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職務経歴書 手書きで選考を通す書き方|パソコンがない人向け

職務経歴書 手書きで選考を通す書き方|パソコンがない人向け

この記事では、自宅にパソコンがない場合に職務経歴書をどうやって用意するか、3つの方法と手書きで書く際の具体的な手順・採用担当者が落とす5つのNGを解説します。スマホだけで完結できるアプリも紹介します。

目次

職務経歴書はパソコンがなくても問題ない

「パソコンがないと職務経歴書は作れない」と思っている方がいますが、それは誤解です。採用担当者の多くは、手書きかPCかよりも書いてある内容と読みやすさを重視します。ただし、手書きには守るべきルールがあり、そこを外すと「書類の問題」ではなく「仕事の丁寧さ」を疑われます。

採用担当者が手書き職務経歴書を見て感じること

採用の現場で手書きの職務経歴書を受け取ったとき、担当者が最初に確認するのは「読めるか」「丁寧に書かれているか」の2点に集約されます。内容の評価はその後です。

採用担当者はここを見ている

  • 字の読みやすさ:崩し字・殴り書きは内容以前に弾かれる原因になる
  • 全体の統一感:修正テープの跡、文字サイズのバラつきは「仕事の雑さ」に直結する
  • 数字で示された実績:手書きかPCかに関係なく「数字で実績が書けているか」が合否の中心

一方で、手書きに対して「パソコンが使えないのでは?」という懸念を持つ採用担当者がいるのも事実です。この懸念を払拭するには、後述のスマホアプリを使ってPC作成風に仕上げる方法が最も現実的です。

手書きで不利になる状況はあるのか

応募先の職種によって、手書きが与える印象は異なります。土木・介護・飲食など「PCスキルを業務で使わない職種」であれば、手書きが不利になることはほぼありません。しかし、IT・事務・マーケティング系では話が変わります。

応募職種手書き職務経歴書の印象
土木・建設・製造・介護・飲食内容次第で問題なし
事務・総務・経理PCスキルを疑われる可能性がある
IT・マーケティング・編集・営業企画スマホアプリや図書館PCでの作成を強く推奨

自分の応募職種を確認したうえで、手書きのまま出すか、スマホアプリを使ってPC作成に見せるかを判断してください。

パソコンがない場合の職務経歴書の作り方3つ

自宅にパソコンがない場合でも、職務経歴書を作る方法は3つあります。状況と急ぎ度に合わせて選んでください。

①スマホアプリで作成する(最もおすすめ)

スマホだけで職務経歴書をPDF化して提出できるアプリが複数あります。フォームに入力するだけで体裁が整い、コンビニで印刷すればPC作成と見た目が変わらない書類が完成します。パソコンがない方には最もおすすめの方法です。

  • Yagish(ヤギッシュ):無料で職務経歴書・履歴書のPDFを作成できる。コンビニ印刷対応。会員登録不要で使い始められる
  • doda 書類作成ツール:doda会員登録(無料)で利用可能。入力した内容が転職エージェントとも共有できる
  • ミライトーチResume:スマホ操作に最適化したフォームで入力するだけでPDF化できる。初めての転職者でも使いやすい

作成したPDFはセブン・ローソン・ファミマのマルチコピー機で印刷できます。料金は1枚20〜30円程度です。

②図書館・ハローワークのパソコンを借りる

図書館やハローワークでは、求職者向けにパソコンを無料で開放しています。Wordのテンプレートをダウンロードすれば職務経歴書を作成できます。

利用時の注意点

  • 図書館によっては印刷に費用がかかる(1枚10〜20円程度)
  • ハローワークのPCは「就職活動用途」に限られる場合がある。事前に窓口へ確認するとスムーズ
  • 作成したファイルはUSBメモリかGoogleドライブに保存する(公共PCに個人情報を残さない)
  • 利用時間に制限がある場合が多いため、書く内容を事前に整理してから行くこと

③手書きで作成する

すぐに動き出したい・応募先が「手書き指定」している・PCやスマホの操作が苦手という場合は手書きの選択肢があります。次のH2以降で、採用担当者に通じる手書きの具体的な手順を解説します。

手書きで職務経歴書を作成する手順

手書きは一発勝負です。準備を怠ると書き直しが何度も発生し、時間を大幅にロスします。以下の3ステップで進めてください。

準備するもの(用紙・筆記具)

アイテム選び方のポイント
用紙A4サイズの職務経歴書用紙(文具店・コンビニで購入可)。白紙より項目欄が印刷された既成用紙が書きやすい
ボールペン黒・0.5〜0.7mm。フリクションなど熱で消えるペンは採用書類として無効になるため厳禁
鉛筆・シャープペン下書き専用。清書後に消すこと

用紙は市販の職務経歴書用紙を使うのが最も効率的です。1冊に複数枚入っているため、書き直しが発生しても対応できます。

清書前に「情報整理シート」を作る

手書きで最も多い失敗は「書きながら内容を考えて、書き直しが発生する」ことです。清書の前に別紙(メモ用紙)に書く内容をすべて整理してから、本番の用紙に書き始めてください。

情報整理シートに書き出すこと

  • 職務要約(3〜5行):これまでのキャリアを一言で表すと何か
  • 職務経歴:会社名・在籍期間・職種・業務内容(数字を含める)
  • スキル・資格:正式名称・取得年月を正確に記録
  • 自己PR(5〜8行):応募先に合わせた強みと、それを裏付ける具体的なエピソード

一発で仕上げる清書のコツ

  • 鉛筆で薄く下書きラインを引いてから清書する(字が曲がらない)
  • 文字の大きさを最初から最後まで統一する(バラつくと評価が下がる)
  • 間違えたら修正テープを使わず最初から書き直す
  • 書き終えたら声に出して読み上げる(誤字・脱字・文章の不自然さを確認)

採用担当者が落とす手書き職務経歴書のNG5選

手書きの職務経歴書で落ちる理由は、内容の薄さよりも「書類としての完成度」にあることが多いです。採用担当者が実際に見て書類を弾く5つのNGを確認してください。

NG① 修正テープ・修正液の使用

採用書類への修正テープ使用は「仕事が雑」という印象に直結します。金融・法律・医療・行政系への応募では、修正テープを使った書類を受け付けない企業も存在します。間違えたら必ず最初から書き直してください。

NG② 読めない字・極端に小さい字

採用担当者は一日に何十枚もの書類を確認します。読むのに労力がかかる書類は、内容に関わらず評価が下がります。自信がない場合は、字を大きめに・ゆっくり丁寧に書くことを最優先にしてください。

NG③ 数字のない業務内容

「営業を担当していました」では採用担当者に実力が伝わりません。「月間10件の新規開拓を担当、達成率120%を3期連続で維持」のように、規模・頻度・成果を数字で示すことが手書き・PC問わず選考通過の絶対条件です。

NG④ 職務要約の省略

手書きの職務経歴書では「書くのが面倒で職務要約を省いた」というケースがあります。しかし採用担当者が最初に読むのは職務要約です。省略した時点で、詳細を読んでもらえない可能性が高まります。3〜5行でも必ず書いてください。

NG⑤ フリクションペン(消せるボールペン)の使用

フリクションペンのインクは60℃以上の熱で透明になります。夏の社内保管・郵送中の高温環境で文字が消える事例が実際に起きています。採用書類として信頼性を失うため、消えないボールペン(黒・0.5〜0.7mm)以外は使用しないでください。

【項目別】手書き職務経歴書の書き方と例文

項目ごとに、採用担当者が「通過させたくなる」書き方と例文を示します。手書きであってもスマホアプリで作成する場合でも、内容の作り方は同じです。

職務要約:3〜5行でキャリアの全体像を伝える

職務要約は採用担当者が最初に目を通す部分です。詳細を読む前に「この人に会ってみたい」と思わせるかどうかがここで決まります。

良い例文

製造業向けルート営業を8年間担当しました。担当顧客数は最大35社、年間売上3,000万円規模の案件を複数管理。新規開拓では年間12件のアポイントを獲得し、うち6件を成約しています。現職では後輩4名の指導も担当し、OJT責任者として育成にも携わっています。

NG例

営業の仕事を長年経験してきました。お客様対応を丁寧に行い、チームでの仕事も得意です。数字がなく、何ができる人なのかが一切伝わらない書き方です。採用担当者が詳細を読もうという気持ちにならないまま書類が閉じられます。

職務経歴:数字で実績を示す

職務経歴の欄は「いつ・どこで・何をしたか」だけでなく、「どの規模で・どの程度の成果を出したか」を数字で書くことが最重要です。

良い例文(業務内容の一部)

・担当エリア:関東圏35社(うち新規12社)
・月次売上管理:目標250万円に対し平均達成率118%
・顧客課題のヒアリングから提案書作成・クロージングまで一貫して担当
・後輩指導:OJT担当として4名を指導(うち2名が独り立ち達成)

採用担当者はここを見ている

  • 在籍期間と職種の変遷が時系列で整理されているか
  • 業務規模を表す数字(担当件数・金額・人数)が含まれているか
  • 「担当した」だけでなく「どんな成果が出たか」まで書かれているか

自己PR:採用担当者が次のアクションを取りたくなる書き方

自己PRで採用担当者が確認するのは「強みの根拠が書かれているか」と「うちの会社で使えるか」の2点です。「コミュニケーション能力があります」のような抽象的な表現だけでは読み飛ばされます。

良い例文

前職では月次の顧客訪問ペースを週1回から2回に増やし、課題の早期発見に注力しました。その結果、クレームが年間12件から4件に減少し、更新率は前年比15%向上しました。この経験から、日常的なコミュニケーションの頻度が数字に直結することを体感しています。新しい職場でも、現場に足を運ぶ頻度を高め、顧客との関係構築を最優先にしながら成果を出していきます。

職務経歴書の完成度をさらに高めたい場合は、転職エージェントの無料添削を活用する方法があります。書類の構成から表現まで、プロの視点でチェックを受けることで通過率が変わります。

自分では書けないと感じたり、時間がどうしても取れない状況であれば、職務経歴書の作成を代行してもらうサービスも選択肢のひとつです。

まとめ

  • 職務経歴書はパソコンがなくても、スマホアプリ・図書館PC・手書きの3つの方法で作成できる
  • IT・事務系への応募はスマホアプリで作成してコンビニ印刷する方法が最もおすすめ
  • 手書きで書く場合は修正テープ・フリクションペンの使用禁止、数字での実績表記が最低条件
  • 採用担当者は手書きかPCかよりも「内容の具体性」と「字の読みやすさ」で評価する
  • 清書の前に別紙で書く内容をすべて整理しておくことで、書き直しのリスクを大幅に減らせる

パソコンがないことで職務経歴書の質を妥協する必要はありません。スマホアプリを使えばPC作成と変わらない書類が作れます。手書きを選ぶ場合は、今回紹介したNG5選を押さえて丁寧に仕上げてください。

職務経歴書の手書きに関するよくある質問

職務経歴書は手書きでもいいですか?

応募先が指定していなければ手書きでもPCでもどちらでも問題ありません。ただしIT・事務・マーケティング職への応募では、PC作成の職務経歴書の方が「PCスキルの証明」にもなるため、スマホアプリを使ったPC風の書類が無難です。

パソコンがない場合、どのスマホアプリを使えばいいですか?

Yagish(ヤギッシュ)・doda・ミライトーチResumeなどがスマホから無料で使えます。フォームに入力するだけでPDFが作成でき、コンビニ印刷にも対応しています。初めての転職活動の方にはYagishが操作しやすく使いやすいです。

手書きの職務経歴書で間違えた場合はどうすればいいですか?

修正テープや修正液を使わず、新しい用紙に最初から書き直してください。採用書類への修正テープ使用は、金融・法律・医療系では受け付けない企業もあります。書き直しの手間を省くために、清書前に必ず別紙で内容を確認する「情報整理シート」を作ることをおすすめします。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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