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職務経歴書はパソコンなしでも通過する|採用担当者が教える3つの作り方

職務経歴書はパソコンなしでも通過する|採用担当者が教える3つの作り方

この記事では、職務経歴書をパソコンなしで作る3つの方法を解説します。手書きで提出した場合に採用担当者がどう評価するか、スマホからコンビニ印刷で完結する手順まで、実践的な内容を紹介します。

目次

職務経歴書はパソコンがなくても書類選考は通過できる

職務経歴書はパソコン作成でも手書きでも、書類の「形式」が合否を決めることはほとんどありません。採用担当者が評価するのは書類の形式ではなく、記載されている業務内容の具体性と読みやすさです。

ただし、業種や職種によっては、手書き書類が採用担当者の印象に影響するケースもあります。どの方法を選ぶかは、応募先の職種を確認したうえで判断してください。

採用担当者が形式より重視していること

採用担当者が職務経歴書を読む時間は、平均して30秒から1分程度です。その短い時間で評価されるのは主に次の3点です。

採用担当者はここを見ている

  • 業務内容の具体性:「営業経験あり」ではなく「法人向け新規開拓営業で月平均15件訪問、契約率28%」のように数字や事実で記載されているか
  • 読みやすさ:文字の大きさや行間、余白が適切で、斜め読みしても要点がつかめる構成になっているか
  • 誤字・脱字の有無:一つの誤字が「細部への注意を払えない人材」という印象に直結することがある

手書きかパソコンかという形式は、上記3点と比べると採用担当者の判断に与える影響はわずかです。書類の中身に集中することが、通過率を上げる本質的な対策です。

手書きで不利になる職種・ほぼ問題ない職種

転職先の業種・職種によって、手書き書類の受け取られ方は変わります。応募先が決まっている場合は、以下の表で自分の状況を確認してください。

手書きの印象代表的な職種・業界理由
不利になりやすいIT・エンジニア、事務職、経理・財務PCスキルが業務の前提となるため、手書きがスキル不足の印象につながりやすい
ほぼ問題なし販売・接客、介護・福祉、製造・現場職、調理師・厨房スタッフPC作業が業務の中心でない職種では、書類の内容の質で判断される
場合によっては好印象書道教室スタッフ、伝統工芸、和食調理師丁寧な手書きが誠実さや職人気質の証明として機能することがある

IT系・事務系への転職を目指している場合は、後述するスマホアプリを活用してパソコン作成と同等の見た目の書類を準備することを検討してください。

パソコンなしで職務経歴書を作る3つの方法

① スマホアプリ・クラウドツールで作成する(最もおすすめ)

パソコンがない場合に最も現実的で採用担当者への印象も良い方法が、スマホアプリやクラウドサービスを使った作成です。完成した職務経歴書をPDFで出力し、コンビニのマルチコピー機で印刷するまでスマホ1台で完結します。

転職サイト各社が提供する無料のテンプレートを使えば、パソコンで作成したものと見た目の差はほとんどありません。採用担当者がスマホ作成かパソコン作成かを見分けることは、通常できません。具体的なツールと印刷手順については後の章で詳しく解説します。

スマホ対応の職務経歴書の自動作成ツール比較については、こちらの記事も参考にしてください。

② 手書きで作成する

手書きで職務経歴書を作成するには、市販の用紙またはテンプレートを印刷したものを使います。文房具店や100円ショップで購入できますが、以下の点を守らないと採用担当者の印象を大きく下げます。

  • 用紙はA4サイズが基本(B5は避ける)
  • ボールペンは黒または濃紺インクを使用する
  • 修正液・修正テープは使用しない。書き損じた場合は必ず最初から書き直す
  • 文字の大きさを全体で統一する(小さすぎると読みにくく、大きすぎると全体が収まらない)

手書きのデメリットは、複数の会社に送るたびに同じ内容を書き直す手間がかかる点と、職歴が多い場合に1枚に収めるレイアウト調整が難しい点です。職種を問わず、できればスマホを使ったデジタル作成を優先することをおすすめします。

③ ハローワーク・図書館・ネットカフェのPCを使う

どうしてもパソコンを使って作成したい場合は、無料または低コストでPCを借りられる施設を活用できます。

施設費用注意点
ハローワーク無料相談員のサポートも受けられる。混雑時は待つ場合がある
公共図書館(一部)無料または低価格PC設置のある館は限られる。印刷は1枚10〜20円程度の有料が多い
地域若者サポートステーション・就労支援施設無料書類作成の個別支援を受けられる場合がある
ネットカフェ・漫画喫茶30分200〜300円程度すぐ使える。Word・Excelが使えない店舗もあるため事前確認が必要

ハローワークでは、PCの使用だけでなく相談員が書類作成をサポートしてくれることがあります。職務経歴書を初めて書く方や、書き方に迷っている方は、ハローワークへの相談が選択肢の一つになります。

スマホで職務経歴書を作ってコンビニで印刷する手順

スマホで使えるおすすめの無料ツール

スマホから使える職務経歴書作成ツールを選ぶ際のポイントは「PDF出力できるか」と「使いやすいテンプレートがあるか」の2点です。以下のツールは無料で使える代表的なものです。

ツール名費用PDF出力特徴
doda(転職サイト)無料職種・経験に応じたテンプレートが豊富。採用担当者が見慣れたレイアウト
マイナビ転職無料ガイドに沿って入力するだけで完成。初めての転職活動者向け
Googleドキュメント無料Googleアカウントがあれば即使用可。テンプレートをコピーして自由に編集できる
ミライトーチResume無料会員登録なしで作成開始できる。コンビニ印刷の手配まで一貫して対応

転職エージェントに登録している場合は、担当エージェントが職務経歴書のテンプレートや添削を無料で提供してくれることがあります。登録済みのサービスがあれば、まずそちらのサービス内容を確認してみてください。

コンビニ印刷の具体的な流れ

スマホで作成した職務経歴書をPDF化した後、コンビニのマルチコピー機で印刷できます。主要コンビニ別の手順は以下のとおりです。

セブン-イレブン(netprintアプリ)

  • スマホに「netprint」アプリをインストール(無料)
  • 作成したPDFをアップロードし、予約番号(8桁)を取得
  • セブン-イレブンのマルチコピー機に番号を入力して印刷
  • 費用:白黒20円/枚、カラー60円/枚

ローソン・ファミリーマート(ネットワークプリントアプリ)

  • スマホに「ネットワークプリント」アプリをインストール(無料)
  • 作成したPDFをアップロードしてユーザー番号を取得
  • ローソン・ファミリーマートのマルチコピー機で印刷
  • 費用:白黒20円/枚

印刷前に必ずA4サイズで1枚に収まるかを確認してください。スマホの画面で見るサイズと実際の印刷サイズが異なる場合があります。PDFとして保存した後、プレビューで全体のレイアウトを確認することで、印刷時のはみ出しやズレを防げます。

履歴書についても同様にスマホで作成・コンビニ印刷できます。履歴書スマホ作成のおすすめアプリと手順はこちらを参照してください。

手書きで職務経歴書を書くときに採用担当者が見ている3つのポイント

やむを得ず手書きで提出する場合でも、採用担当者が「読む気になれない」と感じる書類を出さないことが最低限の条件です。採用担当者が手書き書類を読む際に注目する3点を整理します。

採用担当者はここを見ている

  • 全体の読みやすさ(文字の均一性・余白のバランス):上手な字でなくても、文字の大きさが揃っていて余白が確保されていれば読みやすい書類になる。小さすぎる字で内容を詰め込みすぎると採用担当者の読む意欲が下がる
  • 修正の有無:修正液・二重線での訂正は「丁寧さに欠ける」という印象を与える可能性がある。書き損じた場合は最初から書き直すことが鉄則
  • 会社名・役職名の正確な表記:前職の会社名が略称や間違いで書かれていると「細部への意識が低い人材」という判断につながる。法人格(株式会社・有限会社等)を含めた正式名称を使う

手書き職務経歴書のNG例と通過しやすい書き方

手書きであってもパソコン作成であっても、記載する情報の密度と具体性は変わりません。書類選考で落とされやすい典型的なNG例と、採用担当者の評価が変わる書き方を比較します。

NG例

「接客業で5年ほど働いていました。お客様対応や商品管理など幅広く行ってきました。」

「ほど」「幅広く」という表現では、採用担当者に業務の具体像がまったく伝わりません。どの職種・業務を何年担当したのかが不明で、選考の判断材料にならない書き方です。

良い例文

「アパレル販売員として4年10ヶ月勤務。店頭販売・在庫管理・新人スタッフへの指導補助を担当。月間売上目標比120%を3ヶ月連続で達成。」

→ 在籍期間・担当業務・数値実績が揃っており、手書きでも採用担当者に業務のイメージが伝わる書き方。

「パソコンを使えない」と思われないための一手

手書きで書類を提出した場合、採用担当者が抱く懸念の一つが「この人はPCスキルがないのではないか」という点です。書類の形式から受ける第一印象に過ぎませんが、事前に対策できます。

最も手軽な対策は、添え状(送付状)だけをスマホアプリで作成して同封することです。本文が手書きでも、添え状がデジタル作成であれば「パソコンが一切使えない人」という印象を回避できます。Googleドキュメントやスマホ版Wordアプリで10〜15分あれば作成できます。

面接で「PCは使えますか?」と聞かれたときの答え方

手書き書類を見た採用担当者が面接でPCスキルを確認することがあります。「使えません」とだけ答えるのは、それ以上の会話が広がらないため不利です。

NG例

「パソコンは持っていないので、あまり使えないです。」

良い例文

「現在自宅にパソコンはありませんが、スマホを使ったドキュメント作成は日常的に行っています。Word・Excelの基本操作は業務で使ったことがあり、採用が決まれば業務に必要なスキルは積極的に習得します。」

業務に必要なPCスキルを習得する意欲を具体的に伝えることが、採用担当者の懸念を和らげます。職種によっては採用後にOJTや研修が用意されており、PCの使用経験がなくても採用されるケースは少なくありません。

職務経歴書の作成に不安がある場合、転職エージェントに書類作成のサポートを依頼する方法もあります。職務経歴書の代行・作成支援サービスの選び方はこちらで解説しています。

まとめ

  • 職務経歴書はパソコンがなくても、スマホアプリ・手書き・公共施設のPCの3つの方法で作成できる
  • 採用担当者が評価するのは書類の「形式」より「業務内容の具体性」と「読みやすさ」
  • IT系・事務職への応募ではスマホアプリを使ってパソコン作成と同等の見た目の書類を準備する
  • 手書きの場合は文字の均一性・修正なし・正式名称の使用が通過率に直結する
  • 送付状だけスマホアプリで作成して同封することで「PCが使えない人」という印象を回避できる

パソコンの有無が職務経歴書の選考結果を左右することは、多くの職種で本質的な問題ではありません。書ける環境を整えて、内容の質に集中することが書類通過への最短ルートです。

職務経歴書とパソコンに関するよくある質問

職務経歴書は手書きでも選考に通りますか?

はい、手書きでも書類選考を通過することは十分可能です。ただし、IT系・事務職など業務でPCを日常的に使う職種では、手書き書類がスキル面で懸念される場合があります。接客・販売・介護・製造などの職種では、書類の形式よりも業務内容の具体性や読みやすさが優先されます。

スマホで作った職務経歴書は採用担当者からわかりますか?

通常、スマホで作成したかパソコンで作成したかを採用担当者が見分けることはできません。転職サイトや専用アプリのテンプレートを使えば、レイアウト・書体ともにパソコン作成と同等の品質になります。PDFで出力してコンビニ印刷すれば、見た目の差は実質ありません。

ハローワークでPCを使って職務経歴書を作れますか?

はい、ほとんどのハローワークには求職者が無料で利用できるパソコンが設置されています。Word・Excelが使える端末が多く、相談員のサポートを受けながら作成できます。混雑時は順番待ちが生じる場合があるため、平日の午前中など比較的空いている時間帯に訪問することをおすすめします。

職務経歴書は手書きとパソコン作成を混在させてもよいですか?

基本的には混在させないほうがよいです。「1枚目はパソコン作成、2枚目は手書き」のような形式は、採用担当者に統一感のなさや準備不足の印象を与えることがあります。書類全体で作成方法を統一することが原則です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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