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履歴書テンプレート|転職が多い人が職歴欄で落とされないコツ

履歴書テンプレート|転職が多い人が職歴欄で落とされないコツ

この記事では、転職回数が多い方が選ぶべき履歴書テンプレートの種類と、採用担当者に好印象を与える職歴欄の書き方を解説します。転職回数より採用担当者が実際に重視しているポイントも紹介します。

目次

転職が多い場合に選ぶべき履歴書テンプレートの種類

転職回数が多い方が最初に直面する壁は、「どのテンプレートを使えばいいか」という問題です。一般的な履歴書テンプレートは学歴・職歴欄の行数が限られており、転職回数が3回を超えると書ききれないケースが出てきます。

職歴欄の行数が多いタイプを選ぶ

転職回数が多い場合は、職歴欄の行数が多い「転職者向け」テンプレートを選ぶことが第一条件です。一般用の履歴書は免許・資格欄や趣味・特技欄が大きく取られていますが、転職用は学歴・職歴欄を最大化した設計になっています。

テンプレートの種類職歴欄の行数目安向いている人
一般用(JIS規格)15〜20行転職回数が2回以内
転職者向け25〜30行転職回数が3〜5回
職歴重視型30行以上転職回数が6回以上

免許・資格欄を小さくした分、職歴欄を拡張したタイプが理想的です。職歴を途中で折り返すと採用担当者が読みにくいと感じるため、1社の記録が1〜2行に収まる設計のものを選んでください。

採用担当者はここを見ている

  • 職歴欄が読みにくい書き方をしている時点で、丁寧に仕事をしない人という印象を持つ担当者も多い
  • 行数が足りずに欄外に書き込んだ履歴書は、書類選考の段階でマイナス評価になりやすい
  • 行数に余裕があるテンプレートを選んでいること自体が「転職活動を丁寧にやっている」という印象につながる

無料テンプレートの入手先と選び方の基準

転職者向けテンプレートは複数の転職サービスがWord・Excel・PDF形式を無料で提供しています。入手先を選ぶ際の基準は2点です。

  • 厚生労働省様式への対応:2021年に改訂された厚生労働省推奨様式は、性別欄が任意記入になるなど現行のルールに合わせた設計。ダウンロード先の更新日を確認して古い様式を避ける
  • 「転職者向け」「職歴欄広め」と明記されているか:ダウンロードページに使用状況別の案内がある転職サービスから入手すると選択ミスが少ない

テンプレートの種類と選び方については採用担当者が選ぶ履歴書テンプレートの無料ダウンロード先と注意点で詳しく解説しています。

採用担当者が転職回数のどこを実際に確認しているか

転職回数そのものが合否を決める企業は、現実には少数派です。採用担当者が書類を手に取ったとき、転職回数よりも先に確認している箇所があります。

直近の在籍期間と転職理由の一貫性が最優先確認事項

採用担当者が転職回数の多い履歴書で最初に確認するのは、直近2〜3社の在籍期間と、転職のパターンに一貫性があるかどうかという点です。

「10回転職していても、各社で3年以上勤めていれば問題ない」と判断する採用担当者が大多数です。一方、「2回しか転職していなくても、直近の在籍が半年未満」であれば採用を慎重に検討するケースが多い。転職回数の絶対値ではなく、在籍期間と転職の流れが採用担当者の判断基準です。

採用担当者が転職履歴で確認する3つの視点

  • 直近の在籍期間:1年未満が続いている場合は「すぐ辞める人」と判断されやすい。直近だけでも3年以上あれば印象は大きく変わる
  • 転職方向の一貫性:業種・職種が毎回バラバラだとキャリアの軸が見えない。同業・同職種内の転職はスキルアップとして受け取られやすい
  • 転職理由の納得性:職務経歴書に書かれた退職理由を読んで「そういう事情なら理解できる」と感じさせられるかどうか

転職3〜5回と6回以上では採用担当者の見方がどう変わるか

転職回数によって採用担当者の初期印象は確かに変わります。ただし、その差は「書類の説明不足」で生まれていることがほとんどです。

転職回数採用担当者の初期印象書類で意識すべき点
3〜5回積極的にキャリアを築いてきたと受け取られる場合も多い転職理由の一貫性を職務経歴書で補足するだけで十分なケースが多い
6〜9回「なぜこんなに転職を?」という疑問が先に立つ履歴書の志望動機欄にキャリアの軸を一文で明記する
10回以上書類だけで判断せず面接で確認する企業も多い業務の一貫性(ポータブルスキル)を前面に出した書き方が必要

重要なのは「転職回数を隠そうとしない」ことです。職歴を省いたり期間を誤魔化したりすると、内定後の経歴確認で発覚した際に内定取り消しになるリスクがあります。

職歴欄の整理ルール|転職が多くても読みやすく届ける方法

テンプレートを選んだ後は、職歴欄の書き方が採用担当者の印象を左右します。転職回数が多い人が陥りがちなミスと、採用担当者が読みやすいと感じる整理方法を確認してください。

全職歴は省略せずに書く

転職回数が多いからといって、古い職歴や短期間の職歴を省略するのは厳禁です。職歴の意図的な省略は、法的に「経歴詐称」に当たる可能性があります。入社後に発覚した場合、懲戒解雇の対象になるケースもあります。

NG例

転職回数を少なく見せるため、在籍が1年未満だった会社の職歴を省いて記入した。これは経歴詐称に当たり、内定取り消しや懲戒解雇の原因になる。

アルバイト・パートの職歴については、転職を繰り返していた時期のものを省くことは一般的に許容されますが、正社員・契約社員・派遣社員の職歴はすべて記載が必要です。

複数行を節約する「一行まとめ」の書き方

転職回数が多くても、書き方を工夫することで職歴欄をコンパクトに整理できます。採用担当者に読みやすく届けるためのテクニックを確認してください。

良い例:同部門内の異動は一行でまとめる

◯◯株式会社(2020年4月入社)営業部配属 → 2022年4月 人事部へ社内異動
→ 社内異動は「同社 人事部へ異動(2022年4月)」と一行で記載し、行数を節約する

  • 同一企業内の部署異動:「〇〇部 → 〇〇部(社内異動)」と一行でまとめてよい
  • グループ会社への出向・転籍:「〇〇株式会社(〇〇グループ)へ出向」と一行にまとめる
  • 退職理由の詳細は書かない:職歴欄は「入社・退社」の事実のみ。退職理由は職務経歴書の備考欄または職務要約に書く

退職理由は履歴書に書かず、職務経歴書に委ねる

履歴書の職歴欄は「事実の記録欄」です。「一身上の都合により退職」という表記で統一し、退職の詳しい経緯は職務経歴書の「職務要約」や「退職理由」欄で説明します。履歴書の職歴欄に退職理由を書こうとすると行数が足りなくなるうえ、採用担当者も情報が散在して読みにくいと感じます。

転職回数が多い方の職務経歴書の書き方については転職回数が多い場合の職務経歴書の書き方とテンプレートで詳しく解説しています。

志望動機欄|転職の多さを弱点から強みに変える書き方

職歴欄の書き方を整えたら、採用担当者が次に読む志望動機欄が勝負を決めます。転職回数が多い方の志望動機欄には、他の応募者と差がつく書き方のポイントがあります。

採用担当者が見ている「転職ストーリーの一貫性」とは

採用担当者が転職回数の多い候補者の志望動機欄で確認しているのは、「この人の転職には一本の軸があるか」という点です。転職のたびにやりたいことが変わっている印象を与えると、「また辞めるかもしれない」という懸念につながります。

軸の作り方はシンプルです。これまでの転職をすべて並べて、「どのスキルを積み上げてきたか」「どういう環境では定着していたか」を探します。営業・マーケティング・企画と職種が変わっていても、「顧客課題を解決する仕事」という軸があればキャリアに一貫性を持たせられます。

志望動機の良い例とNG例

良い例文

「これまで複数社で営業・企画・マーケティングと職種を横断してきましたが、一貫してBtoB向けの課題解決型提案を軸に経験を積んできました。前職では新規顧客開拓で年間売上を前年比130%に拡大した実績があります。御社の〇〇事業で同軸の貢献ができると判断し、応募しました。」

NG例

「これまで転職を重ねてしまいましたが、今度こそ腰を据えて長く働きたいと思っております。御社に入社できれば全力を尽くします。」
転職回数を詫びる文章は「また辞めるのでは」という懸念を強める。謝罪型の書き方は逆効果。

志望動機欄は「なぜ転職が多かったか」を説明する場ではなく、「これまでの経験がなぜ応募先で活きるか」を伝える場です。転職回数への言及は最小限にして、前向きな貢献理由に集中させてください。

採用担当者はここを見ている

  • 転職回数が多い候補者の志望動機は「謝罪文」になりがち。この時点で「自信がない人」という印象を持つ担当者は多い
  • 前職の経験から得たスキルと応募先での貢献が具体的につながっている文章が、面接に呼びたいという判断につながる
  • 「御社で長く働きたい」という宣言より「なぜ御社でなければならないか」という理由の方が採用担当者の記憶に残る

まとめ

  • 転職が多い場合は職歴欄の行数が多い「転職者向け」テンプレートを選ぶ
  • 採用担当者は転職回数より「直近の在籍期間」と「転職理由の一貫性」を重視している
  • 正社員・契約社員・派遣社員の職歴の省略は経歴詐称リスクがある。すべて記載する
  • 志望動機欄は転職を謝罪する場ではなく、キャリアの軸と貢献理由を伝える場
  • 退職理由の詳細は履歴書ではなく職務経歴書に委ねる

転職回数の多さは、書き方の工夫次第で採用担当者に「多様な経験を持つ人材」として届けることができます。

転職が多い場合の履歴書に関するよくある質問

転職回数が多い場合、どの履歴書テンプレートを選べばいいですか?

職歴欄が25〜30行以上確保された「転職者向け」「職歴欄広め」と説明のあるテンプレートを選んでください。厚生労働省の推奨様式に対応し、免許・資格欄より職歴欄を優先したタイプが転職回数の多い方に適しています。

転職回数が多いと履歴書の書類選考で不利になりますか?

転職回数そのものより、直近の在籍期間と転職理由の一貫性が採用担当者の判断基準になります。転職回数が多くても各社で一定期間以上勤めており、キャリアの軸が説明できれば書類選考を通過できるケースは多くあります。

転職回数が多い場合、古い職歴は省略してもいいですか?

正社員・契約社員・派遣社員の職歴は省略できません。意図的な省略は経歴詐称に当たり、内定取り消しや入社後の懲戒解雇につながるリスクがあります。アルバイト・パートは省略が認められるケースがありますが、正規雇用の職歴はすべて記載してください。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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