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履歴書「取得見込み」の書き方|落ちても内定取消し?採用担当が解説

履歴書「取得見込み」の書き方|落ちても内定取消し?採用担当が解説

履歴書に「取得見込み」の資格を書くときは、書き方ひとつで採用担当者の受け取り方が変わります。この記事では、取得見込み・取得予定・勉強中の使い分け、日付や正式名称の記入例、万一取得できなかったときの対処法まで、書類選考で損をしない書き方を採用担当者の視点で整理しました。

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目次

履歴書に「取得見込み」の資格は書いていい

まだ手元に合格証がない資格でも、履歴書の免許・資格欄に「取得見込み」として書いて問題ありません。むしろ応募職種に関わる資格なら、学ぶ意欲と入社後の戦力化を先取りで伝えられるプラス材料になります。

ただし「書いていい」と「書いたほうがいい」は別です。次の判断基準に当てはまる資格だけを載せると、資格欄がぼやけません。

  • 応募職種と関連する:仕事で使う資格ほど評価される
  • 取得時期の目処が立っている:受験日や合格発表日が具体的に言える
  • 実際に勉強を進めている:面接で進捗を聞かれても答えられる

逆に、申し込んだだけでほとんど勉強していない資格や、仕事と無関係な資格を「取得見込み」で並べると、資格欄全体の信頼度を下げてしまいます。免許・資格欄の基本的な書き方を押さえたうえで、載せる資格を選びましょう。

「取得見込み」「取得予定」「勉強中」の違いと使い分け

この3つは似ているようで、示している「進み具合」が違います。実際の状況に合わない言葉を使うと、面接で話がかみ合わなくなるため、まず自分がどの段階かを確認してください。

表現使う状況信頼度
取得見込み受験を終え、合格発表を待っている/合格が確実な段階高い
取得予定受験日・受講日が決まっている段階
勉強中学習を始めているが受験日は未定控えめ

ポイントは、言葉が強いほど「根拠」を求められることです。「取得見込み」は合格がほぼ確定している人向けの表現なので、まだ受験していない段階では「取得予定」や「勉強中」を選ぶほうが実態に合います。段階が進むにつれて表現を格上げしていくイメージで使い分けます。

採用担当者はここを見ている

  • 「取得見込み」なのに受験日すら答えられないと、言葉と実態のズレを疑われる
  • 段階に合った表現を選べているかで、自己管理力や計画性まで見られている
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「取得見込み」の資格欄の書き方【記入例つき】

取得見込みの資格は、書式を少し工夫するだけで「取得済み」との混同を防げます。日付・正式名称・併記情報の3点を順番に確認しましょう。

日付欄(年月)はどう書くか

取得済みの資格は「取得年月」を左の欄に書きますが、取得見込みの資格は左の年月欄は空欄のままにします。そのうえで、資格名のうしろに「取得見込み」と添え、カッコ書きで受験日や合格発表予定日を補うと、いつ確定するのかが伝わります。西暦・和暦は履歴書内で必ず統一してください。年月の統一ルールは履歴書の年月の書き方で確認できます。

正式名称と併記すべき情報

資格名は省略せず、合格証や試験実施団体の表記どおりの正式名称で書きます。「簿記2級」ではなく「日商簿記検定2級」、「英検2級」ではなく「実用英語技能検定2級」といった具合です。取得見込みの場合は、これに「受験予定日」または「合格発表予定日」を添えると、信頼度が一段上がります。

良い例文

  • 日商簿記検定2級 取得見込み(2026年8月 合格発表予定)
  • 基本情報技術者試験 取得見込み(2026年10月 受験予定)
  • 介護福祉士 取得見込み(2026年3月 国家試験合格発表予定)

NG例

2026年8月 日商簿記検定2級 取得
→ 左の年月欄に日付を入れて「取得」とだけ書くと、すでに合格済みと誤解されるおそれがあります。まだ結果が出ていない資格は、必ず「取得見込み」と明記し、日付欄は空けておきます。

書く順番と載せる位置

資格欄は、運転免許があれば先頭に書き、そのあとを取得順(古い順)で並べるのが基本です。取得見込みの資格は取得済みの資格のあとに置くと、確定済みと見込みの区別がつきやすくなります。応募職種に直結する資格をアピールしたい場合は、その資格を上位に置く並べ方でも構いません。書類全体の見本は履歴書サンプルと書き方で確認しておくと迷いません。

採用担当者が「取得見込み」で見ている3つのポイント

採用担当者は、取得見込みの資格を「資格そのもの」だけでなく「書き方から読み取れる人物像」として見ています。次の3点を押さえると、同じ資格でも印象が変わります。

採用担当者はここを見ている

  • 確定時期の具体性:受験日・合格発表日が書いてあるか。空欄だと「本当に取る気があるのか」を疑われる
  • 仕事との関連性:入社後に活かせる資格か。無関係な資格が並ぶと「数合わせ」に見える
  • 計画性の裏づけ:勉強の進捗を面接で語れるか。書いた内容と話す内容が一致しているか

この3点を満たしていれば、取得見込みは「まだ持っていない」というマイナスではなく、目標に向けて計画的に動ける人という評価につながります。志望動機や自己PRで「入社後この資格をこう活かす」と一言添えると、資格欄の説得力がさらに増します。

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「取得見込み」と書いて資格が取れなかったらどうなる

取得見込みと書いた資格が、万一取得できなかったらどうなるのか。ここが最も不安になる部分ですが、それだけで直ちに不採用や内定取り消しになるとは限りません。結果はケースによって分かれます。

資格の位置づけ取れなかった場合の影響
応募要件で必須(例:この資格がないと業務不可)職種変更や内定取り消しの話し合いになる可能性がある
あると望ましい・加点扱い大きな影響は出にくい。誠実な報告が前提

企業側も「取得見込み」と理解したうえで選考しているため、必須資格でなければ、取得時期が多少ずれても致命傷になりにくいのが実際です。ただし、資格が業務の前提条件になっている求人では、事前に応募要件をよく確認しておく必要があります。

取得できないと分かったときの対処

  • 分かった時点ですぐに採用担当者へ連絡する(結果を隠さない)
  • 次の受験予定・取得の見通しを具体的に伝える
  • 業務にどう影響するかを一緒に相談する姿勢を見せる

やってはいけないのは、取得できていないのに黙っていることです。資格の有無より、報告の誠実さのほうが信頼に直結します。なお、実態と大きく異なる資格を意図的に記載すると経歴詐称と受け取られるため、あくまで「勉強を進めている資格」だけを見込みで書くのが大前提です。

職種・資格別|取得見込みの書き方の記入例

資格の種類によって、正式名称や添える情報が変わります。代表的なものを記入例つきでまとめました。自分の資格に近いものを参考にしてください。

資格取得見込みの記入例
運転免許普通自動車第一種運転免許 取得予定(2026年9月 卒業検定予定)
簿記日商簿記検定2級 取得見込み(2026年8月 合格発表予定)
IT系基本情報技術者試験 取得見込み(2026年10月 受験予定)
介護介護福祉士 取得見込み(2026年3月 国家試験合格発表予定)
保育保育士資格 取得見込み(2026年◯月 登録予定)

運転免許を教習所に通っている段階なら「取得予定」、簿記や情報処理のように受験を終えて発表待ちなら「取得見込み」が実態に合います。簿記検定の履歴書の書き方や、資格ごとの詳しい記載ルールもあわせて確認しておくと安心です。

保育士や介護福祉士のように国家資格を目指している場合は、正式名称と「登録」「合格発表」のどちらを待っている段階かを区別すると誤解が減ります。詳しくは保育士免許の履歴書の書き方で取得見込みの例を確認できます。職務経歴書に資格を書く際の取捨選択は職務経歴書の資格の書き方が参考になります。

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まとめ

  • 取得見込みの資格は書いてよい。応募職種と関連し、時期の目処が立つものを選ぶ
  • 合格発表待ちは「取得見込み」、受験日決定は「取得予定」、学習中は「勉強中」で使い分ける
  • 左の年月欄は空欄にし、正式名称+「取得見込み」+受験・発表予定日を併記する
  • 取れなかった場合は隠さず早めに報告する。必須資格は応募要件を事前に確認する

取得見込みは、書き方さえ整えれば「計画的に動ける人」という評価に変えられます。実態に合った表現を選び、確定時期を添えて書きましょう。

「取得見込み」の資格に関するよくある質問

受験前でも「取得見込み」と書いていいですか?

受験前は「取得見込み」より「取得予定」や「勉強中」が実態に合います。「取得見込み」は受験を終えて合格発表を待っている、または合格がほぼ確実な段階で使う表現です。受験日が決まっているなら「取得予定(◯年◯月受験予定)」と書きましょう。

取得見込みの資格は何個まで書けますか?

個数の上限はありませんが、実際に勉強している資格に絞るのが基本です。関連性の薄い資格を数多く並べると、資格欄全体の信頼度が下がります。応募職種で活かせる資格を1〜2個に絞ったほうが、採用担当者には響きます。

日付欄には受験日と合格発表日のどちらを書きますか?

左の年月欄は空欄にし、資格名のうしろにカッコ書きで補います。すでに受験を終えているなら「合格発表予定日」、これから受けるなら「受験予定日」を書くと、いつ確定するのかが正確に伝わります。虚偽の予定日は書かないようにしてください。

取得見込みで応募して取れなかったら経歴詐称になりますか?

実際に勉強を進めている資格を「取得見込み」と書き、結果として取れなかっただけなら経歴詐称にはあたりません。問題になるのは、勉強していない資格を取得見込みと書いたり、取れなかった事実を隠したりする場合です。取得できないと分かったら、早めに採用担当者へ正直に伝えましょう。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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