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履歴書の志望動機|事務職で採用担当に刺さる例文と未経験の書き方

この記事では、事務職の履歴書に書く志望動機について、採用担当者が定着性と貢献意欲のどこを見ているかを踏まえ、一般事務・営業事務・医療事務・未経験など状況別にそのまま参考にできる例文と、落とされるNG例を紹介します。人気職種で埋もれないための書き方がわかります。

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目次

事務職の志望動機で採用担当者が本当に見ているポイント

事務職は応募者が集まりやすく、求人によっては十数倍の倍率になることも珍しくありません。だからこそ採用担当者は志望動機を、スキルの有無だけでなく「この人はうちで長く働いてくれるか」という視点でも読んでいます。まず、事務職ならではのチェックポイントを押さえておきましょう。

「なぜこの会社か」が薄いと落ちる理由

事務の仕事内容は、会社が違っても大きくは変わりません。書類作成、データ入力、電話・来客対応といった業務は、極端に言えばどの企業でも成り立ちます。だから採用担当者は「事務がやりたい」だけの動機を見ると、「それならうちでなくてもいいのでは」と感じてしまいます。

通る志望動機には必ず「その会社を選んだ理由」が入っています。事業内容、扱う商材、地域への関わり方、社員の働き方など、応募先ならではの要素と自分を結びつけることが、他の応募者と差がつく第一歩です。

定着性・正確性・コミュニケーション力の伝え方

事務職の採用で重視される資質は、大きく3つに整理できます。志望動機や自己PRのなかで、この3点のいずれかを具体的なエピソードとともに示せると評価が上がります。

資質採用担当者が見ていること伝え方の例
定着性すぐ辞めず長く働くか通勤しやすさ・働き方への納得感を添える
正確性ミスなく処理を任せられるかチェック習慣・ダブルチェックの工夫を語る
コミュ力他部署や来客と円滑に連携できるか調整役・橋渡しをした経験を挙げる

採用担当者はここを見ている

  • 「事務ならどこでも」ではなく、応募先を選んだ具体的な理由があるか
  • 長く働く前提の言葉があるか(腰掛け・つなぎの印象を与えていないか)
  • 「正確さ」「気配り」を、抽象論ではなく具体的な行動で語れているか

志望動機だけでなく、職歴欄や自己PRとの一貫性も見られます。事務職全体の履歴書の組み立て方は事務の履歴書の書き方で確認しておくと、志望動機とのつながりを作りやすくなります。

事務職の履歴書 志望動機の書き方【3ステップの型】

何から書けばいいか手が止まる場合は、順番を決めてしまうと一気に書きやすくなります。事務職の志望動機は、次の3ステップで組み立てると読み手に伝わりやすい構成になります。

結論→根拠エピソード→入社後の貢献の順で書く

  • 結論:なぜこの会社の事務職を志望したのかを一文で示す
  • 根拠エピソード:その動機を裏づける経験・具体的な行動を語る
  • 入社後の貢献:持っているスキルを、どう業務に活かすかを結ぶ

この順番だと、最初の一文で「何を伝えたいのか」が採用担当者に届きます。逆に、経緯や自分語りから始めると、読み終わるまで要点が見えず印象に残りにくくなります。結論を先に置くだけで、同じ内容でも通りやすさが変わります。

200〜300字に収めるコツ

履歴書の志望動機欄は、200〜300字程度が読みやすい分量です。欄が小さいのに詰め込みすぎると窮屈になり、余白が多すぎると意欲が薄く見えます。次の配分を目安にすると、過不足なくまとまります。

構成要素文字数の目安
結論(志望理由)50〜70字
根拠エピソード100〜150字
入社後の貢献50〜80字

職務経歴書を併せて提出する場合は、経歴の詳細はそちらに任せ、履歴書の志望動機欄は「志望理由」に集中させると読み手が整理しやすくなります。事務の経歴のまとめ方は事務の職務経歴書の書き方が参考になります。

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状況・職種別 事務職の志望動機の例文

ここからは、状況や事務の種類ごとに志望動機の例文を紹介します。そのまま書き写すのではなく、自分の経験に置き換えて使うことを前提に読んでください。丸写しは採用担当者に見抜かれ、逆効果になります。

一般事務(経験者)の志望動機

良い例文(一般事務・経験者)

前職では営業部の事務として、請求書作成や受発注データの管理を担当し、月80件の伝票を処理していました。定型業務のなかでも入力ミスを防ぐため、提出前のダブルチェックを習慣化し、差し戻しを前年比で半減させました。地域密着で長く事業を続ける貴社でも、正確な事務処理で現場を支えたいと考え志望いたしました。

数字(月80件・前年比半減)を入れることで、正確性というアピールに具体性が生まれています。「貴社でも」と応募先に触れている点も、使い回し感を避けるポイントです。

営業事務の志望動機

良い例文(営業事務)

前職の販売職では、店舗と本部をつなぐ在庫連絡や日報作成を担当し、営業担当が動きやすいよう先回りして資料を用意することを心がけていました。人を後方から支える働き方に手応えを感じ、営業事務への転職を決めました。扱う商材の幅が広い貴社では、スピードと正確さの両立で営業チームの成果に貢献したいと考えています。

営業事務は営業担当との連携が要になります。「先回りして動いた経験」を入れると、サポート力を具体的に示せます。

医療事務の志望動機

良い例文(医療事務・未経験)

接客業で培った、体調や状況に配慮した対応を、患者さんと直接向き合う医療事務で活かしたいと考えています。医療事務は未経験のため、現在は資格取得に向けてレセプトの基礎を独学で進めています。地域のかかりつけ医として信頼を集める貴院で、受付から患者さんの不安を和らげられる事務職を目指したいと思い志望いたしました。

未経験でも「学習を始めている事実」を書くと、意欲が言葉だけで終わりません。医療事務は患者対応の比重が高いため、接客・応対の経験と結びつけると説得力が増します。

未経験から事務職を目指す場合の志望動機

良い例文(異業種から事務未経験)

販売職として3年間、レジ締めや売上集計、シフト管理を任されるなかで、数字を扱う細かな作業に向いていると実感しました。より腰を据えて事務の専門性を高めたいと考え、事務職への転職を決意しました。表計算ソフトは日常的に使用しており、入社後は関数を活かした集計の効率化から役に立ちたいと考えています。

未経験の志望動機は、前職のなかにある「事務に通じる経験」を掘り起こすのが近道です。レジ締め、集計、スケジュール調整などは、立派に事務適性を示す材料になります。未経験の書き方は履歴書の志望動機、未経験でも差がつく例文も併せて確認してみてください。

主婦・ブランクありで事務に復帰する場合の志望動機

良い例文(ブランクあり・再就職)

結婚を機に退職し、約5年のブランクがありますが、その間も自治会の会計を任され、収支管理や書類作成に携わってきました。子育てが一段落し、以前から続けてきた事務の仕事に本格的に復帰したいと考えています。急なシフト変更にも対応できる環境が整ったため、貴社で腰を据えて長く働き、正確な事務処理で貢献したいと思い志望しました。

ブランクは隠すより、その間の活動と「今なら働ける状況」を添えると不安を打ち消せます。「長く働きたい」という一言が、定着性を気にする採用担当者に効きます。

事務職の志望動機でやりがちなNG例と改善策

良い例文を知る前に、まず「落とされる書き方」を避けることが大切です。事務職の志望動機で特に多い失敗パターンを、改善の方向とセットで見ていきます。

NG例(楽をしたい印象になる)

人と接するのが苦手で、営業のようにノルマに追われる仕事ではなく、座って落ち着いて働ける事務職を希望しています。「〜が苦手」「座って働ける」は、仕事から逃げた印象を与え、熱意が伝わりません。

改善するなら、避けたい理由ではなく「事務のどこに魅力を感じたか」を前向きに言い換えます。「正確に処理を積み重ねる仕事にやりがいを感じる」といった表現なら、同じ気持ちでも印象が大きく変わります。

NG例(どの会社にも出せる使い回し)

これまでの事務経験を活かし、御社の一員として貢献したいと考え志望しました。会社名を入れ替えればどこにでも出せる文章は、志望度の低さとして受け取られます。

求人票や企業サイトを読み、事業内容・商材・働き方のうち1つでも「この会社を選んだ理由」に落とし込みます。使い回しがなぜ見抜かれるのかは履歴書の志望動機の書き方|使い回しで落ちる人の共通点で詳しく整理しています。

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志望動機を書く前に押さえる企業研究のポイント

「なぜこの会社か」を書くには、材料集めが欠かせません。特別な調査は不要で、求人票と企業サイトを丁寧に読むだけでも、志望動機に厚みを出す手がかりが見つかります。

  • 求人票の「仕事内容」:任される業務から、活かせる自分のスキルを逆算する
  • 「求める人物像」:企業が欲しい資質を確認し、自分の経験と重ねる
  • 事業内容・商材:何を扱う会社かを知り、興味を持てた点を言語化する
  • 働き方の情報:勤務地や制度など、長く働けると感じた理由に使う

求人票の「仕事内容」に書かれたキーワードを、志望動機のなかで自分の経験と結びつけると、「求人をきちんと読んでいる応募者」として好印象につながります。転職での志望動機の型は履歴書の転職志望動機の例文も参考になります。

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まとめ

事務職の志望動機は人気職種ゆえに埋もれやすく、押さえるべき要点を外すと通りません。最後に、通る志望動機の条件を整理します。

  • 「事務がやりたい」で止めず、「なぜこの会社か」を必ず入れる
  • 結論→根拠エピソード→入社後の貢献の順で、200〜300字にまとめる
  • 正確性・定着性・コミュニケーション力を、数字や具体的な行動で示す
  • 「苦手だから」「座って働ける」など逃げの表現と、使い回しは避ける

例文はそのまま写さず、自分の経験に置き換えて書くことで、採用担当者に届く一通になります。職歴欄の書き方まで整えると、志望動機との一貫性がさらに高まります。

事務職の履歴書の志望動機に関するよくある質問

事務職の志望動機は何文字くらいが適切ですか?

履歴書の志望動機欄なら200〜300字程度が読みやすい目安です。欄の大きさに合わせて調整し、結論・根拠エピソード・入社後の貢献の3要素が入るように配分すると過不足がありません。

未経験でも事務職の志望動機は書けますか?

書けます。前職のなかにある集計やスケジュール調整など「事務に通じる経験」を掘り起こし、パソコンスキルや学習の状況を添えると、未経験でも意欲が伝わります。「なぜ事務に転向したいのか」を前向きに語ることがポイントです。

「座って働きたい」と書くのはなぜNGなのですか?

体力面や他職種を避けたい理由に読めてしまい、仕事への熱意が伝わらないためです。同じ気持ちでも「正確に処理を積み重ねる仕事にやりがいを感じる」など、事務の魅力を前向きに言い換えると印象が変わります。

志望動機と自己PRはどう書き分ければよいですか?

志望動機は「なぜこの会社の事務職を選んだか」、自己PRは「自分の強みで何ができるか」を書く欄です。志望動機で会社を選んだ理由を語り、自己PRで正確性やコミュニケーション力といった強みを具体例で裏づけると、内容が重複せず一貫します。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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