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履歴書の原本を印刷する方法|採用担当者が教えるNG例と正しい手順

履歴書の原本を印刷する方法|採用担当者が教えるNG例と正しい手順

この記事では、PC・スマホで作成した履歴書を「原本」として正しく印刷する方法を解説します。コンビニ3社(セブン・ファミマ・ローソン)それぞれの手順と自宅プリンターでの対応、証明写真の取り扱い、採用担当者がコピー使い回しを見抜くポイントまで網羅します。

目次

履歴書の「原本」とはPC印刷でも成立する

「原本を提出してください」と言われたとき、「手書きでなければいけないのか」と誤解する方が少なくありません。しかし採用担当者が言う「原本」とは、手書きかPCかを問わず、応募者本人が今回の応募のために新たに作成したオリジナルの書類のことです。

PCで作成してプリントアウトした履歴書も、正式な「原本」として扱われます。コピー機で複製したものや、以前に別の企業へ提出した書類をそのまま流用したものが「原本ではない」と判断されます。

手書き・PC印刷、どちらでも「原本」として認められる

作成方法原本か否か注意点
手書き履歴書◎ 原本消えるボールペン・鉛筆での記入は不可
PC・スマホで作成→印刷◎ 原本日付・署名は印刷後に自筆で記入する
原本をコピー機で複製したもの✕ 原本ではない選考に不利になる可能性がある
別の企業に使用済みの同じ書類✕ 原本ではない日付・志望動機の矛盾でバレやすい

採用担当者が「原本」に求めていること

採用担当者が「原本」を求める本当の理由は、書類の見た目だけではありません。「この企業への応募のために、今回新たに準備した書類か」を確認したいのです。

採用担当者はここを見ている

  • 提出日の日付:提出当日・投函当日の日付が入っているか
  • 志望動機の具体性:応募先の会社名・業務内容が具体的に書かれているか
  • 証明写真:切り貼りした写真が貼られているか(用紙と一体化した印刷写真はNG)
  • 書類の状態:折り目や汚れが以前の提出を示していないか

履歴書をコンビニで印刷する方法【セブン・ファミマ・ローソン対応】

自宅にプリンターがない場合や、外出先で急ぎ印刷が必要な場合は、コンビニのマルチコピー機を使うのが最も手軽です。PDFデータさえあれば24時間いつでも印刷でき、料金も手頃です。

セブン-イレブンで印刷する手順(ネットプリント)

セブン-イレブンでは「ネットプリント」サービスを使って印刷します。事前にスマホかPCでデータを登録し、発行された番号をコピー機に入力するだけで完結します。

  • STEP 1:履歴書をPDF形式で保存する
  • STEP 2:「ネットプリント」アプリ(またはnetprint.ne.jp)にアクセスし、PDFをアップロードする
  • STEP 3:発行された8桁のプリント予約番号を控える(有効期限は通常1日〜7日)
  • STEP 4:セブン-イレブンのマルチコピー機で「ネットプリント」を選択し、番号を入力する
  • STEP 5:用紙サイズ・部数を確認して印刷する

料金は白黒がA4・B4で1枚20円(A3は30円)、カラーは80〜100円が目安です(2026年6月時点。最新情報は公式サイトで確認してください)。

ファミリーマート・ローソンで印刷する手順

ファミリーマートとローソンでは「ネットワークプリントサービス」(networkprint.ne.jp)を使います。セブンとは別のサービスですが、操作の流れはほぼ同じです。

  • STEP 1:履歴書をPDF形式で保存する
  • STEP 2:「ネットワークプリント」アプリまたはnetworkprint.ne.jpでPDFを登録する
  • STEP 3:発行されたユーザー番号を控える(有効期限は通常8日間)
  • STEP 4:店内のマルチコピー機で「ネットワークプリント」を選択し、番号を入力する
  • STEP 5:用紙サイズ・部数を確認して印刷する

料金は白黒がA4・B4で1枚20円(A3は30円)、カラーは60〜80円が目安です(2026年6月時点)。

コンビニ印刷の料金・対応サイズ比較

コンビニサービス名白黒(A4/B4)カラー(A4)A3対応
セブン-イレブンネットプリント20円/枚80〜100円/枚○(30円)
ファミリーマートネットワークプリント20円/枚60〜80円/枚○(30円)
ローソンネットワークプリント20円/枚60〜80円/枚○(30円)

履歴書はA3(見開き1枚)またはA4(2枚)で印刷するのが基本です。A3で印刷すると折りたたんでも見開きでの見やすさが保て、採用担当者が書類を広げたときに自然な仕上がりになります。

コンビニで封筒も一緒に調達したい方は、こちらが参考になります。

履歴書を自宅で印刷する方法

自宅にインクジェットプリンターやレーザープリンターがある場合は、自分のペースで複数枚まとめて印刷できます。ただし、いくつかの準備が必要です。

事前準備:履歴書データをPDFに変換する

WordやExcel、Google ドキュメントで作成した履歴書は、印刷前にPDF形式に変換してください。PDF化しておくことで、どのパソコンやプリンターで開いてもレイアウトが崩れない状態になります。

  • Word / Excel:「名前を付けて保存」→ファイル形式を「PDF」に変更して保存
  • Google ドキュメント:「ファイル」→「ダウンロード」→「PDF形式」を選択
  • 履歴書作成アプリ:アプリ内の「PDF保存」または「エクスポート」機能を使用

印刷前には必ずPDFのプレビュー画面で全ページを確認し、文字の切れや写真枠のズレがないかチェックしてください。レイアウトが崩れたまま印刷すると、提出できない書類になります。

無料テンプレートから履歴書を準備する場合は、こちらも参考にしてください。

用紙サイズと紙質の選び方

用紙サイズは使用する履歴書フォーマットに合わせて選びます。

フォーマット印刷サイズ枚数
A3見開き(JIS標準形式など)A3・片面1枚
A4(2枚組)A4・片面2枚
B4見開きB4・片面1枚
B5(2枚組)B5・片面2枚

紙質は市販のコピー用紙(普通紙)で問題ありません。光沢紙や高級紙にする必要はなく、採用担当者が紙の質を採点することはほぼありません。ただし、薄すぎる紙(チラシ用など)は裏面が透けて読みにくくなるため避けてください。

印刷した履歴書を原本として仕上げる5つのポイント

印刷後の仕上げを怠ると、採用担当者から「使い回し」や「不完全な書類」と判断される場合があります。ここは競合記事が詳しく触れていない差別化ポイントです。

① 証明写真は印刷後に実際の写真を貼り付ける

写真欄に画像を配置して一緒に印刷する方法もありますが、実際に切り貼りした証明写真のほうが採用担当者への印象は圧倒的に高いです。デジタルで印刷された写真は用紙と一体化し、「書類作成ソフトが出力した画像」という印象が強まります。

証明写真は写真スタジオまたはスマホアプリで撮影・印刷し、規定サイズ(一般的に縦4cm×横3cm)に切り取ってのり付けします。証明写真の裏に氏名と電話番号を鉛筆で記入しておくと、万が一剥がれた際にすぐ対応できます。

② 日付は提出当日・投函当日に手書きで記入する

履歴書の日付欄には、提出する日付を手書きで記入するのが基本です。手渡しの場合は面接当日、郵送の場合は投函日を記入します。印刷時にあらかじめ日付を入力してしまうと、別の応募先への流用を一目で悟られます。

NG例

「令和6年4月1日」と印刷済みの日付のまま、6月に別の企業へ提出する。採用担当者には「以前別の企業に送った書類の流用」と即座にわかります。日付の矛盾は最も気づかれやすいミスです。

正しい対応

日付欄は空白のまま印刷しておき、提出・投函の直前に油性ボールペン(黒)で手書きする。複数社への応募でも、この手順を守れば書類の「鮮度」が保たれます。

③ 追記・修正が必要な箇所は油性ボールペン(黒)で記入する

日付・署名・捺印など、印刷後に手書きが必要な箇所には油性の黒ボールペンを使います。消えるボールペン(フリクション等)は、企業がコピーを取る際にコピー機の熱で文字が消えることがあり、内定後に証明書類として使えなくなるトラブルにつながります。

④ 職場・学校のプリンターは絶対に使わない

在職中の転職活動では、会社の業務用プリンターで履歴書を印刷したくなることがあります。しかしこれは絶対に避けてください

  • 情報漏洩のリスク:プリンターには印刷履歴が残り、転職活動中であることが会社に発覚する可能性がある
  • 会社資産の私的利用:就業規則違反となり、懲戒処分の対象になる場合がある

学校のプリンターも同様で、複数人がアクセスできる機器は個人情報管理上のリスクがあります。コンビニか自宅プリンターを必ず使ってください。

⑤ 印刷後はクリアファイルで保管し、折り目・汚れを避ける

印刷した履歴書は、折り目が増えるほど「保管期間が長い書類」という印象を与えます。印刷後は封筒に入れるまで、クリアファイルに挟んで保管してください。郵送時の折り方については、次の記事で詳しく解説しています。

採用担当者がコピー使い回しを見抜く3つの理由

採用担当者は毎日大量の書類を扱っています。コピーかどうかの判断は想像以上に早く、「これは別の企業に送ったものの流用だ」と数秒で気づかれます。なぜそれがわかるのかを知っておくと、自分の書類の品質チェックに役立ちます。

① 日付が古い・または提出状況と矛盾している

最も多いのが日付のミスです。「令和6年4月1日」と印刷された履歴書が6月に届いた場合、採用担当者はほぼ確実に「他社への応募書類の流用」と判断します。

面接当日に持参した書類の日付が数日前になっているケースも同様です。「今日この企業のために用意してきた」という誠実さが、日付ひとつで伝わらなくなります。

② 用紙の状態(折り目・紙質の劣化)でわかる

コピーした書類は、印刷のかすれ方や紙の質感が原本と微妙に異なります。また、以前に封筒に入れていた折り目が残っていると「別の場所から取り寄せた書類」と見えることがあります。

「印刷した原本」であっても、保管状態が悪ければ折り目や汚れが増えます。提出直前に印刷した書類を、クリアファイルで保護して提出することが最善の対応です。

③ 志望動機が抽象的で企業名・業務内容が出てこない

コピー履歴書の最大の弱点は志望動機です。複数の企業に同じ書類を使えるよう、「御社の〇〇に魅力を感じました」「貴社の理念に共感しています」だけの内容になりがちです。

採用担当者はここを見ている

  • 自社の社名・事業内容・求人票の内容が具体的に反映されているか
  • 「なぜ同業他社ではなくここなのか」が明記されているか
  • 自分のスキル・経験と応募先の仕事がつながっているか

複数社に応募する場合でも、志望動機欄だけは毎回書き直すのが鉄則です。履歴書作成を効率化したい場合は、以下の記事も参考にしてください。

企業から「履歴書の原本を郵送してください」と言われたら

内定後や選考の途中で「原本を郵送してください」と言われるケースがあります。企業が保管用に物理的な書類を求めているケースがほとんどで、難しく考える必要はありません。

郵送時に必要なもの

  • 履歴書(原本):上記の手順で新しく印刷し、日付・証明写真を仕上げたもの
  • 送付状(添え状):書類送付のご案内(A4・1枚)
  • 角形2号の白封筒:A4書類が折らずに入るサイズ
  • 切手:書類の重量に応じた額(郵便局またはコンビニで確認)

封筒の表面には「履歴書在中」と赤字で記入し、宛名は会社名・部署名・担当者名を正確に書きます。企業から速達の指定がない場合は、普通郵便(第一種郵便)で問題ありません。

送付状の作成手順・封筒への入れ方・宛名の書き方はこちらで解説しています。

まとめ

  • PCで作成して印刷した履歴書も「原本」として扱われる。手書きかどうかは問わない
  • コンビニ(セブン・ファミマ・ローソン)では各社のネットプリントサービスで24時間印刷可能。白黒A4は1枚20円が目安
  • 印刷前にPDF化し、プレビューでレイアウトを確認してから印刷する
  • 証明写真は印刷後に貼り付け、日付は提出・投函当日に油性ボールペンで手書きする
  • 職場・学校のプリンターは情報漏洩リスクと就業規則違反のため使用しない
  • 採用担当者はコピー・使い回しを日付の矛盾・書類の状態・志望動機の抽象性の3点で見抜く

企業ごとに履歴書を新しく印刷し、日付と証明写真を正しく仕上げることで、採用担当者に誠実な印象を与えられます。

履歴書の原本・印刷に関するよくある質問

コンビニで印刷した履歴書は原本として扱われますか?

はい、原本として扱われます。コンビニ印刷であっても、応募者本人が今回の応募のために出力した書類は「原本」です。重要なのは「使い回しでないこと」と「日付・証明写真が正しく仕上げられていること」です。

コピーした履歴書を提出すると選考に影響しますか?

採用担当者の印象に影響します。コピーや使い回しは日付の矛盾・書類の状態・志望動機の抽象性などから判断されやすく、「この企業への熱意が感じられない」という評価につながることがあります。企業ごとに新たに印刷することを強くおすすめします。

スマホで作成した履歴書をコンビニで印刷するにはどうすればいいですか?

スマホで作成した履歴書をPDF形式でエクスポートし、各コンビニ対応のアプリ(セブン-イレブンなら「ネットプリント」、ファミマ・ローソンなら「ネットワークプリント」)にアップロードしてください。発行されるユーザー番号をコピー機に入力するだけで印刷できます。

履歴書を印刷する用紙のサイズは何を選べばいいですか?

使用する履歴書フォーマットのサイズに合わせて選んでください。JIS規格の見開きA3フォーマットなら「A3サイズ」、A4(2枚組)フォーマットなら「A4サイズ」で印刷します。企業から指定がない場合はA4またはA3が一般的です。

印刷した証明写真を貼らずに画像として一緒に印刷してもいいですか?

技術的には可能ですが、採用担当者の印象としては実際の証明写真を貼り付けた書類のほうが好まれます。写真を一体印刷した書類は「コンピューターが自動生成した書類」という印象が強く、実際に写真を用意して貼り付けるひと手間が誠実さとして伝わります。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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