この記事では、写真付き履歴書を印刷する正しい手順をコンビニ・自宅別に解説します。証明写真の扱い方から採用担当者が気にするNGポイント、印刷後の確認チェックリストまでまとめました。
写真付き履歴書を印刷する前に知っておくべきこと
証明写真は「印刷後に貼り付け」が正解な理由
写真付き履歴書の印刷で最初に理解しておくべき原則は、証明写真はデータとして埋め込まず、履歴書を印刷した後に現物を貼り付けることです。WordやGoogleDocsの写真欄に顔写真データを挿入して一括印刷すると、家庭用プリンターやコンビニの普通紙印刷では解像度が落ちてぼやけたり、肌の色が不自然になったりします。
採用担当者が書類を開いて最初に目にするのは顔写真です。写真の品質が低いと、書類全体の丁寧さへの評価も下がります。履歴書本体の印刷と証明写真の準備は、別々に行うのが基本です。
印刷前に確認すべき4つのポイント
- データはPDF形式で保存する:WordやGoogleDocsのまま印刷するとフォントや書式が崩れる可能性があります。必ずPDF変換してから印刷機に持ち込んでください
- 用紙サイズはA4またはA3(見開き):1枚ずつA4印刷するか、A3見開きで印刷して2つ折りにするかを事前に決めておきます
- 両面印刷は避ける:折り目がつくと読みにくくなり、書類の丁寧さを損なう印象を与えます
- インクのかすれや汚れを確認する:印刷直後はインクが乾いていないことがあります。1〜2分置いてから文字のかすれやローラー跡がないか確認してください
採用担当者はここを見ている
- 書類全体の清潔感:かすれた文字や汚れた用紙は「準備の雑さ」として最初のチェックで引っかかる
- 写真の貼り方:傾き・枠からのはみ出し・余白の不揃いは即マイナス評価につながる
- 証明写真の品質:ぼやけた写真や不自然な色味は、他の候補者と比較した瞬間に差がつく
履歴書のテンプレート選びから印刷まで一貫して確認したい方は、こちらも参考にしてください。

履歴書をコンビニで印刷する手順(セブン・ファミマ・ローソン別)
コンビニのマルチコピー機は24時間使えて、家庭用プリンターより均一な印刷品質が期待できます。A3白黒印刷はセブン・ファミマ・ローソンいずれも1枚20円(2026年6月時点)です。事前にPDFデータをスマホに用意しておけば、当日スムーズに印刷できます。
セブン-イレブンでの印刷手順と料金
セブン-イレブンでは「かんたんnetprint」アプリを使う方法が最もシンプルです。会員登録不要で利用できます。
- 「かんたんnetprint」アプリをスマホにインストール(無料)
- アプリに履歴書のPDFをアップロードし、表示された予約番号をメモ
- セブンのマルチコピー機で「プリント」→「ネットプリント」を選択
- 予約番号を入力→用紙サイズ(A4またはA3)・白黒を選択して印刷
| 印刷種別 | 料金(1枚) |
|---|---|
| A4白黒 | 10円 |
| A3白黒 | 20円 |
| A4カラー | 60円 |
| L判写真プリント | 40円 |
ファミリーマート・ローソンでの印刷手順と料金
ファミマ・ローソンは「ネットワークプリント」アプリを共通で使用します。こちらはユーザー登録が必要ですが、登録後は手順がシンプルです。
- 「ネットワークプリント」アプリをインストール・ユーザー登録(無料)
- アプリに履歴書のPDFをアップロード→ユーザー番号を確認
- マルチコピー機で「ネットワークプリント」を選択→ユーザー番号を入力
- ファイルを選択→用紙サイズと印刷設定を確認して印刷
| 印刷種別 | 料金(1枚) |
|---|---|
| A4白黒 | 10円 |
| A3白黒 | 20円 |
| A4カラー | 60円 |
| L判写真プリント | 30円 |
履歴書の送付状もコンビニで印刷する場合は、スマホで作成してから持ち込む方法が便利です。詳細な手順は履歴書の送付状をスマホで作ってコンビニ印刷する手順でまとめています。

履歴書を自宅プリンターで印刷する方法と注意点
自宅にプリンターがある場合は、深夜や早朝でも印刷できる利点があります。ただし家庭用プリンターは機種によって印刷品質に大きな差があるため、事前確認が欠かせません。
自宅印刷で仕上がりを安定させるコツ
- 用紙は白色度の高い普通紙を使う:再生紙や薄い紙は文字がにじみやすく、プリントの見栄えが落ちます
- 印刷前にテスト印刷を1枚行う:インクの残量・用紙の向き・余白の設定を本番前に確認できます
- 印刷品質設定を「高品質」に変更する:デフォルトの「標準」設定では、機種によって文字が薄くなります
- 印刷直後にすぐ重ねない:インクが乾く前に重ねると裏移りします。1〜2分間隔を空けてください
NG例
インクが少ない状態で印刷すると、文字がかすれて採用担当者が読みにくい書類になります。「急いでいたのでかすれたまま提出した」という状況は、準備不足と判断されるリスクがあります。インク残量の確認は印刷前の必須手順として習慣化してください。
証明写真の準備方法と採用担当者が見るポイント
証明写真の適切なサイズと準備方法
一般的な履歴書の写真欄のサイズは縦40mm×横30mmです。ただしフォーマットによって異なる場合があるため、印刷前に使用する履歴書の写真欄サイズを必ず確認してください。準備方法は主に3つあります。
| 準備方法 | 費用目安 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 写真館・スタジオ撮影 | 3,000〜5,000円 | 重要度の高い応募先・複数写真が必要な場合 |
| 証明写真機(スピード写真) | 800〜1,200円 | 品質を安定させたい場合 |
| スマホアプリ+コンビニL判印刷 | 30〜40円 | 費用を抑えたい場合・枚数が少ない場合 |
スマホアプリでコンビニ印刷する方法
証明写真アプリを使えば、スマホで撮影した写真データをコンビニのL判写真印刷(30〜40円)で出力できます。手順は以下の通りです。
- 証明写真アプリ(「証明写真+」「BiShot」など)でスマホ撮影・サイズ指定
- アプリ内でL判レイアウトに並べてデータを保存
- コンビニのマルチコピー機で「写真プリント」→L判を選択して印刷
- 印刷後、ガイド線に沿って縦40mm×横30mmのサイズにカット
- 履歴書の写真欄にのりまたは両面テープで正確に貼り付ける
アプリ選びで迷う場合は、採用担当者視点でのNG評価も含めた比較記事を参考にしてください。

採用担当者が証明写真でチェックする3点
採用担当者はここを見ている
- 清潔感:髪が顔にかかっていない・スーツの着こなしが整っているかを書類を開いた瞬間に確認する。写真の印象がそのまま候補者への第一印象になる
- 画質:ぼやけた写真・粗い解像度は複数の候補者が並んだ選考で即座にマイナス評価につながる。証明写真機・写真館・コンビニのL判印刷のいずれかで確実な品質を確保する
- 貼り方の正確さ:傾き・枠からのはみ出し・余白の不揃いが目立つ書類は「基本的な確認ができていない」という判断材料になる
写真付き履歴書の印刷でよくある失敗と対策
NG①写真をデータのまま埋め込んで印刷する
NG例
WordやGoogleDocsの写真欄に証明写真データを貼り付けたまま、履歴書全体を一括印刷する。普通紙への印刷では解像度が落ち、採用担当者が顔を認識しにくい仕上がりになる。
良い例
履歴書本体(写真欄は空白のまま)を印刷し、証明写真の現物を正確なサイズにカットしてのりで貼り付ける。写真専用紙またはコンビニのL判印刷を使うことで仕上がりの品質を保てる。
NG②両面印刷・縮小印刷の設定ミス
コンビニや自宅での印刷時に設定を誤ると、採用担当者が読みにくい書類になります。主な設定ミスと対策を確認しておきましょう。
| よくある設定ミス | 対策 |
|---|---|
| 両面印刷になっている | 設定を片面印刷に変更する |
| A4指定なのにA3で印刷した(またはその逆) | PDFの用紙サイズと印刷設定を一致させる |
| 「用紙に合わせる」で縮小された | 「実際のサイズ」または「100%」で印刷する |
| 余白が大きすぎて文字が小さくなった | 印刷プレビューで余白・倍率を確認してから実行する |
NG③写真の裏面に氏名を書き忘れる
証明写真は郵送中や書類の取り扱い時に剥がれることがあります。写真の裏面に氏名と連絡先を書いておくと、万が一剥がれた際に採用担当者が確実に対処できます。鉛筆で薄く書くか、細字のボールペンで枠外に記載するのが一般的です。
印刷した履歴書と証明写真の準備が整ったら、封筒への入れ方や郵送手順も確認しておくと安心です。履歴書の封筒と印刷の流れは、こちらの記事でまとめています。

まとめ
- 写真付き履歴書は「本体を印刷→証明写真を後から貼り付け」が正しい順序
- コンビニ印刷(A3白黒20円)は均一な仕上がりで自宅プリンターより品質が安定しやすい
- セブンは「かんたんnetprint」、ファミマ・ローソンは「ネットワークプリント」アプリを使う
- 証明写真のサイズは縦40mm×横30mmが基本。写真の裏面に氏名を記載する
- 採用担当者は写真の品質と貼り方から「準備の丁寧さ」を最初に判断している
手間をかけた書類は採用担当者に伝わります。印刷前のチェックと証明写真の品質確保を徹底して、書類選考の第一関門を確実に越えてください。
写真付き履歴書の印刷に関するよくある質問
- 証明写真はデータを埋め込んで一緒に印刷してはいけないのですか?
-
推奨されていません。家庭用プリンターやコンビニの普通紙印刷では証明写真の解像度が落ちてぼやけることが多く、採用担当者への第一印象を下げるリスクがあります。写真専用紙に高解像度で印刷できる環境がない場合は、履歴書本体のみ印刷し、証明写真は証明写真機・写真館・コンビニのL判写真プリントで別途用意して後から貼り付けるのが確実です。
- コンビニで履歴書と証明写真を両方印刷することはできますか?
-
はい、同じコンビニで続けて印刷できます。まず証明写真アプリでL判レイアウトを作成し、L判写真プリント(セブン40円・ファミマ/ローソン30円)で出力します。次に履歴書本体をA4またはA3白黒印刷(10〜20円)で出力してください。写真を所定サイズにカットし、履歴書の写真欄に貼り付ければ完成です。1回のコンビニ訪問で両方の準備が整います。
- 履歴書の写真サイズを間違えた場合はどうすればよいですか?
-
自分でカットしてサイズを合わせようとすると切り口が不揃いになり、採用担当者への印象が悪くなります。印刷前に履歴書の写真欄に記載されているサイズ(縦40mm×横30mmが多い)を必ず確認し、正しいサイズで撮影・印刷し直すことをお勧めします。証明写真アプリであればアプリ内でサイズを指定できるため、やり直しもコンビニのL判印刷代(30〜40円)のみで済みます。
- 自宅にプリンターがない場合、コンビニ以外に印刷できる場所はありますか?
-
コンビニ以外では、大学生であればキャリアセンターや学内の印刷設備が利用できます。また図書館の印刷サービス(館によって条件あり)やネットカフェのプリンターも選択肢です。ただし履歴書は氏名・住所・経歴を含む個人情報です。公共の機器を利用する場合は、印刷後に機器内のデータが消去されているか必ず確認してください。


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