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職務経歴書 手書きテンプレート|採用担当者が落とす書類の特徴と通過のコツ

職務経歴書 手書きテンプレート|採用担当者が落とす書類の特徴と通過のコツ

この記事では、手書き職務経歴書のテンプレート入手方法から書き方、採用担当者が気にする注意点まで解説します。使うべきペンの種類、書き損じへの対処法、手書きとPC作成のどちらが採用に有利かという疑問にもお答えします。

目次

手書き用テンプレートの入手方法

手書きの職務経歴書を用意する方法は大きく2つあります。転職サイトから無料でダウンロードして印刷する方法と、文具店やコンビニで市販の用紙を購入する方法です。それぞれの特徴を踏まえて選んでください。

転職サイトから無料ダウンロードして印刷する方法

マイナビ転職・doda・リクナビNEXTなどの大手転職サイトでは、PDF形式の職務経歴書テンプレートを無料で公開しています。以下の手順でA4用紙に片面印刷して使用できます。

  1. 転職サイトのテンプレートダウンロードページにアクセスする
  2. 希望するフォーマット(逆年代順・キャリア式など)のPDFを選ぶ
  3. A4サイズ・片面印刷の設定で印刷する
  4. 余白のバランスを確認し、書き損じ用に2〜3枚多めに印刷しておく

ダウンロード版は記入欄の配置や余白が整っているため、手書きでも見た目がまとまりやすいのが特徴です。書き損じに備えて同じテンプレートを2〜3枚印刷しておくことを強くおすすめします。

文具店・100均・コンビニで購入できる市販の用紙

市販の職務経歴書用紙は、文具店・100均・コンビニで100〜200円程度で購入できます。コンビニは24時間対応しているため、急ぎの場合に便利です。

ただし市販の用紙は記入欄が少なく、アピールしたい内容を書ききれないケースがあります。職務経歴が複数社にわたる場合や、スキルや実績を詳しく伝えたい場合は、ダウンロード版の方が使い勝手がよいでしょう。

テンプレートを選ぶときの2つのポイント

  • フォーマットの種類:直近の職歴から書く「逆年代順(編年体式)」が最も一般的で、採用担当者も読み慣れています。職種・スキルをアピールしたい場合は「キャリア式」という形式もあります
  • A4サイズ・1〜2枚に収まる余白:余白が広すぎると内容が薄い印象になります。A4用紙1〜2枚に収まるレイアウトのテンプレートを選ぶと、完成後のバランスが取りやすいです

手書きで書く前に準備するもの

書き始める前の準備が、手書き職務経歴書の完成度を大きく左右します。特にペンの選び方は採用担当者の評価にも直結する重要なポイントです。

ペンの選び方:油性かゲルインクの黒が必須

使用できるペンの種類は限られています。以下の表を参考に選んでください。

種類使用可否理由
黒の油性ボールペン(0.5〜0.7mm)◎推奨にじみにくく、長期保管しても文字が安定する
黒のゲルインクボールペン(0.5〜0.7mm)◎推奨書き心地がなめらかで均一な文字になりやすい
万年筆(黒インク)○可書き慣れている場合に限り使用可
フリクションペン(消えるタイプ)×絶対NG熱・摩擦で消える可能性があり改ざんリスクと判断される
水性ペン・サインペン×NGにじみや裏抜けが起きやすい
鉛筆・シャーペン×NG消えるため正式書類として不適切

採用担当者はここを見ている

  • フリクションペンが使われていると、書類保管中に文字が消える可能性を懸念する
  • 修正液・修正テープの跡は「書き直しの形跡」として、雑な印象や信頼性への疑念につながる
  • 書き間違えた場合は修正せず、最初から書き直すのが採用書類の原則

用紙のサイズと枚数の目安

  • サイズ:A4サイズが標準。B5等の異なるサイズは採用担当者の管理ファイルに収まらず不便を与える
  • 枚数:1〜2枚が理想。職歴が多い場合でも3枚以内に収める
  • 両面使用は禁止:複数枚になる場合は裏面を使わず、2枚目に続ける

下書きを省くと必ず失敗する

いきなり清書しようとすると、後半で枠が足りなくなったり、逆に空白が目立ちすぎたりします。別紙に一度下書きし、各欄にどれくらいの文章が収まるかを確認してから清書するのが確実です。

特に職務内容欄は書く量が多いため、箇条書きの項目数と1項目あたりの文字数を先に決めておくと、清書時にバランスよくまとめられます。

手書き職務経歴書の書き方【全項目解説】

職務経歴書の記入項目は大きく「①日付・氏名」「②職務要約」「③職務内容」「④活かせるスキル・自己PR」の4つに分かれます。それぞれの書き方のポイントを解説します。

①日付・氏名の記入

  • 日付:提出日(面接・郵送する日)を記入。西暦・和暦はどちらでもよいが、履歴書と表記を統一すること
  • 氏名:戸籍上の正式な氏名を記入。ふりがなが必要な場合はひらがなで記入(「フリガナ」欄はカタカナ)

②職務要約の書き方(150〜200文字)

職務要約は採用担当者が最初に目を通す欄です。「いつ・どこで・どんな仕事をしてきたか」を150〜200文字で端的にまとめるのが基本です。具体的な数字(年数・規模・件数)を入れると即戦力感が伝わります。

良い例文

食品メーカーで営業職を8年経験。法人向け新規開拓営業を中心に、年間50社の新規契約を担当してまいりました。後半4年は3名の部下を持つチームリーダーとして、売上目標達成率120%を維持しました。現在は同業種でさらに大きな規模の案件に携わりたく転職を検討しております。

NG例

これまで営業職として働いてきました。転職を考えており、新しい環境でも頑張ります。何年間・何社で・どんな業務をしたかが一切書かれておらず、採用担当者は「即戦力かどうか」の判断ができない。

③職務内容欄の書き方(業務の数値化が鍵)

職務内容欄では、在籍していた会社ごとに「会社概要 → 業務内容」の順で記入します。以下の3点を意識してください。

  • 会社の規模を数字で示す:「事業内容:消費財メーカー(従業員1,200名・売上高300億円)」のように記入すると読み手が背景を理解しやすい
  • 業務内容は箇条書きで整理:「〇〇を担当」だけでなく「〇〇件の△△を担当し、××の成果を出した」という形で成果まで書く
  • 職位・役割の変化も記載:昇格・異動・プロジェクトリーダー経験などは必ず書いておくと採用担当者の評価が上がりやすい

手書きでは箇条書きの行頭に「・」を入れると視認性が上がります。「・」の位置と大きさを均一に揃えることが、見た目の整理感につながります。

職務経歴書の各項目の書き方全般については、以下の記事で詳しく解説しています。

④活かせるスキル・自己PRの書き方

自己PR欄は、これまでの経験で得たスキルを応募先の業務に結びつけて書くのがポイントです。「〇〇ができます」という一般的な表現より、「〇〇の経験で身につけた△△を、貴社の××業務で活かしたい」という具体的な表現が採用担当者の目に留まります。

手書きの場合はPCと異なり後から加筆修正できないため、自己PR欄は他の欄より先に内容を固めてから清書に臨んでください。

採用担当者が落とす手書き書類のNG例

手書きの職務経歴書で書類選考を通過するには、一般的な書き方のルールを守るだけでなく、採用担当者が実際に見ているNGポイントを把握しておくことが必要です。以下の5点は特に注意してください。

採用担当者が即NGと判断する5つのポイント

  • 修正液・修正テープの使用:手書きの採用書類で修正液を使用した場合、採用担当者は「内容に迷いがある」「丁寧さが足りない」という印象を持つ。書き間違えた場合は必ず最初から書き直す
  • フリクションペンの使用:こすると消えるタイプのペンは保管中に文字が消える可能性がある。採用担当者が改ざんリスクを感じる書類は書類選考を通過しない
  • 文字量が少なくスカスカな書類:A4用紙に5〜6行しか書いていない職務経歴書は「経験が薄い」「準備不足」と判断される。職歴・スキル・自己PRの各欄を7割以上は埋めることを意識する
  • 会社名・役職名の略称使用:「㈱」などの略称は会社名に使用禁止。「株式会社〇〇」と正式名称で記入する。役職名も「部長」ではなく「第1営業部 部長」のように部門名とセットで書く
  • 読みにくい文字・行間のバランス崩れ:採用担当者は数十枚の書類を短時間で確認する。文字が小さすぎる・行間が不均一・文字が枠からはみ出している書類は、内容以前に読もうという気持ちが下がる

なお、職種によっては手書きの職務経歴書に特有の記入ポイントがあります。歯科助手の職務経歴書を手書きで作る場合の具体的な書き方については、以下の記事を参照してください。

手書きとPC作成、採用担当者の本音

手書きとPC作成のどちらが採用に有利か、気になる方は多いと思います。採用担当者の多くは手書き・PC作成どちらでも合否の判断基準にしていません。評価の対象になるのは「内容の充実度」と「読みやすさ」です。

比較項目手書きPC作成
誠意・熱意の印象◎ 時間をかけた丁寧さが伝わりやすい○ 内容で判断される
修正のしやすさ△ 書き直しが必要◎ 何度でも修正できる
見た目の整いやすさ△ 字の上手さに依存する◎ フォント・レイアウトが統一される
作成のスピード△ 時間がかかる◎ コピー・貼り付けで効率的
PCスキルの印象△ PCスキルが不明のまま◎ 基本的なPCスキルが伝わる

採用担当者側の本音として、保守的な社風や長い歴史を持つ企業では手書きの職務経歴書を好意的に見る傾向があります。一方、IT系・外資系・ベンチャー系の企業では「パソコンが使えない方では?」という懸念を持たれることもあります。

応募先が「手書きで」と指定している場合を除き、特にこだわりがなければPC作成の方が実用的です。手書きにこだわる場合は、「なぜ手書きで書いたか」を面接で聞かれる可能性も想定しておくとよいでしょう。

職務経歴書をPC・スマホで効率よく作成したい場合は、自動作成ツールという選択肢もあります。

まとめ

  • 手書き用テンプレートは転職サイトで無料ダウンロードするか、文具店・コンビニで市販品を購入する
  • 使用するペンは黒の油性またはゲルインクボールペン(0.5〜0.7mm)が基本。フリクションペン・修正液は絶対NG
  • 書き間違えた場合は修正液を使わず、最初から書き直す
  • 清書前に下書きを行い、各欄の文字量とレイアウトを確認してから本番に臨む
  • 職務要約は150〜200文字・数字を使って端的に、職務内容は箇条書きで業務と成果をセットで記載する

手書きかPC作成かよりも、採用担当者が最終的に判断するのは内容の充実度です。応募先の社風や指定に合わせつつ、書類の中身を磨くことに時間を使ってください。

手書き職務経歴書に関するよくある質問

手書き用の職務経歴書テンプレートはどこで入手できますか?

マイナビ転職・doda・リクナビNEXTなどの転職サイトで、PDF形式の手書き用テンプレートを無料でダウンロードできます。A4サイズで片面印刷して使用してください。文具店・コンビニでも市販品を100〜200円程度で購入できますが、記入欄が少ない場合があります。

手書き中に書き間違えた場合はどうすればよいですか?

修正液・修正テープの使用は禁止です。採用書類に修正の跡があると、採用担当者に「丁寧さが足りない」という印象を与えます。書き間違えた場合は、最初から新しい用紙に書き直してください。書き損じに備えて、同じテンプレートを2〜3枚用意しておくと安心です。

フリクションペン(消えるボールペン)を使っても大丈夫ですか?

フリクションペンは絶対に使用しないでください。熱や摩擦で文字が消えるため、書類の保管・輸送中に記載内容が消失するリスクがあります。採用担当者に改ざんリスクがある書類と判断されます。黒の油性ボールペンまたはゲルインクボールペン(0.5〜0.7mm)を使用してください。

手書きとパソコン作成、どちらが採用に有利ですか?

採用担当者の多くは手書き・PC作成どちらでも合否の判断基準にしていません。ただし現在の転職市場ではPC作成が主流で、IT系・外資系・ベンチャー企業ではPC作成の方が好ましい場合もあります。企業から手書き指定がある場合を除き、PC作成の方が修正しやすく効率的です。

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この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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