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履歴書の西暦の書き方|採用担当者が実際に落とす年号ミス3選

履歴書の西暦の書き方|採用担当者が実際に落とす年号ミス3選

この記事では、履歴書の年号表記について、西暦と和暦どちらで書くべきかの判断基準と、採用担当者が実際に気になる年号ミスのパターンを具体例とともに解説します。早見表もあるので、年号の変換に迷ったときはそのまま参照してください。

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目次

履歴書の年号は西暦・和暦どちらでも正解

結論から言うと、履歴書に記載する年号は西暦・和暦のどちらで書いても正解です。企業の採用要項や求人票に「西暦で記入してください」といった指定がある場合はそれに従い、特に指定がなければ応募者が自由に選択できます。

採用担当者が重視するのは「どちらか」ではなく「統一されているか」

採用担当者が年号表記で確認しているのは、西暦か和暦かという選択自体ではありません。1枚の履歴書の中で、すべての欄の年号表記が統一されているかどうかが最重要ポイントです。

採用担当者は短い時間で複数の書類を確認しています。生年月日欄は和暦、学歴欄は西暦、職歴欄はまた和暦……と混在していると、経歴を時系列で追うのに余計な手間がかかります。それだけで「細部に気を配れない人」という印象を残すことになります。

採用担当者はここを見ている

  • 生年月日欄・学歴欄・職歴欄・作成日欄、すべてで表記が統一されているか
  • 元号の省略(「R6」「H30」)や西暦の下2桁のみの記載(「26年」)がないか
  • 令和元年の扱いが正しいか(「令和1年」ではなく「令和元年」)

西暦で統一するメリット

特にこだわりがなければ、西暦での統一をおすすめします。理由は3つあります。

  • 元号の計算ミスが起きない:平成・令和を西暦に換算する作業が不要になるため、書き間違いのリスクが減ります
  • PC作成との相性が良い:WordやPDF形式の履歴書フォームは西暦入力が標準になっているものが多く、統一しやすい
  • 外資系・グローバル企業でも迷わない:業界や企業を問わず使えるため、複数社への応募時も統一した書類が作りやすい

採用担当者が実際に落とす「年号ミス」3つの事例

年号に関して採用担当者が書類確認の際に目を止めるのは、以下の3つのパターンです。書き方の善悪というよりも、「書類の作り方に不慣れ」「最後に見直しをしていない」という印象につながるため、事前に把握しておくことが大切です。

ミス①:1枚の中で西暦と和暦が混在している

最も頻繁に見られるのが、生年月日欄は和暦(例:昭和63年)、学歴欄は西暦(例:2006年)、職歴欄はまた和暦(例:令和3年)という混在パターンです。

NG例

生年月日:昭和63年4月1日
大学卒業:2010年3月
〇〇株式会社 入社:平成22年4月
〇〇株式会社 退職:令和4年8月
作成日:2026年6月

採用担当者がこの書類を見ると、「2010年と平成22年は同じ年か?」と頭の中で変換しながら読むことになります。複数の応募書類を連続して確認しているときほど、この混在は目立ちます。採用書類としての完成度が低く見られるリスクがあるため、提出前に必ず全欄の表記を確認しましょう。

ミス②:省略表記(R6・H30)を使っている

「令和」を「R」、「平成」を「H」と省略するのは、手帳や社内メモの略記として一般化していますが、採用書類のような正式文書では使用を避けてください。元号は正式名称で書くのがビジネス文書のルールです。

NG例

大学入学:H22年4月
大学卒業:H26年3月
〇〇株式会社 入社:R3年4月

良い例

大学入学:平成22年4月
大学卒業:平成26年3月
〇〇株式会社 入社:令和3年4月

手書きの場合も、PC作成の場合も、元号は正式名称で記載します。「面倒だから略した」ではなく「正式な書き方を知らない」と受け取られる場合があるため、注意が必要です。

ミス③:令和元年を「令和1年」と書いている

2019年5月1日に令和が始まった最初の年の正式表記は「令和元年」です。「令和1年」は数字としては正しいように見えますが、公文書・ビジネス文書の慣例では「元年」表記が標準です。

西暦正しい和暦表記避けるべき表記
2019年5月〜12月令和元年令和1年
2019年1月〜4月平成31年平成三十一年(漢数字は縦書き文書のみ)
1989年1月〜12月(1月7日まで昭和)平成元年(1月8日以降)平成1年

「令和元年」と書くことで、ビジネス文書のフォーマルなルールを把握していることが伝わります。2019年5月以降に入社した職歴がある方は、この点を特に確認しておきましょう。

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西暦で書く場合の正しいルール

西暦を選んだ場合、以下のルールを守ることで採用担当者が読みやすい書類になります。

全欄を4桁西暦で統一する

西暦で書く際の最大のミスは「下2桁のみで書く」パターンです。「09年4月入学」のように書いても採用担当者にとっては西暦か和暦かわからず、書き方として不完全です。必ず「2009年4月」と4桁で記載します。

また、統一の範囲は「生年月日欄・学歴欄・職歴欄・作成日欄のすべて」です。右上の作成日だけが和暦になっているケースが意外と多いため、提出前に全欄を一通り確認しましょう。

良い例・NG例で確認

良い例

生年月日:1990年4月1日
2009年4月 〇〇高等学校 入学
2012年3月 〇〇高等学校 卒業
2012年4月 〇〇大学〇〇学部 入学
2016年3月 〇〇大学〇〇学部 卒業
2016年4月 〇〇株式会社 入社
2022年8月 一身上の都合により退職

作成日:2026年6月

NG例

生年月日:1990年4月1日
09年4月 〇〇高等学校 入学 (下2桁のみは禁止
2012年3月 〇〇高等学校 卒業
2012年4月 〇〇大学〇〇学部 入学
H28年3月 〇〇大学〇〇学部 卒業 (省略表記+西暦混在
2016年4月 〇〇株式会社 入社
令和4年8月 一身上の都合により退職 (西暦と和暦の混在

履歴書の封筒に記載する日付の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。封筒の表書きにも年号が出てくるため、あわせて確認しておくと書類全体で統一できます。

和暦で書く場合の正しいルール

和暦を選ぶ場合も、全欄統一が大前提です。加えて、和暦固有の注意点が3つあります。

元号は省略せず正式名称で書く

「令和」を「R」、「平成」を「H」、「昭和」を「S」と書くのは正式書類では禁止です。採用書類は契約書や公文書と同等のフォーマルな文書として扱われるため、元号は必ず正式名称で記載します。

元号禁止表記正しい表記
令和R / 令令和
平成H / 平平成
昭和S / 昭昭和

令和元年の正しい書き方

2019年5月1日から始まった令和の最初の年は「令和元年」と書きます。同年の1月1日〜4月30日は「平成31年」です。この切り替わりを正確に把握しておくと、経歴記入時に混乱しません。

良い例

平成31年3月 〇〇大学 卒業(2019年1〜4月のため「平成31年」)
令和元年4月 〇〇株式会社 入社(2019年5月以降のため「令和元年」)

平成・令和をまたぐ場合の対処

職歴が長い場合、平成と令和の両方の元号が書類に登場することがあります。「元号が複数混在している」こと自体は問題ありません。それぞれの年に応じた正式な元号を使っていれば、採用担当者も迷わず読めます。

問題になるのは「元号を省略している」「西暦が混じっている」ケースです。複数の元号にまたがる経歴を書く場合は、西暦に統一するとシンプルかつ計算ミスを防ぎやすいため、迷ったら西暦統一が現実的な選択肢です。

また、履歴書を一から作成する際は、書き方のガイド付きテンプレートを使うと年号欄の記入漏れや混在を防ぎやすくなります。

【早見表】西暦↔和暦変換一覧(転職・就活によく使う年)

転職・就職活動の履歴書に頻出する年を一覧にまとめました。学歴・職歴を記入する際にご活用ください。1999年生まれ・1984年生まれなど生年別の学歴早見表については、各生まれ年の記事を参照してください。

西暦和暦西暦和暦
1995年平成7年2011年平成23年
1996年平成8年2012年平成24年
1997年平成9年2013年平成25年
1998年平成10年2014年平成26年
1999年平成11年2015年平成27年
2000年平成12年2016年平成28年
2001年平成13年2017年平成29年
2002年平成14年2018年平成30年
2003年平成15年2019年1〜4月平成31年
2004年平成16年2019年5月〜令和元年
2005年平成17年2020年令和2年
2006年平成18年2021年令和3年
2007年平成19年2022年令和4年
2008年平成20年2023年令和5年
2009年平成21年2024年令和6年
2010年平成22年2025年令和7年
2026年令和8年

※2019年の元号は5月1日を境に「平成31年」から「令和元年」に切り替わります。入社・退社など5月前後のイベントがある場合は特に注意してください。

生年別の学歴年度一覧(小学校入学から大学卒業まで)は以下の記事で確認できます。

1999年(平成11年)生まれの履歴書【学歴早見表】西暦・和暦と書き方のポイントを徹底解説

1984年(昭和59年)生まれの履歴書|学歴早見表と年号の書き方ガイドを徹底解説

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まとめ

  • 履歴書の年号は西暦・和暦どちらでも正解。企業に指定がなければ自由に選択できる
  • 採用担当者が最重視するのは「1枚の中での統一」。生年月日・学歴・職歴・作成日のすべてを合わせること
  • 省略表記(R6・H30・S63)は正式書類では禁止。元号は正式名称で書く
  • 令和元年(2019年5月以降)は「令和1年」ではなく「令和元年」が正しい表記
  • 複数の元号にまたがる経歴がある場合は、西暦統一が計算ミスを防ぎやすい

年号の書き方は書類選考の主な評価基準ではありませんが、統一が崩れていたり省略表記が入っていたりすると、採用担当者に「書き慣れていない」という第一印象を与えます。書き方のルールを押さえた上で、職歴や志望動機の内容を充実させることに集中しましょう。

履歴書の年号に関するよくある質問

履歴書の年号は西暦と和暦どちらが正しいですか?

どちらでも正解です。企業の採用要項に指定がある場合はそれに従い、指定がなければ自由に選べます。最も重要なのは、1枚の履歴書の中で西暦と和暦を混在させないことです。迷う場合は西暦統一が計算ミスを防ぎやすく、おすすめです。

令和元年は「令和1年」と書いてもいいですか?

数字としては正しいですが、公文書・ビジネス文書のルールに沿った正式表記は「令和元年」です。採用書類は正式文書として扱われるため、「令和元年」と書くことをおすすめします。同様に、平成最初の年も「平成1年」ではなく「平成元年」が正しい表記です。

元号を「R6年」「H30」と省略して書いてもいいですか?

履歴書には省略表記を使ってはいけません。「令和」「平成」「昭和」のように正式名称で書きます。省略は社内略式メモや手帳では一般的ですが、採用書類などの正式文書では「正式な書き方を知らない」と受け取られる場合があります。

西暦で書く場合、4桁と2桁のどちらが正しいですか?

必ず4桁で書きます。「26年4月入社」のように下2桁のみで書くと、西暦なのか和暦なのか読む側が判断できません。「2026年4月入社」のように4桁の西暦で統一して記載してください。

生年月日欄が和暦指定のフォームでも、学歴・職歴欄は西暦で書けますか?

生年月日欄だけ和暦指定があり、それ以外の欄に指定がない場合は、学歴・職歴・作成日欄を西暦で統一しても問題ありません。生年月日以外の欄は、自分が選んだ表記(西暦または和暦)で全欄を統一することが重要です。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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