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履歴書の専門学校中退の書き方|採用担当者が見る中退理由の例文つき

履歴書の専門学校中退の書き方|採用担当者が見る中退理由の例文つき

この記事では、専門学校を中退した場合の履歴書の書き方を、学歴欄への「中途退学」の記載例から中退理由の例文まで解説します。採用担当者が中退歴のどこを見ているかを踏まえ、書類選考で不利にならない伝え方と、中退を書かなかったときのリスクまで具体的に紹介します。

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目次

履歴書に専門学校中退はどう書く?学歴欄の基本ルール

専門学校の中退は、履歴書の学歴・職歴欄に事実として記載します。中退は「学歴」として認められませんが、在籍していた事実の報告として学歴欄に書くのが正しいルールです。まず押さえるべきは、書き方の型がはっきり決まっているという点です。感覚で書くと、それだけで「基本を知らない応募者」という印象を与えてしまいます。

「中退」ではなく「中途退学」と正式に書く

「中退」は略語です。履歴書には「中途退学」と正式な言葉で記載します。学校名は略さず正式名称で書き、学科・コース名まで正確に添えます。入学と中退の両方を、年月とセットで記載するのが基本形です。

年月学歴・職歴
2022年4月〇〇〇〇専門学校 〇〇科 入学
2023年9月〇〇〇〇専門学校 〇〇科 中途退学

入学の行を省いて中退だけを書くと、いつ在籍していたのかが伝わりません。入学・中退の2行をセットにすることで、在籍期間が一目で分かり、読み手の余計な詮索を防げます。学校名の正式名称が曖昧なときは、学生証や合格通知、学校の公式サイトで確認してください。専門学校は「専門課程」の学校が多く、正式名称に「専門学校」が含まれるかどうかは学校ごとに異なります。

NG例

2023年9月 〇〇専門 中退
「中退」という略語と学校名の省略が同時に起きているため、正式な書類として扱ってもらえません。「専門」ではなく正式名称、「中退」ではなく「中途退学」に直します。

学校名・学科は略さず正式名称で(入学・中退年月の確認方法)

年月の記載ミスは、想像以上に印象を悪くします。特に中退した年月が実際とずれていると、卒業証明書や離職票と突き合わせたときに食い違いが生まれ、故意でなくても「経歴を盛った」と疑われかねません。記憶が曖昧なときは、次の方法で正確な日付を確認しておきます。

  • 在学証明書・退学証明書:出身校の事務局に申請すると発行してもらえる
  • 学生証や合格通知:入学年月の確認に使える
  • 学費の振込記録:在籍期間の目安になる

和暦・西暦は履歴書全体でどちらかに統一します。学歴欄だけ西暦、職歴欄だけ和暦といった混在は避けてください。高校・専門学校・大学院など学校の種類ごとの正式な書き分けは、履歴書の校種の書き方で具体例を確認できます。

専門学校中退を履歴書に書かないとどうなる?学歴詐称のリスク

「中退はマイナスだから、いっそ書かずに済ませたい」——検索でここにたどり着いた方の多くが、一度は考えることです。しかし、専門学校の在籍歴を意図的に伏せると、学歴詐称にあたる可能性があります。在籍が1〜2か月の短期間であっても、入学した事実がある以上は記載が必要です。

「調べられなければ分からないのでは」と思うかもしれませんが、発覚の入口は複数あります。内定時や入社時に卒業証明書の提出を求められる企業では、専門学校の在籍歴を伏せていたことがこの段階で明らかになります。また、中退を隠すと在籍していた期間が説明のつかない空白になり、面接でその時期を質問されたときに答えに詰まります。

隠した場合に起こりうること具体的な影響
選考中に発覚その時点で不採用、信用を大きく損なう
内定後に発覚経歴詐称を理由に内定を取り消される可能性
入社後に発覚就業規則によっては懲戒処分・解雇の対象になりうる

採用担当者はここを見ている

  • 中退という事実そのものより、それを正直に開示しているかを重視する
  • 経歴に不自然な空白があると、「隠している何かがあるのでは」と警戒する
  • 入社後に発覚するリスクは、採用担当者自身の評価にも関わるため、詐称には特に敏感

正直に書くことは、勇気がいる代わりに最も安全な選択です。中退を書いたうえで、次の章から解説する「理由の伝え方」と「選考通過のコツ」で挽回する——これが遠回りに見えて、実は一番通過率の高い進め方です。

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中退理由は履歴書に書くべき?採用担当者が本当に見ているポイント

中退理由をどこまで書くべきかは、多くの人が手を止めるポイントです。結論としては、履歴書の学歴欄に長い理由を書き込む必要はありません。ただし「なぜ書かなくていいのか」「どこでなら理由を伝えるのか」を理解しておくと、書類全体の完成度が変わります。

原則は「事実のみ」でよい・前向きな理由はカッコ書き

学歴欄は、原則「〇〇専門学校 〇〇科 中途退学」と事実を書くだけで十分です。理由の説明を求められる欄ではないため、無理に書き込むと欄が窮屈になり、かえって読みにくくなります。前向きな理由がある場合に限り、「中途退学」の後ろにカッコ書きで簡潔に添える方法があります。

良い例文

2023年9月 〇〇〇〇専門学校 〇〇科 中途退学(家庭の経済的事情により就業を優先)

カッコ書きは20文字前後を目安にし、詳しい背景は志望動機や面接で伝えます。ネガティブな理由をそのまま書くのは避け、事実として言えることだけを短く添えるのがコツです。理由を掘り下げて伝えたい場合は、志望動機欄や自己PR欄を使い分けます。

採用担当者が中退理由から確認している「再現性の不安」

ここが競合記事ではあまり語られない核心です。採用担当者が中退理由を気にする本当の目的は、過去を責めることではありません。「入社後に同じ理由で辞めないか」という再現性を確認したいのです。中退そのものより、「そのとき何を学び、次にどう活かすか」を見ています。

たとえば「勉強についていけなかった」で終わると、採用担当者は「うちの仕事も難しくなったら辞めるのでは」と受け取ります。一方、同じ事実でも「専門分野が自分の適性と合わないと気づき、より現場で学べる道を選んだ」と伝えれば、判断力のある人という印象に変わります。事実は変えず、解釈と行動を添えることが、通過する履歴書の分かれ目です。

【状況別】専門学校中退の理由の例文

中退理由は、人によって事情が大きく異なります。ここでは代表的な3つの状況について、履歴書のカッコ書きや志望動機で使える例文を、良い例とNG例のセットで紹介します。自分の状況に近いものを土台に、事実に合わせて言葉を調整してください。

経済的な事情で中退した場合

経済的理由は、本人の努力不足ではないケースが多く、採用担当者も理解しやすい理由です。事実を率直に伝えつつ、働くことへの意欲につなげます。

良い例文

家庭の経済的な事情により学業の継続が難しくなり、中途退学しました。在学中に始めたアルバイトで接客の面白さを知り、早く社会で経験を積みたいという思いから就職を決意しました。

NG例

お金がなくなって続けられませんでした。事実だけで止まり、そこから何を得たかが無いため、前向きさが伝わりません。次にどうつなげたかまでを一文で添えます。

学びたいことが変わった場合

目標の変化による中退は、伝え方次第で「主体的に進路を選び直せる人」という強みに変わります。ポイントは、中退を勢いや逃げではなく、考えた末の選択として語ることです。

良い例文

学ぶうちに、資格取得よりも実際の現場で経験を積む働き方が自分に合うと考えるようになり、中途退学して就職の道を選びました。志望する〇〇の仕事で、現場でこそ身につく力を伸ばしたいと考えています。

NG例

思っていた内容と違ったので辞めました。「違ったから辞めた」だけでは早期離職を連想させます。事前の見極め不足を反省しつつ、次は続ける根拠を添えます。

体調・人間関係など言いにくい理由の場合

体調や人間関係が理由の場合、履歴書に詳細を書く必要はありません。学歴欄は「中途退学」の事実のみとし、必要に応じて面接で簡潔に説明します。体調面は「現在は回復し、業務に支障はない」ことを添えると、採用担当者の懸念が下がります。

良い例文(面接での伝え方)

在学中に体調を崩し、療養を優先するため中途退学しました。現在は完全に回復しており、通常どおり勤務できる状態です。療養中に生活リズムを整える大切さを学び、今は体調管理を習慣にしています。

人に言いたくない理由は、「一身上の都合により中途退学」とだけ伝えても問題ありません。嘘をつく必要はなく、開示する範囲を自分で選べば十分です。退学理由の伝え方をさらに詳しく知りたい場合は、退学理由の書き方と例文も参考になります。

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中退歴があっても書類選考を通過する履歴書のコツ

中退の事実は変えられませんが、履歴書全体をどう組み立てるかで通過率は大きく動きます。採用担当者が抱く不安を先回りして打ち消す——この視点で書くと、同じ経歴でも印象が変わります。

中退後の空白期間・アルバイト経験の扱い方

中退後に働いていなかった期間があると、その空白が気になって手が止まりがちです。空白そのものより、その間に何をしていたかを言語化できるかが評価を分けます。資格の勉強、アルバイト、家業の手伝いなど、事実があれば職歴欄や自己PRに書きます。

  • アルバイトも、継続期間が長いものや実績があるものは職歴欄に記載できる
  • 就職活動や資格勉強に充てていた期間は、その旨を空白期間の説明として添える
  • 特に何もできなかった時期も、そこから何を考えたかを短く前向きに整理する

空白期間の具体的な書き方は履歴書の空白期間の書き方、就業していない期間の職歴欄の埋め方は履歴書 無職の書き方で状況別の例文を確認できます。

志望動機・自己PRで「再現性の不安」を打ち消す

採用担当者の一番の懸念は「また途中で辞めないか」です。志望動機と自己PRは、この不安を消すために使います。中退から得た気づきと、それを踏まえて今後どう働くかを、具体的な行動でセットにして示すのが効果的です。

通過しやすい伝え方の型

  • 事実:中退した経緯を短く、正直に
  • 学び:その経験から気づいたこと・反省点
  • 改善:次に活かす具体的な行動や習慣
  • 接続:それが応募先の仕事にどうつながるか

この4つを1つの文章にまとめると、中退が「弱点」から「考えて行動できる根拠」に変わります。空欄が目立つ履歴書より、経験を整理して語れる履歴書のほうが、採用担当者は続きを読みたくなります。書き終えたら、第三者に読んでもらい「再現性の不安が消えているか」を確認すると精度が上がります。

専門学校中退は就職で不利?データで見る実態

「中退=就職できない」と思い込んでいる方は少なくありませんが、データを見ると実態は少し違います。中退は決して珍しいことではなく、そこから就職している人も一定数います。まず現状を数字で正しく把握しておきましょう。

指標数値の目安
専門学校生の中退割合(令和5年度・文科省)約6.4%
専門学校中退者の正社員就職率(JILPT調査)約36.1%
就職活動で不利を感じたと回答した人の割合約43.3%

出典:文部科学省「専門学校生の中途退学者・休学者数等の調査」、労働政策研究・研修機構(JILPT)調査

不利を感じた人が4割を超える一方で、正社員として就職している中退者も現実にいます。差がつくのは、中退という事実ではなく、その後の動き方と、書類での伝え方です。数字に落ち込むより、通過している人が何をしているかに目を向けるほうが、結果につながります。

採用担当者はここを見ている

  • 中退という結果ではなく、そこからの行動と考え方
  • 経歴を正直に開示し、前向きに整理できているか
  • 応募先の仕事に対する本気度と、続けられる根拠
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まとめ

専門学校中退の履歴書は、書き方の型を守り、事実を正直に整理すれば十分に選考を通過できます。最後に要点を整理します。

  • 学歴欄は「〇〇専門学校 〇〇科 中途退学」と正式名称で、入学とセットで記載する
  • 中退を隠すと学歴詐称になりうる。短期間の在籍でも必ず書く
  • 理由は事実のみで十分。前向きな理由はカッコ書きで簡潔に添える
  • 採用担当者は「再現性の不安」を見ている。学びと改善をセットで伝える

ここまで読んで、まだ何を書くか迷って手が止まっているなら、まずは学歴欄の1行を型どおりに埋めることから始めてください。事実を正しく書けたら、あとは伝え方を整えるだけです。

履歴書の専門学校中退の書き方に関するよくある質問

専門学校を数か月で中退した場合も履歴書に書く必要がありますか?

在籍が1〜2か月の短期間でも、入学した事実がある以上は記載します。書かずに伏せると学歴詐称と見なされる可能性があり、卒業証明書の提出時などに発覚するリスクもあります。「入学」と「中途退学」を年月とセットで正直に書くのが安全です。

中退理由は必ず履歴書に書かないといけませんか?

いいえ、学歴欄は「中途退学」と事実を書くだけで問題ありません。理由の記載は必須ではなく、前向きな理由がある場合にカッコ書きで簡潔に添える程度で十分です。詳しい背景は志望動機や面接で伝えます。

専門学校中退の最終学歴はどうなりますか?

中退は学歴として認められないため、最終学歴はその前に卒業した学校になります。高校卒業後に専門学校を中退した場合は、最終学歴は「高校卒業」です。ただし専門学校に在籍した事実は学歴欄に記載します。

中退後にアルバイトしかしていませんが、職歴欄に書いていいですか?

継続期間が長いアルバイトや、実績・役割が説明できるものは職歴欄に記載して構いません。応募先の仕事につながる経験であればアピール材料になります。短期の単発バイトまで無理に並べる必要はなく、伝わる経験を選んで書きます。

キャリアアドバイザー 髙橋承輝 監修者
髙橋承輝
キャリアアドバイザー|履歴書・職務経歴書監修

人材紹介業界で5年間、キャリアアドバイザーとして数百名以上の転職支援に従事。面談を通じて求職者一人ひとりの経験やスキルを丁寧にヒアリングし、それぞれの強みが伝わる履歴書・職務経歴書の作成を数多くサポートしてきました。

この記事を書いた人

30,000名以上の転職支援実績を持つ株式会社レクリー(厚生労働大臣 許可番号 13-ユ-312147)が運営するキャリア情報メディア。
「一人ひとりの転機に、確かな選択肢を」をコンセプトに、全業界・全職種を網羅したエージェント比較や、キャリア形成に役立つ実用的な情報を発信しています。

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