削減した経験があります。丁寧なデータ整理と関係者への情報共有を強みとして、事務職として業務に即日から貢献できると考えています。

「なぜ営業から事務へ?」という疑問は志望動機欄で答えます。自己PR欄では「職種が変わっても通用する強み」を集中して伝えることがポイントです。

未経験・異業種転職向け:経験が少なくても書ける例文

未経験転職の場合、職歴での実績の数字がないことを気にしすぎる必要はありません。採用担当者が未経験者に期待しているのは実績より「学ぶ意欲と適応力」です。その姿勢を具体的な行動(資格取得・見学・自習)で示すことが最も有効です。

良い例文(未経験転職・接客業から介護職へ)

前職の接客業では、利用者一人ひとりの状況を観察しながら対応を変えることが求められる環境で5年間働きました。業務外では介護初任者研修を修了し、施設見学にも参加して実際の業務環境を確認しています。新しい職種に即戦力として臨むことはできませんが、相手の状況を観察して適切な対応を選ぶ力を貴社での業務に活かしたいと考えています。

「経験がない」ことを認めた上で、「その代わりにここまで準備している」という具体的な行動を書くことが採用担当者の安心感につながります。

ブランク期間がある人向け:空白期間があっても使える例文

ブランク期間の説明を自己PR欄に混在させると全体がぼやけた印象になります。自己PR欄は「自分の強み」を伝える場所と割り切るのが正解です。ブランクの理由は志望動機欄か面接で説明し、自己PR欄では職歴で得た強みと現在の準備状況を伝えます。

良い例文(ブランクあり・育児後の復職)

前職では経理として伝票処理・月次決算補助・税理士対応を担当していました。現在は家族の看護が一段落しており、復職に向けて簿記2級の取得と会計ソフトの操作研修を修了しています。数字への正確さと締め切りを守るという業務習慣は変わらず保ちつつ、前職と同水準の業務に即日対応できる状態で応募しています。

ブランク期間中に取得した資格や研修が1つでもあれば、それを必ず含めてください。採用担当者が「ブランク中も前向きに動いていた人」と判断する材料になります。

採用担当者が落とすNG自己PR|テンプレートを使っても通らない例

履歴書テンプレートを用意しても、自己PR欄の書き方が採用担当者の期待と外れていると書類選考を通過できません。以下の3パターンは応募書類に頻繁に見られるNG例です。

「コミュニケーション能力があります」だけで終わっている

NG例

コミュニケーション能力には自信があります。どんな環境でも積極的に取り組み、チームワークを大切にして仕事をしてきました。どんな場面でその能力が発揮されたのかが一切書かれていない

採用担当者は「コミュニケーション能力があります」という自己申告を、主張の段階では信じていません。「どんな場面で、どう発揮されたのか」というエピソードがないと判断できないのです。「コミュニケーション能力」は特に多くの応募者が書く言葉のため、エピソードがなければ埋もれます。

強みはあるが「応募先でどう活かすか」を書いていない

NG例

前職では月間目標を120%達成し続けた実績があります。困難な状況でも粘り強く取り組む性格で、これまでの業務において高い評価を受けてきました。実績の紹介で終わっており「この会社で何をしたいか」がない

自己PRは「私はこんなに優秀です」という報告書ではありません。採用担当者が知りたいのは「その強みがうちの職場で活かせるかどうか」です。エピソードの後に必ず「この経験を○○という形で貴社に貢献したい」という一文を加えてください。

どの会社・職種にも使い回せる「無難すぎる内容」

複数社に同時応募する場合、「使い回しやすい自己PR」を作ろうとすると内容が薄くなります。採用担当者は毎日多数の書類を確認しており、どこにでも使えそうな内容は記憶に残りません。

エピソード部分は共通で使いながら、「貢献」の一文だけを応募先の職種や業務に合わせて変えるだけでも印象は変わります。10分の修正で書類選考の通過率が変わるなら、やらない理由はありません。

まとめ

  • 採用担当者が自己PR欄で見るのは「記入量・具体性・応募先との接続」の3点
  • 文字数は枠の7〜8割が目安。3〜4行なら100〜150字、5〜6行なら150〜250字
  • 構成は「強み→エピソード(数字入り)→貢献」の3要素で組み立てると採用担当者が読みやすい
  • 転職経験者は数字で語れるエピソード、未経験者は学習行動、ブランクありは準備状況を前面に出す
  • 自己PR欄なしのテンプレートは転職・正社員応募では物足りない。自己PR欄がある様式か職務経歴書で補完する

書類選考を通過するための自己PRに、大げさな表現は必要ありません。自分の経験の中から具体的なエピソードを1つ選び、応募先への貢献を一文で添えるだけで採用担当者の印象は変わります。

履歴書テンプレートの自己PRに関するよくある質問

自己PR欄は空欄のまま提出しても大丈夫ですか?

避けてください。自己PR欄が空欄の書類は「アピールする意欲がない」と受け取られることがあります。自信がない場合でも100字程度の短い内容でよいので、何か記載することを推奨します。

自己PR欄がないテンプレートを使ってもいいですか?

アルバイト・パート応募では問題ない場合がほとんどです。転職・正社員応募では自己PR欄がある様式を選ぶことを推奨します。どうしても自己PR欄なしの様式を使う場合は、職務経歴書の自己PR欄で補完してください。

自己PRと志望動機はどう使い分けるのですか?

自己PRは「自分の強み・過去の実績を伝える欄」、志望動機は「この会社を選んだ理由・入社後に貢献できることを伝える欄」です。両方書く場合は互いの内容が補完し合うよう構成すると採用担当者が読みやすくなります。

自己PRは手書きとPC入力どちらがよいですか?

履歴書全体を手書きにするかPC作成にするかで統一するのが原則です。手書き履歴書に自己PRだけPCで作成した紙を貼るなど、混在は避けてください。採用担当者は文章の内容を重視するため、丁寧な手書きときれいなPC入力であれば優劣はありません。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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