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履歴書の職歴がない場合|「なし」の書き方と落とされない記載例

履歴書の職歴がない場合|「なし」の書き方と落とされない記載例

履歴書に書く職歴がない場合は、学歴・職歴欄に「職歴」と書いた下の行に「なし」、最後の行の右端に「以上」と記載するのが正解です。空欄のまま提出するのは避けてください。この記事では、新卒・既卒・フリーター・30代など状況別の書き方と、職歴が薄いぶん採用担当者に人柄で評価してもらうための記載例をまとめました。

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目次

履歴書の職歴がない場合の書き方【結論と記載例】

職歴がない場合でも、履歴書の学歴・職歴欄を空欄にしてはいけません。学歴を書き終えた次の行の中央に「職歴」と記し、その下の行に左寄せで「なし」、さらに次の行の右端に「以上」と書きます。この3行を埋めるだけで、記入漏れではなく「職歴がないことを正しく伝えている」と読み手に伝わります。

結論:「職歴」の下に「なし」、最後に「以上」

書き方はシンプルです。迷ったときは次の3ステップだけ押さえてください。

  1. 学歴を書き終えた次の行の中央に「職歴」と書く
  2. その下の行に左寄せで「なし」と書く
  3. さらに次の行の右端に「以上」と書いて締める

職歴がない場合の記載例

実際の学歴・職歴欄は、次のように埋めます。学歴の下に1行空けてから「職歴」を書くと、学歴と職歴の区切りが読み手に伝わりやすくなります。

良い記載例(学歴・職歴欄)

学歴・職歴
20233○○高等学校 普通科 卒業
 
(中央)職歴
なし
(右端)以上

「なし」と「以上」を必ずセットで書くのがポイントです。「以上」がないと、続きを書き忘れたように見えてしまいます。

やってはいけない書き方

職歴なしの履歴書で減点されるのは、職歴がないこと自体ではなく「書き方の雑さ」です。次のような書き方は避けてください。

NG例

  • 職歴欄を丸ごと空欄にする書き忘れや意図的な隠しと受け取られます
  • 「特になし」「無職」と書く:ぶっきらぼうな印象になり、正式な書き方ではありません
  • 「なし」だけ書いて「以上」を省く:締めがないと未記入に見えます

職歴欄以外の書き方に不安が残る場合は、写真や日付までを一通り確認できる履歴書の経歴(学歴・職歴)欄の書き方もあわせて確認しておくと安心です。

【状況別】職歴がない場合の職歴欄の書き方と例文

ひとくちに「職歴なし」と言っても、新卒・フリーター・第二新卒・30代以上では書き方が変わります。自分の状況に近いものを参考にしてください。

新卒・既卒(正社員経験が一度もない)

新卒や卒業後まもない既卒の方は、職歴がなくて当然です。学歴の下に「職歴/なし/以上」を書けば問題ありません。学生時代のアルバイトやインターンは、原則として職歴欄には書かず、自己PRやガクチカとして別の欄で伝えます。

採用担当者はここを見ている

  • 新卒・既卒の職歴なしはマイナスにならない。むしろ志望動機の熱意で差がつく
  • アルバイトを無理に職歴へ書くより、自己PR欄で経験を語れているか

フリーター(アルバイト経験のみ)

正社員経験が一度もなく、卒業後はアルバイトだけという場合は、そのアルバイト歴を職歴として書けます。「なし」と書くよりも、働いてきた事実を具体的に示したほうが評価されます。単に店名を並べるのではなく、入社・退社の年月と業務内容を添えてください。

良い記載例(アルバイト歴を書く場合)

学歴・職歴
(中央)職歴
20204株式会社○○ △△店 アルバイト入社(ホール接客・レジ業務を担当)
20256一身上の都合により退職
(右端)以上

同じ職場で長く続けた場合は、「アルバイト入社」と明記し、勤続年数が伝わるように書きます。長く働いた継続力は、職歴なしの中でも強い材料になります。

アルバイトの退職理由の書き方や、短期・掛け持ちのまとめ方は履歴書のアルバイト退職の書き方で詳しく解説しています。

第二新卒・早期離職

入社した会社を短期間で辞めた場合も、その職歴は必ず書きます。数か月で退職していても、隠すと経歴詐称になりかねません。在籍期間が短くても正式名称で会社名を書き、「一身上の都合により退職」とまとめれば問題ありません。退職理由の細かい事情は、面接や志望動機で前向きに補足します。

30代・40代で職歴なし/ブランクが長い

30代・40代で正社員経験がない場合も、職歴欄には正直に「なし」と書きます。年齢を重ねているぶん、採用担当者は「これまで何をしていたのか」を気にします。長い空白期間は隠さず、資格の勉強・家族の介護・療養など、事実を簡潔に伝えたうえで働く意欲を示すことが通過につながります。

出産・育児などでブランクがある場合は、その期間の伝え方で印象が変わります。ブランクを強みに変える履歴書の書き方もあわせて参考にしてください。

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採用担当者は「職歴なし」の履歴書のどこを見ているか

職歴がないと「その時点で落とされる」と思い込みがちですが、採用担当者は職歴欄の有無だけで判断しているわけではありません。特に未経験者を採用する求人では、職歴よりも人柄と入社後の伸びしろを重視しています。

採用担当者はここを見ている

  • 誠実さ:職歴なしを隠さず「なし」「以上」まで正しく書けているか
  • 納得感:働いていなかった期間の理由が、前向きに説明できているか
  • 伸びしろ:志望動機・自己PRから、入社後に成長しそうな姿勢が伝わるか

逆に言えば、職歴欄が薄くても他の欄で「一緒に働きたい」と思わせられれば通過できます。職歴なしを不利と決めつけず、書ける欄で自分を伝えることに力を注いでください。

職歴がない分、差がつく履歴書の書き方

職歴で語れないぶん、志望動機・自己PR・資格欄が勝負どころになります。ここを埋め合わせれば、職歴なしでも十分に戦えます。

志望動機で熱意と定着意欲を示す

職歴なしの応募で採用担当者が最も気にするのは「またすぐ辞めないか」です。志望動機では、なぜこの仕事・この会社なのかを具体的に書き、長く働きたい意欲を伝えます。

良い例文(志望動機)

接客のアルバイトで、お客様の要望を先回りして提案することにやりがいを感じてきました。正社員として腰を据え、一つの仕事を長く極めたいと考え、地域密着で顧客との関係を大切にされている貴社を志望しました。未経験ですが、これまで培った接客力を早く戦力に変えられるよう努めます。

自己PRで人柄とアルバイト経験を伝える

自己PRでは、職歴の代わりにアルバイト・学業・日常での具体的な行動を語ります。「真面目です」だけでは伝わりません。何をして、どんな結果につながったのかをセットで書いてください。

良い例文(自己PR)

4年間続けた飲食店のアルバイトでは、無遅刻・無欠勤を通しました。忙しい時間帯に新人の教育も任され、辞める人が多かった職場で3人の後輩が定着しました。一度引き受けたことを最後までやり切る点は、どの仕事でも活かせると考えています。

NG例

「職歴がなく、アピールできることは特にありませんが、一生懸命がんばります」卑下する言葉と抽象的な意気込みだけでは、何ができる人か伝わりません。小さくても具体的な行動を書きましょう。

状況別の自己PRの型やそのまま使える言い回しは、履歴書の自己PR例文12選にまとめています。未経験・ブランクありのパターンも参考になります。

免許・資格でカバーする

職歴が書けないぶん、免許・資格欄はしっかり埋めます。普通自動車運転免許のほか、応募先の仕事に関係する資格があれば、正式名称で記載してください。取得予定や勉強中のものも「取得に向けて勉強中」と書けば、意欲の証明になります。資格がなくても、応募職種に役立つスキルを自己PRで補えば問題ありません。

学歴欄しか書けることがないと感じる場合は、高卒の履歴書の書き方で紹介している「職歴なし・資格なしでも通過する書き方」も役立ちます。

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職歴なしでも職務経歴書は出すべき?空白期間の伝え方

正社員の職歴がなくても、応募先から職務経歴書を求められたら提出します。履歴書に書ききれないアルバイト経験や人柄を、自由なレイアウトでアピールできる場だからです。「書くことがない」と省くより、アルバイトや学業で取り組んだことを職務経歴書にまとめたほうが、意欲が伝わります。

空白期間を伝えるときのポイント

  • 隠さず、理由を一言で簡潔に(資格の勉強・療養・家事手伝い など)
  • マイナスで終わらせず、その期間に得たことや現在の意欲へつなげる
  • 長期のブランクほど、面接で必ず聞かれる前提で説明を準備しておく
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まとめ

  • 職歴がない場合は「職歴(中央)→ なし → 以上(右端)」の3行で書く
  • 空欄・「特になし」・「以上」の省略はNG。書き方の雑さが減点対象になる
  • アルバイトのみの場合は、勤続年数と業務内容を添えて職歴欄に書ける
  • 採用担当者は職歴の有無より、誠実さ・空白の納得感・伸びしろを見ている
  • 志望動機・自己PR・資格欄で、職歴の薄さは十分に埋め合わせられる

職歴なしは、書き方さえ間違えなければ不利になりません。空欄を恐れず、書ける欄で自分を伝えることに集中してください。

履歴書の職歴がない場合に関するよくある質問

職歴欄は本当に「なし」だけでいいですか?

「なし」だけでは締めが不足します。「職歴」と書いた下の行に「なし」、さらに次の行の右端に「以上」を加えてください。この3点セットで、記入漏れではなく職歴がないことを正しく伝えたと判断されます。

アルバイト経験は職歴欄に書いていいですか?

正社員経験がある場合は、原則として正社員歴のみを書き、アルバイトは自己PRで触れます。一方、正社員経験が一度もなくアルバイトのみの場合は、そのアルバイト歴を職歴欄に書いて構いません。入社・退社の年月と業務内容を添えると評価されます。

30代・40代で職歴なしだと書類で落とされますか?

職歴なしだけで一律に落とされるわけではありません。採用担当者は空白期間の理由と働く意欲を見ています。ブランクの理由を簡潔に伝え、志望動機で長く働きたい姿勢を示せば、通過の可能性は十分にあります。

短期間で辞めた職歴も書く必要がありますか?

数か月であっても在籍した事実は書きます。隠すと経歴詐称と受け取られるおそれがあります。会社名を正式名称で書き、「一身上の都合により退職」とまとめれば問題ありません。理由は面接で前向きに補足しましょう。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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