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履歴書の学歴はどこから書く?採用担当者が落とすNGと通る例文

履歴書の学歴はどこから書く?採用担当者が落とすNGと通る例文

この記事では、履歴書の学歴欄をどこから書けばよいかを、新卒・転職・中退・留学など状況別に解説します。採用担当者が書類選考で実際に落とすNGパターン4選と、そのまま使える記入例もあわせて紹介します。西暦・和暦の早見表もまとめているので、年度の確認にも使ってください。

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目次

履歴書の学歴はどこから書く?状況別の正解

「学歴欄をどこから書けばいいのか」という疑問は、転職経験が少ない方ほど迷いやすいポイントです。履歴書の学歴欄は「高等学校入学」から書き始めるのが一般的ですが、状況によって起点が異なります。まず下記の表で自分の状況を確認してください。

状況学歴の書き始め
新卒(就活中)中学校卒業から
転職(大学・短大・専門学校卒)高等学校入学から
転職(高校卒)高等学校入学から

新卒の場合:中学校卒業から書く

就活中の新卒の方は、中学校卒業から学歴を書き始めます。「義務教育の卒業」から記載するのが採用担当者側の慣例です。

記入例(新卒・大学在学中)

令和元年 3月 ○○市立○○中学校 卒業
令和元年 4月 ○○県立○○高等学校 入学
令和4年 3月 ○○県立○○高等学校 卒業
令和4年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和8年 3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業見込み

転職の場合:高等学校入学から書くのが基本

転職活動の場合、義務教育(中学校)は省略するのが一般的です。特段の指定がなければ「高等学校入学」から書き始めて問題ありません。社会人経験がある方が中学卒業から書き始めると、かえってスペースを圧迫します。

記入例(転職・大学卒)

平成25年 4月 ○○県立○○高等学校 入学
平成28年 3月 ○○県立○○高等学校 卒業
平成28年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和2年 3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

採用担当者はここを見ている

  • 年号に空白がないか:入学から卒業までの年数に不自然なずれがある場合、留年・浪人・休学の有無を確認します
  • 最終学歴の正確な記載:大学院修了なのに「卒業」と書いてある場合はマイナス評価につながります
  • 学校名の正式名称:「○○大」「○○高校」などの略称は、書類の丁寧さへの意識が低いと判断される場合があります
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学歴欄の書き方 基本ルール5つ

ここでは、採用担当者が確認する学歴欄の基本ルールを5つ解説します。ルール違反は書類の信頼性を下げる原因になるため、提出前に必ず確認してください。

①1行目の中央に「学歴」と書く

学歴欄の最初の行には、中央に「学歴」とだけ記入します。左詰めで書いてしまう方も多いですが、中央揃えが正式なマナーです。「職歴」の見出しも同様のルールが適用されます。

②学校名・学部・学科は正式名称で記入する

学校名は必ず正式名称を使います。採用担当者が確認する書類において、略称の使用は「注意力が低い」という印象を与えかねません。

NG(略称)OK(正式名称)
○○高校○○高等学校
○○大○○大学
○○大学工学部情シス科○○大学工学部情報システム学科

③西暦か和暦、どちらかに統一する

年号の表記は、西暦・和暦のどちらを使っても問題ありません。大切なのは「履歴書全体で統一すること」です。学歴欄は和暦で、職歴欄は西暦で……という混在は採用担当者が年度を確認しにくくなるため、避けてください。

④最後の行に「以上」と右寄せで記入する

学歴欄・職歴欄ともに、最終行の右端に「以上」と書きます。これは「この欄の記載はここで終わりです」という意味で、書き忘れると未完成の書類に見えてしまいます。意外と見落とされやすいポイントです。

⑤「卒業」「修了」「中退」の使い分けを守る

学校を終えた際の表現は、状況によって正しく使い分ける必要があります。

表現使う場面
卒業高校・専門学校・大学(学部)を修了した場合
修了大学院(修士・博士課程)を終えた場合
中途退学学校を途中で退学した場合(「中退」の略称は使わない)
卒業見込み在学中で卒業が確定している場合
在学中在学しており、卒業見込みが確定していない場合
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【状況別】履歴書の学歴の書き方と例文

転校・留学・中退など、特殊な状況での書き方を確認しておきます。各ケースとも、採用担当者が受け取ったときに「何かを隠している」と感じさせないことが最優先です。正確・誠実に記載することで書類への信頼感が上がります。

在学中・卒業見込みの場合

現在在学中の場合は、最終行に「在学中」または「卒業見込み」のいずれかを記入します。

  • 卒業見込み:単位取得がほぼ完了しており、卒業がほぼ確定している場合
  • 在学中:単位が不足しているなど、卒業確定が不確かな場合

記入例(卒業見込み)

令和4年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和8年 3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業見込み

中途退学(中退)した場合

大学・専門学校を中退した場合、隠さずに「中途退学」と明記するのが原則です。採用担当者は職歴の空白期間や最終学歴の矛盾から気づくことが多く、発覚した場合は信頼を失います。

記入例(中退)

令和2年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
令和4年 3月 一身上の都合により中途退学

NG例

令和2年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
(その後の記載なし)
入学の記録だけで卒業の記載がないと、採用担当者から必ず確認が入ります。不誠実な印象につながるリスクがあります。

転校・編入した場合

転校した場合は、転校前の学校に「転校」と記載し、転校後の学校を「転入学」と記録します。編入の場合は「○年次編入学」と記載することで、採用担当者が経緯を正確に把握できます。

記入例(高校転校)

平成28年 4月 ○○都立○○高等学校 入学
平成29年 9月 一身上の都合により転校
平成29年 9月 ○○県立○○高等学校 転入学
令和元年 3月 ○○県立○○高等学校 卒業

留学した場合

留学は積極的に記載することで自己アピールになります。大学在学中に学校の制度で留学した場合と、退学・休学を伴う場合で記載方法が異なります。

記入例(大学の交換留学制度を利用した場合)

平成28年 4月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 入学
平成30年 9月 交換留学のため渡航(米国○○大学、1年間)
令和元年 9月 帰国
令和3年 3月 ○○大学 ○○学部 ○○学科 卒業

休学した場合

病気・留学・経済的な理由などで休学した場合、休学した事実を記載する義務はありません。ただし、入学から卒業まで年数が通常より長い場合、採用担当者が気づいて質問することがあります。理由を問われる可能性があるなら、あらかじめ正直に書いておいたほうが面接での説明がスムーズになります。

記入例(休学を記載する場合)

平成28年 4月 ○○大学 ○○学部 入学
平成30年 4月 病気療養のため休学
令和元年 4月 復学
令和3年 3月 ○○大学 ○○学部 卒業

留年・浪人した場合

留年・浪人は履歴書に書く必要はありません。年齢と卒業年に明らかなずれがある場合は、面接で理由を問われることがあります。記載しない場合でも、面接での説明ができるよう準備しておきましょう。

なお、大学の在学期間が標準(4年)より長い場合でも、学歴欄には入学・卒業の実際の年月を正確に記入するだけで問題ありません。

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採用担当者が落とすNGパターン4選

書類選考で落ちやすい学歴欄のNGパターンを4つ紹介します。採用担当者は短時間で大量の書類を確認するため、こうしたミスはそのまま「注意力の低さ」として評価されます。

NGその1:学校名を略称で書いている

NG例

○○高校 卒業
○○大 ○○学部 卒業

採用担当者は正式名称での記載を前提に確認しています。略称で書かれた履歴書は「ルールを理解していない」と判断されることがあります。学校の正式名称は卒業証書や学校の公式Webサイトで必ず確認してから記入してください。

NGその2:年号(西暦・和暦)が混在している

NG例

平成28年 4月 ○○高等学校 入学
2019年 3月 ○○高等学校 卒業
令和元年 4月 ○○大学 入学

西暦・和暦の混在は確認作業のミスを誘発します。特にPC作成の場合、途中から表記が変わっていても気づかないことがあります。提出前に年号表記の統一を必ず確認してください。

NGその3:最後の「以上」を書いていない

学歴欄・職歴欄の末尾に「以上」がないと、書き忘れがあるのか、完成した書類なのかが判断できません。短い書類でも必ず記入してください。「以上」の書き忘れは細かいようで、採用担当者に書類管理への不安を与えます。

NGその4:学部・学科名が正確でない

大学の学部・学科名が長い場合でも、省略せずに記載します。「○○学部」のみで学科を省略したり、「工学系」のような曖昧な表現を使う方がいますが、採用担当者は学科名から専門性を確認するため、略称・曖昧な記載はマイナスの印象につながります

PC作成の場合は、履歴書のフォント選びも書類の印象に影響します。学歴欄の記入と合わせて確認しておくと安心です。

入学・卒業年度 早見表(西暦・和暦)

高校・大学の入学・卒業年度を確認できる早見表です。浪人・留年がない場合の標準的な年度を記載しています(4月2日以降生まれを基準)。

生まれ年高校入学高校卒業大学入学大学卒業
1985年2001年(H13)2004年(H16)2004年(H16)2008年(H20)
1986年2002年(H14)2005年(H17)2005年(H17)2009年(H21)
1987年2003年(H15)2006年(H18)2006年(H18)2010年(H22)
1988年2004年(H16)2007年(H19)2007年(H19)2011年(H23)
1989年2005年(H17)2008年(H20)2008年(H20)2012年(H24)
1990年2006年(H18)2009年(H21)2009年(H21)2013年(H25)
1991年2007年(H19)2010年(H22)2010年(H22)2014年(H26)
1992年2008年(H20)2011年(H23)2011年(H23)2015年(H27)
1993年2009年(H21)2012年(H24)2012年(H24)2016年(H28)
1994年2010年(H22)2013年(H25)2013年(H25)2017年(H29)
1995年2011年(H23)2014年(H26)2014年(H26)2018年(H30)
1996年2012年(H24)2015年(H27)2015年(H27)2019年(H31)
1997年2013年(H25)2016年(H28)2016年(H28)2020年(R2)
1998年2014年(H26)2017年(H29)2017年(H29)2021年(R3)
1999年2015年(H27)2018年(H30)2018年(H30)2022年(R4)
2000年2016年(H28)2019年(H31)2019年(H31)2023年(R5)
2001年2017年(H29)2020年(R2)2020年(R2)2024年(R6)
2002年2018年(H30)2021年(R3)2021年(R3)2025年(R7)
2003年2019年(H31)2022年(R4)2022年(R4)2026年(R8)
2004年2020年(R2)2023年(R5)2023年(R5)2027年(R9)
2005年2021年(R3)2024年(R6)2024年(R6)2028年(R10)
2006年2022年(R4)2025年(R7)2025年(R7)2029年(R11)

※浪人・留年・早生まれ(4月1日生まれ以前)の場合は1年前にずれる場合があります。中学卒業年は高校入学年と同年の3月です。2019年4月は平成31年(H31)、5月以降は令和元年(R1)となります。

学歴早見表(西暦・和暦)では、より広い年代の入学・卒業年度を一発確認できます。昭和生まれの年度も掲載しているため、必要に応じて参照してください。

なお、履歴書テンプレートの種類によって学歴・職歴欄の幅が異なります。テンプレートの選び方は下記を参照してください。

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まとめ

  • 新卒は「中学校卒業」から、転職者は「高等学校入学」から書き始めるのが一般的
  • 学校名・学部・学科は正式名称で記入し、略称は使用しない
  • 西暦・和暦は履歴書全体で統一する
  • 最終行には必ず「以上」と右寄せで記入する
  • 中退・転校・留学など特殊な状況は、隠さず正確に記載することで採用担当者の信頼を得やすくなる

学歴欄は書類選考の最初の関門です。「どこから書くか」だけでなく、書き方の正確さ・表記の統一・完成度が採用担当者の第一印象を左右します。本記事で確認したルールをもとに、採用担当者が迷わず読み進められる学歴欄を作成してください。

履歴書の学歴に関するよくある質問

学歴欄に義務教育(小学校・中学校)は必要ですか?

転職の場合は義務教育の記載を省略できます。企業から特別な指定がない限り、高等学校入学から書き始めるのが一般的です。ただし新卒の場合は、中学校卒業から記載するのが慣例です。

「高校」と「高等学校」どちらが正しいですか?

履歴書では「高等学校」が正式名称です。「高校」は略称のため使用しません。採用担当者は「高等学校」の表記を前提に確認しているため、略称は避けてください。

大学院を修了した場合はどう書きますか?

大学院は「卒業」ではなく「修了」が正しい表現です。「○○大学大学院○○研究科○○専攻 修士課程 修了」のように記載します。「卒業」と書くと採用担当者が大学院修了の事実を正確に把握できなくなるため、必ず「修了」を使用してください。

留年・浪人は履歴書に書かなければなりませんか?

留年・浪人は記載義務がありません。入学・卒業の実際の年月のみを正確に記入すれば問題ありません。ただし面接では年齢と卒業年のずれから質問されることがあるため、理由を説明できる準備は必要です。

専門学校は「卒業」と「修了」どちらですか?

専門学校(専修学校専門課程)を修了した場合は「卒業」が正しい表現です。「修了」は主に大学院のみで使用します。「○○専門学校 ○○科 卒業」のように記載してください。

大学の学歴欄については、履歴書の大学の書き方|正式名称・中退・編入まで採用担当者視点で徹底解説もあわせて確認してください。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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