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英語の履歴書の書き方|日本語からの直訳で落ちる人の共通点

英語の履歴書の書き方|日本語からの直訳で落ちる人の共通点

この記事では、英語の履歴書(英文レジュメ・CV)の書き方を項目別の例文つきで解説します。日本語の履歴書との違いや、直訳では通過しない理由、フォーマットの選び方まで、外資系・グローバル企業への応募で使える内容をまとめました。

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目次

英語の履歴書は日本語の履歴書とここまで違う

英語の履歴書は、日本の履歴書とは前提から異なります。書式・記載項目・提出時のマナーが根本的に違うため、日本語の様式をそのまま置き換えようとすると、かえって不自然な書類になってしまいます。まずは押さえておきたい3つの違いを確認します。

履歴書と職務経歴書が1枚に統合される

日本では履歴書と職務経歴書を別々の書類として用意しますが、英語の履歴書ではこの2つを1枚、多くても2枚にまとめます。個人情報を記載する欄は最小限にとどめ、代わりに職務経験とスキルの記載に紙面の大部分を使う構成が基本です。

写真・年齢・性別は書かないのが世界標準

欧米の採用選考では、年齢・性別・写真による差別を避けるため、これらの情報を履歴書に記載しません。生年月日や婚姻状況、家族構成も同様に不要です。日本の様式をそのまま踏襲すると、応募先によっては違和感を与えることがあります。

そもそもCVとResume、どちらを提出すべきか

「英語の履歴書」と一口に言っても、ResumeとCV(Curriculum Vitae)という2つの様式があります。求人票に指定がある場合はそれに従い、指定がなければ以下の使い分けを目安にしてください。

項目ResumeCV
主に使われる地域米国・カナダ欧州・学術/研究職
分量の目安1〜2枚制限なし(学歴・研究実績を含む)
内容の焦点応募職種に関連する実績を厳選学歴・研究・論文なども網羅的に記載

一般企業のビジネス職に応募する場合は、実務経験を簡潔にまとめるResume形式を選んでおけば問題ありません。作成した書類を郵送する機会がある場合は、封筒の宛名・敬称も英語表記のルールに沿って準備しておくと安心です。詳しくは履歴書封筒の英語書き方で解説しています。

「日本語をそのまま英訳」が選考で落ちる一番の理由

英文履歴書の作成でもっとも多い失敗は、日本語の職務経歴書をそのまま英語に置き換えてしまうことです。日本語では自然な「様々な業務を担当しました」「努力してまいりました」といった表現も、英語にすると輪郭がぼやけ、何を成し遂げたのかが伝わりません。

採用担当者はここを見ている

  • まず探しているのは「何を達成したか」。業務内容の羅列だけでは評価につながらない
  • 謙遜のニュアンスを含む直訳表現は、実績の乏しさと受け取られることがある
  • 受け身の表現より、Action Verbで始まる能動的な文の方が高く評価される

NG例

In the overseas sales department, I was in charge of various tasks and worked hard every day.(海外営業部で様々な業務を担当し、日々努力しました)

日本語の職務経歴書をそのまま訳した典型例です。何を達成したかが分からず、実績として評価されにくい表現になっています。

良い例文

Managed overseas sales operations across 12 countries, growing annual contract value by $1.2M through data-driven account management.(12カ国の海外営業を管理し、データに基づくアカウント管理で年間契約額を120万ドル拡大)

Action Verb(Managed)と数字(12 countries、$1.2M)で、業務内容ではなく成果を明確に示しています。

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英語の履歴書の基本フォーマットと構成の選び方

英文履歴書には3種類の基本フォーマットがあります。経歴やキャリアの状況によって適した形式が異なるため、まず特徴を押さえておきましょう。

フォーマット特徴向いている人
Chronological(時系列型)直近の職歴から時系列で記載。採用担当者が見慣れており、ATSとの相性も良い職歴にブランクがなく、同じ業界でキャリアを重ねてきた人
Functional(職務別型)スキルや専門分野ごとに実績をまとめ、時系列の職歴は簡潔に留める転職回数が多い、または職種を大きく変える人
Combination(混合型)冒頭にスキル要約を置き、その後に時系列の職歴を記載するブランクがあるが、これまでの実績もアピールしたい人

特別な事情がなければ、採用担当者が見慣れているChronological形式を選んでおくと安全です。転職回数や職種の転換が多い場合は、Combination形式で実績を前面に出す構成を検討してください。

項目別の書き方と例文

英文履歴書の主要な項目は、PERSONAL INFORMATION、OBJECTIVE/SUMMARY、WORK EXPERIENCE、EDUCATION、QUALIFICATIONS/SKILLSの5つです。項目ごとに書き方を確認していきます。

PERSONAL INFORMATION(個人情報)

氏名・住所・電話番号・メールアドレスのみを記載します。以下の項目は書かないのが原則です。

  • 生年月日・年齢
  • 性別
  • 証明写真
  • 婚姻状況・家族構成

OBJECTIVE / SUMMARY(希望職務・要約)

冒頭に置く要約文です。応募職種・経験年数・強みを2〜3行で端的にまとめます。

良い例文

Sales Manager with 5+ years of experience driving B2B revenue growth. Increased regional sales by 32% within two years through data-driven account management.(5年以上のB2B営業経験を持つセールスマネージャー。データに基づくアカウント管理により、2年間で地域売上を32%増加)

WORK EXPERIENCE(職歴)

直近の職歴から記載し、各職務でAction Verb+数字を組み合わせて成果を示します。

  • Led a cross-functional team of 8 members to launch a new product line ahead of schedule.(8名の部門横断チームを率い、新製品ラインを予定より早く発売)
  • Reduced customer response time by 40% by redesigning the support workflow.(サポート業務のフローを見直し、顧客対応時間を40%短縮)

EDUCATION(学歴)

学校名・学位・専攻・卒業年を記載します。学位は以下の英語表記が一般的です。

日本語英語表記
学士Bachelor’s Degree
修士Master’s Degree
博士Doctoral Degree(Ph.D.)

QUALIFICATIONS / SKILLS(資格・スキル)

業務に関連する資格・語学スコアを記載します。TOEICやIELTSなどの英語スコアは、取得年とスコアをセットで書くのが基本です。スコアの書き方や有効期限の扱いはIELTS履歴書の書き方で詳しく解説しています。

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採用担当者が最初の数秒で見ている3つのポイント

採用担当者は英文履歴書を最初から最後まで読むのではなく、数秒でスキャンして続きを読むかどうかを判断しています。この数秒で見られているポイントは主に3つです。

採用担当者はここを見ている

  • SUMMARYと直近の職歴に最重要情報が集約されているか
  • 実績が数字で裏付けられているか
  • 応募職種に関係のない情報が削ぎ落とされているか

英語力に自信がなくても通過率を上げる書き方のコツ

Action Verbで書き出す

英文履歴書では、一人称の「I」を主語にせず、Action Verb(動作を表す動詞)から文を書き始めるのが基本です。よく使われるAction Verbは以下の通りです。

  • Led(率いた)/Managed(管理した)
  • Increased(増加させた)/Reduced(削減した)
  • Developed(開発した)/Implemented(導入した)

数字で実績を示す

売上・コスト削減額・チーム人数・期間など、数字に置き換えられる情報は必ず数値化します。「多くの案件を担当した」ではなく「年間30件の案件を担当した」のように、具体的な数字を添えるだけで説得力が大きく変わります。

よくあるNGパターンを避ける

  • 抽象的な形容詞(hardworking、passionateなど)だけで実績を語ってしまう
  • 写真・生年月日・性別など、記載不要な個人情報を残してしまう
  • 文頭に「I」を多用し、単調な文が連続してしまう
  • スペルミス・時制の不統一など、基本的な確認漏れがある
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まとめ

  • 英語の履歴書は日本語の履歴書と前提が異なり、写真や生年月日などの個人情報は記載しない
  • 日本語の直訳ではなく、Action Verbと数字で実績を示す書き方に切り替える
  • フォーマットは経歴に応じてChronological・Functional・Combinationから選ぶ

項目ごとの例文を土台に、応募先の職種に合わせて内容を調整すれば、実務レベルの英文履歴書は十分に作成できます。

英語の履歴書に関するよくある質問

CVとResumeはどちらを提出すればよいですか?

応募先が米国・カナダ系の企業であればResume、欧州系企業や学術・研究職であればCVが一般的です。求人票に指定がない場合は、実務経験を簡潔にまとめたResume形式を選んでおけば問題ありません。

日本語の職務経歴書をそのまま英訳してもよいですか?

直訳のままでは評価されにくいため、実績をAction Verbと数字で書き直す必要があります。日本語特有の謙遜表現や抽象的な言い回しは、英語ではかえって実績の乏しさと受け取られることがあります。

写真は貼った方がよいですか?

欧米では年齢・性別・写真による差別を避けるため、原則として写真は貼りません。生年月日や性別の記載も不要です。

英語力に自信がなくても英文履歴書は作れますか?

定型化された表現とAction Verbを組み合わせれば、高い英語力がなくても実務レベルの英文履歴書は作成できます。不安な場合は、ネイティブや専門家による添削を受けるとより安心です。

英文履歴書の適切な枚数はどれくらいですか?

実務経験者であれば1〜2枚が目安です。学歴や研究実績が多い学術職・研究職の場合は、CV形式で複数枚になっても問題ありません。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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