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歯科衛生士 在職中の履歴書の書き方|職歴欄の例文と採用担当者の本音

歯科衛生士 在職中の履歴書の書き方|職歴欄の例文と採用担当者の本音

この記事では、歯科衛生士として在職中に転職活動を進める際の履歴書の書き方を解説します。職歴欄の「現在に至る」の正しい位置、採用担当者が在職中の応募者に何を確認しているか、本人希望欄の記入ポイント、志望動機の書き方まで採用担当者の視点で紹介します。

目次

在職中の歯科衛生士が履歴書で迷いやすい3つのポイント

歯科衛生士が在職中に転職活動を始めると、退職済みの場合とは異なる書き方のルールが履歴書にいくつか出てきます。特に迷いやすいポイントを3つ整理します。

①職歴欄に「在職中」と書くのか、それとも「現在に至る」か

結論から言えば、職歴欄に「在職中」という文言を書く必要はありません。正しい表記は「現在に至る」で、現職の職場名・役職を書いた後の行に記入します。

採用担当者が見慣れているのは「現在に至る」という表現です。「在職中」と書いても意味は伝わりますが、履歴書の慣例に従った書き方をすることで、書類作成のルールをきちんと理解していると受け取られます。

②採用担当者は在職中の応募者をどう見ているか

「在職中に転職活動していると変に思われるのでは」という不安を持つ方は少なくありませんが、採用担当者の多くはそのように受け取りません。

  • 現職で経験を積みながら慎重に次の職場を選んでいる
  • 経済的・精神的に余裕がある状態で転職先を判断できている
  • 即戦力として現職でも評価されている可能性がある

ただし、採用担当者が必ず確認するのは「なぜ在職中なのに転職しようとしているのか」という点です。この転職理由の伝え方が志望動機のカギになります。詳しくは後半で解説します。

③在職中だから必要な本人希望欄の記入

退職済みの応募者と最も書き方が変わるのが本人希望欄です。在職中の場合は、次の2点を必ず記入する必要があります。

  • 連絡可能時間帯:平日昼間の電話が難しい場合は、折り返し可能な時間帯を書く
  • 入社可能日の目安:退職手続きに要する期間を考慮した上で、内定後いつ入社できるかを記入する

これを書き忘れると、採用担当者が選考の連絡を取れず、候補者リストから外れてしまうことがあります。

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職歴欄の「在職中」正しい書き方と例文

基本パターン:「現在に至る」「以上」の位置

在職中の職歴欄は、以下の順番で記入します。

  • 現職の医院名を入職年月とともに記入(正式名称で)
  • 担当業務を簡潔に添える(1〜2行)
  • 「現在に至る」と記入(左寄せ)
  • 「以上」と記入(右寄せ)

良い例文

令和〇年〇月 医療法人〇〇会 〇〇歯科クリニック 入職
       歯科衛生士として予防処置・SRP・患者指導を担当
       現在に至る
                  以上

採用担当者はここを見ている

  • 「現在に至る」の記載がないと、いつ退職したのかが採用担当者に伝わらない
  • 医院名は正式名称(医療法人名を含む)で書くのが基本。「〇〇歯科」だけでは不正確
  • 担当業務を1行書き添えると、スキルレベルが伝わりやすくなる

退職予定日が決まっている場合の書き方

すでに現職への退職申し出が済んでいて退職日が確定している場合は、「現在に至る」の後に退職予定日を添えます。退職日が明記されていると、採用担当者が採用スケジュールを立てやすくなり、選考が進みやすくなります。

良い例文(退職予定日あり)

現在に至る(令和〇年〇月〇日 退職予定)
                  以上

よくあるNG例と改善ポイント

NG例

  • NG① 「現在に至る」を書き忘れて「以上」だけ書く
    採用担当者に退職済みと誤解され、いつから入社できるのか不明になる
  • NG② 職歴欄に「在職中」と直接書く
    → 正式な書き方ではない。「現在に至る」を使うのが履歴書の慣例
  • NG③ 医院名を略称で書く(「〇〇歯科」など)
    → 法人名がある場合は「医療法人〇〇会 〇〇歯科クリニック」と正式名称で記入する

履歴書と一緒に歯科衛生士の職務経歴書を提出する場合、職歴欄の業務内容をより詳しく補足できます。書き方は以下の記事で確認できます。

本人希望欄の書き方|在職中ならではの3項目

在職中の転職活動では、本人希望欄に記入すべき内容が退職済みの場合と異なります。特に以下の3点は、選考をスムーズに進めるために欠かせません。

①連絡可能時間帯

診療中の歯科医院では平日昼間の電話対応が難しいのが現実です。採用担当者が何度電話しても繋がらないと、選考の連絡が止まってしまうことがあります。連絡可能な時間帯を本人希望欄に明記しておくことで、そのリスクを防げます。

良い例文

「平日は18時以降、または土曜の13時以降にご連絡いただけますと幸いです。日中はメールにてご連絡ください。」

在職中でも採用担当者に好印象を与える連絡可能時間帯の書き方については、以下の記事で状況別に解説しています。

②入社可能日

在職中の場合、内定から入社まで1〜2ヶ月は見ておく必要があります。歯科医院では退職の申し出から退職完了まで1ヶ月以上かかるケースも多く、その点を踏まえた目安を記入します。

良い例文

「内定後2ヶ月程度での入社を希望しています(退職手続きの状況により相談可能)。」

「相談可能」という一言を添えておくと、採用担当者が採用スケジュールを柔軟に調整しやすくなります。在職中の入社可能日の書き方については以下の記事で詳しく解説しています。

③採用担当者が本人希望欄で確認すること

採用担当者はここを見ている

  • 内定後いつ入社できるか(採用計画・シフト調整への影響)
  • 電話連絡が取れる時間帯が書かれているか
  • 希望勤務時間・曜日の条件が医院の採用条件と合致しているか

本人希望欄の全体的な書き方と入社可能日の記入例については、こちらの記事も参考にしてください。

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在職中の歯科衛生士の志望動機の書き方

採用担当者が転職理由をチェックする理由

歯科業界は慢性的な人手不足が続いており、採用後の定着率は採用担当者にとって大きな関心事です。志望動機を読むとき、採用担当者が最も意識するのは「この人は長く働いてくれるか」という点です。

在職中に転職活動していること自体は問題ありません。しかし、「現職が嫌だから逃げるように転職している」と読まれると、選考が不利になります。

採用担当者はここを見ている

  • なぜ「この医院」でなければならないのか(使い回しと感じさせないか)
  • 転職理由が前向きな動機か、ネガティブな退職理由を隠していないか
  • 長期的なキャリアプランと転職先の環境が一致しているか

在職中転職で選考を通過しやすい志望動機の書き方

在職中の転職で採用担当者に好印象を与える志望動機は、「現職での経験」を肯定的に示した上で、「なぜこの医院でさらに成長したいか」が明確なものです。転職理由の中心を「スキルアップ・専門性の拡大」に置くことで、ネガティブな印象を与えずに転職の動機が伝わります。

良い例文(スキルアップ・専門性向上の場合)

「現在、一般歯科で5年間勤務しており、予防処置・SRP・患者指導を中心に経験を積んできました。貴院が力を入れている高齢者の訪問歯科診療・口腔機能管理に以前から強い関心があり、専門性をさらに深めたいと考え転職を検討しています。現職では訪問診療の機会が限られているため、貴院でその経験を積み、より幅広い患者さまの口腔健康に携わりたいと考えています。」

この例文のポイントは次の3点です。

  • 現職での実績を「逃げた」ではなく「積み上げた」形で表現している
  • 転職理由が「現職への不満」ではなく「スキルアップ・専門性の向上」になっている
  • なぜ「この医院」なのかが具体的に示されている

落とされるNG例と改善ポイント

NG例

「現在の職場は給与や休日の面で不満があり、待遇の良い職場に転職したいと考えています。」
【NGの理由:待遇のみが転職理由だと「うちの医院でも条件が合わなければすぐ辞める」と判断されやすい】

待遇改善を目的にしている場合でも、志望動機の中心はキャリアプランや専門性向上に据えます。待遇面については「本人希望欄」「面接での確認事項」として別途伝えるのが、採用担当者に好印象を与える伝え方です。

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まとめ

  • 職歴欄の表記は「現在に至る」が正解。「在職中」という文言は書かない
  • 採用担当者は在職中の応募者をネガティブには見ないが、「転職理由」は丁寧に伝える必要がある
  • 本人希望欄には連絡可能時間帯と入社可能日の目安を必ず記入する
  • 志望動機は「現職への不満」ではなく、「スキルアップ・専門性向上」を軸に書く

歯科衛生士の転職市場は求職者側に有利な状況が続いています。在職中であることは転職の妨げになりません。職歴欄・本人希望欄・志望動機の3点を整えて、採用担当者に伝わる履歴書を用意してください。

歯科衛生士の在職中転職に関するよくある質問

在職中に転職活動していることは現職の歯科医院にバレますか?

自分から話さなければ現職の職場に知られることは基本的にありません。ただし、応募先の医院が現職と同じ地域にある場合、院長同士のつながりで情報が伝わることも稀にあります。応募先を選ぶ際に職場間の関係性を事前に確認しておくと安心です。

退職日が決まっていない場合の入社可能日はどう書けばいいですか?

「内定後2ヶ月程度での入社を希望しています(退職手続きの状況により相談可能)」のように、目安の期間を示した上で柔軟に対応できることを添えると採用担当者に伝わりやすいです。退職申し出から退職完了まで1ヶ月以上かかるケースも多いため、余裕を持った期間を記入してください。

歯科衛生士免許は履歴書の資格欄にどう書けばいいですか?

「歯科衛生士免許 取得」が正しい書き方です。「歯科衛生士資格」と書くのは誤りなので注意してください。取得年月日は免許証に記載されている日付を確認した上で記入します。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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