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履歴書 在籍中 書き方|採用担当者が教える職歴欄の正解とNG例

在籍中の履歴書の書き方

この記事では、在籍中の転職活動で提出する履歴書の書き方を解説します。職歴欄の「現在に至る」と「以上」の正しい記載位置、退職予定日が決まっていない場合の対処法、採用担当者が書類選考で確認しているポイントを状況別の記入例とともに紹介します。

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目次

在籍中の履歴書で押さえる3つの基本ルール

「現在に至る」と「在職中」どちらを書けばいい?

「現在に至る」と「在職中」はどちらを書いても意味は同じです。履歴書を記入している時点でその会社に在籍していることを示す表現であり、採用担当者の評価が変わることはありません。

ただし、1枚の履歴書のなかで「現在に至る」と「在職中」を混在させると、採用担当者に「書類の確認が甘い」という印象を与えます。どちらかに統一して使うことが原則です。

採用担当者はここを見ている

  • 「現在に至る」と「在職中」が同一書類で混在していないか
  • 「現在に至る」の後に「以上」が正しく記載されているか
  • 退職日が書かれていない場合は「在籍中」として判断する

「以上」は右揃えで書く——記載位置と意味

「以上」は「これ以上の学歴・職歴はありません」という意味で、職歴欄の最後を締める言葉です。「現在に至る」の次の行に右揃えで記載するのが正しい書き方です。「現在に至る」と同じ行に横並びで書いてはいけません。

手書きの場合は枠の一番右端に合わせて書き、PC入力の場合はセルの右揃え設定を使います。学歴欄の「以上」と職歴欄の「以上」はそれぞれの欄の最後に別々に配置します。

記入例で確認する職歴欄の正しい書き方

在籍中の職歴欄は、入社からの異動・昇格などを時系列で記載し、最後の行に「現在に至る」→ 改行後に右揃えで「以上」と締めます。以下に基本の記入例を示します。

記入例(在籍中・退職予定日未定)

2018年4月株式会社〇〇商事 入社(営業部 配属)
2022年10月第二営業部 主任に昇格
現在に至る
以上

採用担当者が在籍中の履歴書を見て確認していること

在籍中の応募者に対する採用担当者の本音

採用担当者の立場から見ると、在籍中の応募者は「現職でも通用しており、計画的に次のステップを考えている」という印象を持たれやすいです。退職後に転職活動をしている方と比べると、焦りが見えにくい分、条件交渉の場面でも落ち着いて話せることが多いです。

一方で採用担当者が気にするのは「本当に辞めてくるのか」という点です。書類選考では在籍中かどうかよりも、職歴や志望動機の内容が選考基準の中心になります。在籍中であることを特別に強調する必要はなく、職歴欄の正しい記載を押さえることが最優先です。

採用担当者はここを見ている

  • 在籍中と書いてあっても現職にバレることはない(応募情報は企業間で共有されない)
  • 「現在に至る」が書いてあれば在籍中と判断する。特別なコメントは不要
  • 本人希望欄に連絡可能な時間帯が書いてあると、選考連絡がスムーズに進む

採用担当者が落とすNG記載3パターン

在籍中の転職活動で書類選考を通過できない場合、職歴欄の記載ミスが原因のことがあります。採用担当者が実際に確認するNG記載を3つ紹介します。

NG例①:職歴欄が「退職」で終わっている

在籍中なのに最後の行が「一身上の都合により退職」で終わっていると、採用担当者は「すでに離職しているのか、記載ミスなのか」と判断に迷います。在籍中の場合は必ず「現在に至る」で職歴欄を終えることが原則です。

NG例②:「現在に至る」と「在職中」を同一書類で混在させている

職歴欄で「現在に至る」と書き、本人希望欄で「在職中のため」と補足するのは問題ありません。NGなのは職歴欄の中で2つの表現を使い分けてしまうケースです。書類全体を通じて「現在に至る」か「在職中」のどちらか一方に統一してください。

NG例③:決まっていない退職予定日を記入している

「退職日は未定なのに〇月退職予定と書いた」というケースが見られます。退職予定日は会社と正式に合意した日付のみ記載し、決まっていない場合は「現在に至る」だけで十分です。虚偽の記載は後の日程調整に齟齬を生じさせる原因になります。

在籍中の転職活動と対比されるケースとして、空白期間がある場合の職歴欄の書き方も、採用担当者に正しく状況を伝えるための工夫が必要です。

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状況別——退職予定日の書き方

退職予定日が決まっていない場合

現職にまだ退職の意向を伝えていない、または退職日が未定の場合は、「現在に至る」とだけ書けば十分です。退職予定日を書く必要はまったくなく、書かないことが正しいルールです。

退職予定日未定の場合の記入例

2020年4月株式会社〇〇 入社
現在に至る
以上

入社可能時期については、本人希望欄に「入社日についてはご相談のうえ決定させていただきたく存じます」と書く方法があります。採用担当者への配慮を示しながら、柔軟な対応が可能なことを伝えられます。

退職予定日が決まっている場合

現職に退職の意向を伝え、正式に退職日が決まっている場合は、「現在に至る」の後ろに退職予定日を追記します。カッコ書きで「〇〇年〇月〇日 退職予定」と記載するのが一般的な書き方です。

退職予定日が決まっている場合の記入例

2020年4月株式会社〇〇 入社
現在に至る(2026年9月30日 退職予定)
以上

「退社予定」と書く方もいますが、「退社」には「その日の業務を終えて帰宅する」という意味もあり、採用担当者によっては誤解を招く場合があります。「退職予定」の表現を使うのが正確です。

有休消化中・退職届提出後はどう書く?

退職届を提出していても、退職日を迎えるまでは雇用関係が続いています。有休消化中や退職届提出後であっても、退職日前であれば「現在に至る」と書くのが正しい記載です。

  • 退職届提出直後(退職日前): 「現在に至る(2026年〇月〇日 退職予定)」と記載
  • 有休消化中(退職日前): 同上。会社に行っていなくても在籍は継続しているため「現在に至る」を使う
  • 退職日当日・翌日以降: 「一身上の都合により退職」として書き直す

「有休消化中で実質的に会社に行っていないのに在籍中と書いていいのか」と迷う方がいますが、法的に雇用関係が続く以上は在籍中です。書類の正確さが採用担当者への信頼感につながります。

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本人希望欄を使って採用担当者への配慮を伝える

在籍中の転職活動では、日中に電話対応できなかったり、入社日の調整が必要だったりするケースがほとんどです。本人希望欄を活用して採用担当者が連絡しやすい状況を整えることが、選考をスムーズに進める上で有効です。

連絡可能な時間帯の書き方

勤務時間帯に面接調整の電話がかかってきても対応できないケースがあります。本人希望欄に連絡可能な時間帯を明記しておくと、採用担当者が何度も電話をかけ直す手間を省けます。

連絡可能時間帯の記入例

現在在籍中のため、平日日中は電話に出られない場合があります。ご連絡は平日19時以降または土日祝日にいただけますと幸いです。メールでのご連絡は随時確認しております。

携帯電話番号を履歴書に記載している場合でも、勤務中は着信に気づかないことがあります。折り返しの遅れが生じないよう、メールでの連絡も可能なことを一言添えておくのが丁寧です。

入社可能時期の書き方

在籍中の場合、内定後すぐに入社できるわけではありません。一般的に退職の申し出から退職日まで1〜3ヶ月かかるため、本人希望欄に「内定後〇ヶ月以降を目安に入社可能」と書いておくと、採用担当者がスケジュールを立てやすくなります。

入社可能時期の記入例

現在在籍中のため、内定後2ヶ月を目安に入社可能です。入社日については貴社のご都合に合わせてご相談させていただければ幸いです。

退職手続きに必要な期間を現実的に見積もり、具体的な目安期間を書きましょう。入社可能日の書き方については在職中・退職済みの状況別の記入方法も参考にしてください。

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まとめ

  • 「現在に至る」と「在職中」は同じ意味。どちらでもよいが、1枚の書類内で混在させない
  • 「以上」は「現在に至る」の次の行に右揃えで記載する
  • 退職予定日が決まっていない場合は「現在に至る」のみで十分。虚偽の退職予定日は書かない
  • 有休消化中・退職届提出後も退職日前であれば「現在に至る」が正しい記載
  • 本人希望欄に連絡可能な時間帯と入社可能時期を書くと採用担当者が動きやすくなる

職歴欄の記載ミスは書類選考の印象に直結します。今の在籍状況に合った正しい書き方で、選考をスムーズに進めましょう。

在籍中の履歴書に関するよくある質問

「在籍中」と「在職中」はどちらが正しいですか?

どちらも正しい表現です。「在籍中」は会社に籍を置いている状態、「在職中」は現職に就いている状態を示しており、転職活動の履歴書における意味は同じです。「現在に至る」もこれらと同義のため、いずれかに統一して使ってください。

在籍中に転職活動をしていることは現職にバレますか?

履歴書を送付した企業から現職の会社へ情報が伝わることは、原則としてありません。ただし、応募した企業が現職の取引先や関係会社である場合は注意が必要です。また、リファレンスチェック(身元照会)を実施する企業では、事前の合意なしに現職へ照会が届く可能性もあります。

退職予定日が決まっていない場合、何と書けばいいですか?

「現在に至る」と書き、退職予定日は記載しないのが正解です。退職日が正式に決まっていない状態で日付を書くと、採用担当者とのスケジュール調整に齟齬が生じる可能性があります。退職日が確定したタイミングで採用担当者に口頭や書面で伝えれば問題ありません。

有休消化中は「現在に至る」と書いていいですか?

退職日を迎えるまでは雇用関係が続いているため、有休消化中であっても「現在に至る(○○年○月○日 退職予定)」と記載するのが正確です。退職日当日・翌日以降に書類を作成する場合は「一身上の都合により退職」と書き換えてください。

「以上」を書き忘れた場合、選考に影響しますか?

「以上」の書き忘れが直接の不合格理由になることは少ないですが、書類作成の丁寧さに欠けるという印象を与える可能性があります。履歴書を提出する前に必ず確認し、職歴欄の最後が「以上」(右揃え)で締まっているかをチェックしてください。

参考:会社都合退職の履歴書の書き方|ポイントと例文を徹底解説

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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