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履歴書送付メールのテンプレートと注意点|採用担当者が教えるNG例と書き方

履歴書送付メールのテンプレートと注意点|採用担当者が教えるNG例と書き方

この記事では、履歴書をメールで送る際の基本テンプレートを件名・本文・署名ごとに解説します。採用担当者が実際にチェックしているNGパターンと、転職・新卒・アルバイト別のコピペ対応例文、PDF変換とパスワード設定の手順もあわせて紹介します。

目次

履歴書送付メールの基本テンプレート

採用担当者は1日に数十〜数百件のメールを処理しています。件名・本文・添付ファイルの3点が正確に整っているだけで、候補者への第一印象は大きく変わります。まず最も使用頻度が高い「転職活動における基本テンプレート」の全体像を確認しておきます。

件名の書き方と例文

件名は採用担当者が受信トレイで最初に目にする要素です。「何の書類を、誰が送ってきたか」が一瞬でわかる形式にするのが原則です。

応募ケース件名の例
転職(中途応募)中途採用(○○職)応募書類ご送付の件|山田太郎
新卒就活応募書類ご提出の件|○○大学 山田太郎
アルバイト応募アルバイト応募書類送付の件|山田太郎
求人番号がある場合求人番号○○○ 応募書類ご送付|山田太郎

件名に氏名を入れる理由は、採用担当者が複数候補者のメールを管理する際に検索・仕分けがしやすくなるためです。「重要」「至急」「お世話になります」などから始まる件名は、担当者にとって識別の手間を増やすだけなので避けてください。

採用担当者はここを見ている

  • 件名だけで「誰が」「何のために」送ってきたかが判別できるか
  • 「(件名なし)」「こんにちは」「はじめまして」など内容が不明な件名は避ける
  • 求人媒体から番号が発行されている場合は番号も件名に入れると整理しやすい

本文の書き方と例文

本文は「宛先→あいさつ→用件→締め→署名」の5ブロックで構成します。長文にする必要はなく、簡潔で要点が明確な本文のほうが、採用担当者からの印象は高くなります。

基本テンプレート(本文全文)

【宛先】
○○株式会社
採用ご担当者様

【あいさつ】
突然のご連絡を失礼いたします。
(氏名:山田太郎)と申します。

【用件】
このたびは(職種名)の求人に応募の機会をいただき、誠にありがとうございます。
ご要望いただきました履歴書をPDFファイルにて添付いたしました。
なお、セキュリティ保護のためパスワードを設定しております。
パスワードは別途メールにてお送りいたします。

【締め】
ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

【署名】
山田太郎(やまだたろう)
〒000-0000 東京都○○区○○1-2-3
TEL:090-0000-0000
Email:taro.yamada@example.com

担当者の名前がわかっている場合は「採用ご担当者様」を「〇〇様」に変えます。担当部署がわかっていれば「人事部 採用ご担当者様」と書くとより丁寧です。応募の経緯(どの求人媒体で見たかを1文で)を添えると、担当者が文脈を把握しやすくなります。

署名の書き方

署名はビジネスメールとして必須の要素です。以下の4項目を必ず含めてください。

  • 氏名(フルネーム、ふりがなを添えると丁寧)
  • 電話番号(日中連絡可能な番号を記載する)
  • メールアドレス(本文の送信元と同じアドレス)
  • 住所(郵便番号から記載)

メールアプリの設定で署名を自動挿入できる場合はあらかじめ設定しておくと送り忘れを防げます。勤務先のメールアドレスや社名は署名に含めないのがマナーです。

採用担当者が落とすNGメールの実例

テンプレートの形式が整っていても、細部のミスで採用担当者の印象を下げてしまうケースがあります。件名・本文それぞれで多い失敗パターンを整理します。

件名のNGパターン3選

NG例①:件名が空白・内容不明

×「(空白)」/×「はじめまして」/×「よろしくお願いします」

採用担当者から見ると「どの求人への応募か」が全く判別できないため、優先順位が下がるか見落とされる可能性があります。迷惑メールフィルタにかかるリスクもあります。

NG例②:氏名が入っていない

×「履歴書送付のご連絡」

採用担当者は同日中に複数の候補者からメールを受け取ります。氏名がない件名では、メールを管理するときに「誰からのメールか」を本文を開いて確認する手間が生じます。

NG例③:「重要」「至急」などの主観表現を使う

×「【重要】履歴書送付のご連絡」

重要度は採用担当者が決めるものです。送り手が「重要」とつけることはマナーを知らない印象を与えるため避けてください。

本文のNGパターン3選

NGパターンなぜNGか正しい対応
本文が「よろしくお願いします」だけ用件・添付内容の説明がなく、担当者が何を受け取ったか把握できない何を送ったか・なぜ送るかを1〜2文で説明する
冒頭の宛先(会社名・担当者名)が抜けているビジネスメールとして成立しない。担当者への最低限の敬意を欠く「○○株式会社 採用ご担当者様」を必ず1行目に入れる
添付を忘れて後から「今送ります」と追記する送信前確認を怠った印象を与え、候補者の管理能力を疑われる本文を書き始める前にファイルを先に添付するルーティンを作る

なかでも添付漏れは最も多いミスのひとつです。「添付ファイルをご送付します」という文言を本文に書いたのに添付を忘れた場合、再送のやり取りが発生して採用担当者に手間をかけてしまいます。送信ボタンを押す前に必ず添付の有無を確認する習慣が重要です。

状況別・履歴書送付メールのテンプレート

転職活動・新卒就活・アルバイト応募では、文体のトーンや記載すべき情報が微妙に異なります。状況に合ったテンプレートを使うことで、採用担当者への印象が自然なものになります。

転職活動(中途応募)の場合

転職活動用テンプレート

件名:中途採用(○○職)応募書類ご送付の件|山田太郎

○○株式会社
採用ご担当者様

突然のご連絡を失礼いたします。
山田太郎(やまだたろう)と申します。

○○(媒体名)に掲載されておりました(職種名)の求人を拝見し、ぜひ応募させていただきたくご連絡いたしました。
ご要望の履歴書をPDFにて添付しております。
なお、ファイルにはパスワードを設定しています。パスワードは別途メールにてご連絡いたします。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

山田太郎(やまだたろう)
〒000-0000 東京都○○区○○1-2-3
TEL:090-0000-0000
Email:taro.yamada@example.com

転職活動では応募のきっかけ(どの媒体・どの求人かを1文で)を添えると丁寧です。在職中の場合は「現在転職活動中でございます」などを1文加えることで、担当者が状況を把握しやすくなります。

新卒就活の場合

新卒就活用テンプレート

件名:応募書類ご送付の件|○○大学 山田太郎

○○株式会社
採用ご担当者様

お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科4年の山田太郎と申します。

貴社の(○○職・総合職)に応募させていただきたく、履歴書をPDFファイルにて添付いたします。
ファイルにはパスワードを設定しております。パスワードは別途メールにてお送りいたします。

ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

山田太郎(やまだたろう)
○○大学○○学部○○学科4年
〒000-0000 東京都○○区○○1-2-3
TEL:090-0000-0000
Email:taro.yamada@example.com

新卒の場合は大学名・学部・学年を署名に含めると、担当者がすぐに誰か特定できます。「突然のご連絡を失礼いたします」ではなく「お世話になっております」から書き始めても自然です。

アルバイト応募の場合

アルバイト応募用テンプレート

件名:アルバイト応募書類送付の件|山田太郎

○○(店舗名 / 会社名)
採用ご担当者様

突然のご連絡を失礼いたします。
山田太郎と申します。

貴社のアルバイト求人を拝見し、応募させていただきたくご連絡いたしました。
履歴書をPDFにて添付しております。ご査収のほど、よろしくお願いいたします。

山田太郎
〒000-0000 東京都○○区○○1-2-3
TEL:090-0000-0000
Email:taro.yamada@example.com

アルバイト応募では、無料の履歴書テンプレートを使って作成したPDFをメールで送るケースが増えています。応募書類にパスワードを設定するかどうかは企業側から指示がなければ任意ですが、個人情報を含むことを考えると設定しておくのが安全です。

PDF変換とパスワード設定の手順

履歴書をメールで送る際はPDF形式が基本です。Word・Excel形式で送ると受信者の環境によってレイアウトが崩れる場合があり、採用担当者が正しく確認できないリスクがあります。また、個人情報を含むファイルにはパスワードを設定することが推奨されます。

履歴書をPDFに変換する方法

作成ソフトや環境によって手順は異なりますが、いずれも数ステップで完了します。

ソフト・環境PDF変換の手順
Microsoft Word(Windows)「ファイル」→「名前を付けて保存」→ファイルの種類で「PDF」を選択
Microsoft Word(Mac)「ファイル」→「プリント」→左下「PDF」→「PDFとして保存」
Google ドキュメント「ファイル」→「ダウンロード」→「PDFドキュメント(.pdf)」
スマートフォン(iPhone)「印刷」を選択→プレビュー画面でピンチアウト→共有から「PDF」で保存

スマートフォンで履歴書を作成してメール送付まで完結させたい場合は、PDF出力に対応したアプリを使うと手順が少なくなります。スマホで履歴書を作成できるおすすめアプリの詳細は別の記事で紹介しています。

PDFにパスワードを設定する方法

パスワードを設定することで、ファイルが第三者に転送・閲覧されるリスクを下げられます。代表的な設定手順を紹介します。

Wordを使ったパスワード設定(Windows)

  • 「ファイル」→「名前を付けて保存」で保存ダイアログを開く
  • ファイルの種類で「PDF」を選択し「オプション」ボタンをクリック
  • 「ドキュメントをパスワードで暗号化する」にチェックを入れ、パスワードを入力
  • 「OK」→「保存」で完了。保存後、自分でパスワードを入力してファイルが正しく開くか確認する

パスワードは英数字を混在させた6〜8文字程度が推奨です。誕生日や氏名のローマ字など推測されやすいものは避けてください。採用担当者が開封する際に手間がかかりすぎないよう、桁数は適切な範囲に収めます。

パスワードを伝える別送メールのテンプレート

パスワードは履歴書ファイルと同じメールで送ってはいけません。同じメールに記載した場合、万が一メールが第三者に転送されるとファイルとパスワードの両方が漏えいするため、セキュリティ対策として意味をなさなくなります。必ず別のメールとして送信します。

パスワード別送メールのテンプレート

件名:先ほどお送りしたファイルのパスワードについて|山田太郎

○○株式会社
採用ご担当者様

先ほど履歴書をお送りした山田太郎でございます。
添付ファイルのパスワードをご案内いたします。

パスワード:(パスワードを記入)

ご不便をおかけして恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

山田太郎
TEL:090-0000-0000
Email:taro.yamada@example.com

履歴書メールを送った直後にパスワードを別送するのが基本の流れです。「先ほどお送りしました」という一文を入れることで、担当者が2通のメールを紐付けやすくなります。

送信前の確認チェックリスト

メールを送信する直前に以下の項目を確認する習慣をつけると、採用担当者に印象を下げるような凡ミスを防げます。

送信前チェックリスト10項目

  • 件名に氏名と用件が明記されているか
  • 宛先(会社名・担当者名)に誤字がないか
  • 本文に添付ファイルの説明(何を送るか)が書かれているか
  • ファイルが実際に添付されているか(添付し忘れ防止)
  • 添付ファイルがPDF形式であるか
  • ファイル名が「履歴書_山田太郎.pdf」のように整理されているか
  • パスワードを設定した場合、別送メールの準備ができているか
  • 署名が含まれているか(電話番号・住所・メールアドレス)
  • 送信元メールアドレスが適切か(勤務先メール・キャリアメールは避ける)
  • 宛先メールアドレスを確認したか(誤送信の防止)

特に送信元メールアドレスは見落とされやすいポイントです。キャリアメール(docomo.ne.jp / softbank.ne.jp など)は企業のメールサーバーで迷惑メールとして処理される可能性があります。転職・就活用にGmailやYahooメールなどのフリーメールアドレスを1つ用意しておくと安全です。

郵送での応募を並行して検討している場合は、送付状の作成方法とコンビニ印刷の手順もあわせて確認しておくと便利です。

まとめ

  • 件名は「用件+氏名」のシンプルな形式にし、採用担当者が一目で識別できるようにする
  • 本文は「宛先→あいさつ→用件→締め→署名」の5ブロック構成で簡潔にまとめる
  • 添付ファイルはPDF形式で保存し、パスワードは必ず別メールで送る
  • 送信前に「添付の有無」「ファイル名」「送信元アドレス」の3点を必ず確認する
  • 転職・新卒・アルバイトで文体のトーンと署名に含める情報が微妙に異なる

書類作成の段階から採用担当者に対応した形式を選ぶことで、メール送付後の印象も変わります。

履歴書送付メールに関するよくある質問

履歴書をメールで送る際、何時ごろ送るのが適切ですか?

ビジネスマナーとして、平日9〜18時の間に送るのが基本です。深夜や早朝に送ったメールは採用担当者の印象を直接下げることはありませんが、翌営業日にまとめて確認される可能性があります。送信のタイミングより、内容の正確さと迅速さを優先してください。

履歴書をメールで送った後、電話でフォローすべきですか?

原則として不要です。採用担当者は複数の候補者のメールを処理しており、確認の電話が業務の妨げになることがあります。ただし企業から「送付後に電話確認を」と指示があった場合や、3営業日以上経過しても自動返信すら届かない場合は、「送付した旨の確認」として1回だけ問い合わせることは問題ありません。

メール返信がない場合はどう対応すればよいですか?

まず企業の採用ページで「書類到着確認まで○営業日かかる場合があります」といった記載がないか確認してください。記載がない場合は3〜5営業日を目安に、同一メールに返信する形で「送付書類の到着確認をお願いしたく…」とリマインドを1通送ります。再送ではなく返信形式にすることで、担当者がスレッドで経緯を確認しやすくなります。

ファイル名はどうするのが正解ですか?

「履歴書_山田太郎.pdf」のように「書類の種類+氏名」の形式が最もわかりやすく、採用担当者から見ても管理しやすい形式です。「document.pdf」や「resume.pdf」のように汎用的な名前は避けてください。職務経歴書も同時に送る場合は「職務経歴書_山田太郎.pdf」と別ファイルにします。

参考:履歴書を普通郵便で送ってしまった場合の対処法

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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